#author("2025-10-04T04:23:19+09:00","","")
#author("2025-10-04T12:45:51+09:00","","")
*特性 [#td600312]
[[総合ルール]] Ver.1.45より:
>200.2. カードの部分の一部は特性(ゲーム中参照され、意味をなすもの)でもあります。特性とは、文明、コスト、カード名、種族、カードタイプ、パワーを指します。

1[[カード]]が持つ、ゲームに影響する情報の総称。言い換えれば、そのカードの性能を決める要素のこと。
以下が該当する。(多くのカードに共通するもののみ。全体は後述)
-[[文明]]
-[[コスト]]([[マナコスト]])
-[[カード名]]
-[[カードタイプ]]/[[特殊タイプ]]
-[[種族]]
-[[能力]]
-[[パワー]]
-[[マナシンボル>マナ数]](マナ数)
-[[マナシンボル>マナ数]](マナ数)((上記の[[総合ルール]]の節では挙げられていないが、「ゲーム中参照され、意味をなすもの」に該当し、扱いも他の特性と同等となっている))

特性はそのカード種の性能をある種のルールとして定義づけるものであり、同一のカード(全く同じ名前のカード)であれば、[[再録]]などで異なるバージョンであったとしても同一の性能のものとして扱われる。
もし[[再録]]時に、[[能力]]の記法やそれに伴う挙動・裁定の変更、[[種族]]の変化などがあれば、最新のものが優先され、過去に登場した同一のカードは最新のものと同じ特性・[[テキスト]]を持つものとして扱われる。(ただし、最新のカードに[[エラッタ]]が存在する場合もある)

カードが持ちうる特性は、その[[カードタイプ]]によって異なりうる。メジャーな例として、[[パワー]]は[[クリーチャー]]には必ずあるが、[[呪文]]は[[パワー]]を持たない。
また[[カードタイプ]]のより細かい分類である[[特殊タイプ]]でも特性の有無が変動する。例として、[[サイキック]]や[[ドラグハート]]の[[特殊タイプ]]を持つカードは[[マナ数]]を持たない。

[[タップ]]状態かどうか、[[リンク]]しているかどうか、[[サイキック・クリーチャー]]のa面b面などのカードの物理的状態は特性ではない。
[[クロスギア]]がいずれかのクリーチャーに[[クロス]]されているか、[[城]]がいずれかの[[シールド]]を[[要塞化]]しているかなどの、あるカードが別のカードについている状態も特性には含まれない。

一つのオブジェクトが複数枚のカードで構成される場合や、一枚のカードが複数組の特性を持つ場合は注意が必要である。
-[[進化クリーチャー]]や[[進化クロスギア]]は一番上のカードの特性しか持たない。ただし、[[《超神龍バリアント・バデス》]]のように自身の進化元を参照するカードも存在する。
-[[ゴッド]]の特性は、それを構成するリンクしていない状態の各ゴッドの特性を合算して求める。リンクしている間のみ得られる能力もある。
-バトルゾーンにあるサイキック・クリーチャーは、現在向いている面のみの特性を持つ。
-[[サイキック・セル]]は、サイキック・セルという特殊タイプとカードタイプ以外の特性を持たない。上側にはマナコストとカード名が、下側には能力とパワーが書かれているが、それらはサイキック・セルとしてのものではない。リンクして[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]を形成している間のみそれらの特性を持つ。
-[[《零龍》]]を構成するパーツは「セル」といったカードタイプを持たない。このようなカード群は、オブジェクトとしての特性を欠いた状態(具体的には、[[カード名]]と[[コスト]]しか特性を持たない状態、または[[パワー]]や[[テキスト]]などしか特性を持たない状態)になった場合は[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。逆に、オブジェクトとして特性が揃っている場合は状況起因処理は行われない。

-[[デュエル・マスターズ]]では「特性」という単語はルール用語として定義されている。そのため、デュエル・マスターズ界隈で一般的に「特性」と表現されるニュアンスを伝えるには、誤解を防ぐために特性という単語を避け、特色や特質といった単語に置き換える配慮が必要となる。

-カード中に「[[ツインパクトカード]]」が出てきた場合は、「1枚のカードが上段と下段に分かれており、2つの[[側]]を内包するカード」を指している。

-カードの効果で特性の数値を参照しようとしても、そもそもその特性が存在しない、といった事が起こるケースがまれに存在する。その場合、特性がないため参照ができず不発となるか、もしくは選択肢から外れる。例外としては、相手の場に[[コスト]]を持たない[[サイキック・セル]]で構成される[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]がいる状態で、[[《炎竜凰シャイニング・ノヴァ》]]の[[メテオバーン]]を使った時、[[サイキック・セル]]を[[コスト]]0として扱うなどがある。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、デジタルカードゲームということもあり、[[ナーフ]]やバフの類としてコストや種族などの特性の変更が頻繁に行われている。
//[[ナーフ]]やバフを目的としたものが多いが、[[《パーロック》]]や[[《西南の超人》]]、[[ギガント・インセクト]]のようにそれ以外の理由で変更されたものもある。

-[[極神編]]で制定されたルール用語である。
[[DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」>DMR-09]]現在、「特性」という語句は文章欄内では[[G・リンク]]と[[左G・リンク]]、[[右G・リンク]]の[[注釈文]]にしか登場しない。

***非特性が参照されるケースについて [#q7cbac03]

[[ジョークカード]]の一部など、非常に限られたケースではあるが、[[能力]]によって本来「特性」には分類されないはずのカード情報を参照するカードが存在する。
この場合、''カードのバージョンによって異なる場合でも、実際のカードのものを参照する''という裁定になっている。これは「特性」と定義されているものは「常に最新のものに合わせる」という先述のルールとは決定的に異なる点である。
例えば、[[《爆熱血 ナレ太郎》]]は自身の[[フレーバーテキスト]]を参照してプレイヤーに読ませる能力を持つが、収録された弾で[[フレーバーテキスト]]が異なる。これはバージョンによって異なる[[フレーバーテキスト]]を読み上げる必要がある。

-再録されたカードは[[レアリティ]]が変更されることがあるため、[[レアリティ]]を参照するカードがあると、バージョンによって実戦にとっての価値が変動してしまう。この点は、非特性を参照するにもかかわらず実用的な強さを誇っていた[[《レアリティ・レジスタンス》]]が[[プレミアム殿堂]]となった原因の1つであると言われている。

-2019年の正式回答によれば、[[フレーバーテキスト]]参照は[[待機]]などの手段を使っても、読み上げるテキストを変えることができない。[[ソース>https://www.youtube.com/watch?v=nficph8DTyA]]
//《爆熱血 ナレ太郎》のページの記述と矛盾する可能性あり

**特性一覧 [#jd32446d]
-基本的な特性
--[[文明]]
--[[コスト]]([[マナコスト]])
--[[カード名]]
--[[カードタイプ]]/[[特殊タイプ]]
--[[種族]]
--[[能力]]
--[[パワー]]
--[[マナシンボル>マナ数]](マナ数)

#region2(過去に存在したもの){{
-[[サブタイプ]]
-[[サイキックコスト]]
}}

-一部のカードのみが持つ特性
--[[ソウル]]
--[[ビクトリーアイコン]]
--[[ジョーカーズ(特性)>ジョーカーズ#ze69358b]]
--[[ツインパクト]]
//総合ルール Ver.1.45 『809.2 ツインパクトはカードが持つ特性です。』により、「ツインパクトカード」ではなくこちらの表記を採用
--[[ツインパクト]](([[総合ルール]] Ver.1.45 『809.2 ツインパクトはカードが持つ特性です。』より。ただし実際の[[テキスト]]では「[[ツインパクトカード]]」表記。また、特性なのは『[[ツインパクトカード]]であること』であり、ツインパクトの各側は特性ではなくあくまで[[側]]である。))
--[[カワイさ]]
--[[ハイパーモード]]
--[[別名]]
--[[超魂X]]

***特性ではないカード情報 [#f1b2d7b1]

本来特性ではないが、[[ジョークカード]]などで参照され、カードの性能に影響を及ぼすケースが存在するものは太字で表記する。
-''[[レアリティ]]''
-準レアリティ(''[[H.C.>ヒーローズ・カード]]''など)
-''[[イラストレーター]]''
-''[[フレーバーテキスト]]''
-[[カード番号]]
-[[ブロックマーク]]/エキスパンションマーク

**参考 [#jbfb3dec]
-[[用語集]]

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公式Q&A

>Q.何らかの効果によって[[《零龍》]]のリンクが外れた場合、バラバラになったパーツはどうなりますか?
A.[[《零龍》]]のリンクが全て外れた場合、構成している5枚のカードは状況起因処理によって墓地へ置かれます。[[《零龍》]]のリンクのうちいずれかが外れた場合は、5枚のうち、クリーチャー名やコストが書かれているカードと、パワーやテキストが書かれているカードがリンクしている限り、クリーチャーとしてバトルゾーンに残ります。他の3枚は単体でバトルゾーンに残ることが出来ないので、リンクが外れた時点で墓地へ置かれます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33094/]]

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