#author("2023-06-21T03:17:25+09:00","","") *&ruby(やまふだ){山札};の&ruby(した){下}; [#a48a9755] #author("2025-10-04T05:27:26+09:00","","") *山札の下 [#a48a9755] [[山札]]の束を構成する[[カード]]のうち、束の一番下にある[[カード]]を示す。 または、その[[カード]]のさらに下という[[ゾーン]]中の「場所」を示す。 [[山札の上]]の対にあたる。 カードテキストにおいては、前者の場合は「山札の一番下のカード」、後者の場合は「山札の下」と書かれている。 -従来は後者の場合においても「山札の''一番''下」と書かれていたが、[[DMRP-16]]以降は「山札の下」というテキストに統一されている。 このテキスト変更が行われた理由として、[[再構築]]の[[ルール]]変更が関係していると考えられる。[[再構築]]のルール変更に伴って追加された[[総合ルール]]403.4aにより「バトルゾーンにあるカードの下にカードを置く時、それは構成カードの一番下に置かれます。」と定義された。[[山札]]に対してこの定義を援用すると、「山札の下にカードを置く時、それは山札の一番下に置かれる」ということになる。つまり、わざわざテキストで「一番下」と指定しなくても山札の一番下に置くものとして処理するということになったのである。 [[山札]]の底という意味から俗に「[[デッキボトム]]」とも呼ばれるが、デュエル・マスターズにおいて「山札」と「[[デッキ]]」は別物なので、混同を招くという点で好ましい表現ではない。[[カード]]を山札の下へ送ることを「ボトム送り」、自分の山札の下を確認することを「ボトム確認」、欲しいカードが山札の残り数枚に行ってしまっていることを「ボトム落ち」と呼ばれることが多い。 山札の上の数枚から[[サーチ]]した場合、基本的に残りのカードは山札の下に送られる。(ただし、一部の古いカードやそう多くない例外を除く。) また、[[墓地]]から[[呪文]]を唱えた場合、基本的にそれは山札の下に送られる。 こうして山札の下に送られたカードは、基本的には[[山札]]を[[シャッフル]]するか、[[山札]]全体から[[サーチ]]しなければ再利用することはできない。 よって、山札の下への[[除去]]や[[ハンデス]]は、相手の[[リソース]]を確実に削ることができる強力な手段であるといえる。 [[山札]]を掘る性能が高い[[デッキ]]においては、一度山札の下に送った[[カード]]をゲームの後半以降に再利用することも可能である。山札の下に送られた[[カード]]の内容を覚えておくことで、ゲームプランの見通しを立てやすくなる。 上述のように、山札の下に送られたカードは基本的には再利用できないものとして、ゲーム全体がデザインされている。そのため、山札の下のカードを利用するカードは[[《一王二命三眼槍》]]などごく一部に限られる。 -軽量[[サーチ]]によって容易に山札の下を固定できるため、[[《時空の賢者ランブル》]]の[[覚醒]]など、山札の下のカードを参照する能力の使い勝手はそれほど悪くはない。 **山札の一番下に[[カード]]を送る[[カード]](または[[能力]])の例 [#o5db93c7] -[[《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》]] -[[《告別のカノン 弥勒》]] -[[《天雷の導士アヴァラルド公》]] -[[《魔弾グローリー・ゲート》]] -[[《シークレット・クロックタワー》]] -[[《ドンドン吸い込むナウ》]] -[[《スペース・クロウラー》]] -[[《電脳決壊の魔女 アリス》]] -[[《サイバーX・ザナドゥ》]] -[[《大邪眼B・ロマノフ》]] -[[《ネクスト・チャージャー》]] -[[《未来設計図》]] -[[《ミラクルとミステリーの扉》]] -[[《龍脈術 水霊の計》]] -[[《アリゾナ・ヘッドショット》]] -[[《地龍神の魔陣》]] -[[ニンジャ・ストライク]] -[[スリリング・スリー]] -[[返霊]] -[[ガチンコ・ジャッジ]] -[[リサイクル]] -[[J・O・E]] -[[メクレイド]] など **参考 [#md06516f] -[[用語集]] -[[山札]] -[[山札操作]] -[[山札の上]] -[[山札送り]] &tag(用語集,山札,の下);