#author("2023-12-09T02:04:46+09:00","","")
#author("2024-01-11T15:26:14+09:00","","")
*多人数戦 [#o9f9c852]

3人以上の[[プレイヤー]]で行う[[ゲーム]]のこと。

基本的に[[デュエル・マスターズ]]は1対1のプレイヤー同士で行うカードゲームだが、多人数で対戦することも可能である。

2023年時点で、ルールが整備されている多人数戦の公式フォーマットは[[デュエパーティー]]がある。他にも後述する「公式が行った・もしくは紹介された多人数戦のルール」は存在していたが、いずれも現存しない。

多人数対戦は公式に1つの遊び方として認められている反面、基本ルールとカードテキストは1対1の[[デュエル]]にしか対応していない。大抵はデュエパーティールールも参考にするとよいが、遊び方によってはルール上の不備が出てくることも考えられるため、そのような場合は対戦している[[プレイヤー]]同士で協議して裁定するとよい。

[[デュエパーティー]]ではあくまでカジュアルな[[フォーマット]]として設計されており、ルールも推奨ルールであり双方の同意の元であれば一部ルールを変更したり、独自のルールを追加しても構わないとされている、かなり緩い遊び方である。それ以前のルールも含めて競技性の高い[[チャンピオンシップ]]や[[公認グランプリ]]では多人数戦の[[フォーマット]]はなく、これからも導入されることはないだろう。

-一応デュエパーティー以前にも公式にもルールは定められてはいた。ただし、その存在を知る人は少なく、様々なハウスルールの元で行われているのが現状。
--%%ページ自体はまだ残っているが、公式からのリンクも切れてしまっている。%%
--2017年現在、公式サイトからは消滅している。2011年の時点で既にリンクは切られていた模様。
//ちなみにページはこちら。http://dm.takaratomy.co.jp/rule/official/0012.html
//ウェブアーカイブサービスを使う事で確認可能。

-以下、かつて公式のルールとして記載されていたものを転記したものである。
 友達がわいわい集まれば、みんなで[[デュエル・マスターズ]]! 
 自分の[[デッキ]]を持ち寄って、このページの[[ルール]]を参考に大激闘だ!
 
 基本[[ルール]]
 時計まわりで順番に[[ターン]]を進めます。
 
 [[プレイヤー]]への[[攻撃]]は、自分の両隣にいる[[プレイヤー]]に対してしかできません。相手を一人倒すと、その隣の対戦相手を[[攻撃]]できるようになります。
 
 [[プレイヤー]]への[[攻撃]]ができなくても、その[[プレイヤー]]に対して[[呪文]]を唱えたり、そのプレイヤーのクリーチャーに攻撃することはできます。
 
 自分以外のプレイヤーや、自分以外のプレイヤーのクリーチャーに対して
 行われた攻撃を、ブロックすることはできません。
 
 対戦相手を一人倒すたびに、シールドゾーンにカードを1枚追加することが
 許されます。 山札の一番上から1枚、裏向きのまま (表を見ないで)
 シールドゾーンに置いてください。
 
 大乱闘スタイル
 
 他のプレイヤーが全員負け、自分だけ残っていれば勝ち、
 というゲームスタイル。頼れるのは自分の力のみ!
 
 チーム対戦スタイル
 
 チームの一員としてデュエル。 
 各チーム、同じ人数のプレイヤーをそろえること。
 
 相手チームのプレイヤーが両隣にくるよう、席を決めます。
 相手チームのプレイヤーが全員負けたら、自分のチームの勝利となります。
 
 チーム対戦スタイルでは、相手チームのプレイヤーを一人倒したとき、
 その向こうに座っている相手チームのプレイヤーを攻撃することができます。 
 ただし、その相手プレイヤーと自分の間に、自分の味方チームのプレイヤーが座っていれば、相手プレイヤーは自分に対して攻撃することはできません。
 そのような場合、相手は、間に座っている自分の味方プレイヤーを攻撃しなければなりません。
 
 この他にも遊び方はまだまだあります。

-別名「サバイバル」とも。基本的に遊びであるため、せっかくならタッグ戦など他のルールを模索して楽しんでみるのもいいだろう。

***多人数戦で性能が変わるカード [#dc7914bf]

上述したように殆どのカードは1対1の[[ゲーム]]を想定してデザインされているため、多人数戦では性能が変化するものも存在する。以下はその例。

-相手の行動に応じて[[トリガー]]するカード([[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]、[[《別格の超人》]]、[[《真実の名 アラシ・タイガー》]]など)
--通常の対戦と比べて対戦相手の人数が増えているということは往復1ターンの間に[[プレイ]]されるカードの枚数も増えるということである。
普段は[[相手依存]]なカードとして避けられがちなカードでも複数の対戦相手の誰もその行動を取らないということは稀であり、その力を発揮しやすい。

-相手のターンのはじめ、または終わりに[[トリガー]]するカード([[《鬼羅王女プリン》]]、[[《オヴ・シディアDG》]]、など)
-相手のターンのはじめ、または終わりに[[トリガー]]するカード([[《鬼羅王女プリン》]]、[[《オヴ・シディアDG》]]、[[《どこまでも声乗るマイク(ライブ用)》]]など)
--こちらも対戦相手の人数が増えることによって[[トリガー]]する機会が増え、強力。相手にとって避けがたい能力であるためより扱いやすい。
[[《強奪者 テラフォーム》]]や[[《龍素記号Bg ニュートン専用パンツァー》]]などは実質的にこちらにも当てはまる。

-[[ゾーン]]のすべてのカードを参照するカード([[《ボントボルト》]]、[[《アポカリプス・デイ》]]、[[《卍・獄・殺》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]など)
--同上の理由により条件を満たしやすかったり、影響範囲が広がる。[[デュエパーティー]]ルールでは相手のカードに影響を及ぼす場合は1人を選ばなくてはならないため、それらのカードより全員に効果があるカードのほうが強力な場面も多いだろう。

-使い方によっては利敵、あるいは[[友情コンボ]]になり得るカード([[《父なる大地》]]、[[《フューチャー・ブレイン》]]、[[《コマンダー・ラッキーロトファイブ》]]など)
--多人数戦では対戦相手すべてが常に敵であるとは限らない。誰か1人だけが優勢でそれをひっくり返さねば勝てないときや、自分にヘイトを向けたく無いとき、他のプレイヤーと結託して支援にカードを使うことも考えられる。
勿論いつでもできる戦略ではないし、支援したプレイヤーが一人勝ちしてしまっては元も子もないが、そういった1対1のゲームでは起こらない選択肢を産むことができるということは覚えておきたい。

-[[オーバーキル]]気味なカード([[《真実の皇帝 アドレナリン・マックス》]]、[[《ボルシャックライシス・NEX》]]、[[《超・魔壊王 デスシラズ∞》]]など)
--1対1のゲームではやりすぎな出力であっても、複数の対戦相手を1度に倒すという目的ならばちょうどいいこともある。

-相手のカードと1:1交換を行うカード([[《ゴースト・タッチ》]]、[[《マナ・クライシス》]]、[[《デーモン・ハンド》]]など)
--通常の対戦では1:1交換となるが、''多人数戦においてはディスアドバンテージとなる弱いカード。''これは損失をしていない対戦相手がいるためで、そのプレイヤーからしてみれば何もしていないのに相手2人が1枚ずつカードを失い、2枚分の[[アドバンテージ]]を稼いだことになるからである。
せめて[[除去]]であればどうしても対処しなくてはならない[[システムクリーチャー]]などのために使えるが、1人の[[ハンデス]]や[[ランデス]]にしかならないカードは特に弱い。
そういったカードを使うのは避け、自分の得になる効果を含むものや、各プレイヤーに影響を及ぼすもの、多大な[[アドバンテージ]]差を生み出せるものを採用したい。

-[[速攻]]向けのカード([[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]、[[《音速 ガトリング》]]、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]など)
--[[オーバーキル]]気味なカードが使えることの裏返し。1対1の[[ゲーム]]では決めきれる戦略でも、2人、3人を相手にして同じことをするとゲームが終わる前に息切れしてしまう。
真っ当な[[ビートダウン]]戦略ならば多対1ではなく1対1対1のような形を作れるようにゲームを進めていきたい。
---1人が早々に[[ゲーム]]から脱落しながらそのゲーム自体は続いていると脱落したプレイヤーは手持ち無沙汰になってしまう。カジュアルな遊びとしてもそのような状況はあまり望ましいものではない。

***アニメ・漫画での多人数戦 [#dd535742]
-漫画「FE」では1対20や2対2のデュエルが行われたが、1人の方が20個のデッキを使って同時に相手をしたり、1対1が単に同時に行われていたりと、特別なルールがある訳では無かった。

-アニメ「VS」にて3対3のチーム戦が行われた。
その時のルール
--チーム毎にターンが回り一人ずつ[[マナチャージ]]できる。チーム内で[[マナ]]は共有。
--[[シールド]]は各プレイヤー5枚ずつで[[ダイレクトアタック]]されたプレイヤーは脱落となる。
--チーム内の他のプレイヤーにも[[攻撃]]できる。作中ではギャグ描写だったが[[手札]]補充、[[S・トリガー]]の[[暴発]]、[[革命]]の発動等のメリットも多い。

-コラボ漫画「デュケシ・カスターズ」にて2対2のチーム戦が行われた。
その時のルール
--チームで向き合って座り、ターンの進め方は先攻チームのプレイヤーの片方→後攻チームの片方→先攻のもう一人→後攻のもう一人
--相手のチームメンバーが二人ともシールド0にならなければダイレクトアタックできない
--相方への攻撃もブロック可
--「相手」と書かれている効果の対象は1人のみ、「各プレイヤー」と書かれている効果は4人全員が受ける
--マナは個人で管理
--集中攻撃可
--[[エクストラウィン]]は可能(作中で[[切札 ジョー]]が[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の[[エクストラウィン]]を発動させていた)
--劇中で説明は無かったが複数シールドをブレイクするときは相手2人のシールドを合わせた中から好きに選べる描写があった。また、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の[[エクストラウィン]]は相手2人のシールド・クリーチャーが0で無ければ発動しない様である。
---なお、片方のプレイヤーが[[ライブラリアウト]]をした時の処理方法は不明である。[[《水上第九院 シャコガイル》]]の[[エクストラウィン]]の条件で重要な部分でもある。

***多人数戦ルールオプション [#f9a9f874]
以下多人数戦を行う場合にあらかじめ決めておいた方がよい事柄。
お互いの話し合いの上で決めよう。
-「各プレイヤー」ではなく「相手」と書かれている呪文などの扱い(対戦相手全員かプレイヤー一人か-[[ドロー]]カードの扱い(同上)
-集中攻撃

***タッグ戦向けオプション [#qb457aed]
-一方ねらいの有無(片方のプレイヤーだけ先に倒すことに関する有無)。
-共同ブロック(相方への攻撃のブロック)
-マナの扱い(個人個人で管理or共同)

***ガチンコ・ジャッジ方式 [#af6fac18]
一人狙いを防ぐための独自ルールとしては、相手プレイヤー全員が[[ガチンコ・ジャッジ]]して負けた方が攻撃や効果などの対象となるという方法が存在する。

この場合、自分を対象に取る効果は自由に使うことができ、全体に及ぶ効果は普通に処理される。

[[殴り返し]]の際はいったん対象を選んでからガチンコ・ジャッジによる抽選で対象を改めて選ぶという体になる。そのため、抽選の結果として攻撃対象となるクリーチャーがいない相手に対象が移った場合は攻撃が不発になる。

[[デッキビルディング]]によって対象に取られやすくなったり取られにくくなったりしないように、[[ガチンコ・ジャッジ]]専用の[[山札]]を用意すると望ましい。専用山札から[[《おやすみヒッポポさん》]]が捲れた際の扱いは各自で決めること。

**参考 [#g23cc330]
-[[用語集]]

**関連URL [#k31e6c07]
-コロコロチャンネルが投稿した多人数戦の動画
//↑この1文を消さないでください。個人の動画が貼られているのか、公式関連の動画が貼られているのかがURL先を開くまでわかりません。
--前編:[[【デュエマ】集中攻撃OK!10人でデュエルしてみたら、想像以上に人間性出た!>https://www.youtube.com/watch?v=FlNNCxnl0KY]]
--後編:[[【デュエマ】10人デュエル、決着!終盤はコンボに全体破壊などなど、驚きの展開に!!>https://www.youtube.com/watch?v=DaCXeW3eWas]]

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