#author("2022-12-12T09:28:11+09:00","","") *出ることによって起こる効果 [#i77f30ae] #author("2023-02-22T09:22:47+09:00","","") [[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]よりも広い範囲を説明する表現方法。 |キングダム・オウ禍武斗 MAS 自然文明 (9)| |クリーチャー:グランセクト 14000| |マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)| |T・ブレイカー| |破天九語:このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを9つブレイクする。| |BGCOLOR(#ccd):| |轟破天九十九語 MAS 自然文明 (10)| |呪文| |各プレイヤーは、すべてのクリーチャーを自身のマナゾーンから出す。これらのクリーチャーが出ることによって起こる効果はすべて無視する。(マッハファイターなどの、そのターンの間働く能力は無視されない)| **出ることによって起こる効果 [#h059ae6b] 現在、このテキストはすべてが「出ることによって起こる効果を無視してクリーチャーを出す」効果である。 そのため、以下の説明は「無視される」か「無視されないか」に焦点を置いて解説する。 [[《SSS級天災 デッドダムド》]]の「クリーチャーの上に重ねた時」((バトルゾーン以外のゾーンからバトルゾーンに移動させつつ重なった場合のみ「出ることによって起こる効果」として扱う。))のような、出ることを言い換えたテキストは無視される。 [[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]や[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]など[[システムクリーチャー]]の効果も「出ることによって起こる効果」なので無視される。 カードの効果ではないが、''&color(green){[[コマンド]]がバトルゾーンに出て持ち主が抱えている[[封印]]が外される処理も、「出ることによって起こる効果」に含まれることになっている。};'' この処理は[[状況起因処理]]だが無視の対象となり、結果的に[[封印]]は墓地に置かれない。 一方、[[出せない]]効果と、出る前に何かする[[着地置換効果]]・[[状態定義効果]]は無視されず適用される。 バトルゾーンにある間に発揮される[[常在型能力]]は「出ることによって起こる効果」ではない。 [[注釈文]]にもあるが、[[マッハファイター]]などは、1ターン限定の[[常在型能力]]なので無視されないということである。 これらのことから、[[《早撃人形マグナム》]]のように、出てから何かするカードではコンボにならないが、[[《単騎連射 マグナム》]]のように、出る前に何かするカードと組み合わせればコンボが成立する。 -''テキストに「出ることによって起こる効果」とあるカード'' --[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]] --[[《ジャストアイデア・ステートメント》]] --[[《超神羅ギュンター・ペガサス》]] --[[《太陽王ソウル・フェニックス》]] (デュエプレ) --[[《緑神龍ガミラタール》]] (デュエプレ) --[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]] (デュエプレ) --[[《驚天の超人》]] (デュエプレ) **出て、トリガーする能力([[打ち消し]]型あるいは増幅型) [#g2a3e683] 実際に行われそうになった効果に変更を加える、または実際に行われた効果を参照するタイプ。 原則、実際に出たクリーチャーが持つ能力だけが対象となる。 [[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]などの出たクリーチャー以外が発生源の「[[効果]]」は対象外。 [[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]の[[ジョラゴン・ビッグ1]]も「[[効果]]」のみを複製して使うもののため対象外。 [[《ブラキオ龍樹》]]は、相手クリーチャー全体にかかるテキストのためか、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]などのトリガーも防げる((https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33613/))。 //[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]のみ、そのカード専用の裁定が大量に存在する。 //よく考えたら能力を奪う部分が難解なだけで、「出てトリガーする」部分は専用裁定はなかった [[《The邪悪 寄成ギョウ》]]は、後述の別のカードの効果を使うタイプと異なり、「召喚によって出た時」など条件付きトリガー能力も、相手の利用を封じそこから自分が使うこともできる。 事実上、特殊な方法で出したことがきっかけで[[バウンス]]を放つ能力を持つ[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]だが、これは以下のカードの効果では防いだり増幅させたりできない。 -''テキストに「出て、その能力がトリガーする時」とあるカード'' --[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]((正確には「出て、そのクリーチャーの能力がトリガーする時」とあるカード)) --[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]] --[[《ソニック・IV・ワン》]]((正確には「出てその能力がトリガーする時」とあるカード)) --[[《消王ケシカス》]] --[[《ノリのりん》]] --[[《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》]] --[[《The邪悪 寄成ギョウ》]] --[[《ブルーバード5000RT》]] (クリーチャー参照ではなくタマシード参照) -''テキストに「出ることによって、相手のクリーチャーの能力がトリガーする時」とあるカード'' --[[《ブラキオ龍樹》]] **出て、トリガーする能力(利用型) [#d413708a] [[《アアルカイト <ペガサ.Star>》]]から登場したタイプ。 起ころうとしている効果を見るのではなく、そのカードから新たに効果を起こす。 『[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]』との違いは、[[このクリーチャーまたは自分の他のメタリカがバトルゾーンに出た時>《龍装者 バーナイン》]]や[[自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時>《DOOOPPLER・マクーレ》]]、[[別のクリーチャーの上に重ねた時>《SSS級天災 デッドダムド》]]などのテキストでも反応する点などがある。 他のカードから能力や効果を読み取って使うタイプでは、出ることによってトリガーする能力でも対象にできないものが存在している。 公式Q&Aより、少なくとも[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の「[[ファイナル革命]]」や[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]の「召喚によってバトルゾーンに出た時」の能力は対象にできないことまでは確定している。 -''テキストに「出ることによってトリガーする能力」とあるカード'' --[[《アアルカイト <ペガサ.Star>》]] --[[《MAXジョーカーズ》]](クリーチャー参照ではなくカード参照) -''テキストに「出た時にトリガーする能力」とあるカード'' --[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]](クリーチャー参照ではなくカード参照) **参考 [#bc0e9027] //---- [[公式Q&A]] >Q.《超神羅ギュンター・ペガサス》の「攻撃する時」の能力で「シンカパワー」を持つクリーチャーの上に進化クリーチャーを重ねる場合、「シンカパワー」は使えますか?&br;類似例:[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の呪文側 A.いいえ、使えません。「シンカパワー」は進化クリーチャーが進化して出ることによってトリガーする能力ですので、《超神羅ギュンター・ペガサス》の効果で無視されます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39941]] >Q.《超神羅ギュンター・ペガサス》の「攻撃する時」の能力で「EXライフ」を持つクリーチャーがマナゾーンからバトルゾーンに出る場合、「EXライフ」によるシールド化は行いますか?&br;類似例:[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の呪文側 A.はい、「EXライフ」はバトルゾーンに出る前に解決しますので、山札の上から1枚目をシールド化します。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39942]] &tag(用語集);