#author("2025-01-16T19:47:16+09:00","","") #author("2025-01-16T19:52:12+09:00","","") *全体除去 [#ddfc17d9] 条件に合致するクリーチャー全てを対象にする[[除去]]。またはそのような[[カード]]。 「単体除去」の対義語である。その歴史は古く、[[DM-01]]から登場していた。 |クリムゾン・ワイバーン SR 火文明 (8)| |クリーチャー:アーマード・ワイバーン 3000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の墓地に置く。| |アポカリプス・デイ R 光文明 (6)| |呪文| |S・トリガー| |バトルゾーンにクリーチャーが6体以上あれば、それをすべて破壊する。| |悪魔神バロム・エンペラー SR 闇文明 (7)| |進化クリーチャー:デーモン・コマンド 9000| |進化−自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。| |W・ブレイカー| 代表的な[[カード]]には[[《アポカリプス・デイ》]]や[[《インビンシブル・アビス》]]などがあげられる。 条件に合う[[クリーチャー]]を全て取り除けるため、通常の[[除去]]に比べると破壊力が段違いである。大量展開など、相手から[[制圧]]された状況で撃てれば、[[バトルゾーン]]を[[リセット]]し、[[フィールドアドバンテージ]]を差し引き0に戻すことができる。 さらに、1体ずつ「選んで」破壊しているわけではないので、[[《光器ペトローバ》]]のような[[アンタッチャブル]]でも除去することができる。[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]のような、選ばれると[[トリガー]]する[[能力]]にも引っかからない。 ただし、味方も巻き込むものは扱いが難しいのが欠点。自分の[[クリーチャー]]が並んでいる状況では使いづらいため、味方が被害を受けないような工夫が必要である。 **ルール [#pc160ea1] 全体除去の詳細な手順は次の通り。 +条件を満たすクリーチャーが「破壊されること・離れることが予約された」状態になる。この時点ではまだバトルゾーンにある。 +[[破壊置換効果]]・[[除去置換効果]]を適用する場合は、それも予約する。 --[[《インフィニティ・ドラゴン》]]や[[《超奇天烈 マスターG》]]のように、置換効果の発生に特定の処理を伴うものは、あらかじめそれを[[ターン・プレイヤー]]から行っておく。これらの処理で、[[耐性]]を得ることができなかったクリーチャーも、この時点ではまだバトルゾーンを離れない。 +条件を満たすクリーチャー全てが同時にバトルゾーンを離れる。置換効果によって指定のカードがゾーンを移動する時も、同じタイミングで移動する。また、[[pig]]能力などの[[誘発型能力]]が[[誘発]]しても全体除去の効果が終わるまで、一旦[[待機]]状態になる。 --[[セイバー]]・[[ウルトラ・セイバー]]を持ったクリーチャーは、自身が[[除去]]される場合でも、その能力を使って味方のクリーチャーを除去から守ることができる。 --[[エスケープ]]、[[真・エスケープ]]でシールドを手札に加える場合も、クリーチャーがバトルゾーンを離れるのと同じタイミングで手札に加える。 --[[《インフィニティ・ドラゴン》]]や[[《超奇天烈 マスターG》]]の効果で[[耐性]]を得られなかったクリーチャーも、このタイミングでバトルゾーンを離れる。 +待機状態の[[pig]]能力を解決する。この時、実際に誘発した順番とは関係なく[[ターン・プレイヤー]]から解決していく。[[誘発型能力]]参照。 -「クリーチャーは同時に破壊される」という裁定である。 --長らく「ターン・プレイヤーから一体ずつ破壊していく」という裁定に変更されていたが、2012年9月28日より現行の[[ルール]]に戻った。ただし、逆に複数体のクリーチャーがバトルゾーンに出る時は、1体ずつなので、混同しないように。 -「他のクリーチャーが破壊された時」でトリガーする能力を持ったクリーチャーと他のクリーチャーが同時に破壊された場合、そのクリーチャーが破壊された時点でもうその能力を使用できない。そのため、同時に破壊されたクリーチャーの数を参照してその能力をトリガーすることもできなくなった。 --かつては、同時に破壊されてもトリガーする裁定だったが、[[【ジャバランガループ】]]を弱体化させるためか、2018年9月3日に上記の裁定に変更された。 2体の[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]が[[破壊]]された場合、お互いの[[能力]]で合計2枚[[ドロー]]できていたが、この裁定により1枚も[[ドロー]]できなくなった。 **その他 [#t9e0a680] -[[火]]文明には「パワー〜以下」「コスト〜以下」を破壊する''[[全体火力>火力]]''が数多く存在する。[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]、[[《温泉 湯あたり地獄》]]などが有名。 -[[火]]には「パワー〜以下」「コスト〜以下」を破壊する''[[全体火力>火力]]''が数多く存在する。[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]、[[《温泉 湯あたり地獄》]]などが有名。 -厳密には意味が異なるが、一度にたくさんのクリーチャーを指定し、除去できるカードも全体除去と呼ばれる事がある。 **主なクリーチャーの全体除去 [#j7b4aeef] -[[《零龍》]] -[[《キング・アトランティス》]] -[[《アクア・ウェイブスター》]] -[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]] -[[《悪魔神バロム》]] -[[《悪魔神ドルバロム》]] -[[《悪魔神バロム・エンペラー》]] -[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]] -[[《悪魔神王バルカディアス》]] -[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]] -[[《悪魔神バロム・クエイク》]] -[[《悪魔神バロムスポーン》]] -[[《悪魔神バロム・コバルト》]] -[[《悪夢神バロム・ナイトメア》]] -[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]] -[[《猛虎ライガー・ブレード》]] -[[《クリムゾン・ワイバーン》]] -[[《熱血龍 GENJI・XXX》]] -[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]] -[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]] -[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]] -[[《暴走龍 5000GT》]] -[[《偽りの名 イーサン》]] -[[《超絶の名 シャーロック》]] -[[《偽りの王 モーツァルト》]] -[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]] -[[《百族の長 プチョヘンザ》]] -[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]] -[[《勝利のレジェンド ガイアール》]] -[[《轟く侵略 レッドゾーン》]] -[[《覇王る侵略 ドレッドゾーン》]] -[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]] -[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]] -[[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]] -[[《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]] -[[《飛翔龍 5000VT》]] -[[《響乱の不死帝 ブルース》]] -[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]] **主な呪文の全体除去 [#z2f8e0e9] -[[《アポカリプス・デイ》]] -[[《インビンシブル・アビス》]] -[[《バイオレンス・ヘヴン》]] -[[《超爆デュエル・ファイアー》]] -[[《温泉 湯あたり地獄》]] -[[《天使と悪魔の墳墓》]] -[[《テック団の波壊Go!》]] -[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]] -[[《オールデリート》]] -[[《九番目の旧王》]] -[[《B.F.F. モーメント》]] -[[《「オレの勝利だオフコース!」》 >《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》]] **参考 [#c4a83995] -[[用語集]] -[[除去]] -[[火力]] -[[リセット]] &tag(用語集,除去,全体除去);