#author("2025-03-18T08:59:20+09:00","","") #author("2025-03-25T19:52:10+09:00","","") *&ruby(にんい){任意}; [#ef40a64b] 「〜してもよい」もしくは「〜(ある数)まで…する」と書かれており、必ずしもその処理を行わなくてもよい[[能力]]、または[[効果]]の俗称。 |浄化の精霊ウルス SR 光文明 (6)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド 6000| |W・ブレイカー| |自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップ''してもよい''。| |ヘブンズ・ゲート R 光文明 (6)| |呪文| |S・トリガー| |進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体''まで''、自分の手札からバトルゾーンに出す。| 「〜してもよい」と書かれた[[テキスト]]ならば、敢えてその処理を行わなくてもよい。 例えば、相手が[[《地獄門デス・ゲート》]]を[[手札]]に持っている場合、敢えて[[《浄化の精霊ウルス》]]を[[アンタップ]]させないという[[プレイング]]をとり、《デス・ゲート》を回避することができる。 上記の[[《ヘブンズ・ゲート》]]は「〜する」という[[テキスト]]だが、「〜まで」という言葉がある場合、「0枚、0体」という選択も取ることができるため、''事実上の任意''である。「好きな数」と書かれている場合も同様の選択が可能。(これに関して詳しくは後述する。) 融通が効くので、[[テキスト]]はよく確認するようにしたい。 -同一のイベントを置き換える「任意の[[置換効果]]」と「[[強制]]の[[置換効果]]」が適用待ちであり、両方とも自分のカードが発生源である場合、置換効果は適用されて初めて影響をもたらす(適用されるまで影響を及ぼさない)ので、好きな方を適用できる。 --例&br;場に自分の[[《ルピア・ラピア》]](任意)に[[《スパイラル・オーラ》]]([[強制]])を[[クロス]]した状態で、[[《ルピア・ラピア》]]が[[破壊]]される場合、[[《ルピア・ラピア》]]の[[置換効果]]で《ルピア・ラピア》をマナゾーンに置くか、[[《スパイラル・オーラ》]]の[[置換効果]]で手札に戻すかを選べる。 -同一のイベントに適用できる複数の置換効果があり、それらの発生源の持ち主が異なる場合、適用は[[ターン・プレイヤー]]から行う。 -「〜してもよい。」の適用範囲はその一文全体にかかる。やや紛らわしいが[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]の旧テキストのような、「Aし、Bしてもよい」という任意効果を行う場合はAとBを両方行わなければいけない。Aのみ行ってBをしないという選択は出来ない。 -[[シールド]]や[[山札]]などの非公開情報からの[[コスト踏み倒し]]は、「[[バトルゾーン]]に出す」と[[強制]]のように書かれていても任意として扱う。例えば、[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]の[[能力]]で[[シールド]]を見ても、敢えて[[コスト踏み倒し]]をしない選択も可能。詳しくは、後述の「実質任意」にて。 -同じ効果の任意の[[誘発型能力]]が同時に誘発した場合、[[使用宣言]]は必要ない。例えば、[[《クゥリャン》]]を2体同時にバトルゾーンに出した時、トリガーした段階で効果を使うか選ぶ必要はなく、この例では《クゥリャン》Aの[[cip]]を使ってカードを1枚引いてから《クゥリャン》Bのcipを使うかどうか選べる(2018/2/25正式回答)。 -たとえ任意の[[誘発型能力]]を処理しなかったとしても、[[トリガー]]したという扱いに変わりはない。したがって処理をしない選択をしたところで[[《アカシック・ゼット》]]等を回避することはできない。 -対義語は「[[強制]]」。あちらは、自分が不利になる状況でも所定の処理を必ず実行しなければならない。 -任意効果を使わないことを「破棄」と表現する場合がある。 **実質任意 [#oa0f2387] 「○○する。」という[[強制]]テキストでも、任意と同じように扱える場合がある。 1.[[非公開ゾーン]]からカードを選ぶ場合 例えば、山札を見て特定のカードを移動させるという効果の場合、指定されたカードが1枚もない場合、山札を見せて「カードがない」ことを証明する義務はない。 そのことから、実際には該当するカードがあった場合でも、それを移動させたくないなら「カードがなかった」ということにして、可能なことを行わずに終わることがルールによって許されている。(総合ルール 400.2d、701.10b) もちろん、その後[[非公開ゾーン]]から該当するカードが出てきたとしても嘘をついたとして罰されることはない。極端な話、デッキが40枚全て[[デーモン・コマンド]]であるデッキで、[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]の能力を破棄しても構わない。 -ただし、[[山札]]や[[シールドゾーン]]、[[手札]]から選ぶ効果だからといって、必ずしも任意であるとは限らない。これに該当するパターンはいくつか考えられる。 //400.2bの「公開状態」の解釈が揺れていると考えられるのでCO。刃鬼はこれとは別なので維持 //--一つ目が、非公開ゾーンのカードが公開され、誰でも見られるようになっている状態。[[表向き]]で追加された[[シールド]]、[[サーチ]]・[[リクルート]]能力で表向きにされた[[山札]]などが該当する。 //例えばシールドに表向きで[[デーモン・コマンド]]の[[《暗黒の騎士ザガーン》]]が置かれている時、[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]の能力を使うと、他のシールドを選ばなかった場合、《ザガーン》を出す必要がある。公開情報に対象カードがあるため、1体も踏み倒さない選択はできない。 //また、[[《進化設計図》]]なども該当する。捲った6枚に[[進化クリーチャー]]があるかは公開情報であるため、手札に加えることを拒否する事はできない。 //公開ゾーンと非公開ゾーンにまたがって発揮される効果も同様。[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]は、[[手札]]から[[ハンター]]を出すかは実質任意だが、こうして手札から出した数が[[ガチンコ・ジャッジ]]勝利数を下回った場合、マナ・墓地からその残り数だけハンターを出す必要がある。 //[[《マインド・リセット》]]などの条件付き[[ピーピングハンデス]]は、ちゃんと手札を公開情報に変えてから[[ハンデス]]を行うので、もちろん実質任意のルールに抵触しない。 --一つ目が、公開ゾーンと非公開ゾーンにまたがって発揮される効果。[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]は、[[手札]]から[[ハンター]]を出すかは実質任意だが、こうして手札から出した数が[[ガチンコ・ジャッジ]]勝利数を下回った場合、マナ・墓地からその残り数だけハンターを出す必要がある。 --二つ目が、[[カードタイプ]]も[[特性]]も問わず、無差別にゾーン移動を行わせるカード。[[《クリスタル・メモリー》]]などの一部の[[サーチ]]や、[[《暴発秘宝ベンゾ》]]などの[[シールド回収]]が挙げられる。[[ドロー]]能力も同様。 これらの場合、「指定されたカード」は「条件問わないカード1枚」である、と考えると自然だろう。山札にカードがある限り、「[[《クリスタル・メモリー》]]で手札に加えられないカード」は存在しないため。 --万が一これらを任意として扱えるなら、[[《魔弾バレット・バイス》]]などの[[セルフハンデス]]を任意として拒否したり、[[《最愛の堕天タキシード》]]や[[《不吉の悪魔龍 テンザン》]]といった[[デメリット]]を兼ねる[[シールド焼却]]・[[墓地肥やし]]が任意効果になったりしてしまうため、当然だろう。 2.好きな数を選ぶ場合 「○体まで選ぶ。」というテキストなら、0体を選ぶこともできるため、[[《シン・ガイギンガ》]]などの選びたくないクリーチャーが存在していても、選ばずに済む。 //-ただし、「○体まで選んでもよい。」というテキストなら、「選ぶor選ばない」→「選ぶなら好きな数選ぶ」という順序になるため、先に「選ばない」ことを宣言すれば[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]で強制的に[[《シン・ガイギンガ》]]を選ばれることはない。逆に「○体まで選ぶ。」というテキストなら0体選ぶか選ばないかの選択権も相手に奪われてしまう。 //0体選ぶかは自分で決められるようになったので **実質強制 [#e1c7ceb5] 「[[使用宣言が必要な誘発型能力は、その使用宣言をした場合には必ず使う必要があります。>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/?qa_w=%E4%BD%BF%E7%94%A8%E5%AE%A3%E8%A8%80%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E8%AA%98%E7%99%BA%E5%9E%8B%E8%83%BD%E5%8A%9B%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BD%BF%E7%94%A8%E5%AE%A3%E8%A8%80%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%BF%85%E3%81%9A%E4%BD%BF%E3%81%86%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82]]」という裁定がある。 侵略:火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に''置いてもよい'')という文章から、一度使用を宣言した後、実際に解決する時にやっぱり重ねないこともできそうに思えるが、それはできないというもの。 任意なのは、誘発条件に合わせて使用宣言を行うか行わないかまでであり、使用宣言する意思を見せた後に2度目の任意確認は入らない。 通常、テキストは書かれている順に処理を行う(([[総合ルール]]605.2c 「カードや能力は書かれた順序で解決します。」))が、使用宣言する時だけは''任意部分を前倒しで決定する''と考えておけばよい。 #region2(独自考察){{ 「〇〇してもよい。」という任意テキストでも、強制的に実行される場合がある。 「[[使用宣言]]が必要な[[誘発型能力]]は、その使用宣言をした場合には必ず使う必要があります。」という裁定が存在する。 例として、[[《革命の防壁》]]で説明する。 |革命の防壁 R 光文明 (3)| |呪文| |革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。| |自分の山札の上から1枚目を見せ、山札の一番下に置く。それが光のクリーチャーなら、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。| |この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルする。| この[[呪文]]は、複数枚宣言したとしても、1枚でも[[シールド追加]]に成功した時点で、残りは基本的に唱えられなくなる。 [[革命0トリガー]]の誘発条件は、「クリーチャーが自分を攻撃する時」である。故に革命0トリガーの使用宣言自体は[[シールド]]の枚数を問わず可能(([[総合ルール]]603.4. 「誘発型能力が条件を持つ場合、その能力の解決の時点で条件を満たしていれば、効果が解決されます。誘発した時点で条件を満たしているかどうかは問いません。」))であり、「自分のシールドが1枚もなければ、」以降のテキストは誘発時ではなく、[[解決]]時に処理される。そのため、シールドが追加されたことにより、以降に待機している2枚目以降の《革命の防壁》が持つ「唱えてもよい」の条件を、''宣言後に''満たさなくなるということである。 言い換えると、「唱えてもよい。」というテキストが実行されるのは、宣言時ではなく''解決時''であるということになる。なので一見すると、「宣言し、解決を始めた上で、『唱えてもよい』を処理した結果として『唱えない』が選択された」という形で事実上キャンセルすることが可能であるかのように思える。 しかし先述の裁定によると、そのような形でキャンセルすることは禁じられており、宣言した能力は最後まで全て、テキスト上任意であるはずの部分まで含めて必ず実行する必要がある。 この裁定に沿って、呪文の革命0トリガーのテキストを[[総合ルール]]に忠実な形に修正すると、このような文章になる。 |革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに''唱える。''| -直観的ではなくなるが、先述した「実質任意」のルールと同様に、この文面でも宣言するか否かは任意に選ぶことができると思われる。 --直感的であるか否かは無関係に、このテキストでデュエプレに輸入されたら、非公開ゾーンでも[[強制]]で発動してしまうため、あまり適切ではない。(例:[[《フレア・フュージョン・ドラグーン》]]、旧テキストの[[《剛撃無双カンクロウ》]]) デュエプレまで考えて厳密なテキストを考えると以下のものとなる。 |革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、この能力を持つカードが使用できるゾーンから''使用宣言してもよい。''解決する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱える。| }} **「〜につき」の任意回数について [#ve4b4a78] |ヘルコプ太 P 無色[ジョーカーズ] (5)| |クリーチャー:ジョーカーズ 1000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある自分のジョーカーズ''1体につき、カードを1枚引いてもよい。''| >Q.バトルゾーンにジョーカーズが10体います。この時[[《ヘルコプ太》]]の能力で5枚だけ引くことは出来ますか? A.はい、1体につき1枚引くかどうかを決めることができ、途中まで引いた段階で引くことをやめることが出来ます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31572/]](2019.7.2) [[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]や[[《獣軍隊 キンコング》]]や[[《龍覇龍 デッドマン=THE END》]]などもこちらの処理に準じている。 |範丸の超人 VR 自然文明 (8)| |クリーチャー:ジャイアント 21000| |Q・ブレイカー| |このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャー''1体につき、次の効果を使ってもよい。''| |▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。| |このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを1つブレイクしてもよい。| |相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーは離れない。| >Q.[[《範丸の超人》]]の「出た時」の能力でバトルする際、自分のクリーチャーの数より少ない回数で止めることができますか?&br;例えば、自分のクリーチャーが3体いても、バトルは2回で止められますか? A.いいえ、バトルしたい場合、自分のクリーチャーと同じ回数相手のクリーチャーとバトルする必要があります。&br;自分のクリーチャーが3体いたら、1回もバトルしないか、「相手のクリーチャーを1体選ぶ。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる」を3回解決するかのどちらかです。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45544/]](2024.10.18) [[《範丸の超人》]]で先に使いたい回数を宣言できない理由は不明。なので矛盾している。 **参考 [#y836f2d8] -[[用語集]] -[[強制]] -[[《浄化の精霊ウルス》]] -[[《ヘブンズ・ゲート》]] &tag(用語集,効果,任意);