#author("2023-01-22T18:39:48+09:00","","")
#author("2023-01-22T18:40:06+09:00","","")
*今引き [#n2961bb8]

いまひき、いまびきと読み、文字通り「今引いてきたカード」のことを指す。
とりわけ主に以下の2つについて使われる。

1、手札をすべて失った状態で自分のターンがスタートすること。

2、その局面において必要なカードを引き当てる驚異的な[[ドロー]]のこと。

*1の解説 [#xd7ae941]
[[手札]]が0の状態で、自分の[[ターン]]の[[ドローステップ]]で強制的に[[ドロー]]した1枚のこと。また、引いてきたカードのみしか使えない状況そのものを指す事もある。

この状況は[[手札]]に選択肢がないため、その状況に合った[[カード]]を使えるかどうかは完全に運任せになってしまう。いわば[[事故]]の確率が大幅に上がるわけである。
同時に、[[マナチャージ]]とカード使用の両立もできなくなる。十分な[[マナ]]がない時にこの状況に陥ると、いわゆる[[テンポアドバンテージ]]で大きく差をつけられてしまう。

そのため、今引きはなるべく避けたい状況である。
今引き状態を作らない最も簡単な対処法としては、[[手札補充]]できるカードをデッキに組み込むことである。[[ドロー]]に限らずとも、[[墓地回収]]や[[マナ回収]]でも手札を確保することできる。

[[デュエル]]中はなるべく[[手札]]を切らさないように心がけたい。

-視点を変えると、[[ハンデス]]を駆使して相手を今引き状態にさせるのは戦略の一つと言える。当然早ければ早いほど影響は大きい。
序盤〜中盤で2枚以上[[ハンデス]]できる[[《スケルトン・バイス》]](現在は[[プレミアム殿堂]])や、[[【ナイト】]]の影の主役[[《魔弾バレット・バイス》]]は、この状態を最速3ターン目で作り出せる。
一気に2枚以上[[ハンデス]]できなくとも、[[《特攻人形ジェニー》]]や[[《ゴースト・タッチ》]]などの軽量[[ハンデス]]を連打して今引き状態を作る戦法は[[【白青黒超次元】]]や[[【黒単コントロール】]]で使われる。今引きすら弱くさせるために[[《アクア・ベララー》]]が詰めとして使われることもある。
逆に[[《海底鬼面城》]]や[[《伝説演者 カメヲロォル》]]、[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]があると強引に今引き状態を脱出されてしまう。そうならないためにデッキはハンデス一辺倒にはせず、程よく[[除去]]や[[メタ]]クリーチャーを混ぜておくと無駄がない。

-[[カード]]を使っていくうちに[[手札]]が減り、今引きに頼らざるを得なくなっていくことを「[[手札]]の枯渇」と表現することがある。

-このような状況から一発逆転できるカードを引き当てたなら、それは後述の2の意味の今引きとなる。

-[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]を出しておくと、相手は今引きで引いたカードの使用がためらわれるようになる。[[手札]]が無い状態で[[ターン]]を終えると[[覚醒]]されてしまうためである。
//隣には大抵、コスト7である[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]がいるため、[[覚醒]]タイミングの都合上、そのまま[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]の降臨を許すことになってしまう。

-[[ハンデス]]対策である[[マッドネス]]の中でも、特に[[提督]]はその[[手札補充]]によって今引きに陥るのを回避してくれるため、[[種族]]が合うデッキならば投入しておきたいカードである。能力だけなら入るデッキを問わず確実に[[手札補充]]のできる[[《リュウセイ・ジ・アース》]]も有用。

-[[ビートダウン]]の場合は今引きに頼ると失敗することが大半なので、[[デッキ]]構築に関係なくその時にある[[手札]]で[[ゲーム]]の組み立てを考えるのが鉄則。

-[[【連ドラ】]]や[[【5色フェアリー・ミラクル】]]など、[[グッドスタッフ]]ばかりで組まれた[[デッキ]]だと、(マナが十分に伸びていれば)今引きだけでも十分に戦っていくことが可能。

-[[ドロー]]に反応するカードを利用し、相手が今引きしたカードを[[ハンデス]]して相手の身動きを取れなくする戦略は[[ドローロック]]と呼ばれる。代表的なデッキに[[【アモンロック】]]、[[【ザウラクロック】]]がある。

-[[《知識の破壊者デストルツィオーネ》]]は今引きする事で[[能力]]を発揮するという非常に特殊なカード。

-[[G・G・G]]は[[手札]]が1枚以下という条件で共通した[[能力]]。基本的に今引き状態のときにのみ使用できると考えておけば間違いない。

*2の解説 [#m7a5b652]
特定のカードを出され、それを何とか処理しないと負けに直結するような状況で、そのカードの対策を今その場で引き当てた時に使われる。
「神懸った引き」という意味で「''[[神引き>《【奇跡】まさかの神引き!!【豪運】》]]''」と言われたりする。
別のカードゲームでは「''デステニー・ドロー''」や「''魂のドロー''」などと呼ばれることも。

また今引きをする様子を「''右手が光る''」と表現することがある。

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**今引き(2)の例 [#z67fb812]
-[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]を出された直後の[[ドロー]]で、[[《天界の神罰》]]を引き当てる
-[[《「祝」の頂 ウェディング》]]を出された直後の[[ドロー]]で[[《ガンヴィート・ブラスター》]]を引き当てる
-[[《サイバー・G・ホーガン》]]で大量展開された直後の[[ドロー]]で[[《アポカリプス・デイ》]]を引き当てる
-相手のシールドを全てブレイク後、自分のクリーチャーが全滅させられた直後の[[ドロー]]で[[《解体屋ピーカプ》]]を引き当てる

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[[山札]]の内容はランダムであり、今引きが発生する可能性はかなり低い。だが、何度も[[ゲーム]]を行っているとそのような場面に出くわすこともあるだろう。

時として、思いもかけないような運に救われる瞬間があることもまた、カードゲームの醍醐味の1つと言える。

-相手に[[制圧]]されてしまうと、今引きをついつい期待してしまうが、基本的には最初からそうならないような[[プレイング]]を行うのがセオリーである。

-漫画「デュエル・マスターズ」では、劇的な演出としてよく行われる。作中においては、真のデュエリストになった者は''自身の手が光る''ようになり、この状態では今引きを連発できるようになる。
--前述の「右手が光る」という言い回しはこれが由来であり、[[デュエル・マスターズ]]にとどまらず前身の[[Magic:The Gathering]]界隈でも使われる。
--アニメ「VS」では演出が改められ、切札勝太の「ドロドロドロー」を筆頭として一人に一つレベルで今引き演出を持った。ただしこちらは成功するとは限らず、第14話でのコジロー戦では失敗して指が折れた。「VSR」第33話の[[バサラ]]戦では([[S・トリガー]]のチェックだが)失敗、腕を完全骨折してしまった。
---この演出は「ドロー」の名を冠する事が多いが、[[ブレイク]]された[[シールド]]の[[S・トリガー]]チェックや、[[カード]]の効果で[[山札の上]]から[[ドロー]]以外([[リクルート]]等)で有効なカードを引き当てる時も使われ、その場合も「ドロー」と叫ぶ。
---なお、アニメにおける今引き演出は長らく『''ドローバンク''((「使い回しができるシーン」を意味する映像用語『バンク』が由来。またこの由来に準じ、『ドローバンク』と言った場合は今引きの方ではなく演出の方を指しているニュアンスになる))』の愛称で親しまれていたが、アニメ「デュエル・マスターズ!」第19話において[[ナレーターの助]]の口から正式な名前は『''スペシャルドロー''』であることが判明する。後の[[ギャップ]]の演出にも「スペシャルドロー、スタンバイ!」というセリフが使われている。
---アニメ「WIN」からはリアル寄りの世界観になったためか廃止されたが、8話で[[カレン]]がそれらしきものを使っている。後に[[プリンス・カイザ]]も使用していた。
**その他 [#xd9b9afb]
-「今引き」の読み方は''「いまひき」''か''「いまびき」''のどちらかであるが、地域などによって異なっており安定していない。

**参考 [#m76c3a91]
-[[用語集]]
//-[[《スケルトン・バイス》]]
-[[テンポアドバンテージ]]
-[[ドロー]]
-[[ハンデス]]
-[[鬼回り]]
-[[銀の弾丸]]
-[[G・G・G]]

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