#author("2024-12-10T13:52:35+09:00","","") #author("2024-12-10T19:24:26+09:00","","") *カード単位で不明確な裁定一覧 [#d3316f9f] ''[[不明確な裁定]]をまとめる場所です。内容を削除する場合は確実に信頼し得る公式のソースの記載と共に行って下さい。基本的に類似FAQがよくある質問に載るまでは消さないで下さい。'' 事務局に裁定に関する問い合わせをしている方は、ここに挙げられている裁定も問い合わせていただいていただけると幸いです。 暫定回答、暫定回答なしの裁定も、更新される可能性があるので、定期的に問い合わせをお願いします。 問い合わせ先は[[こちら>https://inquiry.takaratomy.co.jp/dm/]] 他にも、正式回答ではあるが、裁定変更によって処理が変わったのではないかと思うようなものや、矛盾しているのではないかと思う裁定も記載OKです。 |#contents()| **未確認な裁定一覧 [#c12e5fba] ***[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]] [#w8d854b7] [[《無敵剣 プロト・ギガハート》]]の[[龍解]]能力は「かわりにこのドラグハートをクリーチャー側に裏返し、''アンタップする''」[[置換効果]]を生成する。2016年6月の裁定変更により、クリーチャーは常にアンタップ状態で裏返ることになったため、元々アンタップしているこのカードに「アンタップする」処理は実行できない。「置換後の処理を実行できない置換効果は適用できない」ルールに基づくと、この[[龍解]]能力は機能しないことになる。 -[[アンタップ]]状態のカードを[[アンタップ]]することはできない。(105.6.) -このテキストはルール改訂以降の再録である[[DM22-BD1]]でも変更されなかった。 -なお、[[デュエル・マスターズ プレイス]]では能力文に最初から「アンタップする」の文面がないため、この懸念点は存在しない。 ***[[ツインパクト]]の[[特性]]を参照する能力 [#o0433313] -[[《ギガボルバ》]]がいる時、[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]の呪文側の[[S・トリガー]]を使用できなくなるか。 --[[カード]]の[[特性]]のうち[[カードタイプ]]または[[コスト]]を参照する場合、該当しない側の情報は参照しない。(例えば[[《仙祖電融 テラスネスク》]]の[[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40104]]) これは、808.1.の「2つの異なる''コスト''、''カードタイプ''を持ちますが、カードとしてそれらの特性を参照される時には常に正しい情報が参照されなければなりません。」という記述に基づいた裁定であると思われる。つまり、それ以外の[[特性]](上の例では[[能力]]または[[文明]])を参照する場合は該当しない側の情報も参照すると考えられる。 ---この通りならば、タップ状態の[[《式神シシマイ》]]がいても、[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]の呪文側の[[S・トリガー]]を使用できる。 -[[《フォーチュン・ドンキッキー》]]で[[ツインパクト]]を表向きにした場合、どのように参照するか。 ***[[《The邪悪 寄成ギョウ》]] [#v91b7b09] -[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]、[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]、[[《超音速 ライディーン》]]、[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]などの[[cip]]を[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]の[[置換効果]]の対象にした場合、どのように処理するか。 --これらの[[cip]]は一部に[[置換効果]]が含まれている。[[置換効果]]の連鎖にあたるため、それらの[[置換効果]]は適用されないと思われる。 -相手の[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]がいる時、自分は[[《怒りの影ブラック・フェザー》]]と[[《天災 デドダム》]]を同時に場に出し、先に[[《怒りの影ブラック・フェザー》]]の[[cip]]で[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]が破壊された場合、[[《天災 デドダム》]]の[[cip]]を解決するのはどちらのプレイヤーか。 -[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]の「そのターンの終わりにこのクリーチャーを''自分''の山札の一番下に置く。」は正常に処理できるか。 また、[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]の「''自分の''山札に加えてシャッフルする。」と[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]の「山札に加えてシャッフルする。」は異なる処理になるのか。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33284]] ***[[《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》]] [#x56977c4] 当初この[[クリーチャー]]の[[マナブースト]]能力のテキストは「このクリーチャーが出た時、山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。」だが、「''自分の''山札の上から~」に[[エラッタ]]された。ならば「自分の」と明記されていない[[《不死帝の黒玉 ジェット》]]や[[《電脳 ハルカス-1》]]の能力の対象を相手にすることはできるのか。 ***「[[リンク]]した時」 [#w88b6827] [[クリーチャー]]が[[状態定義効果]]で[[タップイン]]した場合、その「タップした時」の能力は[[誘発]]しない。[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41160]] 同様に考えると、[[ゴッド]]を[[状態定義効果]]である[[G・リンク]]によって[[リンク]]させて[[バトルゾーン]]に出した場合、その出した[[ゴッド]]の「リンクした時」の能力は[[誘発]]しないのではないか。 //「召喚した時」のように保留状態でもトリガーする能力があるなら、「リンクした時」も保留状態でトリガーするのではないのでしょうか? ***[[マナゾーン]]への[[タップイン]] [#c1631188] -[[封印]]のカードが[[《ギガタック・ハイパー・トラップ》>《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》]]の効果でマナゾーンに置かれる時、それが多色カードだった場合、マナゾーンにアンタップ状態で置かれるか。 --封印は[[マナゾーン]]に移動してから表向きになる。普通マナゾーンに置かれるカードは置く直前の特性を見てアンタップするかが決まるが、封印の文明を参照できるのか。 カードを指定する場合、特性は参照されます。(総合ゲームルール200.3a 封印の特性は確認できず、コストは0として扱います。(総合ゲームルール200.3b ***[[遅延誘発型能力]]による[[単発的効果]]の適用範囲 [#dfff54e0] -[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]の[[cip]]で[[追加ターン]]を獲得した後に場に出た自分のクリーチャーは、その追加[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に[[破壊]]されるか。 また、[[《ライト・ディフェンス》]]を唱えた後に場に出た自分のクリーチャーは、自分の[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に[[アンタップ]]するか。 -自分が[[《調和と暴動の混乱》]]を唱えた後に場に出たクリーチャーが攻撃する時、それよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊するか。 //明確に回答が示されている公式Q&Aは無いはずです、あったら教えてください ***[[《「古の守護者」》]] [#r70ce0f4] -バトルゾーンに自分の[[《「古の守護者」》]]がいる時、相手の[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]による置換効果によるブレイクでも選択権は自分か。 //↑普通に置換効果の連鎖にあたると思われるが… -[[《貴星虫イザハヤテ》]]などの、シールドゾーンの「[[カード]]」を選ぶ能力も[[《「古の守護者」》]]の置換効果の対象になるのか。 #co(){{ ***「自分の山札の上から1枚目を見て、〇〇ゾーンか□□ゾーンに置く。」 [#zc7e6092] -[[《Disノメノン》]][[《蒼狼の王妃 イザナミテラス》]][[《A・A・A》]]のテキストにある表現。 相手の[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]がいる時、「山札の上から1枚目を見ないで、〇〇ゾーンか□□ゾーンに置く。」処理になる可能性がある。 --指示語が用いられてないため、[[《ダラク 丙-二式》]]の[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39791]]を参考にできるのか不明確。 -「自分の山札の上から1枚目を表向きにして〇〇ゾーンに置く」処理を参考にしようにも下記の通り裁定が矛盾しているので参考にすることができない。 解決 https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45064/ }} ***[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]] [#m278c717] -[[《オールサンライズ》]]を唱えた場合、元々山札だったカードのみがシャッフル対象となる([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33617]])が、その後元々シールドの束であったカードはどのように山札に加えられるか。 -[[《禁断のドキンダム》]]が山札に加えられると、どうなるか。 --[[常在型能力]]による[[単発的効果]]が繰り返し適用されることによって山札をシャッフルし続ける[[無限ループ]]に陥ると思われる。 //シャッフルによって両面カードも非公開情報になり、その常在型能力が機能しなくなるとすれば無限ループを回避できる。場にあるカードを山札に加える場合、山札に加えた後にシャッフルを行うので、《伝説の禁断 ドキンダムX》などの効果処理には矛盾しない。 -[[《ヴォルグ・サンダー》]]の[[cip]]はどう処理するか。 --現在([[《ヴォルグ・サンダー》]]が[[プレミアム殿堂]]入りした[[十王篇]]以降)の裁定では、墓地に置こうとしたカードの[[特性]]を確認できず、処理を止めることができない[[無限ループ]]に陥る可能性がある。 //現在の裁定は《「雷光の聖騎士」》の置換効果と処理の整合性を取った結果であると思われる。 -「[[山札からのカードを使用する際の処理に関する裁定変更のお知らせ>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31641/]]」では、[[《エナジー・Re:ライト》]]の例が書かれている。確かに山札から呪文を唱える部分は「山札からカードを出す際と、''使用する際の''裁定」に該当するが、ドローするカードは山札から出すカードでも使用するカードでもない。「物理的に山札から離して手に持っているカードについても山札同様に並び順を変えてはならない場合があるという状況が発生していました」という部分が問題視されているため、そのページ内で出されている回答自体は疑問はない。 --では、[[《天災 デドダム》]]([[※1>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39943/]])や[[《ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ》]]([[※2>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39981/]])や[[《ドンドン火噴くナウ》]]([[※3>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41296/]])の「物理的に山札から離して手に持っているカード」は他の効果の影響を受けない裁定を貫通して途中にシャッフルに巻き込まれてしまうが、この違いはどう説明すればよいのか。 ***[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]] [#bcbd16be] -「各ターンはじめて自分のシールドが1つ以上ブレイクされる時、かわりに、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。」能力を適用した場合、自分のシールドはブレイクされたことにならない。(609.4.)そのため、同じターンに再び自分のシールドがブレイクされる時、再びこの能力が適用されることになる。結果的に、相手のシールドが無くなる(置換対象が失われる)まで、自分のシールドはブレイクされないことになる。 --テキストの「各ターンはじめて」の部分が意味を成していないため、カードデザインに反した挙動であるといえる。 --[[置換効果]]の適用条件が類似している[[《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》]]は、置換された結果実際に発生するイベントを参照しているため、この問題を回避している。 この能力を厳密に運用するなら、自分のシールドがブレイク「されようとした時」などと表記する必要がある。 ***[[∞ドラゴン]] [#d2bec7f2] -「∞ドラゴン」と「∞・ドラゴン」は別の種族か。 ***「[[ブレイクの前]]」に発動する能力について [#e2aa6639] -[[《煌龍 サッヴァーク》]]の[[ドラゴン・W・ブレイカー]]で[[《破滅の時計 ザ・ストップ》]]を置いた時、[[ブレイク]]を行ってから[[ターンの残りをとばす]]という[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40370/]]がある。だが、これは「[[ブレイクの前]]」に関する裁定変更後の[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43805/]]と異なる処理ではないか。 --古い質問が削除されずに残っているだけと考えられる。現在の総合ルール509.3及び509.4に沿うなら、[[《破滅の時計 ザ・ストップ》]]が[[ブレイク]]よりも前に誘発し、ブレイクがキャンセルされると考えるのが妥当である。 -[[ダイナモ]]によって[[ドラゴン・W・ブレイカー]]と[[マスター・W・ブレイカー]]を同時に持つクリーチャーは、それぞれの「[[ブレイクの前]]」に誘発する能力([[シールド追加]]及び[[破壊]])を全て使えるか。 また、[[マスター・ブレイカー]]を持つクリーチャーが、[[《テキサス・ストーム》]]など攻撃以外の方法によってシールドを[[ブレイク]]する時、「[[ブレイクの前]]」の能力を使えるか。 --「[[ブレイカー]]」能力の現在の裁定に則れば、前者は「ブレイカー」は重複しないために、後者は効果ブレイクでは「ブレイカー」が使えないために、いずれも不可能であると考えるのが妥当である。 しかし、少なくとも後者については「可能」という正式回答が出ていた時期がある上、[[《テキサス・ストーム》]]が[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の[[マスター・W・ブレイカー]]との[[デザイナーズコンボ]]が想定されているのは明らかである。実際に、アニメ「デュエル・マスターズ」でもこのコンボが可能な前提の演出が行われていた。 また、現在の公式Q&Aにはこれらに関する記載がなく、[[暫定回答なし]]となっている。 --昔は、そもそも追加効果は「ブレイカー」能力の内蔵ではなく、ブレイク数の定義とは別に[[常在型能力]]としても働く扱いだった。アニメ「デュエル・マスターズ」は描写ミスではない。https://twitter.com/syaba3/status/832468082085867521 もし[[マスター・W・ブレイカー]]が1文で実質2行の能力を意味する、すなわち「[[ブレイカー]]」能力と追加効果が分離される考えに戻れば、初出時に想定された通りの運用が可能となる。 余談だが、[[《MAX・ザ・ジョニー》]]は「[[ブレイカー]]」能力と「[[ブレイクの前]]」能力のテキストを分けていて、この疑問を回避している。 ***[[シンカライズ]]における[[ソウルシフト]]の扱い [#je47877a] -[[ソウルシフト]]を持つ[[進化クリーチャー]]を、[[シンカライズ]]を持つ[[タマシード]]の上に置く場合、[[コスト]]を軽減するのか。 --ソウルシフトのテキストには、「このクリーチャーの進化元クリーチャーを選ぶ。」という文言がある。タマシードはクリーチャーでないが、シンカライズの「このタマシードがクリーチャーであるかのように」によってクリーチャーとして扱うことができるかどうか。 ---シンカライズは[[総合ルール]]に記載のない能力であり、カード使用の宣言から使用完了までのうち、どこからどこまで「クリーチャーであるかのように」扱うのかが不明。宣言した瞬間からクリーチャー扱いするならばコストは軽減されることになるが、進化クリーチャーを置く瞬間のみそう扱うのならばコスト計算のタイミングでは純粋なタマシードのままであり、「進化元クリーチャーを選ぶ」ことが不可能となる。 **暫定回答 [#nc558a2e] ***[[《SSS級天災 デッドダムド》]] [#n0ac3fd4] -[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]の能力で、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]の下にクリーチャーを置いても、クリーチャーの上に重ねたことにならないため、除去は行えない。 **暫定回答なし [#t9cf65e1] ***[[究極進化]]クリーチャーの扱い [#n61a612f] -[[19年9月末の裁定変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31460]]により「[[究極進化]]を持つクリーチャーはバトルゾーン以外にいる時はただの[[進化クリーチャー]][[カード]]で、究極進化クリーチャーとしては扱わない」事になったが、[[《大勇者「銀河の誘発」》]]で[[究極進化]]・[[究極進化MAX]]を持つ[[クリーチャー]]は[[サーチ]]できるか。 **裁定の矛盾 [#p0b7da4a] //***[[オレガ・オーラ]] [#i51d1746] //[[《C.A.P. アアルカイト》]]の[[超天フィーバー]]で[[オーラ]]の付いた[[GRクリーチャー]]を[[超GRゾーン]]の一番下に置いた時、オーラも(山札の)一番下に置かれるという[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41566/]]があるが、[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]の[[アタックトリガー]]で山札の一番下に置いた時には山札の好きな位置に置けるという[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41552/]]も同日に出ている。これらは矛盾していないか。 //解決 https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45096/ ***[[《神ナル機カイ「亜堕無」》]] [#we30f9fc] [[《神ナル機カイ「亜堕無」》]]の「攻撃の終わり」の能力で、実際に手札に戻らなかったとしても、場に残ったそのクリーチャーをタマシードの上に重ねられる、という[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41176]]が出ている。 しかし、これは[[追跡処理]]の禁止を定めている総合ルール400.8、並びにそれによって制限されている[[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]の[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32465]]に矛盾していないか。 //↑400.8関係あります? //追跡処理そのものの挙動なのでやっぱり矛盾してますね。 ***[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]] [#cf7570e8] -自分の墓地にオーラが1枚も無い時も[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]の[[罪・無月の大罪]]を適用できる[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32006]]があるが、自分のクリーチャーが1体もいない時に[[シンパシー]]を適用しない[[公式Q&A >https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40363]]と矛盾していないか。 --一応、[[任意]]か[[強制]]かの違いはあるため、「いつでも適用でき、墓地の数だけ軽減される任意効果」と「バトルゾーンに1体でもいることを条件に発動する強制効果」とそれぞれ考えれば矛盾はない。 ***「[[EXライフ]]」シールドの[[引き継ぎ]] [#n3906855] [[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]]が[[EXライフ]]を持つクリーチャーから進化した時、''進化元クリーチャーの「EXライフ」シールドは《アルキング》に引き継がれず''、《アルキング》が除去される際に進化元のEXライフシールドを墓地に置くこともできないという裁定([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42663/]])がある。 だが、[[《覚醒連結 XXDDZ》]]の裁定では、''進化したクリーチャーにも「EXライフ」シールドは引き継がれ''、《XXDDZ》が[[侵略]]などで攻撃中に別のクリーチャーになった場合でも[[アタックトリガー]]の「EXライフシールドを墓地に置く」能力が使用できる([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40839/]])とある。これらは矛盾していないか。 -一応、『このクリーチャーの「EXライフ」シールド』という言葉はあくまで『進化元クリーチャーが持つ「EXライフ」シールド』の事を指し、進化しても[[過去の状態を見る]]事で紐付けされた《XXDDZ》の「EXライフ」シールドが墓地に置かれる、と考えれば矛盾はしない。 ***呪文を唱えられなくする能力を無視する。 [#s682e4ee] -[[《音響の精霊ルルフーラ》]]のもつ、「呪文を唱えられなくする能力を無視する。」という能力だが、この能力に出ている裁定と、カードデザインとの間に矛盾が生じている。 現在の裁定では、[[《ファイナル・ストップ》]]などの呪文を唱えられない効果が適用されていても、それぞれ決められた呪文は唱えることができる。 しかし、このテキストを文字通り解釈すると、《ファイナル・ストップ》など呪文の“効果”は無視できないこととなり、さらにその解釈を適用すると、この呪文ロックメタは何も意味をなさないテキストと化してしまう。 #region2(もっと詳しく){{ どういうことかというと、能力とはカードの持つ特性であり、カード自身が持っているか、別のカードによって特性を与えられることによって存在する。 一方、効果は能力によって生成され、「○○できない」など、カードの性質を決定するものはすべて『効果』に分類される。すなわち、「能力を無視」とはカードに書かれているテキストを無視という意味になる。 ならば、このテキストは、カードそのものが「この呪文を唱えることができない。」という能力を持っている場合のみに働くこととなる。つまり、[[《魔流毒》]]や[[《無双と竜機の伝説》]]のような[[空撃ち]]が[[できない呪文>唱えられない]]のみをサポートすることになってしまう。残念ながら[[光]]の呪文にそのような能力は存在しないため、このテキストで対応する呪文はごく一部の極端な例((追加ターン中に、[[《薫風妖精コートニー》]]などで[[マナゾーン]]のカードが[[光]]になっており、[[《神羅サンダー・ムーン》]]の能力でマナゾーンから[[《無双と竜機の伝説》]]を唱える場合。もしくは、[[《覇王類虹色目 イメン=ボアロ》]]によって山札のカードが[[光]]になっており、[[《ホーガン・ブラスター》]]などの能力で山札から[[《無双と竜機の伝説》]]を唱える場合。ここまで条件付けしてやっと発揮される能力として想定されているとは考え難い。))を除き、一切存在しないことになってしまう。 ちなみに、呪文ロックで『~は「この呪文は唱えられない。」を得る。』というテキストも一切存在しないため、常在型能力、誘発型能力による継続的効果、呪文能力全部「呪文を唱えられない効果」というカテゴリである。 結果として、このテキストは存在しないカードに対してサポートを行っていることとなってしまう。 }} -初出時に同様のテキストだった[[《卍 新世壊 卍》]]が[[DM23-RP2]]での再録で「効果を無視する」に[[エラッタ]]されたため、《ルルフーラ》も誤植である可能性が高い。 ***召喚酔いというルールと「効果」 [#rfe4a162] -一部の[[ダイヤモンド状態]]では、「攻撃できない''効果''を無効化する」というテキストでありながら、ルールによって発生する[[召喚酔い]]も無効化できることになっている。 ゆえに、「『召喚酔い』などのルール処理も『効果』の一種である」と解釈が可能になるが、そうなると[[《森の指揮官コアラ大佐》]]の[[O・ドライブ]]で疑問が発生する。 --ゲーム上、クリーチャーはアンタップしたクリーチャーを攻撃することはできない。しかし、「[[このターン、アンタップしているクリーチャーを攻撃できる>《ΔΔΣ シグマティス》]]」という効果で無効にすることができる。ならば、[[《森の指揮官コアラ大佐》]]の「このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体の、攻撃できない効果はすべて無効になる」で無効化できるのではないかという考えである。 ただし、アンタップしているクリーチャーを攻撃できる場合は、例外なく「''アンタップしているクリーチャー''を攻撃できる」という意味の文章が書かれているため、[[ダイヤモンド状態]]による無効化とは別個の扱いであると考えるほうが自然である。 そもそも、「攻撃できない効果はすべて無効」がルールすべてに及ぶとしたら、 ・自分のクリーチャーで、ルール上攻撃対象にできないクロスギアやフィールドなどを攻撃できるようになる ・自分のクリーチャーで、ルール上攻撃対象にできない味方を攻撃できるようになる ・自分のクリーチャーで、ルール上攻撃対象にできない自分(プレイヤー)を攻撃できるようになる といったゲームを破綻させることもできるようになりかねない。 なお、自分のクリーチャーや自分自身は、ダイヤモンド状態でも攻撃できないという裁定がある([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44597/]])。 ***「相手が◯◯した」 [#xd46904f] >Q.相手は[[《魂と記憶の盾》]]を唱えて、自分のクリーチャーをシールド化しました。次の自分のターンに、自分は[[《ハープーン・ランチャー》]]を唱えて相手のシールドを3つ選び、それ以外をすべて墓地に置けますか? A.いいえ、墓地に置けません。相手の前のターンで相手のシールドが増えていないので、[[《ハープーン・ランチャー》]]を唱えても何も起きません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41269/]](2022.5.20) >Q.相手のターン中、相手はマナチャージした後、[[《ナチュラル・トラップ》]]を唱えて自分の[[《破壊兵タクヤ》]]をマナゾーンに置きました。[[《破壊兵タクヤ》]]の「相手がこのターンで2枚目以降のカードをマナゾーンに置いた時」の能力はトリガーしますか? A.はい、相手の[[《ナチュラル・トラップ》]]によって、相手が[[《破壊兵タクヤ》]]をマナゾーンに置いたので、能力がトリガーします。&br;この能力は相手が自分のマナゾーンにカードを置いた時にもトリガーしますし、[[《破壊兵タクヤ》]]自身がマナゾーンに置かれた時にもトリガーします。&br;相手のマナチャージが1枚目、[[《ナチュラル・トラップ》]]で置かれた[[《破壊兵タクヤ》]]が2枚目に置かれたカードなので、能力がトリガーします。&br;(総合ルール 603.5c) [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43050/]](2023.4.21) |ハープーン・ランチャー UC 火文明 (3)| |呪文| |相手が自身の前のターンでシールドを加えていた場合、相手のシールドを3枚選び、それ以外をすべて持ち主の墓地に置く。| |破壊兵タクヤ UC 火文明 (3)| |クリーチャー:ヒューマノイド 3000| |相手がこのターンで2枚目以降のカードをマナゾーンに置いた時、相手は自身のクリーチャー1体または自身のマナゾーンにあるカードを1枚選び、墓地に置く。| 同じ「相手が」から始まる条件で、どちらもどのゾーンにオブジェクトを置いたかは明記されていないのに、その行動への判定に揺れがある。 -似た話に「[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]をはじめとする疑似[[ランデス]]は、相手が主体になって置く場合にしか効かないのか」「デュエプレで[[《紫電城 バルザーク》]]と[[《「祝」の頂 ウェディング》]]の挙動は何が正しいのか」が挙げられる。 [[《奇術王エンドレス・パペット》]]や[[《謀遠 テレスコ=テレス》]]の「相手が手札を捨てた時」もこの疑問に関連している。 |謀遠 テレスコ=テレス VR 闇文明 (5)| |クリーチャー:アビスロイヤル 5000+| |''ブロッカー''| |''パワード・ブレイカー''| |相手のターンのはじめに、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。| |相手が自身の手札を1枚捨てた時、自分はカードを1枚引いてもよい。| |手札が1枚もないプレイヤーひとりにつき、このクリーチャーのパワーを+5000する。| -誰も疑問にすら思わないが、これは文章が「相手は自身の手札をすべて捨てる。」となる[[オールハンデス]]などでも誘発した扱いとなる。 --《テレスコ=テレス》を出している側が「(見ないで選び、/相手の手札を見て選び、)捨てさせる」という書き方の効果を使ったなら最終的に捨てる権限は相手にあるということで誘発に関して疑問はないが、主体を重視する考えなら[[《ロスト・ソウル》]]の書き方では主体が「相手」ではなくなるため誘発しないことになってしまう。[[《レッツ・烈・ノルッピ》]]など((相手に《テレスコ=テレス》を出されている状況で、このように相手に選択を委ねる[[ディスカード]]を使うと、《テレスコ=テレス》から見た「自分」が捨てさせた主体となるため「相手が手札を捨てた時」を回避できてしまう可能性がある。))も同様。 ***[[《聖板龍 ジークシュトルツ》]] [#y182c0ce] >113.6. ブレイクや効果によってシールドが手札に加えられる際、プレイヤーは「S・トリガー」「G・ストライク」「S・バック」の使用宣言を行えます。これらの使用宣言がすべて終わってから、シールドは手札に移動します。 >>113.6a プレイヤーの使用宣言が終わるまでの間、手札に加えられるシールドは待機状態になります。待機状態のシールドはシールドゾーンにありますが、シールドゾーンにあるシールドの数に含まれません。また、シールドゾーンにあるカードの枚数としても数えません。 >Q.自分の《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》と相手の《聖板龍 ジークシュトルツ》がバトルゾーンにいる状況です。自分のシールドゾーンから表向きのカードを手札に加える際、その「G・ストライク」を使用できますか? A.はい、使用できます。シールドゾーンにあるカードの能力が無視されている状況でも、手札に加わる際にトリガーする「G・ストライク」は無視されません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40941/]](2022.2.18) [[G・ストライク]]を宣言する間、そのカードは[[待機状態]]としてシールドゾーンに存在しているが、なぜかシールドゾーンにあるカードに含まれていない裁定が出ている。 ***[[革命チェンジ]] [#je2e64a5] |''革命チェンジ'':指定クリーチャー(自分の指定クリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)| これは[[アタックトリガー]]の一種であり、テキストをそのまま解釈するなら、「自分の指定クリーチャーが攻撃する時」の条件を満たせば以降の処理は無条件で実行できる。しかし実際には[[入れ替える]]処理をする瞬間にもチェンジ条件を満たしている必要がある。 実際同じ書式の[[侵略]]では、例えば[[ドラゴン]]と[[コマンド]]を持つ[[火]]の[[クリーチャー]]が攻撃する時、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[侵略]][[宣言]]はどちらも解決できる。 実際同じ書式の[[侵略]]では、例えば[[ドラゴン]]と[[コマンド]]を持つ[[火]]の[[進化クリーチャー]]が攻撃する時、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[侵略]][[宣言]]はどちらも解決できる。 このテキストは裁定変更以後に登場した[[DMEX-12]]や[[DM23-RP3]]の新規クリーチャーでも変更されておらず、テキストから読み取れないため、裁定に即したテキストへの変更が望まれる(『攻撃する時、「その火のドラゴンと」手札にある…』のような形なら違和感は少ないだろう)。 **参考 [#s7210dc2] -[[ルール]] -[[裁定]] -[[暫定回答なし]] &tag(ルール,裁定);