#author("2024-01-18T19:40:54+09:00","","")
#author("2024-04-16T03:39:53+09:00","","")
*ルール [#u7995f6a]

[[デュエル・マスターズ]]の[[ゲーム]]を行うために規定されているルール。

[[タカラトミー]]が[[公式に定めているオフィシャルルール>公式ルール]]、大会レギュレーションと、大会主催者等が定めるローカルルール等に分けられる。

[[ターン]]の進行など、大まかなルールが変更されることは少ないが、各[[カード]]の処理の仕方など、細かいルールはしばしば変更される。[[エラッタ]]という形で告知されるので、時には最新のルールを確認すべきである。

他にも、[[殿堂入り]]、[[プレミアム殿堂]]、[[プレミアム殿堂コンビ]]などが含まれる。

また、[[ゲーム]]内で行う処理には[[ルール]]によって定められたものと、[[カード]]の[[能力]]で行われるものがある。時には厳密に区分されることもあるので、覚えておいて損は無いだろう。

間違えやすい[[ルール]]に関しては、「[[よくあるルールの勘違い]]」を参照のこと。

-総合ルールにおいては、特定のステップが始まったとき、または終わったときに自動的に発生する処理のことを[[ターン起因処理]]、状況によって自動的に発生するゲームの処理を[[状況起因処理]]と呼ばれている。

-[[カード]]に書かれている文章のうち、[[能力]]ではなくルールを説明しているものは[[注釈文]]という扱いである。例えば、一部の[[クロスギア]]や[[サイキック・クリーチャー]]にはその使い方が書かれているが、これは[[能力]]ではなく[[注釈文]]である。

**基本的なルール [#ca8b5727]
-[[シールド]]を全て失った相手に[[攻撃]]を行い、その[[攻撃]]が防がれなかった場合、[[ゲーム]]に勝利する。

-[[山札]]が0枚以下になった[[プレイヤー]]はその時点で[[ライブラリアウト]]となり、[[ゲーム]]に敗北する。

-[[山札]]や[[シールド]]など、非公開情報になっている[[ゾーン]]は、勝手に見たり並べ替えてはいけない。
-[[手札]]を除く、[[山札]]や[[シールド]]、[[超GRゾーン]]など、原則として非公開情報になっている[[ゾーン]]([[非公開ゾーン]])は、勝手に見たり並べ替えてはいけない。

-逆に、[[墓地]]や[[超次元ゾーン]]など、公開されている[[ゾーン]]の[[カード]]はいつでも確認することができる。相手の[[カード]]を見る場合、相手に断ってから丁寧に手に取るのがマナーである。
-逆に、[[墓地]]や[[超次元ゾーン]]など、公開されている[[ゾーン]]の[[カード]]はいつでも確認したり並び替えられる。相手の[[カード]]を見る場合、相手に断ってから丁寧に手に取るのがマナーである。

-複数の[[誘発型能力]]が同時に誘発した場合、[[ターン・プレイヤー]]から先に好きな順番で[[解決]]する。[[ターン・プレイヤー]]の[[能力]]をすべて[[解決]]したのち、相手側の[[プレイヤー]]の[[能力]]を[[解決]]する。

-[[常在型能力]]は、その[[カード]]が[[バトルゾーン]]や[[シールドゾーン]]にある間、[[誘発型能力]]の[[解決]]よりも先んじて、常に適用され続ける。

-[[呪文]]の[[能力]]は、書かれている順番に上から処理しなければならない。&br;1体の[[クリーチャー]]の[[誘発型能力]]が同じ[[タイミング]]で複数誘発した場合は、好きな順番で[[解決]]できる。

-[[クリーチャー]]がいない時に[[《デーモン・ハンド》]]を[[唱える]]など、ある[[能力]]の一部またはすべてが処理できない場合でも、その[[カード]]を使うことができる。
-[[クリーチャー]]がいない時に[[《デーモン・ハンド》]]を[[唱える]]など、ある[[能力]]の一部またはすべてが処理できない場合でも、その[[カード]]を使うことができる(→[[空撃ち]])。

-「[[ターン]]のはじめに○○する」という[[誘発型能力]]は、[[アンタップステップ]]を行ってから[[解決]]する。
--「[[ターン]]のはじめに○○できない」という[[常在型能力]]は、[[アンタップステップ]]を行う前に適用する。

-「〇〇できる」「〇〇する」と「〇〇できない」「〇〇しない」能力の両方が存在する場合、「〇〇できない」「〇〇しない」能力が優先される。
例えば、自分の[[《全能ゼンノー》]]がある状況で、相手が[[スピードアタッカー]]持ちクリーチャーを出した場合、自分の《全能ゼンノー》能力が優先されて、相手の[[スピードアタッカー]]持ちクリーチャーは[[攻撃できない]]。

-[[置換効果]]は連鎖しないので、同じイベントに1種類しか適用できない。&br;例えば、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]と[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]が[[バトル]]する場合、《ランブル・レクター》の[[置換効果]]によって《マドンナ》は[[バトルゾーン]]にとどまることなく[[破壊]]される。この時《ランブル・レクター》の[[置換効果]]が先に適用されるので《マドンナ》の[[置換効果]]は適用できない。

**ルールで行う処理の一例 [#bd1436a9]
-[[アンタップステップ]]で、[[タップ]]された[[カード]]を[[強制]]で[[アンタップ]]すること。&br;うっかり飛ばしてしまった場合は巻き戻して処理を行う。

-[[ドローステップ]]で、[[山札]]から[[強制]]で[[カード]]を1枚引くこと。&br;[[アンタップ]]と同じくこれも必ず行うので、飛ばした場合は巻き戻して引く。

-[[バトルゾーン]]に出した[[クリーチャー]]が[[召喚酔い]]すること。および、[[進化クリーチャー]]や[[G・リンク]]した[[ゴッド]]、[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]が[[召喚酔い]]しないこと。

-[[バトル]]で負けた[[クリーチャー]]が[[破壊]]されること。

-[[クリーチャー]]が[[プレイヤー]]を[[攻撃]]したことにより、[[シールド]]が[[ブレイク]]されること。

-[[パワー低下]]で[[パワー]]が0になった[[クリーチャー]]が[[破壊]]されること。

-[[バトルゾーン]]以外に送られた[[サイキック]]や[[ドラグハート]]が[[超次元ゾーン]]に戻ること。
--この際、バトルゾーンを離れる直前の[[カードタイプ]]が[[クリーチャー]]であれば、移動先のゾーンを一度経由してから即座に[[超次元ゾーン]]に戻る。

-[[無色]]のカードを使う際のマナコストに、無色のカードを含める必要がないこと。および、[[マナゾーン]]にある無色のカードが[[色]]を生み出さないこと。

-[[コマンド]]が[[バトルゾーン]]に出たことにより、[[封印]]が[[墓地]]へ置かれること。
--これは[[コマンド]]ではなく[[封印]]に与えられたルールである。

-バトルゾーンに存在する状態として適正でなくなった[[セル]]や[[ウエポン]]、[[封印]]、[[クリーチャー]]の下の[[カード]]などが[[超次元ゾーン]]や[[墓地]]に置かれること。

-一番上の[[カード]]を失った[[進化クリーチャー]]が再構成されること([[退化]])。

-[[D2フィールド]]を[[バトルゾーン]]に出すことにより、他の[[D2フィールド]]が墓地へ置かれること。

-[[多色]]の[[カード]]が[[マナゾーン]]に[[タップイン]]されること。
**ルールではない処理の一例 [#s909be25]

-[[バトルゾーン]]にあるものと同じ名前を持つ[[エグザイル・クリーチャー]]が出せなくなること。

-[[《禁断〜封印されしX〜》]]が[[バトルゾーン]]を[[離れない]]こと。および、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]がバトルゾーン以外のゾーンにあるときに[[特殊敗北]]すること。

**その他 [#s6bfc1fa]
-ルールをインターネットで確認する人がほとんどいない低年齢層では公式ルールではなくローカルルールで友人同士とデュエルすることも多い。
--成年層であってもルールにあまり詳しくないカードショップ従事者が店舗大会のジャッジを務める場合、最悪インターネット情報を頼りにしつつプレイヤー同士のセルフジャッジに委ねられるケースもある。

-[[カード]]の[[効果]]、[[デッキビルディング]]、[[プレイング]]はルールを前提としているため、ルールを根本から覆す効果のカードが出れば混乱は必至である。そのため「ルールを根本から覆すカードは強い」という俗説がカードゲーム界隈全体で通用する。[[《希望のジョー星》]]がそれを示す好例である。


**参考 [#p9710765]
-[[用語集]]
-[[公式ルール]]
-[[公式大会]]
-[[多人数戦]]
-[[オリジナル]]
-[[アドバンス]]
-[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]
-[[デュエル・マスターズ競技イベント運営ルール]]
-[[2017年3月25日ルール改訂]]
-[[2021年3月16日ルール改訂]]

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