#author("2023-08-22T22:49:14+09:00","","")
#author("2024-04-02T18:05:14+09:00","","")
*ブレイク [#mb8758c4]

[[キーワード処理]]の一つ。[[シールド]]に対して使われる言葉であり、[[ブレイク]]された[[シールド]]は手札に加えられる。

主に[[クリーチャー]]の[[攻撃]]によって発生する[[単発的効果]]に該当する。[[クリーチャー]]が[[プレイヤー]]を[[攻撃]]して[[ブロック]]されなかった場合、[[シールド]]がブレイクされる。

通常は1回の[[攻撃]]につき1枚ブレイクできる。さらに、[[W・ブレイカー]]など「[[ブレイカー]][[能力]]」、あるいは「シールドをさらに1枚ブレイクする」というテキストで示される「[[追加ブレイク]]」があれば一度にブレイクする枚数を増やす事が可能。

また[[《ベノム・カプセル》]]や[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]など、何らかの[[カード]]の[[能力]]でも発生する場合がある。ブレイクによって[[トリガー]]する[[能力]]のために、能動的にブレイクを発生させるという[[コンボ]]も可能である。

一方、[[シールド]]をブレイクされた[[プレイヤー]]にも何らかの行動を起こす機会が与えられる。
ブレイクされた[[シールド]]は[[手札]]となり、後で使用することが可能となる。また、[[S・トリガー]]や[[S・バック]]は、ブレイクされたその場で使用できる。

[[ダイレクトアタック]]を通した[[プレイヤー]]が勝利となる[[ルール]]上、[[シールド]]をブレイクすればそれだけ有利になるが、同時に相手にも逆転の機会を与えることになるので、その点を留意すべきである。

**ルール [#kdd9d628]
ブレイクは特に注釈がなければ''ブレイクする側が[[シールド]]を選ぶ''。またブレイクの際に、デッキ側から何枚目のシールドをこの順番でブレイクしなければならないというルールもない。
ブレイクは特に注釈がなければ''ブレイクする側が[[シールド]]を選ぶ''、ブレイク先の誘導などのイカサマと疑われる恐れもある為シールドブレイクを行う際は自分でブレイク先をしっかりと選ぼう。またブレイクの際に、デッキ側から何枚目のシールドをこの順番でブレイクしなければならないというルールもない。
(例:[[T・ブレイカー]]がシールドブレイクする時デッキ側から1,2,3枚目ではなく1,3,5枚目でもよく、1,4,5枚目でも問題はない。)
その為、相手が自身に攻撃してきたからといって勝手にシールドをブレイクしてはいけない。特に[[リモートデュエマ]]の際は実際には相手は目の前にはいない為、逐一どのシールドをブレイクするか確認を取ってブレイクすること。
ただし[[《キュロロ》]]や[[《コンゴウノ裁徒》]]等がバトルゾーンにいる場合はブレイクする側ではなく、ブレイクされる側のプレイヤーにブレイクされるシールドの選択権があるため注意。
//初心者の方には意外に伝わっていないようなので書きました。

一度の[[攻撃]]または[[効果]]で、シールドがふたつ以上ブレイクされる場合は複数同時にブレイクを行う。

-[[ブレイカー]][[能力]]が適用されるのは[[攻撃]]によるルール処理としてのブレイクに対してのみ。
一方、[[追加ブレイク]]は[[攻撃]]だけでなくその[[クリーチャー]]の「[[シールド]]を[[ブレイク]]する」能力を使った際にも適用される。

-[[《ベノム・カプセル》]]のように、[[テキスト]]中に「ブレイクする」と書いてある場合はブレイクという扱いになる。ただし、[[《エメラル》]]や[[《福腹人形コダマンマ》]]などのように単に「シールドを手札に加える」と書かれている場合は「ブレイク」という扱いではない。[[ターボラッシュ]]などブレイクにのみ反応するカードもあるので注意。

-[[《魔聖デス・アルカディア》]]など、ブレイクに反応するカードを使用する場合は、ブレイクの発生源が重要になってくる。
--例えば[[《竜装 シデン・レジェンド》]]のテキストには「そのクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする」とあるため、ブレイクの発生源は[[《竜装 シデン・レジェンド》]]をクロスしているクリーチャーとなり、[[《魔聖デス・アルカディア》]]の能力で破壊することができる。
--一方[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の攻撃時に[[《グシャット・シールド》]]を唱えた場合、[[《グシャット・シールド》]]のテキストに発生源を指定するテキストがないため、[[《魔聖デス・アルカディア》]]の能力を使用しても[[《邪眼皇ロマノフI世》]]が破壊されるようなことはない。

**その他 [#zcb05dbe]
-(クリーチャーがシールドを)ブレイクできる数を指して「打点○」、「○打点」(○はブレイクする数)と呼ばれることも多い。覚えていて損はないだろう。→[[打点]]

-[[シールド]]を複数枚ブレイクする際、持っている[[ブレイカー]][[能力]]になぞらえて「W・ブレイク」「T・ブレイク」などと呼ぶことがある。これは漫画などでも使われる呼び方である。
ただしこの言葉はもっぱら「〜ブレイカーに相当する」ブレイクに対して使われる。例えば[[W・ブレイカー]]に[[追加ブレイク]]を1つ[[付与]]していたり、[[パワード・ブレイカー]]がパワー12000以上になったりして[[シールド]]を3枚[[ブレイク]]する際は、「T・ブレイク」と呼ばれることが多い。

-手札に加えるかわりに、墓地に置かせる能力も存在する。そちらは[[シールド焼却]]などと呼ばれ、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]や[[《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》]]などの一部のカードが持つ。[[墓地]]に送られた[[シールド]]は[[手札]]として使うことはできず、[[S・トリガー]]や[[S・バック]]も使えないため、一般に[[シールド焼却]]は強力な[[能力]]である。

**参考 [#hc12e568]
-[[用語集]]
-[[シールド]]
-[[攻撃]]
-[[ブレイカー]]
-[[追加ブレイク]]
-[[ブレイク置換効果]]

-[[ターボラッシュ]]
-[[ブレイク・ボーナス]]
-[[キリフダッシュ]]
-[[《グシャット・シールド》]]

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