#author("2024-05-12T09:13:10+09:00","","") #author("2024-06-05T00:18:38+09:00","","") *フリーズ(キーワード能力) [#i491c01f] |フリーズ(このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。そのクリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップされない)| [[DM-37]]で登場した[[能力]]。 [[H・ソウル]]と[[M・ソウル]]の両方に属する[[クリーチャー]]特有の[[キーワード能力]]。 [[相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時>サボタージュ能力]]、相手の[[クリーチャー]]1体を[[タップ]]し、さらに次の相手の[[ターンのはじめ]]の[[アンタップ]]を封じる。 |電磁黙示(でんじもくじ)マジェスティック・スター C 光/水文明 (4)| |クリーチャー:サイバーロード/ライトブリンガー 3000| |H・ソウル| |M・ソウル| |このクリーチャーはブロックされない。| |フリーズ(このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。そのクリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップされない)| [[《驚愕の化身》]]から細々と続いてきた「[[アンタップ]]封じ」の流れを汲む[[能力]]。そこに[[タップ]]が内蔵されたことによって、[[汎用性]]が高まった。 普通に[[タップキル]]にも使えるので、腐ることが少ないのも利点。通常の[[タップ]]よりも持続時間が長いため、[[殴り返し]]し損なっても次の[[ターン]]の[[攻撃]]を確実に防ぐことができる。 さすがに相手[[クリーチャー]]を固めるより[[除去]]した方が手っ取り早くはあるのだが、[[《デーモン・ハンド》]]や[[《地獄門デス・ゲート》]]などの[[破壊]]する[[除去]]に比べると[[マナコスト]]が軽めに設定されており、より手軽な妨害の手段として重宝される。 -[[解除]]持ち[[サイキック・クリーチャー]]や[[G・リンク]]した[[ゴッド]]など、[[除去]]するのに一筋縄では行かない[[クリーチャー]]に対しては、こちらの方が有効な場合もある。 -上位[[能力]]として[[ダブル・フリーズ]]が存在する。 -[[覚醒編]]の[[キーワード能力]]の法則から鑑みるに、この[[能力]]は[[H・ソウル]]と[[M・ソウル]]を併せ持つ[[クリーチャー]]限定の[[能力]]と思われる。 **ルール [#o330fab6] [[ターン開始ステップ]]全域で[[アンタップしない]]状態を施すのではなく、[[ターン起因処理]]でのアンタップだけを禁止する効果である。 >Q.相手の、下にカードが7枚ありタップ状態の[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分は[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]を「P侵略」で出し、その「出た時」の能力によって[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]が次の相手のターンのはじめにアンタップしなくなりました。&br;次の相手のターンのはじめに、相手は[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]の「自分のターンのはじめに」の能力で下に8枚目のカードを重ねましたが、[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]は「下に8枚目のカードが置かれた時」の能力でアンタップしますか?&br;類似例:[[《天装 カガヤキ・ミガタメ》]][[《隻眼ノ裁キ》]] A.はい、アンタップします。&br;[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]などによる、次の相手のターンのはじめにアンタップしないという効果は、&color(red){''[[ターン起因処理]]によるアンタップのみを禁止''};します。&br;[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]は自身の効果でアンタップするため、[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]の効果に関係なくアンタップします。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44661/]](2024.3.13) **フリーズ能力を持つカード [#u17ce1b9] -[[《仰天の守護者マモ・ミステール》]] -[[《サルティンイダム・クロウラー》]] -[[《電磁黙示マジェスティック・スター》]] -[[《海王聖霊ウナ・アラーナ》]]([[ダブル・フリーズ]]) **参考 [#q5a4052e] -[[用語集]] -[[キーワード能力]] -[[サボタージュ能力]] -[[タップ]] -[[H・ソウル]] -[[M・ソウル]] -[[ダブル・フリーズ]] &tag(用語集,能力,キーワード能力,フリーズ (能力),タップ); *フリーズ(俗称) [#qbc256e4] [[エピソード1]]以降に登場した[[能力]]の俗称。 『[[バトルゾーン]]にある相手の[[クリーチャー]]を[[タップ]]し、その[[クリーチャー]]を次の相手の[[ターン]]のはじめに[[アンタップ]]させない』[[能力]]全般を指す。 また、これらの[[効果]]を受けて[[タップ]]され、[[アンタップ]]できないでいる状態を指すこともある。 誘発条件以外は[[能力]]のフリーズと同じであることから用いられるようになった語。 この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は、上記[[フリーズ]]と同じく、[[文明]]に[[光]]を中心に存在し、僅かだが[[水]]で持つ者も存在する。 上記[[フリーズ]]と区別するため、「凍結」と呼ぶ者もいる。[[フリーズ]]を日本語にしただけであるが、同じ[[タカラトミー]]のTCGである[[WIXOSS]]では[[キーワード能力]]((https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/library/rule/word_046/))となっている。 開発部内でも使われている俗称である(([[射場本正巳]]氏の[[ツイート>https://twitter.com/syaba3/status/1474575634672365568]]))。 |マジェスティック・サンダー UC 光文明 (2)| |呪文| |S・トリガー| |バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。そのクリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップされない。| |氷結カッチ・コチーン UC 水文明 (4)| |クリーチャー:グレートメカオー/ハンター 3000| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。そのクリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップされない。| 条件は各[[カード]]によってバラバラだが、[[コスト論]]では1体につきおよそ2[[マナ]]程度であり、かなり手軽に使える。 その威力は上記のとおりであり、[[タップキル]]に使える他、[[攻撃]]と[[ブロック]]をしばらくの間封じることができる。[[フィールドアドバンテージ]]を奪うにはかなり有効な手段と言え、[[除去]]の苦手な[[光]][[文明]]の[[デッキ]]では重宝される。 [[S・トリガー]]を持つ場合の防御札、例えば[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]]で持っているならもちろん優秀だが、実は「[[攻撃もブロックもできない]]」の[[下位互換]]に近いことには注意。具体的に攻撃中の[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]や[[《第七神帝サハスラーラ》]]を考えてみると、それらにフリーズを当てても同じターンにアンタップしてしまい再攻撃を許してしまう。攻撃前の[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]などもフリーズでは1回だけ起き上がってしまい完全に攻撃を止めることはできない。 水文明は光文明の[[友好色]]にして[[カラーパイ]]のライバルとして知られているが、この部分でも後れを取っている。 -特に注釈がない場合、''既に[[タップ]]されている[[クリーチャー]]も選ぶ事が可能。''この場合、選ばれた[[クリーチャー]]はひき続き[[アンタップ]]不能となる。連続で[[能力]]を発動できる[[《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》]]などを使うと狙いやすい。 -基本的に[[アンタップステップ]]での[[アンタップ]]を封じるため、それ以外の[[タイミング]]では[[能力]]などで[[アンタップ]]することが可能。 //また、厳密には各相手ターンの1回目の[[アンタップ]]処理を封じるため、[[アンタップステップ]]より前に[[アンタップ]]しようとしたならそれが封じられ[[アンタップステップ]]で起こすことが可能になる。 //--[[ターン開始ステップ]]のルール変更前は、「ターンのはじめ」の能力が[[アンタップステップ]]よりも先に来ていたため、このような状況が起こりやすかった。例としては、[[《魔刻の騎士オルゲイト》]]の存在下で「ターンのはじめ」の能力によりクリーチャーが破壊された、など。 //--あくまで「次の相手のターン」にかかる効果であるため、フリーズされたターン中はアンタップさせることが可能。また、相手がそのターン中に2回アンタップされだ場合も意味がない。[[《光牙忍ソニックマル》]]や[[《聖霊王イカズチ》]]には注意。[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]の場合だと、使ったそのターンにはアンタップされてしまうが、「ターンのはじめのアンタップ」を行っていないので[[2回攻撃]]時にフリーズが適応される。 -似た能力として、相手の[[ターンのはじめ]]にクリーチャーをタップするというものがある。[[《炎勢混成 ガウスルヴィス》]]が持つほか、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]もほぼ同様。 こちらは[[タップキル]]ができない分フリーズに劣る一方、「自分のターン中に[[S・トリガー]]などでアンタップされる」という裏目がない。 -[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]は[[マナゾーン]]版フリーズとも呼べる[[能力]]を持つ。 -[[《フリーズ・チャージャー》]]の名前はこちらの意味で使われている。 -『デュエル・マスターズ 十王篇フルコンプリートBOOK』ではフリーズを「長時間タップ」と表現している。 -[[攻撃もブロックもできない]]効果のこともフリーズと呼ぶ事があるが、[[キーワード能力]]のそれとは全く挙動が異なることから、避ける方が無難である。 WoTC社では、そちらは「留置」と呼んで区別しているようだ。(([[射場本正巳]]氏の[[ツイート>https://twitter.com/syaba3/status/1474575634672365568]])) **主な擬似フリーズ能力を持つカード [#ibeed0a5] -[[《束縛の守護者ユッパール》]] -[[《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》]] -[[《霊騎左神ロラパルーザ》]] -[[《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》]] -[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]] -[[《龍魂教会 ホワイティ》]] -[[《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》]] -[[《真・天命王 ネバーエンド》]] -[[《聖霊龍王 ミラクルスター》]] -[[《フリーズ・チャージャー》]] -[[《時の革命 ミラダンテ》]] -[[《雲上の精霊オービスγ》]]([[アンタップ]][[クリーチャー]]限定) -[[《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》]] //数が膨大になってきたのでメジャーだと思われるカードを抜粋。 -[[《遊撃鉄人アザース》]] -[[《白騎士の精霊グラビテウス》]] -[[《光縛の精霊ファルケン》]] -[[《驚愕の化身》]] -[[《超神龍アルグロス・クリューソス》 (デュエプレ)>《超神龍アルグロス・クリューソス》]] **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#j9256c35] 俗称の「フリーズ」状態だと、クリーチャーが電撃を帯びたようなエフェクトを持つようになる。実質的に同じ処理の[[《ブルース・ガー》]]のデメリットも同じエフェクトが流用されている。 ただし、仮にその状態であってもタップ状態でなければエフェクトは表示されない。見た目の問題だけで実際には「フリーズ」予約は正しく記憶されているので勘違いしないように。 -[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]が[[龍マナ武装]]で「攻撃の後」アンタップされるとする。攻撃中、[[S・トリガー]]などでフリーズの[[継続的効果]]を与えられれば((例:[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》]]を出す))アンタップ前にはビリビリエフェクトは付くが、付いた後にアンタップするとそのエフェクトは消えてしまう。もちろん効果が消えたわけではなく、ここで同じターンにもう一度攻撃してタップ状態になると再びビリビリとなり、次の自身の[[ターン開始ステップ]]にはアンタップできない。 デュエプレでは相手バトルゾーンに[[エレメント]]が7個埋まっている状態でオールフリーズさせれば、実質[[進化クリーチャー]]以外の召喚ロックしている状態になるためTCGより強力な能力である。進化元が1体の[[進化クリーチャー]]はタップを引き継ぐため召喚から[[cip]]などを使えても打点にはならない。[[《母なる大地》]]や[[《龍脈術 落城の計》]]のような味方のエレメントを減らせる非エレメントを使うか、[[進化V]]以上を出すことでようやく強引に盤面の数を減らして盤面ロックから抜け出すことができる。 **参考 [#l5a93547] -[[用語集]] -[[タップ]] &tag(用語集,能力,キーワード能力,フリーズ,タップ); &tag(用語集,能力,フリーズ,タップ);