#author("2024-08-13T13:22:40+09:00","","") #author("2024-08-15T11:48:25+09:00","","") *ビクトリー [#x9ab2ae5] [[レアリティ]]の一つ。 [[DMR-01]]にて、[[DM-01]]の発売から11年の歳月を経て登場した、初の追加[[レアリティ]](([[スペシャルスーパーレア]]を勘定しない場合))。 レアリティとしての記号は存在しないが、代わりに[[ビクトリーアイコン]](''≡V≡'')が大きくあしらわれているのが特徴。さらに、そのアイコンはカードの能力で参照される事がある。 英字表記は''VIC''。 パックの裏のレアリティ表記欄には''ビクトリーカード''と表記されている。また、これらの呼び方よりは''ビクトリーレア''と俗称される場合が多い。 基本的に[[スーパーレア]]の延長のような位置付けで、そちらを思わせるような派手な[[スペック]]のカードが多い。[[エキスパンション]]の目玉として設定されるために実用的な[[カード]]も多く、[[メタゲーム]]で活躍したものも多数存在する。 **特徴 [#o767577f] -[[エピソード1]]でビクトリーの[[レアリティ]]を持つ[[カード]]はすべて[[サイキック・クリーチャー]]であったが、[[エピソード2]]でサイキックでない[[クリーチャー]]にも登場した。 -各弾でビクトリーの封入率とフォイルは異なる。 --[[エピソード1]]では、[[スーパーレア]]か[[レア]]とほぼ同じ封入率である。 ---[[DMR-01]]では約3boxに0〜1枚で、覚醒前にのみ[[スーパーレア]]と同じフォイル加工がされている。 ---[[DMR-02]]、[[DMR-03]]ではboxに0〜1封入されており、ホイルは覚醒後にのみ[[MODE→CHANGE]]と同じフォイル加工が加えられている。 ---[[DMR-04]]は[[スーパーレア]]と同じ封入率で、覚醒前に[[スーパーレア]]、覚醒後[[MODE→CHANGE]]と、ともにフォイル加工が加えられている。 --[[エピソード2]]では[[スーパーレア]]と封入率は変わらないが、フォイルが大幅に変化し全体に印刷されていた竜のマークがビクトリーのマークになり、コスト、パワー、ビクトリーのマーク、イラストの一部が金箔になった。 --[[エピソード3]]以降ではイラストの一部になんらかの色が付き、クリーチャー部分が縁どられ立体感のあるイラストとなった。 --[[ドラゴン・サーガ]]のビクトリーである[[ドラグハート]]はどちらにもビクトリーのフォイルが施されている。だが、色が付き縁どられているのは[[クリーチャー]]側のみである。またフォイルに若干の変化があり、ビクトリーのマークの下に描かれていた「victory」の文字がなくなった。 -[[ビクトリーアイコン]]の位置は3種類ある。 --[[覚醒リンク]]前の[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート]]には、本来[[カード]]の[[マナ]]数の部分に当たる場所に[[ビクトリーアイコン]]がある。 --[[サイキック]]でない[[クリーチャー]]の場合は、カード名の欄の中央に、カード名を2つに割るようにして置かれる。ダブルビクトリーを持つ場合は上記の位置に加えてここにもアイコンがある。 ただし[[DMEX-06]]と[[DMBD-14]]の[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]/[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]は例外で、[[ドラグハート]]にもかかわらずこの位置にある。また[[DM23-EX1]]の[[《邪幽 ジャガイスト》]](通常版)も例外で、非サイキックにもかかわらず[[マナ数]]の位置にアイコンがある。 --[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の場合は、元々ビクトリーを持った[[サイキック・セル]]の部位にアイコンが当てられている(基本的に、ビクトリーを持った[[サイキック・セル]]は一番上を担当しており、アイコンは[[種族]]欄の下にある。[[V覚醒リンク]]の場合は一番下のカードもビクトリーであり、これは通常の[[サイキック・クリーチャー]]と同じ[[マナ]]数字に当たる部分にアイコンがある)。つまり、表にも裏にも[[ビクトリーアイコン]]がある事になる。 -封入率は基本的に[[スーパーレア]]とは大差ないのだが、それでも[[スーパーレア]]より上のレアリティということもあり、[[シングルカード]]での初動価格は非常に高い。 -漫画や[[背景ストーリー]]の関係か[[火]]の[[カード]]が圧倒的に多い。また、[[エピソード2]]で主役級の[[クリーチャー]]がゼロの力に目覚めていった経緯もあって次点で[[無色]]の[[カード]]が多い。 --その点を反省してか、続く[[レジェンドカード]]、[[マスターカード]]では各文明バランスよく収録されることとなった。 -ビクトリーのカードは[[ハンター]]が多い関係上、名称ルールを無視するカードが多い。 **その他 [#r72c22d3] -[[ドラゴン・サーガ]]に移り、全5文明にそれぞれビクトリーが収録された。これにより、ようやく[[自然]][[単色]]のビクトリーが登場することとなった。 -[[DMX-16]]までの間で[[火]]を含まない、または[[無色]]でないものは、[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]を省くと以下の7種のみ。 --[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]] --[[《ヴォルグ・サンダー》]] --[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]] --[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]] --[[《不死帝 ブルース》]] --[[《無法神類 G・イズモ》]] --[[《聖霊龍王 バラディオス》]] -[[クロスギア]]・[[城]]のビクトリーは存在しない。[[ウエポン]]、[[フォートレス]]、[[呪文]]には存在するが、前者の2[[カードタイプ]]はどちらも[[クリーチャー]]を片面に持ち、後者は[[ツインパクト]]のみが存在するため、現時点ですべてのビクトリーがクリーチャーであると言える。 --ちなみに、[[進化]]や[[エグザイル]]など、[[ドラゴン・サーガ]]までに登場した[[特殊タイプ]]はコンプリートされている。 --[[セル]]に[[レアリティ]]が印字されているため誤解されやすいが、[[セル]]単体は[[ビクトリーアイコン]]および[[レアリティ]]の[[特性]]を持たない扱いである。 -[[ドラゴン・サーガ]]に入ると、[[エピソード1]]の[[《ガイアール・カイザー》]]、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]のセット、[[エピソード2]]の[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]のように、ビクトリーの[[カード]]が次々と[[再録]]されていった。いずれも高価な[[スーパーデッキ]]での収録だが、この[[再録]]で[[シングルカード]]での価格も幾分か下がるようになるだろう。 -[[カード]]が[[再録]]される際、[[レアリティ]]が変更されることもあるが、[[ビクトリーアイコン]]を参照する[[能力]]がある都合上、ビクトリーにそのようなことは起こらないと思われる。 --ただし、[[《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]が[[DM23-EX1]]での再録時にレアリティが[[ビクトリー]]に変更された。 逆に、ビクトリーのカードがレアリティを変更された例は存在しない((「[[ビクトリーアイコン]]がないビクトリー」としては[[DMRP-17]]版[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]が存在するものの、レアリティは同じであり[[ビクトリーアイコン]]の参照を受けられるものとして扱うという裁定がある。))。 -ビクトリーは[[ドラゴン・サーガ]]までの最高[[レアリティ]]となり、次は[[レジェンドカード]]がその枠となった。 --通常弾では新規ビクトリーは登場しなくなったが、特殊弾では新規ビクトリーが登場することもある。例えば[[DMEX-06]]で新たなるビクトリーである[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]/[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]が登場。 **ビクトリーに関連する能力を持つカード [#o08b097e] -[[ビクトリーアイコン]]を参照。 **参考 [#p80d5f55] -[[用語集]] #include(レアリティ一覧,notitle); -[[ビクトリーアイコン]] &tag(用語集,レアリティ,ビクトリー,VIC);