#author("2023-05-25T11:07:06+09:00","","") #author("2023-05-25T11:07:56+09:00","","") *パーフェクト呪文 [#mcc8733c] [[DMRP-10]]から登場した[[《知識と流転と時空の決断》]]を始めとする、「《AとBとCの決断》」(ルビに「パーフェクト・(文明の英単語をカタカナにしたもの((Light, Water, Darkness, Fire, or Nature)))」)の名を持つ呪文の俗称。「決断サイクル」とも呼ばれる。 A, B, Cの部分は、能力の性質を2文字の漢字で表していると考えられ、[[レアリティ]]は[[ベリーレア]]か[[スーパーレア]]のどちらかを持っている。 [[DMRP-22]]以降、[[《闘争と成長の決断》]]のような「《AとBの決断》」の命名ルールを持つ多色呪文が登場している。 //[[DMRP-22]]以降、[[《闘争と成長の決断》]]のような「《AとBの決断》」の命名ルールを持つ多色呪文が登場している。 |知識と流転と時空の決断 SR 水文明 (4)| |呪文| |自分の墓地に呪文が4枚以上あり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文に「S・トリガー」を与える。| |次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)| |►カードを1枚引く。| |►GR召喚する。| |►相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。| |生命と大地と轟破の決断 SR 自然文明 (5)| |呪文| |この呪文を自分のマナゾーンから唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。| |次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)| |►自分の山札の上から1枚目を、タップしてマナゾーンに置く。| |►コスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。| |►このターン、自分のクリーチャー1体はパワー+3000され、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''| **特徴 [#u664d512] 共通しているのは、3つのモードから能力を2回選ぶというもの。状況に応じて効果を選べるので汎用性が高い。 [[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]で出す[[モード]]が必ず含まれている。 また[[モード]]に加えて、火以外は唱えることに関して拡張する能力を持つ。 -詠唱拡張 --[[光]]:[[シンパシー]]による[[コスト軽減]] --[[水]]:墓地に呪文4枚以上で[[S・トリガー]] --[[闇]]:墓地にあっても唱えることが可能 //--[[火]]:なし --[[自然]]:マナゾーンにあっても唱えることが可能 **パーフェクト呪文の一覧 [#d4fa7005] -[[光]]:[[《神楯と天門と正義の決断》]] -[[水]]:[[《知識と流転と時空の決断》]] -[[闇]]:[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]] -[[火]]:[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]] -[[自然]]:[[《生命と大地と轟破の決断》]] -[[ジョーカーズ]]:[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]] -[[火]]/[[自然]]:[[《闘争と成長の決断》]] -[[水]]/[[闇]]:[[《邪杯と魔術の決断》]] -[[火]]/[[光]]:[[《熱線と照射の決断》]] -[[闇]]/[[自然]]:[[《荒廃と豊穣の決断》]] -[[水]]/[[自然]]:[[《幻想と伝承の決断》]] **考察 [#pa673ee6] -文明の特色系 --[[光]]:「''神楯''」[[シールド追加]] --[[水]]:「''知識''」[[ドロー]] --[[闇]]:「''絶望''」[[セルフハンデス]] --[[火]]:「''疾駆''」[[スピードアタッカー]]、「''双撃''」[[紫電効果]] --[[自然]]:「''生命''」[[マナブースト]] -踏み倒し系 --[[光]]:「''天門''」[[手札]]から[[ブロッカー]]踏み倒し --[[水]]:「''時空''」[[GR召喚]] --[[闇]]:「''反魂''」[[リアニメイト]](クリーチャーだけではなくオーラも可) --[[火]]:「''瞬閃''」手札から踏み倒し --[[自然]]:「''大地''」[[マナゾーン]]から踏み倒し -除去系 --[[光]]:「''正義''」[[フリーズ]]([[タップキル]]することで除去になる) --[[水]]:「''流転''」[[バウンス]] --[[闇]]:「''滅殺''」[[パワー低下]] --[[火]]:なし --[[自然]]:「''轟破''」[[アンタップキラー]](疑似[[マッハファイター]]) モードの並びについても[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]を除き、この「文明の特色」→「踏み倒し」→「除去」の順番である。 火文明が例外なのは「踏み倒したクリーチャーにSAや紫電効果を[[付与]]できるようにする」という意図があるのだろう。もしも踏み倒しが2番目だとSAか紫電効果のどちらかの恩恵が受けられないことになってしまう。 カード名に関して、[[《知識と流転と時空の決断》]]は「知識([[ドロー]])」→「流転([[バウンス]])」→「時空([[GR召喚]])」と、モードとは2番目と3番目が入れ替わった順番になっている。 おそらく、このカードは最初に登場したが故にまだ法則や決まりが曖昧であったのであろう。 **無色パーフェクト呪文 [#i0c0b959] [[《闘争と成長の決断》]]の後、順番が前後して[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]が登場した。 [[コスト踏み倒し]]のモードは持たず、A, B, Cの部分がこじつけ気味だが、「パーフェクト・○○」の部分に「[[ジョーカーズ]]は第6の文明」と呼んでいた設定を盛り込んでいる。 -詠唱拡張 --[[G・ゼロ]] -文明の特色系 --「''弾丸''」[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]] --「''自由''」能力の[[無視]] -踏み倒し系 --なし -除去系 --「''勝熱''」[[カード指定除去]] *第2期パーフェクト呪文 [#v8107269] 5文明の登場で終了したかに思われたパーフェクト呪文だが、多色呪文となって[[DMRP-22]]で再登場した。 地の文に「決断」、ルビに「パーフェクト」を含み、なにより3つのモードから能力を2回選ぶというパーフェクト呪文にしか与えられていない特徴を持つが、細かな部分ではパーフェクト呪文とは合致しない。 なお、ルビ自体はカードの効果をカタカナで表現していて[[エターナル呪文]]のほうに寄せられている。 単色パーフェクト呪文との違いおよび現時点で確認できる共通点は以下の通り。 +[[レアリティ]]がすべて[[ベリーレア]] +《AとBとCの決断》ではなく《AとBの決断》 +「パーフェクト・○○」の部分が文明の英名とは関係ない +いずれも何らかの条件で唱えるコストを少なくする効果を持っている +既存クリーチャーが呪文を放つイラストのシークレットカードが存在する |~#|~カード|~文明|~コスト軽減|~シークレット版に描かれたクリーチャー|h |1|[[《闘争と成長の決断》]]|火/自然|自分のパワー6000以上のクリーチャーがある|[[《無双竜機ボルバルザーク》]]| |2|[[《邪杯と魔術の決断》]]|水/闇|このターン中に、カードがいずれかのプレイヤーの墓地に置かれている|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]| |3|[[《熱線と照射の決断》]]|光/火|自分のターンのはじめにアンタップした自分のクリーチャーの数|[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]| |4|[[《荒廃と豊穣の決断》]]|闇/自然|自分のマナゾーンと墓地に合計8枚以上カードがある|[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]| |5|[[《幻想と伝承の決断》]]|水/自然|自分のマナゾーンにコスト7以上のカードが4枚以上ある|| -1枚目の[[《闘争と成長の決断》]]ではカードを[[踏み倒し]]する選択肢がなかったが、以降は必ず踏み倒しを持つようになっている。 -[[《荒廃と豊穣の決断》]]までは、条件を満たせばコスト3以下の軽量呪文として使えたが、[[《幻想と伝承の決断》]]では軽減後も6マナと比較的重い呪文として登場した。 **その他 [#b8568526] -[[《完全攻撃革命》]]や[[《完全防御革命》]]、[[《白騎士の聖霊王アルカディアス/完全決闘》]]はルビにパーフェクトとつくが、文明名が含まれないためこの俗称には含まれない。 -一見、2回の[[モード]]選択で選んだ順番に能力を使うことができるように見えるが、実際は''選んだ後に上から書かれている順に解決する''。詳しいルールは[[モード]]のページを参照。 -デュエマの兄貴分である[[Magic:The Gathering]]にも、[[命令>http://mtgwiki.com/wiki/%E5%91%BD%E4%BB%A4]]の名を冠した似たような[[サイクル]]が存在する。 **参考 [#l0c64327] -[[用語集]] -[[呪文]] -[[モード]] -[[エターナル呪文]] -[[DMART-04 「神アート 超獣創造 ~松本しげのぶの世界~」>DMART-04]] &tag(用語集,呪文,単色,モード,パーフェクト呪文);