#author("2024-04-20T06:13:54+09:00","","") #author("2024-04-21T23:24:53+09:00","","") *ハイパー化 [#a7ea0304] [[DM24-RP1]]で登場した[[キーワード能力]]。 |蒼き王道 ドギラゴン超 DMR 火/自然文明 (6)| |ドリーム・クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/超化獣 6000| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。| |''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)| |BGCOLOR(#cde):|c |''ハイパーモード'' 13000| |自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。| |自分の多色クリーチャーが攻撃する時、その多色クリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。| |''T・ブレイカー''| [[メインステップ]]中に使える[[起動型能力]]で、自分のクリーチャー1体タップすることで、次の自分のターンのはじめまで[[ハイパーモード]]が解放される。 **裁定 [#h7c00f7d] -バトルゾーンでハイパーモードが解放されているときのみ参照できる、能力行とパワーが存在する。それらは[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《ジャンボ・ラパダイス》]]といった手札や山札などにあるカードの特性を見て何かをする効果では存在していないものとして扱う。 -ハイパー化に限らず、「[[ブレイカー]]」能力を2種類以上持つクリーチャーは、攻撃によるブレイク対象決定時に、どれか1つの能力だけを宣言してそれでブレイクを行う。 --[[スーパー・S・トリガー]]や[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]の[[革命]]2[[S・トリガー]]のケア目的で敢えて[[T・ブレイカー]]ではなく[[W・ブレイカー]]を選ぶプレイングも考えられる。 ただし、1つだけ「[[ブレイカー]]」能力を持つ場合は[[シングル・ブレイカー]]にスケールダウンすることはできない。[[準バニラ]]の[[《暗黒の騎士ザガーン》]]が意図的に1ブレイクに調整することができないのと同じ。 ---1つだけブレイクすることが重要な[[S・トリガー・プラス]]意識でなら、そもそもハイパー化を起動しないことが求められる。 -既にタップしたクリーチャーをハイパー化のコストに使っても何も起こらない。(総合ルール 105.6.) --何も起こらないとは、ハイパーモードを解放できないだけでなく、[[《アーチ=ガーチー》]]などが持つ[[タップ誘発]]も既にタップ状態ならトリガーしないということである。 -二重にハイパー化を起動することはできない。 >https://twitter.com/t2duema/status/1780478033281069126 >>【ルール】 クリーチャーのハイパーモードが解放されている間、 そのクリーチャーの「ハイパー化」は起動できない。&br; 【具体的な例】 Q:自分のターン中、「ハイパー化」を起動して自分のクリーチャーを1体タップし、 自分の《蒼き王道 ドギラゴン超》のハイパーモードを解放しました。 同じターン中に、この《蒼き王道 ドギラゴン超》の「ハイパー化」を再度起動して、 自分のクリーチャーをもう1体タップできますか? A:いいえ、できません。 ハイパーモードが解放されているクリーチャーの「ハイパー化」は起動できません。 クリーチャーのタップだけ行うこともできません。 **特徴など [#a94c5e32] //-[[DM24-RP1]]現在、[[《光喜神官 ジョナス》]]を除いた全てのカードにおいて、ブレイクの上昇数はタップさせた味方獣の数と一致する。 //このため、[[S・トリガー・プラス]]などのケア目的で、敢えてハイパー化を起動しないプレイングも考えられる。 //また、[[召喚酔い]]状態や[[攻撃できない]]デメリットを持つクリーチャーをタップコストにすることで、実質的な総打点を増やすことができる。 -ハイパー化すると、[[DM24-RP1]]時点では無印ハイパー化だと2500〜7000の範囲でパワーが上昇する。結果的に6000の整数倍をまたぐことになりやすく、1体味方タップにつきブレイク能力が1段階上昇することがほとんど。 2体タップする[[OVERハイパー化]]の[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]はそのぶん4000→13000の9000上昇と大きく、[[シングル・ブレイカー]]から[[T・ブレイカー]]の2段階上昇する。 ブレイク能力が1段階上昇しない唯一の例外は[[《光喜神官 ジョナス》]]で、6000→9000の3000上昇で、上昇量は適正値だが[[W・ブレイカー]]から伸びない範囲である。 --より多く実質的な総打点を増やしたいなら、[[召喚酔い]]状態や[[攻撃できない]]デメリットを持つクリーチャーをタップコストにするとよい。 -能動的に味方を[[タップ]]できる性質から、各種[[タップ誘発]]や[[光臨]]などと相性がよい。[[DM24-RP1]]では[[《seiWond'Ramar》]]や[[《お騒がせチューザ》]]も収録される[[デザイナーズコンボ]]である。 --タップ状態でターンを渡す隙を帳消しにできる[[警戒]]や[[紫電効果]]とも好相性。 //味方のタップに見合うリターンが多い。←疑問 -悪い言い方をすれば、[[ボードのディスアドバンテージ>ボードアドバンテージ]]になる欠点は[[進化クリーチャー]]と同様で、発展型の[[NEOクリーチャー]]と同様、カード単独でも使い道がある反面、ハイパー化には[[召喚酔い]]を消す効能がないため[[進化速攻]]的なプレイングができない。また、1ターンで出せる総打点の伸びも実は少なく、[[《森翠月 ブロンズアーム》]]でハイパー化して3ターン目に2点入れるのは[[革命チェンジ]]した[[《宇宙の頑強者》]]で2点入れるほうが盤面に無防備なクリーチャーを残しにくい。 --幸い、ハイパー化は[[コスト踏み倒し]]ではないので[[革命チェンジ]]に刺さるメタはすり抜ける。種族的恩恵も[[超化獣]]の括りで[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]や[[《光喜の夜 エルボロム》]]などがある。 **環境において [#tef20897] 前述のように手放しでアドバンテージを稼げるタイプの能力ではなく、[[DM24-RP1]]発売から1週間程度経過しても最高レアリティの[[《蒼き王道 ドギラゴン超》]]が[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]軸の[[【5色ディスペクター】]]に好みで入っている程度。 他のデッキでは、[[''メカ''・デル・ソル>メカ・デル・ソル]]がシナジーを発揮する[[【白黒メカ】]]に[[《獲銀月 ペトローバ》]]が入る、''火''の[[デーモン・''コマンド''>デーモン・コマンド]]がシナジーを発揮する[[【赤黒バイク】]]に[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]が入るなど。 [[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]や[[《哀樹神官 グリッファ》]]とハイパー化抜きに仕事ができるカード、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]と併用した[[《哀樹の夜 シンベロム》]]も使われた。共通して、ハイパー化は打点を伸ばすのは主目的ではなく、ちゃんとアドバンテージが稼げるかが重要視される。 **参考 [#gce7e34c] -[[用語集]] -[[キーワード能力]] -[[起動型能力]] -[[OVERハイパー化]] -[[《蒼き王道 ドギラゴン超》]] &tag(用語集,能力,キーワード能力,ハイパー化,起動型能力); &tag(用語集,能力,キーワード能力,ハイパー化,起動型能力,自己タップ);