#author("2024-11-11T04:36:20+09:00","","")
#author("2024-11-27T20:05:23+09:00","","")
*ハイパーエナジー [#i1046e0a]

|''ハイパーエナジー''(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)|

[[コロコロコミック]]付録で先行登場し、[[DM24-RP3]]で本格登場した[[キーワード能力]]。

この能力を持つクリーチャーの召喚時に、コストの異なるクリーチャーを好きなだけタップすることで、タップした数だけ召喚コストを2ずつ少なくすることができる自己[[コスト軽減]]能力。

|超天使 ゴルドラン・ゴルギーニ OR 光文明 (10)|
|クリーチャー:メカ・エンジェル・コマンド 14000|
|''ハイパーエナジー''(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)|
|''ブロッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。|
|自分のクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。その後、自分のシールドが10以上あれば、自分のシールドを好きな数表向きにする。その中からクリーチャーをすべて出し、残りを手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。|

同時期には能動的にタップさせることにメリットを見出すカードが多数登場しており、それらと組み合わせて使うことが考えられる。

-[[クリーチャー]]の数だけ召喚コストを2下げる能力には[[ダブル・シンパシー]]がすでに存在する。共通あちらはコスト軽減の対象に指定されたクリーチャーがバトルゾーンに置いてあるだけで発揮できたのに対し、こちらはコストが異なるクリーチャーを用意した上で、[[タップ]]させる動きをとらなければ[[コスト軽減]]が発動できない。
能力単体で比べるとあちらの方が優れているように見えるが、持っているクリーチャーが全く異なり、上述の通りこちらと相性の良い戦略も存在するため、一概に実戦的な比較はできない。
//もちろん能動的にタップさせることにメリットを見出すカードが多数登場しているため、構築とプレイングしだいでその一般論は十分覆されうる。

//なお、[[シンパシー]]と同様に、この能力を持つクリーチャーの名目コストは重く設定されている。
//《金天使 ドル・ゴルギーニ》は軽め

**ルール [#m3e5f282]
類似のタイミングでコスト軽減を行う[[《樹食の超人》]]の裁定も参照。

-召喚せずにバトルゾーンに出す時や、コストを支払わずに召喚する時は、コスト計算を行わないので、自分のクリーチャーをタップすることができない。
--例えば[[DM24-RP3]]の[[《金天使 ドル・ゴルギーニ》]]の[[サイクル]]はハイパーエナジーと[[S・トリガー]]を併せ持っているが、[[S・トリガー]]によって召喚する際には味方をタップできない。
-このクリーチャーを出せない時は、召喚を行えないので、自分のクリーチャーをタップすることができない。
-[[タップ]]状態のクリーチャーではコスト軽減に寄与できない(総合ルール105.6.)。 

**その他 [#s7407f79]
-モチーフは[[Magic:The Gathering]]の「[[召集>http://mtgwiki.com/wiki/%E5%8F%AC%E9%9B%86]]」と[[明かされている>https://x.com/syaba3/status/1819335442611032399]]。
--MTGでは、「コストが異なる」という条件はなく、1体タップが1マナの支払いになっていた。デュエマに持ち込むにあたって、「コストが異なる」の条件を追加することで1体タップで2マナ分になった。
---「コストが異なる」の条件は、[[バラバラエティ]]やその元ネタであると明かされている[[集会>http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9B%86%E4%BC%9A]]のギミックが参考にされているものと思われる。
--タップしたクリーチャーはマナを生み出しているわけではないが、カードの動きは[[《ベイB ジャック》]]や[[《カエルB ジャック》]]に似ている。1体につき2軽減なため、実質的に[[マナ数]]を2にしながら支払っているものに近い。しかしながら、マナとは別の扱いのためコスト軽減の下限まで到達していても好きな数[[タップ]]ができる(([[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]で5体以上過剰破壊が可能なのと同じ。))。

-カード使用時にクリーチャーをタップさせて能力を発揮させる所は[[ランチャーE]]を彷彿とさせる。
[[ランチャーE]]はタップさせたクリーチャーの数だけ効果を上乗せしていたが、この能力はタップさせた数だけコスト軽減を上乗せしている。

-[[背景ストーリー]]上で[[超化獣]]だった[[クリーチャー]]と同一人物がこの能力を持っていること、一部[[命名ルール]]が[[超化獣]]と共通すること、[[能力]]名などから、設定上は[[ハイパーモード]]の延長線上にある能力と考えられる。
ただし、味方をタップするという条件はともかく、もたらす効果は[[ハイパーモード]]とは別物。またこちらは[[超化獣]]種族を持たない。

-デュエチューブの開発秘話にて、[[ハイパー化]]とは別にクリーチャーをタップして発動する能力としてこの能力が開発されたことが明らかとなった。
-デュエチューブの開発秘話にて、[[ハイパー化]]とは別にクリーチャーをタップして発動する能力としてこの能力が開発されたことが明らかとなった。最初から強いカードを仲間の力を借りて軽く出すというコンセプトであったが、コスト軽減が1刻みだとシンパシーの二番煎じに見えるため2刻みにしたが、2刻みだと強すぎるためタップコストの縛りが出来た([[参考>https://www.youtube.com/watch?v=SVXyJKUnRyc]])。
[[ハイパー化]]は自分のクリーチャーを"1体"選んでタップするものだったが、このハイパーエナジーは、クリーチャーを"好きなだけ"タップするということで差別化を図っている。
--[[背景ストーリー]]では、[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]によって夜の四天王をはじめとする[[超化獣]]たちに与えられた新たな能力。
[[ハイパー化]]よりも多くのクリーチャーのエネルギーを吸収できる能力であり、ゲーム上でもクリーチャーを好きなだけタップできる能力として表現されている。

**参考 [#m65805e2]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[コスト軽減]]
-[[タップ]]
-[[《超天使 ゴルドラン・ゴルギーニ》]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,ハイパーエナジー,自身コスト軽減,タップ);