#author("2024-01-27T22:22:04+09:00","","")
#author("2024-03-22T08:51:52+09:00","","")
*ナーフ(ナーフガン) [#jfaf58aa]

''ナーフ(NERF)''とは、[[Hasbro]]から展開されている、玩具の銃のブランド。
銃本体「ナーフガン」から、ウレタン製で弾頭が樹脂の「ダーツ」と呼ばれる弾丸を発射する。
-以前は[[タカラトミー]]が国内展開を担当していた時期もある。

デュエルマスターズでは、[[《インビンシブル・ナーフ》]]を唱えた際に使用する。

&tag(用具,ナーフガン);

*ナーフ(俗称) [#k820dcd2]
[[デジタルカードゲーム]]を含む主にオンライン対戦要素を持つゲームにおいて、キャラクターやアイテムの性能が下方修正(弱体化)されることを意味するスラング。
語源は上記の「ナーフガン」から。
とあるFPSプレイヤーが「銃がナーフガン同然になってしまった」と嘆いた事からこの様な言い回しが広まったとされる。

-TCGの[[デュエル・マスターズ]]では[[エラッタ]]や[[殿堂入り]]、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]や[[《父なる大地》]]のように[[再録]]時にテキストが変更される((ただし、能力の一部が丸々無くなったり、コストやパワーが書き換わったりした例はない))ものがナーフに近い。
-TCGの[[デュエル・マスターズ]]では[[エラッタ]]や[[殿堂入り]]、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]や[[《父なる大地》]]や[[《プロジェクト・ゴッド》]]のように[[再録]]時にテキストが変更される((ただし、能力の一部が丸々無くなったり、コストやパワーが書き換わったりした例はない))ものがナーフに近い。

-''ナーフの語源が英単語ではなく玩具の銃のブランド名であることから、単語としての対義語はない。''

-ナーフの反対、すなわち上方修正(強化)をカタカナで表す必要がある場合、以下のいずれかが用いられる。
--「ビーフアップ(Beef Up)」……「〜を強化する」や「〜を増強する」という意味。「beef」のみでは「[[牛肉>《ポーク・ビーフ》]]」の意味になってしまう。
--「バフ(Buff)((バフは、一般的には「ゲーム内における一時的な強化」を指すことが多い。デュエル・マスターズで例えるなら、[[パンプアップ]]や[[2回攻撃]]の付与などが該当する。))」……ここでは「皮革のようなもので金属・床・靴などを磨く」を語源とする。「磨き上げて優れた状態にする」といったニュアンス。
---上2つは、単語の最後が「f」で終わっていて、「nerf ↔ beef up」、「nerf ↔ buff」と韻を踏んでいる。
--「アッパー(Upper)」……「上のほうの」「上位の」。
---「○○調整」の使い方ならこれ。ナーフの対義語として「アッパー調整」は聞いたことがあっても「ビーフアップ調整」や「バフ調整」で使われた例は聞いたことがないだろう。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#sc0ab4e9]
[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、デジタル媒体であるが故に、[[エラッタ]]という手順を要するTCGと比べるとカードのナーフを容易に行える。
主に実装時点でTCG版の[[カード]]から弱体化されたもの、または環境調整のため実装後に弱体化されたものをナーフと称する。
ただし前者に関しては比較の土台が異なってくるため、厳密な意味でのナーフとは言えない。

-[[インフレ]]によりナーフが解除されることもある。
[[DMPB-03]]で再録された際の[[《ゴースト・タッチ》]]と[[《汽車男》]]において、初となるナーフ前の性能への変更が行われた。

**参考 [#n85e6a04]
-[[用語集]]
-[[エラッタ]]
-[[DP殿堂]]
-[[殿堂入り]]
-[[調整版]]
-[[調整が加えられたカード (デュエプレ)]]…デュエル・マスターズ プレイスで実装後に調整が加わったカードはこちら
-[[Hasbro]]

&tag(用語集);