#author("2025-01-14T15:54:05+09:00","","")
#author("2025-01-28T22:34:36+09:00","","")
*ナーフ(ナーフガン) [#jfaf58aa]

''ナーフ(NERF)''とは、[[Hasbro]]から展開されている、玩具の銃のブランド。
銃本体「ナーフガン」から、ウレタン製で弾頭が樹脂の「ダーツ」と呼ばれる弾丸を発射する。
-以前は[[タカラトミー]]が国内展開を担当していた時期もある。

デュエルマスターズでは、[[《インビンシブル・ナーフ》]]を唱えた際に使用する。

&tag(用具,ナーフガン);

*ナーフ(俗称) [#k820dcd2]

[[デジタルカードゲーム]]を含む主にオンライン対戦要素を持つゲームにおいて、キャラクターやアイテムの性能が下方修正(弱体化)されることを意味するスラング。
語源は上記の「ナーフガン」から。
とあるFPSプレイヤーが「銃がナーフガン同然になってしまった」と嘆いた事からこの様な言い回しが広まったとされる。

-TCGの[[デュエル・マスターズ]]では、[[エラッタ]]や[[殿堂入り]]、[[総合ルール]]の変更、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]や[[《父なる大地》]]や[[《プロジェクト・ゴッド》]]のように[[再録]]時に[[テキスト]]が変更される事例がナーフに近い。

--後に、直接[[テキスト]]が変更され能力自体の弱体化が初めて行われた事例として、[[《アクア・ギャクテンポインター》]]が生まれた。
この[[カード]]については、よくある[[殿堂入り]]になる程の[[カードパワー]]への対策といったものが原因ではなく、[[無限ループ]]の[[ループ]]省略が出来ずに大会運営など競技面に支障をきたす挙動をする問題点を解消することが主な目的とされた。詳しくは当該カードのページを参照。

--[[総合ルール]]の変更により間接的または結果的に弱体化を受けた事例としては、2024.12.20付で実施された[[《禁断 ~封印されしX~》]]と[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]に対しての[[マナコスト]]扱いの変更などが挙げられる。>[[総合ルール変更点>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316667/]]
「[[マナコストを持たないカード>マナコスト#bac7ff5d]]を参照する場合は[[コスト0]]として扱う」ルールの一部が変更されたことにより、[[バラバラエティ]]などのの[[マナコスト]]を参照する[[能力]]は運用の幅が狭まる結果となっている。
「[[マナコストを持たないカード>マナコスト#bac7ff5d]]を参照する場合は[[コスト0]]として扱う」ルールの一部が変更されたことにより、[[バラバラエティ]]などの[[マナコスト]]を参照する[[能力]]は運用の幅が狭まる結果となっている。
詳しくは[[《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》>《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》#wb1b30a2]]のページを参照。

-''ナーフの語源が英単語ではなく玩具の銃のブランド名であることから、単語としての対義語はない。''

-ナーフの反対、すなわち上方修正(強化)をカタカナで表す必要がある場合、以下のいずれかが用いられる。
--「ビーフアップ(Beef Up)」……「〜を強化する」や「〜を増強する」という意味。「beef」のみでは「[[牛肉>《ポーク・ビーフ》]]」の意味になってしまう。
--「バフ(Buff)((バフは、一般的には「ゲーム内における一時的な強化」を指すことが多い。デュエル・マスターズで例えるなら、[[パンプアップ]]や[[2回攻撃]]の付与などが該当する。))」……ここでは「皮革のようなもので金属・床・靴などを磨く」を語源とする。「磨き上げて優れた状態にする」といったニュアンス。
---上2つは、単語の最後が「f」で終わっていて、「nerf ↔ beef up」、「nerf ↔ buff」と韻を踏んでいる。
--「アッパー(Upper)」……「上のほうの」「上位の」。
---「○○調整」の使い方ならこれ。ナーフの対義語として「アッパー調整」は聞いたことがあっても「ビーフアップ調整」や「バフ調整」で使われた例は聞いたことがないだろう。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#sc0ab4e9]
[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、デジタル媒体であるが故に、[[エラッタ]]という手順を要するTCGと比べるとカードのナーフを容易に行える。
主に実装時点でTCG版の[[カード]]から弱体化されたもの、または環境調整のため実装後に弱体化されたものをナーフと称する。
ただし前者に関しては比較の土台が異なってくるため、厳密な意味でのナーフとは言えない。

-[[インフレ]]により当時ほどの脅威がなくなったカードには、時期を見てナーフが解除されることも多々ある。
--初となるナーフ前の性能への変更が行われたのは、[[DMPB-03]]で再録された際の[[《ゴースト・タッチ》]]。それと同日に[[再録]]は仕様上ない[[BASIC]]の[[《汽車男》]]も変更されている。

***デュエプレ内で実装後に下方修正されたカード [#d9e819c8]
ここでは以下のケースをナーフとして扱わない。

-使用性の向上を目的とするテキスト修正(例:[[《時空の支配者ディアボロス Z》]])
-バグの発生を抑制するための仕様変更(例:[[《電磁無頼アカシック・サード》]])
-挙動の方を正とするためのテキスト修正(例:[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]])

すなわち、[[レジェンダリー・ディビジョン]]でナーフ前の性能として使える、もしくは使えることが期待されるカードのみを記載する。

#taglist(ナーフ (デュエプレ)-用語集 (デュエプレ))

***デュエプレ内で実装後に下方修正されていたがその下方修正が取り消された(ナーフ解除された)カード [#b077e258]
TCG版より低い性能で実装されていたカードがTCG版と同程度に上方修正されたケースを除く。

#taglist(ナーフ解除 (デュエプレ)-用語集 (デュエプレ))

**参考 [#n85e6a04]
-[[用語集]]
-[[エラッタ]]
-[[DP殿堂]]
-[[殿堂入り]]
-[[調整版]]
-[[調整が加えられたカード (デュエプレ)]]…デュエル・マスターズ プレイスで実装後に調整が加わったカードはこちら
-[[Hasbro]]

&tag(用語集,ナーフ (デュエプレ),ナーフ解除 (デュエプレ));