#author("2025-02-10T18:07:49+09:00","","")
#author("2025-02-10T19:15:29+09:00","","")
*テキスト [#m20cd5e6]

文章欄([[カードタイプ]]の下、[[パワー]]および[[マナ数]]の上)に記載されている文章のこと。
またこのテキストが入る領域を、公式では「テキストボックス」と言う。

テキストは、大きく分けてゲームに影響する「ルール文章」、ゲームに影響しない「[[フレーバーテキスト]]」の2つに大別される。テキストボックスに対して、前者は上寄せ、後者は下寄せで書かれ、書体も異なる。

個々の[[カード]]を特徴づける、非常に重要な要素である。

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単に「テキスト」と言った場合、ルール文章の方を指すことがほとんど。ゲームには直接関係してこない[[フレーバーテキスト]]は「フレーバー」と呼ばれることが多い。

ルール文章は主に以下のものが段落として記載されうる。
+[[能力]]
+[[カードタイプ]]の定義/カード全体に対する[[注釈文]]

また能力の文の段落中には、能力のうちに含まれない以下のものが記載されうる。
+[[キーワード能力]]を示すためのキーワード
+能力の[[注釈文]]
+一部の[[キーワード能力]]、もしくは[[アイコン能力]]を示すアイコン

-テキストの規則は必ずしも一定ではなく、同じ[[能力]]でも[[エキスパンション]]ごとに言い回しが微妙に異なるものがある。例えば「タップされていない」と「アンタップされている」がある。そのため、[[再録]]された[[カード]]はテキストが変更されていることがあるが、中には[[能力]]自体が微妙に変わったものもあるので注意。&br;原則として、同じ[[カード]]のテキストが[[再録]]にあたって変更された場合は、変更前のカードを使用する場合でも''最新版のテキストとして扱う''。ただし公式から誤植と認められた場合はその限りではない。(→[[エラッタ]]参照)

-中には[[《混沌魚》]]や[[《チェーン・デスマッチ》]]のようにテキストが非常に複雑なものもある。誤解を防ぐために、テキストの内容を完全に理解してからプレイするのが望ましい。

-また、イラストがフレームから飛び出していて読みにくいもの、[[キーワード能力]]の[[注釈文]]などが省略されているもの、[[禁断文字]]で書かれているものなどが存在し、これらは実際のカードだけでは能力を完全に把握する事は難しい。そのようなカードは当Wikiや公式サイトのカードリスト、あるいは版の違う同じカードなどを参照して正確な能力を知る必要がある。フルフレームイラストのカードに関しては、[[DMR-15]]からテキスト自体の縁取りが太くなり、読みやすくなる改善がされた。

-「テキストが短いカードは強い」という俗説がカードゲーム業界全体に存在する。テキストが短い、すなわち効果が単純なカードは複雑なカードに比べて汎用性が高く、効果が限定されにくいので使いやすいという意味である。

-ほぼ全ての[[カード]]にテキストが存在するが、一部の[[クリーチャー]]にはテキストがないものもあり、俗に「[[バニラ]]」と呼ばれる。

-[[《ロックマンエグゼ&勝太》]]や[[《パーロック〜交差の石板〜》]]は非常に特殊なテキストをしているが、能力を発生させるためれっきとしたテキストである。[[《結婚してくれやぁ!!》]]も能力の形を取っているためテキスト。一方[[《偉大なる感謝》]]や[[《自称辞書》]]のテキストは[[能力]]と関係がないため[[フレーバーテキスト]]扱いと、ジョークカードはジョークなだけあって紛らわしいものがいくつか存在する。

-テキストボックスの背景には[[文明]]を表すシンボルが描かれている。[[多色]]になると持っている文明のシンボルがすべて描かれ、[[無色]]は描かれない。[[ルナティック・エンペラー]]、[[革命軍]]、[[侵略者]]、[[イニシャルズ]]といった一部の[[特殊種族]]を持つ(あるいはその[[種族]]に関連したカードである)場合、[[文明]]のシンボルの代わりにその勢力のシンボルマークが描かれる。

-[[D2フィールド]]、[[オレガ・オーラ]]といった横向きの[[カード]]の一部には、ルール文章の一部がさらに小さい独自のボックスに分離されている例がある。ここには主に、その[[カード]]ないしは[[カードタイプ]]の特徴的な[[能力]]または定義が記載されることが多く、実際目立つことからその特殊なルールを理解させるのに一役買っている。

***テキスト量に関する記録 [#n8263173]

-テキストが特に短いカード
--[[《カシス・パイン》>《カシス・パイン/♥あたしのスパークがメロメロにさせ~る》]](ツインパクトのクリーチャー側、5文字)
--[[《The 塩ラー漢》]](6文字)
--[[《フェアリー・ライフ》]]([[DMX-22]]版、6文字((「STマナ+1」を能力としてカウント)))
--[[《The チャー漢》]](7文字)
--[[《暗黒の騎士ザガーンGR》]](7文字)
--[[《ガチャガチャ・スクランブル》>《ガチャベス1/ガチャガチャ・スクランブル》]](ツインパクトの呪文側、7文字)
--[[《♪ドはドッカンのド》>《FASORASI・ドッカン/♪ドはドッカンのド》]](ツインパクトの呪文側、7文字)
-テキストが短いカード
--[[《カシス・パイン》>《カシス・パイン/♥あたしのスパークがメロメロにさせ~る》]](5文字、ツインパクトのクリーチャー側)
--[[《The 塩ラー漢》]](6文字、[[DMEX-08]]版)
--[[《フェアリー・ライフ》]](6文字((「STマナ+1」を能力としてカウント))、[[DMX-22]]版)
--[[《The チャー漢》]](7文字、[[DMEX-08]]版)
--[[《暗黒の騎士ザガーンGR》]](7文字、[[DMBD-22]]版・[[DM24-EX2]]版)
--[[《ガチャガチャ・スクランブル》>《ガチャベス1/ガチャガチャ・スクランブル》]](7文字、ツインパクトの呪文側)
--[[《♪ドはドッカンのド》>《FASORASI・ドッカン/♪ドはドッカンのド》]](7文字、ツインパクトの呪文側、[[DMRP-09]]版・[[DMEX-05]]版)

-テキストが一番長いカード
--能力テキストに含まない箇所((かっこ書き(厳密にはテキスト不備により能力であるべきかっこ書きも存在するが判別が難しいため、かっこ書きをすべて[[注釈文]]とみなす)、特殊タイプの注釈的文言、多色カードのマナタップイン文言等を「能力テキストに含まない箇所」とする))を除いた場合
---カードとして:[[《ちょっと☆きゃわ☆じょらごん》]](313文字)
---(後付け不能な((ゲーム外からカードを持ち込む効果で[[五元神]]を持ち込み、大量に繋げることで際限なくテキストを増やすことができるため、[[リンク]]体は考慮しない。)))オブジェクトとして:[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]([[DMR-23]]版、423文字((なお[[DMBD-21]]版は409文字。バージョン違いを考慮した場合は、[[DMR-23]]版に次ぐ2位であり、最新版テキストに準拠する場合も[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]が1位であることは変わらない。)))
--能力テキストに含まない箇所を含めた場合
---[[《超越男》]]([[DMX-22]]版、845文字)
-能力テキストに含まない箇所((かっこ書き(厳密にはテキスト不備により能力であるべきかっこ書きも存在するが判別が難しいため、かっこ書きをすべて[[注釈文]]とみなす)、多色カードのマナタップイン文言等を「能力テキストに含まない箇所」とする))を除いた場合のテキストが長いカード
--[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]](423文字(ただしオブジェクトとして)、[[DMR-23]]版)
--[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]](409文字(ただしオブジェクトとして)、[[DMBD-21]]版)
--[[《ちょっと☆きゃわ☆じょらごん》]](313文字)
--[[《Treasure cruise》]](307文字(ただし英語の文字数))
--[[《邪神M・ロマノフ》]](285文字)
--[[《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》]](273文字、[[DMR-11]]版)
--[[《超竜G・紫電・ドラゴン》]](259文字、[[DMC-57]]版)
--[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]](259文字)
--[[《邪神C・ロマノフ》]](258文字)
--[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]](258文字、[[DMBD-21]]版・[[DM23-EX2]]版・[[DMART-16]]版)
--[[《神核アトム》]](257文字)
--[[《ダイナボルト <ドギラ.Star>》]](255文字)

そのほか特筆に値するカード
-[[《Treasure cruise》]]
--英語部分が(半角スペースや約物も数えて)307文字、日本語部分がかっこを含めて114文字。合計すると421文字。ただし、英文で文字数を見る文章量カウントは一般的ではない。単語数でカウントすると英語部分は58単語となる。
-能力テキストに含まない((かっこ書き(厳密にはテキスト不備により能力であるべきかっこ書きも存在するが判別が難しいため、かっこ書きをすべて[[注釈文]]とみなす)、多色カードのマナタップイン文言等を「能力テキストに含まない箇所」とする))箇所を含めた場合のテキストが長いカード
--[[《超越男》]](845文字、[[DMX-22]]版)
--[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]](478文字(ただしオブジェクトとして)、[[DMR-23]]版)
--[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]](478文字(ただしオブジェクトとして)、[[DMBD-21]]版)
--[[《Treasure cruise》]](421文字(英語:307文字、日本語:114文字))
--[[《Spread Joy to the World!》]](348文字(英語:251文字、日本語:97文字))
--[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]](325文字、[[DMR-20]]版)
--[[《ちょっと☆きゃわ☆じょらごん》]](313文字)
--[[《Volzeos-Balamord》]](313文字、[[DMRP-20]]版・[[DMART-08]]版・[[DM23-BD1]]版)
--[[《ノラディ:ド:スルーザ》]](309文字)
--[[《MAX-Gジョラゴン》]](303文字、[[DMRP-22]]版)

***テキスト量に関する記録 (デュエプレ) [#s3e3e078]
[[キーワード能力]]の注釈文は必ず省略されるため、テキスト量が小さいカードが多い。
1文字の[[キーワード能力]]は存在せず、引数を伴わない2文字のキーワード能力も[[連鎖]]・[[飛行]]くらいしかない(([[解除]]も本来は引数や注釈文が不要だが、デュエプレでは「解除:バトルゾーンを離れる時、かわりに《カード名》のほうに裏返す。」と書かれている。))。したがって、[[《ペロリ・ハット》]]の記録が塗り替えられることはない。

一方、「[[このカードは、《カード名》として召喚してもよい]]」や「[[(自分の《カード名》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)>ターン1]]」などの存在からテキスト量の大きいカードも存在する。

-テキストが特に短いカード
--[[《ペロリ・ハット》]]([[連鎖]])
--[[《アクア・シューター》]]、[[《キング・クラーケン》]]、[[《シーマイン》]]([[ブロッカー]])
--[[《ドリル兄貴オニボリー》]]([[ガードマン]])
--[[《嘆きの影ベルベットフロー》]]、[[《希望の守り手ファンク》]]、[[《暗黒鎧 キラーアイ》]]、[[《虐食虫グリード・ワーム》]]([[スレイヤー]])
--[[《超合金マッハ・ホウオウ》]]([[デッキ進化]])

-テキストが長いカード
--[[《神聖牙 UK パンク》]](301文字)
--[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]](274文字)
--[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]](258文字)
--[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]](258文字)
--[[《武闘将軍 カツキング》]](247文字)

**参考 [#wa06840f]
-[[用語集]]

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