#author("2023-07-08T14:08:27+09:00","","")
#author("2023-10-25T05:48:08+09:00","","")
*ティラノ・ドレイク [#p405a7f6]

デッキとしてのティラノ・ドレイク→[[【ティラノ・ドレイク】]]

[[DM-19]]で登場した[[火]]・[[闇]][[文明]]に属する[[ハイブリッド種族]]。
[[ドラゴノイド]]の子孫のような存在で、竜人の姿をしている。

名前のルールは「〜・ドラグーン」((「〜・ドラクーン」と濁点が抜けていたり、[[DM-32]]にて「〜・ドレイク」となっているケースもある。))。[[多種族]]の[[冠詞]]は「闘竜」で、[[進化]]すると「○竜凰〜」、[[多種族]]の[[進化]]は「騎神」になる。
[[命名ルール]]は「〜・ドラグーン」((「〜・ドラクーン」と濁点が抜けていたり、[[DM-32]]にて「〜・ドレイク」となっているケースもある。))。[[多種族]]の[[冠詞]]は「闘竜」で、[[進化]]すると「○竜凰〜」、[[多種族]]の[[進化]]は「騎神」になる。

勘違いしやすいが[[ドラゴン]]ではないので注意。
サポート[[種族]]に[[ブレイブ・スピリット]]があり、組み合わせることで強力な[[コンボ]]、[[シナジー]]を形成することも。

幼少期は角の生えた人型で、その中でふさわしい力を持つ数少ない個体が成体(竜の姿)になる。また、[[カードイラスト]]として登場はしていないが成体になる前の蛹(さなぎ)形態も存在する。

|スマッシュブロウ・ドラグーン C 火文明 (3)|
|クリーチャー:ティラノ・ドレイク 2000+|
|このクリーチャーが「ブロッカー」を持つクリーチャーとバトルする時、このクリーチャーのパワーは+4000される。|

|獄竜凰ドラザルク UC 闇文明 (5)|
|進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク 7000|
|進化−自分のティラノ・ドレイク1体の上に置く。|
|メテオバーン−自分のクリーチャーが攻撃できる時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び、墓地に置いてもよい。そうした場合、相手の「ブロッカー」をもつクリーチャーを1体破壊する。|
|W・ブレイカー|

[[非進化]][[クリーチャー]]は[[能力]]偏重で、[[ブロッカー破壊]]や[[スレイヤー]]持つ代わりに[[パワー]]は控えめになっている。
[[スーサイド]]的な犠牲・自爆能力を持ったクリーチャーも多く、それらは代償と引き換えに大きなパワーを持つことも多い。
[[S・トリガー]]を持つクリーチャーが多いのも特徴的。[[火]]と[[闇]]は展開が苦手な[[文明]]なので、デュエル後半の逆転を演出しやすくするために取り入れられたとのこと。
S・トリガーを持つクリーチャーは数あれど、それが意図的に取り入れられた稀有な例である。

[[進化クリーチャー]]は総じて[[パワー]]が安定して高く、それらに[[進化]]しながら戦っていくのが主な戦術。

文明柄、防御は基本的に[[除去]]がメインになるので[[ブロッカー]]は少ないが、[[《ブラッディ・ドラグーン》]]は使いやすい。
[[ビートダウン]]も[[コントロール]]もそこそここなせる種族である。

凶悪ながらも綱渡り的な犠牲能力を持つ[[進化元]]から、安定した強さを持った[[進化]]へと繋げるのがこの種族のパターンである。
[[闇]]と[[火]]という文明の特徴を生かした種族になっている。

[[戦国編]]では[[DM-30]]にて登場した[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]によりティラノ・ドレイクを持つ進化クリーチャー(特に[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]、[[《九龍騎神ドラン・ギレオス》]])の株が上がった。
//ただ、《ジャック・ライドウ》は[[アーマード・ドラゴン]]や[[サムライ]]も呼び出せるので、そちらに使われることも多い。

[[神化編]]では[[DMC-56 「ザ・サムライ・レジェンド」>DMC-56]]にて、ティラノ・ドレイクを含む進化クリーチャー[[《騎神凰翔ハクツル・ザーク》]]が登場。
今後も少しずつ強化されていくかと思われた。

しかしティラノ・ドレイクの新規[[カード]]は[[DMR-02]]の[[《ディス・フルド・ドラグーン》]]を最後に一旦断絶。

[[DMR-22]]で、[[ハイブリッド種族]]の[[コモン]][[サイクル]]の一環という形ながら久々に[[《ドラッグ・ドラグーン》]]という新規[[カード]]を獲得し、その後も少数ながら新規収録されている。

とはいえ、新たなサポートや優秀なティラノ・ドレイクは登場していない状況が続いていた。
[[不死鳥編]]において[[ドラゴン]]に代わる新たな主役級の[[種族]]として登場したのだが、それが復活してからは、逆に[[ドラゴン]]でない点が命取りになってしまったか。

しかし遂に[[DMRP-14]]にて、強力な[[メタ]][[クリーチャー]][[《ドラグ変怪》]]を獲得。[[GR召喚]]も対象に含む[[コスト踏み倒しメタ]]の一種な上に、相手がこちらに仕掛けてくる[[山札破壊]]をも対策可能。逆にこちらから相手に[[ライブラリアウト]]を強いる[[【ドラグライブラリアウト】]]の[[コンセプト]]にもなるなど、攻守両面で強力なクリーチャーだった。

-[[不死鳥編]][[ワールドマップ>https://corocoro.jp/bakuren/291648/]]では「龍凰の塔ヴァルドス」周辺をテリトリーとしていた模様。この塔は炎が結晶化してできた単独峰であり、ティラノ・ドレイクと[[ブレイブ・スピリット]]以外は生存不可能。数百年に一度大爆発を起こし、世界を灼熱のクリスタルで覆い尽くす。ティラノ・ドレイクはその熱を利用することで成長を繰り返してきた。
[[不死鳥編背景ストーリー]]ではこのクリスタルの塔が[[グレートメカオー]]から狙われ[[侵攻を受けた>https://corocoro.jp/bakuren/292704/]]。

-[[極神編]]ワールドマップでは「ヴァルドスの塔」と呼ばれる巨大なクリスタルが生えた土地に生息。表面温度すら数千度を超える過酷な土地であり、ティラノ・ドレイク以外が住むことはできない。「龍凰の塔ヴァルドス」とは設定が酷似するが、同一の土地なのかは不明。

-同[[種族]]でも容姿が結構異なり、人型であるのは共通だが、翼や大顎のある竜をした姿の者と、人間に近い髪や肌型が確認できるほぼ人と変わらない姿の者がいる。かなり人に近い姿であっても、[[ヒューマノイド]]や[[スノーフェアリー]]のように目を隠されることはない。また、[[フレーバーテキスト]]によると、すべてのティラノ・ドレイクは「竜凰」の姿を目指すらしい。
--人型のティラノ・ドレイクはまだ幼体のようだ。実際大型のティラノ・ドレイクは竜と遜色ない見た目をしており、[[進化]]すると鳳凰のようになる。[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]がティラノ・ドレイクなのも無関係ではないだろう。
--人型の容姿を持つが故に、[[《ビトレイヤル・ドラグーン》]]や[[《アマゾネス・ドラグーン》]]の様な女性型の個体が存在する。以前の[[ドラゴノイド]]や[[ドラゴン]]ではありえなかった設定であり、当時としては斬新な描写であった。

-[[エピソード2]]、[[エピソード3]]では他の[[ハイブリッド種族]]がプッシュされる中、唯一プッシュされるどころか''新規カードが1体も収録されていない''という冷遇っぷりである(唯一[[DMD-09]]で[[《爆獣ダキテー・ドラグーン》]]が[[再録]]されたのみ)。

-『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』には「イチかバチかの勝負強さが魅力だ!!」と紹介されている。

-登場当時はサポートが少なかったが後の[[エピソード2]]になって多くの新規カードに恵まれ、[[環境]]に食い込むまでに成長した[[グレートメカオー]]とは、逆の経過を辿ったと言える。

-[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]や[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]、[[《騎神凰翔ハクツル・ザーク》]]など[[ドラゴン]]に関わるカードが多い。後者2枚を[[ティラノ・ドレイク]][[デッキ]]で運用することは困難であり、[[ティラノ・ドレイク]]としての性質を活かせるのは[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]ぐらいだろうか。

-
***[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#u51d0ade]
[[DMPP-07]]と[[DMPP-08]]にかけて、他の4つの[[ハイブリッド種族]]は自分達の種族デッキの将となる[[フェニックス]]を用意されたが、ティラノ・ドレイクだけ存在しない悲惨な種族となった。
[[グランド・デビル]]や[[ドリームメイト]]のように、非進化の[[スーパーレア]]があるわけでもなく、非進化で最も高いレアリティは[[ベリーレア]]の[[《キラ・ゼクス・ドラグーン》]]と[[《クリムゾン・メガ・ドラグーン》]]だけである。

//ちなみにドデビルの非進化SRはデスアルカディア

しかも当時は[[《覇竜凰ドルザバード》]]等の純正の進化ティラノ・ドレイクも1枚も収録されず、唯一の進化ティラノ・ドレイクはアーマード・ドラゴンとの複合である[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]であった。
しかし[[DMPP-08EX]]ではSRとして[[《覇竜凰ドルザバード》]]、[[フェニックス]]も[[《超神星プルート・デスブリンガー》]]を獲得した。
//[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]自体は効果の発動条件に[[進化元]]の条件が消えた事でティラノ・ドレイク単体でもフルスペックを発揮できるようになった点は明確な強化だが、[[ドラゴン]]側もその点は同じである。
//現状では[[ドラゴン]]側に対する有為な差別点があるとは言い難く、苦しい立場にある。

-収録数で言えば不遇ではあるが、[[《衝撃のロウバンレイ》]]には[[ブロッカー破壊]]にありがちな「パワー6000以下の」という弱体化をされなかった。
--なお、戦闘面では[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]と[[《衝撃のロウバンレイ》]]の圧倒的な性能の高さにより、環境のデッキとも渡り合えることも少なくない。
手頃なコストの[[《ソフトナックル・ドラグーン》]]、[[《闘竜妖精ティルニア》]]の2体は能力変更で強化されており、[[《深塊炎霊ロミュナス》]]は種族変更で《ボルガウルジャック》を軽減しつつ進化元になれるという強化がされている。
また、[[《炎竜提督ガウスブレイザー》]]と[[《クリムゾン・メガ・ドラグーン》]]の2体もTCG版よりアタッカーとして高性能になっている。


**ティラノ・ドレイクに関連する効果を持つカード [#q8f94727]
-[[《オメガ・クライシス・ドラグーン》]]
-[[《ラプトル・ドラグーン》]]
-[[《爆竜凰ドラギリアス》]]
-[[《疾風のスウザ》]]
-[[《撃輪のメイズローゼン》]]
-[[《ソウルバイス・ドラグーン》]]
-[[《抹殺のサグ・パニール》]]
-[[《追撃のライゼン》]]
-[[《ティラノドライブ・エナジー》]]
-[[《衝撃のロウバンレイ》]]
-[[《アイアンコマンド・ドラグーン》]]
-[[《覇竜凰ドルザバード》]]
-[[《毒霧のケンプラー》]]
-[[《炎竜提督ガウスブレイザー》]]
-[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]
-[[《ブレイズブレス・ドラグーン》]]
-[[《激竜凰ドランベルク》]]
-[[《竜音のキラ》]]
-[[《竜脈のダンジェン》]]
-[[《ペインシュート・ドラグーン》]]
-[[《爆炎のゴーバウダン》]]
-[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]
-[[《烈火のカジナムル》]]
-[[《フレア・フュージョン・ドラグーン》]]
-[[《九龍騎神ドラン・ギレオス》]]
-[[《爆発のベイリーフェン》]]
-[[《アンダーテイカー・ドラグーン》]]
-[[《魔刃のガーリィペイ》]]
-[[《デスハンター・ドラグーン》]]
-[[《アマゾネス・ドラグーン》]]
-[[《闘神タウロス》]]
-[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]

**ティラノ・ドレイクを進化元とするカード [#r537f3df]
-[[《爆竜凰ドラギリアス》]]
-[[《獄竜凰ドラザルク》]]
-[[《覇竜凰ドルザバード》]]
-[[《激竜凰ドランベルク》]]
-[[《轟竜凰ドラグランダー》]]
-[[《炎竜凰シャイニング・ノヴァ》]]
-[[《闘竜凰ドラグフォース》]]
-[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[ドラゴン]])
-[[《九龍騎神ドラン・ギレオス》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[ドラゴン・ゾンビ]])
-[[《超神星プルート・デスブリンガー》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[グランド・デビル]]or[[デスパペット]])〈[[進化GV]]〉
-[[《超神星マーズ・ディザスター》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[ドリームメイト]]or[[ヒューマノイド]])〈[[進化GV]]〉
-[[《炎彗星アステロイド・ガウス》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[アーマード・ドラゴン]]or[[ブレイブ・スピリット]])〈[[進化V]]〉
-[[《超神星イクシオン・バーニングレイブ》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[アーマード・ドラゴン]]or[[ブレイブ・スピリット]])〈[[進化GV]]〉
-[[《光彗星アステロイド・ルクサス》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[ファイアー・バード]]or[[ドラゴン]])〈[[進化V]]〉
-[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[グランド・デビル]]or[[ディープ・マリーン]]or[[ブレイブ・スピリット]])〈[[進化GV]]〉

**参考 [#b4a0b694]
-[[種族リスト]]
-[[ブレイブ・スピリット]]
-[[【ティラノ・ドレイク】]] (TCG版)
-[[【ティラノ・ドレイク】 (デュエプレ)]]
-[[《スマッシュブロウ・ドラグーン》]]
-[[《獄竜凰ドラザルク》]]
-[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]
-[[【闘龍鬼ジャック・ライドウ】]]

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