#author("2025-09-05T15:57:10+09:00","","") #author("2025-09-05T15:58:39+09:00","","") *ソリティア [#f2ab1d8c] カードゲームやボードゲームにおける1人遊びゲームの総称。 [[デュエル・マスターズ]]では主に3つの意味で使われる。 +[[デッキ]]の動きを確認するための1人回し +対戦において、相手に行動する機会を与えず、ずっと自分だけでカードをプレイし続ける状態が長時間続くこと +ゲーム全体で見た時に、対戦ゲームとしての駆け引きがほとんど行われないまま試合展開が一方的になること→詳しくは[[対話拒否]]にて **1.の解説 [#q65fe6b3] [[デッキビルディング]]の際には、1人で試しに回してみることも多いだろう。ただし、お互い手札を把握している状態なので[[ハンデス]]などの妨害を入れるタイミングが丸分かりになり、往々にして都合良く回ってしまう。 従って、ソリティアのみの結果で勝率の高さを考察するのは、机上の空論になる場合がほとんどである。[[デュエル・マスターズ]]の場合は[[環境]]に食い込む[[1ターンキル]][[デッキ]]が存在しないため、特に言える。 基本的には、決まった動きをする[[コンボデッキ]]での動きを確認、練習するために行われる。一方、相手によって動きを柔軟に変える[[コントロール]]ではあまり意味のある行為とは言えない。 テストプレイには、友人と実際に[[ゲーム]]を行う方が良いだろう。 **2.の解説 [#ta7a5b51] 片方のプレイヤーが、自身のターンを延々と続けるようなプレイング、コンボ、ループなどを指す。 片方のプレイヤーが能力や呪文の[[解決]]、カードの[[使用>使う]]を何度も行い、対戦相手に何もさせていない状態が続くとこう呼ばれるようになる。 本来対戦相手がいて成り立つのがデュエル・マスターズだが、まるで一人遊びをしているかのような状態を皮肉って使われる言葉であり、良い意味で使われることはほぼない。 しかし、そのソリティアに至るまでに互いのプレイヤーのカードのプレイによる応酬、駆け引きなどが何度も行われたのであれば、眉をひそめられることはあまりないだろう。ソリティアに使われた時間の長さにもよるが。 もし、そのソリティアが大した駆け引きも行われず、安易に行われるようなものであれば、「[[対話拒否]]」と呼ばれるようになる。 競技色が強くなると、相手の盤面やデッキ相性に依存する戦術や、逆転要素・不確定要素([[デュエル・マスターズ]]では[[S・トリガー]]、[[ニンジャ・ストライク]]、[[革命0トリガー]]などが該当する)による詰め段階での逆転を嫌うことが往々にしてある。 結果、勝ち筋に至るギミックを''自身の[[デッキ]]と盤面内のみ''で完結させ「''対戦相手の存在を無視し、自分の理想の動きを先手で行うことを目的とする''」(いわば「対話拒否」型の[[デッキタイプ]]。対戦相手は極論、自分の邪魔をしてくるだけの存在に過ぎない)という、ある意味対戦ゲームの根幹を否定するようなソリティア系デッキが流行したという側面も多分にあるため、複雑な話である。 結果、勝ち筋を''自身の[[デッキ]]と盤面内のみ''で完結させ「''対戦相手の存在を無視し、自分の理想の動きを先手で行うことを目的とする''」(いわば「対話拒否」型の[[デッキタイプ]]。対戦相手は極論、自分の邪魔をしてくるだけの存在に過ぎない)という、ある意味対戦ゲームの根幹を否定するようなソリティア系デッキが流行したという側面も多分にあるため、複雑な話である。 -勝敗が決した場面で行われることも多いが、その手の[[デッキタイプ]]は''最初からソリティアに持ち込んで確実な勝利を掴むことが目的''ということも少なくはなく「''そもそもソリティアに持ち込むことが目的の[[デッキタイプ]]''」と言える。 -[[【ヘルゲート・ムーンライブラリアウト】]]など、処理が複雑な[[即死コンボ]]で止めを刺す場合もソリティアになりやすい。とは言え、[[コンボ]]の内容を相手に細かく説明し納得してもらえれば、素直に[[投了]]してもらえるだろう。 -[[追加ターン]]、[[マナ回復]]などソリティアを生み出すことが自明の能力には素のコストが重かったり、何らかの発動条件があったりといった[[デメリット]]が設定されることが多い。デメリットが重すぎたら全く使われないが、軽すぎたら[[殿堂入り]]する可能性が高い。 -[[《無双竜機ボルバルザーク》]]は出された時点で勝つにせよ負けるにせよターンが戻ってこず相手だけが動けることが確定するという、ある意味究極のソリティアカードである。コンボではなく単体のカードがそのような事態を引き起こして介入の余地をほとんどなくしてしまうという性能は[[逆転こそが、カードゲームだ。]]に著しく反しており、[[プレミアム殿堂]]も納得の問題児と言える。 **その他 [#w27a23c1] -ちなみに、Windowsに「ソリティア」の名前でインストールされているゲームの名称は「クロンダイク」である。ソリティアはあくまでもゲームの系統であり、クロンダイクはその1種。同様にWindowsにインストールされている「フリーセル」もソリティアの1種である。 -アニメ、漫画でソリティアが行われることはまずないが、[[切札 勝三]]が''「5ターン以内に20体のクリーチャーを並べる」''という試練をクリアする時に凄まじいソリティアを行った。ただし、[[プレミアム殿堂]]の[[《母なる紋章》]]と元[[殿堂入り]]の[[《ボルバルザーク・エクス》]]を4枚使っているので、[[殿堂ゼロデュエル]]でもない限り再現は不可能。 **参考 [#b8b4b424] -[[用語集]] -[[即死コンボ]] -[[無限ループ]] -[[追加ターン]] -[[デッキ集/ループ]] -[[デッキ集/即死コンボ]] -[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]] -[[《エンペラー・キリコ》]] -[[【星域キリコドラゴン】]] &tag(用語集,1人回し,ループ);