#author("2024-08-04T02:51:09+09:00","","") #author("2024-08-04T06:10:30+09:00","","") *スーパーレア(特性) [#y4347fc0] [[《レアリティ・レジスタンス》]]と[[《スパイク・スピーゲル》]]が参照する[[特性]]。 [[《レアリティ・レジスタンス》]]は[[プレミアム殿堂]]であり、[[《スパイク・スピーゲル》]]はパワー12000以下のスーパーレアにしか効果がない。よって実際のゲームでこの特性が意味を持つことは稀。 **スーパーレアに関連する能力を持つカード [#s8322d1e] -[[《レアリティ・レジスタンス》]] -[[《スパイク・スピーゲル》]] *スーパーレア(レアリティ) [#ba27a54d] [[レアリティ]]のうちの一つ。 [[勝太編]]までの[[レアリティ]]表記のマークは十字に並んだ小さな4つの正方形。英字表記は''SR''。 [[マスターカード]]、[[レジェンド>レジェンドカード]]、[[ビクトリー]]に次いで上から2番目の[[レアリティ]]。 1ボックスに2〜3枚の封入率となっている。 [[覚醒編]]あたりまでは1ボックス(当時は1ボックス24パック)に1枚程度の封入率であった。 [[コスト]]や[[パワー]]の数字を含めたほぼ全体に[[フォイル]]加工がされており、[[カードイラスト]]が必ず枠の外にはみ出ているのが特徴。 [[レジェンド>レジェンドカード]]、[[ビクトリー]]と並んで[[エキスパンション]]の目玉であり、[[パワー]]が高く[[能力]]が非常に派手で、[[重い]]かわりに強力な[[カード]]が多い。 このため、スーパーレアの[[カード]]は唯一無二の[[能力]]を持っていることも多く、[[【ディアブロストコントロール】]]や[[【ユニバースエクストラウィン】]]のような特殊な[[デッキ]]の[[キーカード]]となることも多い。 また、重さ故に[[能力]]自体は非常に強力な[[カード]]も多い。最初はハズレや[[ネタカード]]扱いされていても、その性能を有効活用できる[[デッキ]]や[[コンボ]]、[[シナジー]]が開発されれば、一気にトーナメントレベルの[[カード]]になることも多い。[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]や[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]などは[[カードプール]]の変化で評価が見直された[[カード]]として知られる。 逆に、この[[レアリティ]]の[[カード]]だからといって強いとは限らない。[[《アクア・マスター》]]といった[[地雷]]や、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]など[[オーバーキル]]な[[カード]]、[[《白騎士の神羅エターナル・ムーン》]]のような[[能力]]がかなり扱いづらい[[カード]]も存在する。初期はそれがとくに酷く「デュエマのスーパーレアは弱い」などといわれる時代もあった。ストレージに入っていることもあり、酷い場合には[[コモン]]よりも値段が低いものまである。 実際の[[デュエル]]で使う場合、[[能力]]の派手さに囚われることなく、冷静に[[スペック]]を見極めた上で[[デッキ]]に入れてやりたいところである。 **フォイルの変遷について [#k44249a7] -[[DM-01 第1弾>DM-01]]〜[[DM-07]]までは[[カティノカード]]と同じ加工であり、[[カードイラスト]]と[[文明]]のマークにシンプルな加工が施されていた。また、[[カードイラスト]]部分の周りに白みがかかっていた。 -[[DM-08]]〜[[DM-21]]までは花火のようなパターンのホログラムを採用。従来の仕様は[[ベリーレア]]に引き継がれた。 -[[DM-22]]〜[[DM-29]]までは、ホログラム加工がさらに変化し、光の粒が横にいくつも連なっているような仕様になった。[[DM-24]]から以前の花火パターンは[[ベリーレア]]に流用された。 -[[DM-30]]〜[[DM-39]]ではまたもや変更され、カード全面がメタリックに輝き、[[DMC-36]]と[[DMC-37]]の千切れ雲のような[[フォイル]]パターンと、[[デュエル・マスターズ]]のシンボルである竜のマークが全体に印刷されている仕様になった。やや[[フルフレーム>フルフレームフォイル]]気味と言えるか。 --この仕様は弾を追うごとに少しずつマイナーチェンジされており、[[DM-33]]からは[[パワー]]数値がフォイル仕様でなくなっている。 -[[DMR-01]]〜[[DMR-12]]で再び変更され、メタリックな仕様はそのままに[[DMC-38]]と[[DMC-39]]のパターンが流用され、カードを傾けると光のラインが縦に走るようになった。 -[[DMR-13]]ではいままでのホイルにガラスが割れたようなフォイルが追加された。 -[[DMR-17]]からは[[フルフレームフォイル]]となり、「SR」と書かれたフォイルパターンが使用されるようになった。 -[[DMRP-01]]も引き続き[[フルフレームフォイル]]となり、斜めに「DUEL MASTERS」と敷き詰められたフォイルパターンが使用されるようになった。 -[[DM22-RP1]]にて5年ぶりにフォイルパターンが変化。[[ベリーレア]]にもある竜のマークの四方をロゴで囲ったフォイルパターンの上から粒子状のフォイルが重ねがけされている。 **その他 [#pa5ac80b] -[[覚醒編]]までは最高の[[レアリティ]]だったが、[[エピソード1]]以降は[[ビクトリー]]の登場で2番目となった。もっとも、封入率は同程度なので、[[シングルカード]]での価格は相変わらず高めになっている。 -[[革命編]]以降は[[ビクトリー]]に代わって[[レジェンドカード]]が出現したが、相変わらずスーパーレアはその1つ下という位置付けとなっている。もちろんレートはやはり高め。 -[[新章デュエル・マスターズ]]以降は、[[レジェンドカード]]に代わって[[マスターカード]]が出現。相変わらずスーパーレアはその1つ下という位置づけだが、[[超天篇]]までの間、''スーパーレアにも[[シークレットカード]]版が用意され''ていた。特定のスーパーレアを当てることは、[[マスターカード]]を当てるより確率が低いため、性能の高いスーパーレアの[[シークレットカード]]版は大当たりと言える。 --[[十王篇]]以降でもシークレットカードのスーパーレアは存在しているが、[[十王篇]]では「1パックで[[キングマスターカード]]のシークレットと同時封入」、[(王来篇]]以降は「数ある[[20thレア]]・[[シークレットレア]]のうちの1種として封入」という形で、相対的な価値は下がっている。 -ボックスを一つ買えばほとんどの場合1枚は手に入る。この[[レアリティ]]の[[カード]]が欲しいがために、お金に余裕のある人は[[箱買い]]で手に入れることもしばしば。ただし、極稀にスーパーレアが1枚も入っていないボックスも存在していた。 -[[革命編]]からは[[フォイル]]の封入率が変更され、ボックスに5枚確定となったため、スーパーレアが当たる確率も上昇した。派手な[[カード]]が手に入れやすくなるのは嬉しいだろう。ただしエキスパンションごとに用意される種類も増えたため、「スーパーレアのどれか」が当たる確率が上がっただけで各カードごとの当たる確率はあまり増えていないと言われることも。一方で[[レジェンドカード]]や、それを引き継いだ[[マスターカード]]、[[キングマスターカード]]はその上位レアリティのカードや[[超天篇]]のエキスパンションを除き必ずボックスに全種類が封入されているため、相対的な貴重さからより価値を高めている。 --汎用性の高いスーパーレアが数多く収録されたエキスパンションでは、[[シングルカード]]での値段が[[マスターカード]]を上回る事もしばしば。 -[[フォイル]]加工のあまりの派手さのせいで、[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]など、[[カードイラスト]]自体が見にくくなっているようなものもある。 -この[[レアリティ]]の[[カード]]は長い間[[殿堂入り]]しておらず、[[《龍仙ロマネスク》]]が[[プレミアム殿堂コンビ]]に指定されたのみだった。[[《超竜バジュラ》]]が2008年4月15日より[[殿堂入り]]すると、それを皮切りに[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]と[[《バジュラズ・ソウル》]]が2008年10月15日に[[殿堂入り]]した。 -黎明期のスーパーレアには[[準バニラ]]の[[ファッティ]]が多い。そのため、カードパワーの[[インフレ]]により活躍の見込みを失ったものも多い。例としては[[《浄化の精霊ウルス》]]や[[《暗黒の騎士ザガーン》]]など。 -[[テキスト]]が長くなりがちなため、[[フレーバーテキスト]]が書かれていない[[カード]]が多い。 -基本的に[[カードイラスト]]が枠をはみ出している。初期から[[極神編]]までは横に少々はみ出すようなものがほとんどだったが、[[戦国編]]に入ってからテキストの部分まではみ出るようになり、テキストが読みづらいくらい派手になった。[[神化編]]になってからは再び落ち着いたが、[[エピソード1]]になってから再び派手になり、カード全体を埋め尽くすぐらい派手なカードも登場した。&br;(例:[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]や[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]など) -フォイルと同様派手な演出である[[フルフレーム]]の[[カード]]はスーパーレアにも集中しやすい。[[革命編]]以降は[[フルフレーム]]になる特徴を持たない[[カード]]も含め、[[スーパーレア]]はすべて[[フルフレーム]]で収録されるようになった。 -[[構築済みデッキ]]や内容固定の[[特殊エキスパンション>エキスパンション]]であっても、一部のカードがスーパーレア加工にされ、スーパーレアのレアリティマークがついている場合がある。このようなカードには後に通常カードに変更されたものも存在する。一方でそれらで[[レアリティなし]]として収録されたカードが、再録にあたりスーパーレアに変更される事もある。 -かつて[[スーパーレア]]であったが、後にレアリティを下げられたカードに[[《バルキリー・ドラゴン》]]と[[《グレイト・カクタス》]]、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]が存在する。いずれも[[能力]]が地味で堅実だったことが理由だろう。 -新章以降は単純に強い効果を持つというよりは、コストと比較してより多くの能力を持つようなカードが増えてきている。これにより単純な能力や効果のインフレを抑えつつ、使用者がどの様に使うかの幅を広げていると見ることができる。 **参考 [#z945dac3] -[[用語集]] #include(レアリティ一覧,notitle); -[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]] &tag(用語集,レアリティ,スーパーレア,SR);