#author("2024-04-12T18:54:58+09:00","","") #author("2024-08-02T03:57:09+09:00","","") *ジャストダイバー [#ab08da51] **概要 [#md9f9664] |ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)| [[DMRP-17]]で登場した[[キーワード能力]]。 |隠れ潜む者 シードラン UC 水文明 (2)| |クリーチャー:ムートピア/レクスターズ 1000| |''ジャストダイバー''(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)| |このクリーチャーが攻撃する時、カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚、山札の上に置く。| [[cip]]で自身に[[アンタッチャブル]]と[[攻撃されない]]効果を[[付与]]する。 [[除去]]や[[アンタップキラー]]、[[マッハファイター]]を1ターンだけ無効化するため、生き残りやすい。 [[システムクリーチャー]]であれば、その能力を確実に運用することができる。 [[スピードアタッカー]]と併用すると、大抵の[[S・トリガー]]では止められない[[フィニッシャー]]として運用できる。 **ルール [#c0d52f24] この能力はバトルゾーンに「出た時」に[[誘発]]し、自身に[[継続的効果]]を与える[[誘発型能力]]である。 -[[継続的効果]]を与えられるかどうかは「出た時」のタイミングでジャストダイバーを持っているかどうかで決定される。 出た後からジャストダイバー能力を[[付与]]されても[[継続的効果]]は得られないので注意。逆に、出た後にジャストダイバー能力を失ったとしても[[継続的効果]]は失われない。 -ジャストダイバーを[[解決]]するまで、選ばれない[[継続的効果]]は有効にならない。相手ターン中に出す場合は、先に[[ターン・プレイヤー]]の効果で選ぶことが可能なので注意。 -[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]][[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]][[《超神羅ギュンター・ペガサス》]]などの[[出ることによって起こる効果]]の対象となる。下記の場合と異なり、[[注釈文]]の書き方は関係ない。 -[[《地封龍 ギャイア》]] [[《偽りの名 ワスプメリサ》]]などにある[[「このクリーチャーが出た時」で始まる能力>「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]として扱う。これは、[[注釈文]]を参照しているため。 --[[注釈文]]が省略されている場合([[《飛翔龍 5000VT》]]など)は[[「このクリーチャーが出た時」で始まる能力>「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]として扱わないと考えられるが、[[公式Q&A]]等で明言されたことはないため不明である。 //--[[注釈文]]が省略されている場合([[《飛翔龍 5000VT》]]など)は[[「このクリーチャーが出た時」で始まる能力>「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]として扱わないと考えられるが、[[公式Q&A]]等で明言されたことはないため不明である。 同様に、[[注釈文]]が「このクリーチャーが出た時」で始まっていない場合([[《電脳 メディクリ-1》]])、[[注釈文]]が書かれたジャストダイバー能力が[[付与]]される場合([[《サイバー・B・フィッシュα》]][[《MAX-Gジョラゴン》]])、[[「このクリーチャーが出た時」で始まる能力>「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]として扱うのかは不明。 [[アビス・レボリューション]]以降、[[注釈文]]が省略されているクリーチャーも徐々に増えており、個別の能力に対して作用する[[《偽りの名 ワスプメリサ》]]も登場しているため、公式見解の発表が待たれる。 //根拠に乏しい -[[継続的効果]]を得た[[クリーチャー]]が[[進化]]([[退化]])した場合、進化後(退化後)の[[カード]]に[[継続的効果]]が[[引き継ぎ]]される。 --[[S級侵略[宇宙]]]などによって[[進化]]と[[退化]]が同時に発生する場合、[[進化]]したクリーチャーと[[再構築]]されたカードの両方に[[継続的効果]]が[[引き継ぎ]]される。 -ジャストダイバーの[[解決]]時に発生源が[[クリーチャー]]でなかった場合、[[継続的効果]]は[[付与]]されない。後からそれが[[クリーチャー]]になったとしても[[継続的効果]]は有効にならない。 -[[再構築]]などにより、[[継続的効果]]を得た[[クリーチャー]]がクリーチャーでなくなった場合、[[進化]]などにより再度[[クリーチャー]]に戻るまでは[[継続的効果]]は無効になる。 -[[デュエパーティー]]においては、すべての相手に選ばれなくなる。 (デュエパーティールール300.3.) -相手の[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]に自分のクリーチャーのジャストダイバー能力を奪われた場合、''COLOR(red){自分が}そのクリーチャーを[[選ぶ]]ことができなくなる。''[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39868]] これは、[[テキスト]]に「[[選ぶ]]」と書かれた処理の対象に[[選ぶ]]ことができないことを意味する。処理の詳細については「[[選ぶ]]」の項も参照。 [[攻撃されない]]効果については、[[攻撃されなく>攻撃されない]]なる対象が書かれていないので通常どおり機能する。 --例えば、[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]の2つ目の[[モード]]で[[スピードアタッカー]]を[[付与]]することはできるが、3つ目の[[モード]]の[[アンタップ]]効果の対象に[[選ぶ]]ことはできない。 --[[進化]]能力の[[テキスト]]に「[[選ぶ]]」と書かれている場合は、[[進化元]]に[[選ぶ]]ことはできない。書かれていない場合は、[[進化元]]に指定できる。 --[[リンク]]した[[ゴッド]]が離れる時に離れる[[ゴッド]]を[[選ぶ]][[状況起因処理]]が不発になる。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44321]] 通常の[[除去]]によって離れる時は、[[リンク]]した[[ゴッド]]すべてが離れる。[[カード指定除去]]によって離れる時は、[[効果]]の影響を受けた[[カード]]すべてがそのまま離れる。 --[[デュエパーティー]]においては、[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]の持ち主が[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]の持ち主以外の[[プレイヤー]]を指定し、そのプレイヤーに選ばれなくなる。 [[誘発]]条件に「相手」と書かれていないので、クリーチャーの持ち主以外を指定してもよい。([[解決]]する[[プレイヤー]]から見て)相手のクリーチャーに[[継続的効果]]を[[付与]]するので、デュエパーティールール300.3.は適用されない。 **その他 [#zdbd7279] -[[火]]の[[スピードアタッカー]]、[[自然]]の[[マッハファイター]]の流れを組む、[[水]]固有の[[キーワード能力]]。 既出のそれらとは、[[ターン]]をまたぐという相違点こそあるものの『相手に狙われるよりも前に攻撃できる』という点では似ている。 -デュエチューブではこの能力を「[[水]]の定番[[能力]]」と表現している。 --これで全文明の定番能力が揃ったことになった。その後、[[ファイブ・オリジン・ドラゴン]]のそれぞれが持つ[[キーワード能力]]に反映されている。 -[[能力]]名から、「水中に潜って[[攻撃]]や[[除去]]を回避する」フレーバーの[[能力]]と思われる。 **参考 [#e4510239] -[[用語集]] -[[能力]] -[[cip]] -[[アンタッチャブル]] -選べない→[[選ぶ]] -[[攻撃されない]] -[[《隠れ潜む者 シードラン》]] ---- [[公式Q&A]] >Q.バトルゾーンに相手の[[《地封龍 ギャイア》]]がいます。この状況で自分が「''ジャストダイバー''」を持つクリーチャーを出す場合、そのクリーチャーは出るかわりにマナゾーンに置かれてしまいますか?&br;参照:[[《隠れ潜む者 シードラン》]] A.はい、マナゾーンに置かれます。「''ジャストダイバー''」のように、注釈のテキストが「このクリーチャーが出た時」で始まっている能力を持つ場合にも、[[《地封龍 ギャイア》]]の置換効果が適用されます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40523]](2021.11.19) >Q.このターン、自分は[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]を出したのですが、「出た時」の効果で山札を表向きにしたところ、下にカードが置かれませんでした。&br;自分は[[《時空の庭園》]]を唱え、この[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の下に[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を置きました。その後、同ターン中に[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]を破壊し、再構築で[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]をバトルゾーンに残した場合、この[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]は「''ジャストダイバー''」により、相手に選ばれなくなりますか? A.いいえ、この場合でも相手に選ばれますし、攻撃もされます。再構築で残っても、バトルゾーンに新たに出たことにはなりませんので、「出た時」の能力はトリガーしません。「''ジャストダイバー''」は「出た時」にトリガーする能力なので、この状況ではトリガーしません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40524]](2021.11.19) >Q.自分の[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]と相手の[[《電脳 メディクリ-1》]]がバトルゾーンにいる状況です。相手がディスタスをバトルゾーンに出した場合、そのディスタスの「''ジャストダイバー''」はトリガーしますか? A.いいえ、トリガーしません。「''ジャストダイバー''」は「出た時」にトリガーする能力なので、[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]の置換効果の対象になります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40533]](2021.11.19) >Q.自分の[[《サイバー・B・フィッシュα》]]と[[《天災 デドダム》]]と[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]がいる状況で、自分は[[《SSS級天災 デッドダムド》]]を召喚し、[[《天災 デドダム》]]の上に重ねました。これにより「''ジャストダイバー''」がトリガーし、その効果が[[《SSS級天災 デッドダムド》]]に付与されています。&br;その後、[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]が攻撃する時、[[《天災 デドダム》]]の上にある[[《SSS級天災 デッドダムド》]]の「SSS級侵略 [天災]」を使い、[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の上に重ねたのですが、[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の上に重ねた[[《SSS級天災 デッドダムド》]]には「''ジャストダイバー''」の効果が付与されたままですか? A.はい、別のクリーチャーの上へ移動した場合も、「''ジャストダイバー''」の効果は付与されたままです。&br;「SSS級侵略 [天災]」などで、進化クリーチャーのカードのみが他のクリーチャーの上に重なった際、進化クリーチャーに与えられていた効果が、新たに重なったクリーチャーと、再構築で残った進化元のクリーチャーの両方に引き継がれます。&br;今回の場合、「SSS級侵略 [天災]」によって[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の上に重なった[[《SSS級天災 デッドダムド》]]と、再構築で残った[[《天災 デドダム》]]の両方が、「''ジャストダイバー''」によって選ばれず、攻撃されなくなります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40847]](2022.02.18) >Q. 自分の[[《烈火大聖 ソンクン》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分のクリーチャーが相手を攻撃し、相手は[[《百鬼の邪王門》]]を「鬼エンド」で唱えて、[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]を墓地からバトルゾーンに出し、攻撃中の自分のクリーチャーとバトルして破壊しました。&br;自分は、そのバトルゾーンに出た相手の[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]を[[《烈火大聖 ソンクン》]]の「自分のクリーチャーが破壊された時」の能力にある「相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する」で破壊できますか? A.はい、破壊できます。トリガーした能力はターン・プレイヤーから解決しますので、相手の[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]の「''ジャストダイバー''」を解決する前に、自分の「相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する」を解決できます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43289]](2023.6.9) &tag(用語集,キーワード能力,能力,ジャストダイバー,cip,アンタッチャブル付与,攻撃されない付与,耐性,常盤木);