#author("2024-10-13T00:45:57+09:00","","")
#author("2024-11-20T06:39:42+09:00","","")
*サーチ [#nad39e38]

[[山札]]から任意の[[カード]]を探し出す行為。
[[山札]]の全部もしくは一部から任意の[[カード]]を探し出す行為。

一般的には、[[山札]]を見て好きな[[カード]]を[[手札]]に加えることを指す。

|ディメンジョン・ゲート C 自然文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札を見る。その中からクリーチャーを1体選んで相手に見せ、自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。|

広義には、[[シールド]]に加えたり[[墓地]]や[[マナゾーン]]に置いたりする行為もすべて[[サーチ]]の定義に含まれる。[[バトルゾーン]]に出す場合は特に[[リクルート]]と呼ばれる。

|レインボー・ストーン C 自然文明 (4)|
|呪文|
|自分の山札を見る。その中からカードを1枚選び、自分のマナゾーンに置く。その後、山札をシャッフルする。|

状況に応じて、必要な[[カード]]を直接[[手札]]に持ってくる事ができる。
通常は[[ドロー]]していれば[[カード]]は[[手札]]に加わるが、サーチはより確実に、あるいはより臨機応変に特定の[[カード]]を使う準備を整えられる。

[[カード]]の種類が多い[[ハイランダー]]気味の[[デッキ]]や[[グッドスタッフ]]では、その臨機応変さを発揮しやすい事から採用率が高い。他には、確実に特定の[[コンボ]]を決めるために[[コンボデッキ]]で採用されることも多い。

[[《クリスタル・メモリー》]]と[[《ガード・グリップ》]]の[[マナコスト]]を比べると分かりやすいが、サーチ能力を持つカードの方が通常の[[ドローソース]]より[[コスト]]が軒並み高めに設定されている。
枚数の[[アドバンテージ]]が欲しいならば通常の[[ドローソース]]で十分だが、[[カード]]の質が重要ならばサーチを頼る方がいいだろう。

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サーチ能力は主に[[水]][[文明]]の得意とするところであるが、他文明にもサーチカードは多数存在し、その種類にはある程度の棲み分けがなされている傾向にある。
[[文明]]によってサーチカードの種類を分けるなら

-[[光]]=[[呪文]]
-[[水]]=全カード
-[[闇]]=特定の[[種族]]の[[クリーチャー]]
-[[火]]=[[クロスギア]]、特定の[[種族]]の[[クリーチャー]]
-[[自然]]=[[クリーチャー]]

水が最も質が高く、闇が低めにデザインされていることがわかる。&br;代わりに闇は[[《ロスト・チャージャー》]]に代表される山札を見て好きなカードを[[墓地]]に送る[[墓地肥やし]]能力が充実しており、自然も[[《レインボー・ストーン》]]のようなマナサーチ能力ならほぼ全カードを選べるようになっている。

また、対象を特定の種族に限定したサーチカードというのは各文明に存在しているのだが、中でも[[闇]]で[[ゴッド]]をサーチするもの、[[火]]で[[ファイアー・バード]]や[[ドラゴン]]をサーチするものは、他の文明のそれよりも高いスペックを誇るものが多い。

-サーチの隠れた重要なメリットとして、[[シールド]]や[[封印]]の中身を間接的に把握できるという点がある。通常見られないはずの山札を「[[見る]]」ことで、必然的に自らの[[シールドゾーン]]と[[封印]]に置かれたカードの種類と枚数までも推測できる。[[手札]]にも[[バトルゾーン]]にも[[マナゾーン]]にも[[墓地]]にも無いカードは当然[[シールド]]か[[封印]]の中にあるためである。&br;このため、[[S・トリガー]]の当たり外れもある程度予測することが可能となる。

-手軽なサーチ([[リクルート]])カードは[[規制]]されやすい。これは簡単に1枚挿しカードを持ってこられるようになると、[[殿堂入り]]の意味が無くなってしまうから。[[《ダンディ・ナスオ》]]、[[《ロスト・チャージャー》]]、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]、[[《次元の霊峰》]]が規制されたのは、そういう側面もあった。

-あまりにもサーチに時間をかけ過ぎると[[遅延行為]]ととられる事もある。そうならないよう普段からしっかりと自分のデッキ内容を覚えておく事が大切。
--[[デュエパーティー]]においては[[ハイランダー]]の上に[[山札]]の枚数も1.5倍あるので選択肢が通常の対戦より多く、更に対戦相手の人数自体が増えているためターンが回ってくるまで待っている時間が相対的に長いこともありこの問題が顕著。いつも以上に迅速なサーチを心掛けたい。
プレイレベルが低いデッキならばそもそもサーチカードを入れないことも視野に入れるべきか。実際公式の[[構築済みデッキ]]である[[エキサイティング・デュエパ・デッキ]]にはサーチカードは収録されていない。

-[[山札]]を[[見る]]のでも、[[カード]]を並べ替えて戻すようなものは[[山札操作]]と呼ばれる。[[《パルピィ・ゴービー》]]などが該当し、[[《サイバー・G・ホーガン》]]や[[《斬隠オロチ》]]との[[コンボ]]が有名。
また、サーチや[[ドローソース]]を兼ねるものも存在している。[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]は山札のカードを大量に墓地に送る擬似サーチを行うが、残った山札は自由な順番で戻せるため[[山札操作]]にもなる。

-[[山札]]からサーチする時、加えてもよいカードの種類に条件が付いている場合、不正行為の防止のためにそのカードは公開されるようになっている。例えば[[《鳴動するギガ・ホーン》]]で[[クリーチャー]]を[[手札]]に加える時には相手に見せて確認する。

-[[《巡霊者メスタポ》]]や[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]がいる場合「[[山札]]を[[見る]]」ことと、「[[表向き]]にする」ことが出来なくなるのでサーチ能力は全て封じられてしまう。
//-[[《巡霊者メスタポ》]]がいる場合「[[山札]]を[[見る]]」サーチ能力は全て封じられてしまう。ただし「[[表向き]]にする」とあるサーチならば問題無く使用できる。

-[[山札の下送り>山札送り]]方式の[[除去]]を受けた[[カード]]を回収するなどのように、[[山札の一番下>山札の下]]に何があるか分かっていて他の山札のカード見ないままそのカードを手札に加える場合、山札の一番下以外見ていないので必要ないということで便宜上シャッフルがカットされる場合がある。これは厳密にはルール違反であり、競技性の高い対戦では避けた方が無難。カジュアル対戦でも相手の合意が無ければこのようなシャッフルの省略は認められない。

**代表的なサーチカード [#d95fda1c]
***クリーチャー [#ifbe4309]
-[[《鳴動するギガ・ホーン》]]
-[[《魅了妖精チャミリア》]]
-[[《ディメンジョン・ゲート》]]
***呪文 [#q8302f19]
-[[《聖域の守護者フォボス・エレインγ》]]
-[[《ロジック・キューブ》]]
-[[《ロジック・スパーク》]]
-[[《ヘブンズ・キューブ》]]
***クロスギア [#x869eb2f]
-[[《東風の賢者ギュルカス》]]
-[[《ボルット・紫郎・バルット》]]
***進化クリーチャー [#a711b858]
-[[《進化の化身》]]
-[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]
-[[《奇兵の超人》]]
-[[《クレスト・EVOチャージャー》]]
***全てに対応 [#p38ed664]
-[[《クリスタル・メモリー》]]
--[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]
-[[《シンカイサーチャー》]]
-[[《ルナ・ブライトホーク》]]
-[[《マニフェスト <リーフ.Star>》]]

***ゴッド [#ha661395]
-[[《黒神龍ドボルザーク》]]
-[[《ゴッド・ガット》]]
***ドラゴン [#j6f43889]
-[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]
-[[《スピア・ルピア》]]
-[[《偽りの名 バルキリー・ラゴン》]]
***同名カード [#o0805060]
-[[《若頭の忠剣ハチ公》]]
-[[《ジャバン》]]
-[[《ガチャンコ ミニロボ2号》]]
***その他の種族や条件 [#a4e2975f]
-[[《バルキリー・ドラゴン》]]([[アーマード・ドラゴン]])
-[[《シザーズ・ビートル》]]([[ジャイアント・インセクト]])
-[[《シェル・ファクトリーγ》]]([[サバイバー]])
-[[《猛烈元気バンジョー》]]([[ドリームメイト]])
-[[《グレイト・カクタス》]]([[ワイルド・ベジーズ]])
-[[《躍動するジオ・ホーン》]]([[エイリアン]])
-[[《爆走鬼娘モエル・ゴー》]]([[ハンター]])
-[[《ボルシャック・ルピア》]]([[ボルシャック]]とあるクリーチャー)
-[[《希望の絆 鬼修羅》]]([[コスト]]10以上または[[VIC>ビクトリー]]のクリーチャー)

***山札の上から何枚か見て選ぶサーチ [#g31c42b5]
-[[《スペース・クロウラー》]]
-[[《フォーチュン・スロット》]](特定のカードタイプ)
-[[《未来設計図》]]([[クリーチャー]])
-[[《ドンドン吸い込むナウ》]]
-[[《ライフプラン・チャージャー》]](クリーチャー)
-[[《番長大号令》]]([[ハンター]])
-[[《トレジャー・マップ》]](自然のクリーチャー)
-各種「[[提督]]」クリーチャー(指定の種族)
-[[《ア・ストラ・センサー》]]([[オーラ]]または[[呪文]])
-[[《ガガガン・ジョーカーズ》]](クリーチャー)
-[[《天災 デドダム》]]
-[[《ドンドン火噴くナウ》]]
-[[《地龍神の魔陣》]]
**参考 [#g28516c4]
-[[用語集]]
-[[ドロー]]
-[[スペース]]
-[[リクルート]]
-[[設計図・アクアン系]]

&tag(用語集,サーチ,手札補充);
*サーチ行為(モラル) [#w06bbbae]

[[デュエル・マスターズ]]のパックを購入する際、何らかの手段で[[ベリーレア]]、[[スーパーレア]]等の[[レアリティ]]の高いカードを購入前に見分ける行為を指す。

高い[[レアリティ]]の[[カード]]を抜かれてしまうと、その店の[[ブースターパック]]の商品価値は大きく下がってしまうため、店側が被る被害は大きい。

モラルに反するばかりでなく、売り物であるカードを傷つけてしまいかねない行為である。決してするべきではない。

-[[カティノカード]]にはじまる[[レア]]以下の[[カード]]の[[フォイル]]版が導入された理由は、サーチ行為の対策でもあるという説がある。[[フォイル]]の封入率が上昇した[[革命編]]から[[Dramatic Card]]が廃止されたことからも裏付けられている。

-店頭で[[ブースターパック]]を買う際、番号を言って店員に選んでもらったり、ダミーのパックをレジに持って行く方式を取っている所も少なくない。これらの目的は窃盗やサーチ行為の防止である。

-ネット上ではサーチ手段が言及されていることも少なくはないが、当Wikiでは''具体的なサーチの手段に関する言及は一切行わない。''
もしサーチ行為を推奨ないし幇助するような記述を見かけても、決して真似しないように。