#author("2023-10-20T19:46:14+09:00","","")
#author("2023-10-20T19:57:19+09:00","","")
*サバイバー&ruby(のうりょく){能力}; [#n23da0c2]

|サバイバー(自分の他のサバイバーすべてに、上のSV能力を与える)|

#region2([[エラッタ]]前){{

|サバイバー(自分のサバイバーすべてに、上のSV能力を与える)|

|サバイバー(このクリーチャーがバトルゾーンにある間、自分の他のサバイバーも上のSV能力を得る)|

|サバイバー(自分のサバイバーはすべて、上のSV能力を持つ)|
}}

[[キーワード能力]]としての「''サバイバー''」のこと。[[種族]]の[[サバイバー]]と区別するためにこう呼ばれる。
自身が持つ能力([[アイコン能力]]/SV能力)を、他のサバイバーに分け与えることができる。
-[[DMD-26]]での再登場に伴い[[注釈文]]が改められ、サバイバー能力を持つクリーチャー自身も[[サバイバー]]種族の有無を参照するようになった。((一応、[[ダイナモ]]を用いて非[[サバイバー]]種族にサバイバー能力を付与した時に問題になる。))

俗に「サバイヴ」とも呼ばれ、円形の図柄のアイコンで示される。このWikiでは、アイコンの代わりに「SV」で表す。

|ブレイズザウルスα(アルファ) C 火文明 (2)|
|クリーチャー:ロック・ビースト[サバイバー] 1000|
|SV−パワーアタッカー+1000|
|サバイバー(このクリーチャーがバトルゾーンにある間、自分の他のサバイバーも上のSV能力を得る)|

このアイコンで示された[[能力]]は、自分の他の[[サバイバー]]と共有することができる。
-例えば[[バトルゾーン]]に「SV:[[パワーアタッカー]]+1000」を持つ[[《ブレイズザウルスα》]]と「SV:[[スレイヤー]]」を持つ[[《ギガリングα》]]がいたとする。この場合、[[《ブレイズザウルスα》]]は自分の持つ「[[パワーアタッカー]]+1000」に加え[[《ギガリングα》]]の持つ「[[スレイヤー]]」を得る。[[《ギガリングα》]]も同様に「[[パワーアタッカー]]+1000」と「[[スレイヤー]]」を得る。

[[サバイバー]]を増やすほど、共有する[[能力]]が増えていくことになる。

**ルール [#i7896b60]

[[サバイバー]]種族を持つクリーチャーが必ずこの能力を持っているとは限らない。同じカード上にこのサバイバー能力があり、かつアイコンが付いている能力のみが[[付与]]される。例えば、
-[[《雲上の精霊オービスγ》]]で[[付与]]できるのは[[cip]]のみであり、他の[[サバイバー]]が[[W・ブレイカー]]や[[ブロッカー]]を得る事はできない。
-[[《シグマ・トゥレイト》]]が場にいる時、他の[[サバイバー]]が[[クルー・ブレイカー]]を得る事はできない。
-[[《キング・アクエリアス》]]の[[タップ能力]]で[[《ツインヘッド・タートルβ》]]に「このクリーチャーは[[ブロックされない]]」という[[常在型能力]]を与えられた時、場にある他の[[水]]でない[[サバイバー]]には、「このクリーチャーは[[ブロックされない]]」能力は[[付与]]されない。

[[《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》]]などのように、サバイバー能力を持たない[[サバイバー]]も存在する。これらのクリーチャーも、他の[[サバイバー]]のサバイバー能力を得ることはできる。
-[[《シータ・トゥレイト》]]や[[《ビックリ・イリュージョン》]]で[[サバイバー]]ではないクリーチャーに[[サバイバー]]種族を与えた場合も、他の[[サバイバー]]が持つサバイバー能力を[[付与]]させることはできる。ただし、そのクリーチャー固有の能力はサバイバー能力ではないので、他の[[サバイバー]]に渡す事はできない。

一度他の[[クリーチャー]]によって[[付与]]されたサバイバー能力が、再度別の[[サバイバー]]に[[付与]]されることはない。
-[[注釈文]]には、「自分のサバイバーすべてに、''上の''SV能力を与える」と書かれており、他の[[クリーチャー]]によって[[付与]]されたサバイバー能力は、自分のサバイバー能力によって[[付与]]する対象にはならないことが示されている。
-もしそうでなければ、[[常在型能力]]の[[付与]]を無限に繰り返すことになってしまう。例えば、自分の[[《威嚇するスマッシュ・ホーンα》]]が2体いる時、それらの[[パワー]]が無限に大きくなってしまう。

[[サバイバー]][[能力]]によって[[付与]]された能力の発生源は、共有先の個々の[[クリーチャー]]となる。
例えば自分の[[《ロータス・ミントγ》]]([[水]])がいる状態で[[《ブレイズザウルスα》]]([[火]])を場に出し、[[《ロータス・ミントγ》]]から[[付与]]された[[cip]][[能力]]で相手クリーチャーを選ぶ際、[[《ディープ・パープルドラゴン》]]は選べるが、[[《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》]]は選べない。

-サバイバー能力を持つ[[サバイバー]]・クリーチャー自身も、その能力を自身で所有している扱いである。例えば、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《鉄壁の守護者ガリア・ゾールα》]]を出せるし、相手の[[《その子供、凶暴につき》]]がいる時[[《スフィンティラノスβ》]]はタップされる。

-サバイバー能力自体は[[常在型能力]]である。ただし、サバイバー能力によって与えられる[[能力]]は、常在型能力とは限らない。例えば、[[《ツインヘッド・タートルβ》]]や[[《ダーク・ティアラγ》]]が分け与えるのは[[攻撃]]時に誘発する[[誘発型能力]]である。

#region2(過去の裁定){{
-[[DMD-26]]での再登場に伴い[[注釈文]]が改められ、サバイバー能力を持つクリーチャー自身も[[サバイバー]]種族の有無を参照するようになった。
この時点では、サバイバー・クリーチャーは「自身の能力により、[[アイコン>アイコン能力]]部分の能力を[[付与]]されている」という扱いであり、手札などではその能力は持っていないという扱いであった。例えば、[[《ヘブンズ・ゲート》]]を唱えても[[《鉄壁の守護者ガリア・ゾールα》]]は出せなかったし、[[《その子供、凶暴につき》]]がいても[[《スフィンティラノスβ》]]は[[アンタップ]]状態で出すことができた。
さらに、[[ダイナモ]]を用いて非[[サバイバー]]種族にサバイバー能力を付与した時、そのクリーチャー自身はサバイバー能力を所持できないという扱いだった。
}}

**その他 [#p1bdf5ce]
-後に登場する[[特殊種族]]も、例えば[[サムライ]]ならば[[《爆炎ホワイトグレンオー》]]のように、同じ[[特殊種族]][[クリーチャー]]に[[能力]]を付加する[[クリーチャー]]が登場している。テキストは違うが、上記例なら[[《スフィンティラノスβ》]]とほぼ同じ[[能力]]であり、各[[特殊種族]]が[[サバイバー]]の戦法をある程度再現する事も可能。
ただし、そちらは擬似[[付与]]であることも多く、その場合は上記の発生源の関係で微妙に効果が異なってくる。

-サバイバーアイコンは、バイオハザードを示す実在の記号と同じ物である(参考:[[Wikipedia-バイオハザード>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89]])。PC上に文字として表示させる事もできる(☣)が、機種依存文字であるため使用は推奨されない。
//「このページの記述は当wiki外のwebページを参照している」と一目で分かるように書き換えました。

//-[[ダイナモ]]と[[《ビックリ・イリュージョン》]]を駆使したら、1枚のカードの能力に複数のSV能力を持たせることができる。サバイバー能力の[[注釈文]]は「''上の''SV能力を得る」であり、サバイバー能力の下にSV能力が来ることを想定していないため、この場合はどうなるかは未知数。
//「アイコン(テキスト)/改行/改行前の能力を得る」と解釈したら問題なかった

-[[ダイナモ]]と[[《ビックリ・イリュージョン》]]を駆使し、1枚のカードが2つ以上のサバイバー能力を得た場合、[[スレイヤー]]や[[G・ストライク]]のように重複可能なのかは未知数。

**参考 [#f0ba75f7]
-[[用語集]]
//-[[サバイヴ]]
-[[サバイバー]]
--[[超サバイバー]]
-[[ダイナモ]]

&tag(用語集,サバイバー(種族),サバイバー(能力),アイコン能力);