#author("2023-03-05T06:59:17+09:00","","")
#author("2024-03-20T14:00:20+09:00","","")
*サイキック・スーパー・クリーチャー [#tc96d6c7]

指定の[[サイキック・セル]]を複数枚[[覚醒リンク]]させて1体となる[[サイキック・クリーチャー]]。

|零戦(ゼロセン)ガイアール・ゲキドラゴン P 火文明 (14)|
|サイキック・スーパー・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 9000|
|自分のハンターがバトルに勝った時、相手は自身のシールドをひとつ選び、手札に加える。|
|このクリーチャーがタップされている間、相手の攻撃クリーチャーは可能であればこのクリーチャーを攻撃する。|
|W・ブレイカー|
|リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)|
|BGCOLOR(white):覚醒リンク前⇒[[《ゼロ・カイザー》]](上)/[[《ガチンコ・ピッピー》]](下)|

[[バトルゾーン]]に決められた[[サイキック・クリーチャー]]を揃えることで、[[覚醒リンク]]してサイキック・スーパー・クリーチャーになることができる。

総じて[[ゲーム]]の勝敗を決めかねないほどの[[カードパワー]]を誇るが、基本的に[[覚醒リンク]]が自分のターンの初めに行われる都合上、パーツとなるサイキック・クリーチャーを揃えてから一度相手のターンを凌がなければ[[覚醒リンク]]できない。このため[[除去]]により妨害されることが多く、実戦でリンクを成功させることはかなり難しい。しかし、相手に妨害をせざるを得ない状況を作り出せる点で、一種のブラフとして優れているとも考えられるだろう。
また、いくつかのサイキック・スーパー・クリーチャーは[[リンク解除]]という[[能力]]を持っており、[[除去]]を喰らっても[[リンク]]元の[[サイキック・クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に残すことができる。

運用には少々骨が折れるが、使いこなして見せるだけの魅力はあると言える。本気で[[覚醒リンク]]を狙うならば、専用デッキを組むといいだろう。

[[覚醒リンク]]、[[リンク解除]]の処理は該当ページ参照。

**ルール [#l0a7cfb6]
-サイキック・スーパー・クリーチャーは[[サイキック・クリーチャー]]として扱う。そのため、[[《予言者ヨーデル・ワイス》]][[《流星のフォーエバー・カイザー》]]などの[[能力]]の対象になり、[[《超次元ガロウズ・ホール》]]などでは選べない。
--サイキック・”スーパー”・クリーチャーという風に、間に「スーパー」という単語が挟まっているが、総合ルール805.1に基づき、サイキック・クリーチャーとして扱う。

-サイキック・スーパー・クリーチャーは、[[覚醒リンク]]前の[[クリーチャー]]の[[カード名]]を持っていない。例として、[[《零戦ガイアール・ゲキドラゴン》]]は[[《ゼロ・カイザー》]][[《ガチンコ・ピッピー》]]の名前を持っていない。
--これは似た性質の[[ゴッド]]とは異なる[[ルール]]なので注意したい。

-[[サイキック・セル]]は[[クリーチャー]]とは別の[[カードタイプ]]なので、その状態では[[クリーチャー]]としては扱われない。[[覚醒リンク]]して[[サイキック・セル]]同士が結合されることで、はじめて[[クリーチャー]]として扱われるようになる。

-[[超次元ゾーン]]ではそれぞれの[[サイキック・セル]]に分かれている。このため、[[超次元ゾーン]]ではサイキック・スーパー・クリーチャーは1枚の[[クリーチャー]]として扱われず、[[超次元]][[呪文]]などで直接サイキック・スーパー・クリーチャーを[[超次元ゾーン]]から呼び出すことはできない。

-[[リンク解除]]を持たないサイキック・スーパー・クリーチャーが[[除去]]の対象になった場合、全ての[[サイキック・セル]]ごとまとめて指定された[[ゾーン]]に送り、その後[[超次元ゾーン]]に戻る。

-[[リンク解除]]を持つサイキック・スーパー・クリーチャーが[[除去]]の対象となった場合、[[サイキック・セル]]を1枚選んで指定された[[ゾーン]]に送り、[[バトルゾーン]]に残った[[サイキック・セル]]を裏返して[[サイキック・クリーチャー]]の状態にする。

-[[《ゴールデン・ザ・ジョニー》]]や[[《龍脈術 落城の計》]]のような、[[カード指定除去]]で[[サイキック・セル]]を引き抜かれた場合、[[覚醒リンク]]した状態を維持できなくなり、サイキック・スーパー・クリーチャーを構成していたカード全てが[[超次元ゾーン]]に戻ることになる。
--%%この場合、[[クリーチャー]]として[[除去]]される扱いではないので、[[リンク解除]]を適用させることもできない。%%
--この時、[[クリーチャー]]として[[除去]]される扱いになる。そのため、[[リンク解除]]や[[ウルトラ・セイバー]]を適用できる。(2021/12/16ルール変更)
一度に複数の[[サイキック・セル]]が[[除去]]の対象になった場合も、これらの[[除去]]耐性は1回だけ適用する。[[リンク解除]]を適用する場合、[[除去]]の対象になった[[サイキック・セル]]を選ぶ必要はない。
---[[カード指定除去]]によって[[サイキック・セル]]が[[墓地]]に置かれる時、「[[破壊]]される時」に適用できる[[セイバー]]を使用できるかは不明。

-[[リンク解除]]を持つサイキック・スーパー・クリーチャーが[[除去]]を受けた場合、または、[[リンク解除]]を持たないサイキック・スーパー・クリーチャーが[[カード指定除去]]を受けた場合、それは[[クリーチャー]]が[[除去]]された扱いにならない。これは、サイキック・スーパー・クリーチャーが[[サイキック・セル]]によって構成されているためである。

-逆に、[[リンク解除]]を持たないサイキック・スーパー・クリーチャーが[[破壊]]された時、「1体のサイキック・スーパー・クリーチャーが[[破壊]]」されたことになる。そのため、[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]などの[[能力]]が使用可能。

***サイキック・スーパー・クリーチャーを[[進化]]させた場合 [#bd511863]

サイキック・スーパー・クリーチャーの上に[[進化クリーチャー]]を重ねる場合、サイキック・スーパー・クリーチャーだったものはバラバラの[[サイキック・セル]]1枚ずつとして[[進化クリーチャーの下]]に置かれる。この時、[[進化クリーチャー]]を出すプレイヤーが[[サイキック・セル]]を置く順番を決定する。この時点でサイキック・スーパー・クリーチャーのリンク情報は失われる。
-[[進化クリーチャーの下]]の[[カード]]の特性を参照する時は、サイキック・スーパー・クリーチャーとしては参照せず、[[サイキック・セル]]として参照する。[[サイキック・セル]]は[[クリーチャー]]ではないため、[[クリーチャー]]である[[カード]]を参照する時は数えない。
--[[《死神アトミック・デストロイヤー》]]などでクリーチャーに含まれるカードの枚数を数える時はその[[サイキック・セル]]の枚数を数える。
--[[メテオバーン]]を使う時は、それぞれの[[サイキック・セル]]1枚が[[メテオバーン]]の[[コスト]]になる。
-[[《ロイヤル・ドリアン》]]などによって[[進化クリーチャー]]の一番上のカードが剥がされ、[[再構築]]の処理を行う時、リンク情報は失われているので、元のサイキック・スーパー・クリーチャーに復元することはできない。[[サイキック・セル]]はクリーチャーとして扱わないので[[再構築]]の処理によって[[墓地]]に置かれ、即座に[[超次元ゾーン]]に戻る。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40421]]
**その他 [#f4ab271e]
-サイキック・スーパー・クリーチャーも[[サイキックコスト]]を持っているが、便宜上設定されているだけであり、特に意味は無い。ただ、基本的に大きめの数値になっているので、[[《怨念集結》]]のような[[コスト]]を指定する[[除去]]は受けにくくなっている。

-サイキック・スーパー・クリーチャーになれる[[サイキック・クリーチャー]]はそれ単体で優秀なものが多く、[[覚醒リンク]]を無視して使われることが多い。[[《ガイアール・カイザー》]][[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]][[《ヴォルグ・サンダー》]]などが代表的。
--また、[[《ドラゴニック・ピッピー》]]や[[《剛腕の政》]]など、数合わせに過ぎないようなパーツが多いのもそれに拍車をかけている。

-[[覚醒リンク]]は自分の[[ターン]]のはじめに[[解決]]するため、自分の[[ターン]]中に[[サイキック・セル]]を揃えても、次の相手の[[ターン]]で[[除去]]されてしまうことが多い。この点がサイキック・スーパー・クリーチャーを使う上での大きなネックと言える。[[ハンデス]]で[[除去]]を封じたり、[[超次元]][[呪文]]を[[サルベージ]]して使い回すなどして対抗したい。

-種族に[[コマンド・ドラゴン]]を持つ場合、名前の最後は「ドラゴン」になる場合が多い。

-登場時期が[[エピソード1]]のため、今のところ全ての種類が[[種族]]に[[ハンター]]か[[エイリアン]]を含む。

-三枚のセルで構成されるサイキック・スーパー・クリーチャーの場合、真ん中が[[覚醒リンク]]を持っている。二枚の場合は下になるパーツが持っている。
また、[[ビクトリー]]を持つ[[クリーチャー]]は構成枚数にかかわらず一番上に配置され、裏の[[サイキック・セル]]に[[ビクトリー]]のマークが入っている。
--《勝利のリュウセイ・カイザー》のみ例外。パーツとして一番下に配置されるが、やはり裏の[[サイキック・セル]]に[[ビクトリー]]のマークが入っている。

-開発陣の振り返りでは、「ぶっちゃけサイキック・スーパー・クリーチャー(という名前)はスーパー・サイキック・クリーチャーにすべきだったなとは思う」とコメントした。([[ソース>https://youtu.be/1jxr2XlBzis?t=129]])
--これは、「サイキック・スーパー・クリーチャーはサイキック・クリーチャーとして扱う」という蛇足のようなルール(総合ルール805.1)をわざわざ制定することになってしまったことに対するコメントであると思われる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#r37a0ed8]
-3枚で構成されるサイキック・スーパー・クリーチャーのうち、TCGのリンク元が[[V覚醒リンク]]を持っていなかった場合、新たに作られた[[P'S覚醒リンク]]が与えられることになった。
--[[P'S覚醒リンク]]によって、自分ターン開始時だけでなく、特定のリンク元を出した時にリンク元3枚が揃っていても覚醒リンクできるようになった。これによって、サイキック・スーパー・クリーチャーはある程度の速攻性を得ることとなり、1ターンでリンク元を揃えられる[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]が、TCGとは別方向で強くなった。
-演出の都合上、覚醒リンクしたクリーチャーは[[ゴッド・クリーチャー]]よ同じような1枚のカードであるかのように表示される。また、カードイラストでも[[サイキック・セル]]という文言は出てこない。しかしながら、「サイキック・スーパー・クリーチャーは複数枚のクリーチャーではないカードで構成されている」というTCGのルールはデュエプレでも適用される。
-演出の都合上、覚醒リンクしたクリーチャーは[[ゴッド・クリーチャー]]と同じような1枚のカードであるかのように表示される。また、カードイラストでも[[サイキック・セル]]という文言は出てこない。しかしながら、「サイキック・スーパー・クリーチャーは複数枚のクリーチャーではないカードで構成されている」というTCG版のルールはデュエプレでも適用される。
--[[リンク解除]]のテキストは「バトルゾーンを離れる時、《(1枚目のカード名)》、《(2枚目のカード名)》のほうに裏返す。(《(3枚目のカード名)》は超次元ゾーンに戻る)」と書かれているが、実際には種族をもったクリーチャーとして3枚目のカードが戻されているわけではないので、「クリーチャーが離れた時」として扱われない。

**参考 [#o68dd0bc]
-[[用語集]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[サイキック・セル]]
-[[覚醒リンク]]
-[[リンク解除]]
-[[超次元ゾーン]]

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[[公式Q&A]]
>Q.[[《極限龍神メタル》]]の「出た時」の能力で、相手の[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]や[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]を構成しているカードを1枚選び、墓地に置けますか?&br;類似例:[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]
A.いいえ、墓地に置けません。構成カードのサイキック・セルはクリーチャーとして表出しているカードなので、「クリーチャーではないカード」を選ぶ能力では選べません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40399]]

&tag(用語集,カードタイプ,サイキック・クリーチャー,サイキック,サイキック (特殊タイプ),クリーチャー,サイキック・スーパー・クリーチャー);
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//公式Q&A >Q.[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]が攻撃する時、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と「革命チェンジ」をして、入れ替えることができますか? A.いいえ、できません。その場合「リンク解除」を行い、タップ状態の残った2体のうち、どちらか1体で攻撃を続けます。 (総合ルール 805.1d) [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33977]]