#author("2023-01-17T17:53:42+09:00","","") #author("2023-10-02T06:35:26+09:00","","") *コントロール [#r185ccee] +[[コントロール(戦略)>コントロール#cnrltactics]] +[[コントロール(デッキタイプ)>コントロール#cnrldeck]] +[[コントロール(権利)>コントロール#cnrlright]] *コントロール(戦略) [#cnrltactics] 相手の行動を制御、妨害していくことで勝利に向かう行動・戦法の総称。また、その状態そのもの。[[ビートダウン]]の対義語。 「相手をコントロールしている(されている)」などのように使う。 コントロールをコンセプトとしたデッキは後述。 -語源はControl(制御、支配)から。 他の多くの用語と同じく、もともとは[[Magic:The Gathering]]の用語。 **参考 [#l1281e7a] -[[用語集]] &tag(用語集,戦術); *コントロール(デッキタイプ) [#cnrldeck] [[デッキタイプ]]の分類の一つ。 [[コントロール>#tactics]]重視で、対戦相手の行動を妨害、制御したり、[[バトルゾーン]]を制圧することによってゲームの流れを支配し、勝利するデッキの総称。 攻撃重視の[[ビートダウン]]とは対極的な関係にある。 相手のカードの使用や攻撃などの妨害がコンセプトで、最終的な勝利方法は問わない。 [[ダイレクトアタック]]、[[ライブラリアウト]]、[[エクストラウィン]]、どの勝利方法でもこのコンセプトに則っていれば【コントロール】の部類に入る。 たいていは、相手の動きを完全に封じて、手も足もでない状態にしてから、安全に勝負を決めに行くのが主流。 早い話がじっくり腰を据えて戦っていくデッキタイプ…だったはずだが、[[インフレ]]が進むにつれ、序盤は守りに専念するが、中盤である程度相手の動きを縛ることができたら、一気にビートしていくデッキも誕生するなど、対極的であるはずの[[中速ビートダウン]]との境界があいまいになっている事例が増えてきている。逆に[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]や[[【我我我ブランド】]]を見れば分かるように、[[軽量級]][[メタ]][[クリーチャー]]のインフレによって、[[【速攻】]]でも立派なコントロールプランが取れるようになり、今やコントロールプランを取れるか否かも[[【速攻】]]の評価基準の1つとなりつつある。 **【コントロール】の分類 [#rc48e6f4] 大雑把に以下のように大別できる。 ***[[【除去コントロール】]] [#i9b4c8b5] [[呪文]]による[[除去]]や[[ハンデス]]を中心に据えて組まれるコントロール。それらによって、相手の[[クリーチャー]]や[[手札]]を次々に奪っていくことで相手をコントロールしていく。 その中でも、[[【白青黒超次元】]]や[[【黒単コントロール】]]のように、軽量[[ハンデス]]を連打していくものは[[ハンデスコントロール]]と呼ばれる。 相手の山札切れを勝利手段にする「[[ライブラリアウト]]型」、少数積まれた強大なクリーチャーを勝利手段にする「[[フィニッシャー]]型」とに、さらに分類できる。 ***[[【クリーチャーコントロール】]] [#c62f30b8] クリーチャーを主力にするコントロール。序盤から終盤まで軽〜重クリーチャーに頼りながら[[バトルゾーン]]の主導権を握り、消極的に相手をコントロールしていく。[[光]]文明を使用してデッキが組まれることが多く、少数の大型に頼るものには[[【ヘブンズ・ゲート】]]、小型を大量に並べるものには[[【ジェスターソード】]]などがある。 ***[[ランデス]]デッキ [#h20d69de] [[ランデス]]を主要な戦略とするデッキ。 相手の[[マナ]]を自由に使わせないようにして相手の[[テンポアドバンテージ]]を奪っていくことでコントロールする。 [[ランデス]]は基本的には補助手段でしかないので、デッキの構成自体は[[ビートダウン]]的にも[[コントロール]]的にもなるが、マナ破壊という戦略自体がコントロール色が強いため、普通はコントロールとして分類されることが多い。 ビートダウン的な構成だったとしても[[マナカーブ]]自体は[[【速攻】]]などと違って重めである。 ***[[コンボデッキ]] [#z53b5de1] [[コンボデッキ]]も、[[コンボ]]を完成させるまで基本的に[[シールド]]を殴らず、[[重い]]カードを多用するため展開が遅めなので、[[ビートダウン]]ではなくコントロール寄りと言える。 **主なコントロールデッキ[#z53b5de1] コントロールに分類される代表的なデッキには、 -[[【白青黒赤ライブラリアウト】]] -[[【除去ボルバル】]] -[[【アクアンホワイトブラック】]] -[[【ターボロマネスク】]] などがある。 **参考 [#w5c8216f] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/除去コントロール]] -[[デッキ集/クリーチャーコントロール]] -[[デッキ集/超次元コントロール]] -[[デッキ集/ヘブンズゲート]] -[[デッキ集/ランデス]] -[[デッキ集/5色デッキ]] -[[デッキ集/ターボ・ビッグマナ]] -[[デッキ集/ロック]] -[[デッキ集/ループ]] -[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]] -[[デッキ集/リアニメイトコンボ]] -[[デッキ集/即死コンボ]] -[[デッキ集/1ショットキル]] -[[デッキ集/S・トリガー]] -[[デッキ集/マッドネス]] -[[デッキ集/その他各種コンボ]] &tag(デッキ集,コントロール); *コントロール(権利)[#cnrlright] [[クリーチャー]]で[[攻撃]]・[[ブロック]]したり、[[呪文]]などの[[効果]]を[[解決]]したりする権利のこと。 基本的にはカードの持ち主がそのカードのコントロールを持つが、[[呪文横取り]]など自分の[[カード]]のように相手の[[カード]]を扱ったり、[[攻撃強制]]など相手に特定の行動を強制させたりする能力が存在する。 -[[カード]]の[[能力]]を使う権利、[[呪文]]を唱える権利に関しては使われるが、デュエル・マスターズには「相手クリーチャーのコントロールを得る(自分のクリーチャーであるかのように、攻撃したり効果の対象にしたりできる)」効果を持つカードが[[ゴッド・オブ・アビス]]の時点でも存在していないため、「クリーチャーのコントロールを得る」と言うことはない。