#author("2023-11-02T16:53:29+09:00","","") #author("2024-05-01T17:13:37+09:00","","") *グッドスタッフ [#x7116624] 単体で高い[[スペック]]を持つ優秀な[[カード]]。 またはそれらの組み合わせでできた[[デッキ]]のこと。 *グッドスタッフ(カード) [#a748b568] 単体で高い[[カードパワー]]を持つ優秀な[[カード]]のこと。[[パワーカード]]とも。 グッドスタッフと呼ばれる[[カード]]は、[[スペック]]のみならず[[汎用性]]に長けることも重要。[[シナジー]]や[[コンボ]]を考慮せずとも、[[デッキ]]に入れさえすれば単体で高い[[カードパワー]]を発揮できるものが呼ばれやすい。 //例としては、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]などが当てはまる。 //例としては、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]、[[《飛翔龍 5000VT》]]などが当てはまる。 [[カードプール]]の変化や[[インフレ]]があるため、いつまでも廃れないグッドスタッフというものはかなり数が少ないが、軽量ないしはコストが不要なカードはグッドスタッフとして息が長い。例えば[[《天災 デドダム》]]はデッキカラーや色配分を定義するほど単体で高性能で、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]も[[マナ基盤]]かつ[[S・トリガー]]枠として多数の[[タッチ]]青デッキを生み出してきた。素のコストが重くても[[《CRYMAX ジャオウガ》]]や[[《飛翔龍 5000VT》]]のように使った瞬間に圧倒的に優位に立てるカードもグッドスタッフである。 カードプールの変化やインフレがあるため、いつまでも廃れないグッドスタッフというものはないが、軽量ないしはコストが不要なカードはグッドスタッフとして息が長い。例えば[[《天災 デドダム》]]はデッキカラーや色配分を定義するほど単体で高性能で、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]も[[マナ基盤]]かつ[[S・トリガー]]枠として多数の[[タッチ]]青デッキを生み出してきた。素のコストが重くても[[《CRYMAX ジャオウガ》]]や[[《飛翔龍 5000VT》]]のように使った瞬間に圧倒的に優位に立てるカードもグッドスタッフである。 単体で強力な[[効果]]ゆえ[[メタゲーム]]に食い込むような強力なものも多いが、往々にして[[シングルカード]]での値段も跳ね上がるので、複数枚の入手には苦労する。 また、いくらグッドスタッフと言えど、当然自分の[[デッキタイプ]]や[[環境]]に合ったものを選択しなければ活躍はできない。[[カードパワー]]が高いからこそ、使い所はよく考えたい。 -前述の通り、必然的に高額になりやすい。特に[[再録]]されていない古い優良カード、[[プロモーション・カード]]、[[ベリーレア]]、[[スーパーレア]]となれば尚更である。 -逆に、[[再録]]や[[殿堂入り]]、[[環境]]の変化によって値下がりすることもある。損をしないためには常に新しい情報を確認すべきだろう。 *グッドスタッフ(デッキ) [#deck] 上記のような[[カードパワー]]の高い[[カード]]を多く採用し、[[アドバンテージ]]で上回りながら相手に勝つ[[デッキ]]。必然的に高[[コスト>マナコスト]]の[[カード]]が多くなるので殆どは[[コントロール]]系の[[デッキ]]となる。 他の[[デッキ]]に見られるような主軸となる[[コンボ]]はほとんど搭載されず、[[カード]]間の[[シナジー]]も考慮されることは少ない。繋がりよりも、1枚1枚の性能で1:2以上の[[交換]]を繰り返して[[アドバンテージ]]を取り続け、相手を圧倒するような戦い方となることが多い。 要は「強い[[カード]]で構成された[[デッキ]]」であるため、これ以上定義することは難しい。何を採用するのかも人によってまちまちである。 そもそも[[デッキ]]を構築する場合、(何かしらの強いこだわりがある場合を除き)基本的には「自分がそのデッキを使用してデュエルに勝つ」ことを少なからず想定するのが道理であり、デッキのコンセプトさえ守れるのであれば意図的に弱いカードを組み込む理由が存在しない。 あくまで傾向であるが、[[ドローソース]]や[[マナブースト]]等の[[デッキ]]の基礎となる[[カード]]を除き、[[カード]]は1枚挿しであることが多い。これによってグッドスタッフ特有の対応力が生まれる。また様々な[[文明]]のハイスペックな[[カード]]を使用するために多くは3[[色]]以上で組まれる。 -特定の[[カード]]の[[殿堂入り]]で絶滅したりすることはまず考えられず、[[超次元]]や[[呪文]]に対する強力な[[メタカード>メタ]]が登場したりしても、それに対応する[[カード]]が加えられるだけである。ある意味で息の長い[[デッキ]]であるといえる。 -グッドスタッフを多く採用して組まれた[[デッキ]]は、当然ながら強力な[[デッキ]]になりやすい。[[公認大会]]や[[公式大会]]で入賞する[[デッキ]]にもやはりグッドスタッフが多い。もちろん、単純に優秀な[[カード]]や有名な[[カード]]を手当たり次第に投入するだけでは、ただの[[ジャンクデッキ]]になってしまう。常に[[デッキ]]の方向性や[[カード]]の役割を見失わない事が肝心である。 //-グッドスタッフデッキだらけの環境は多様性を欠くため、TCGメーカーとしてはなるべくテーマデッキを組んでもらいたいのが自明である。その方がテーマごとにカードを買ってもらえるし、パーツがインフラ化してしまうと世論的に殿堂カード化しづらいグッドスタッフデッキと異なり調整ミスがあった時に[[規制]]などのテコ入れをしやすい。 //ソースに欠ける -[[【エンペラー・キリコ】]]は通常[[コンボデッキ]]として扱われるが、[[エピソード1]]期の[[【星域キリコドラゴン】]]は[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]、[[《サイバー・N・ワールド》]]、[[《ボルバルザーク・エクス》]]などの強力な[[カード]]を満載した事実上のグッドスタッフだった。 -例としてよく挙がる[[【カウンターバイケン】]]は一概にグッドスタッフと言い切れない。全国大会において活躍した[[デッキ]]の構成がグッドスタッフ気味にされていただけであり、このデッキの主軸は、あくまでも[[戦国編環境]]で流行していた[[《ソウル・アドバンテージ》]]から[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を出すことである。 -5[[文明]]の様々な[[カード]]をふんだんに詰め込んだ[[【5色コントロール】]]はグッドスタッフの極地と言える。ただし、この[[デッキタイプ]]は[[《フェアリー・ミラクル》]]による強烈な[[マナブースト]]を前提として組まれるのであって、単にグッドスタッフの[[デッキ]]を組むだけならは3〜4[[色]]に留めた方が安定しやすい。 -[[エピソード1]]の[[【Nエクス】]]以降、[[【ターボゼニス】]]をはじめとして、10[[マナ]]を超える[[マナブースト]]から[[重量級]]の[[フィニッシャー]]を繰り出す構成の[[コントロール]]が流行した。そのような[[デッキタイプ]]は[[【ビッグマナ】]]と呼ばれることが多い。 -前述の通り[[コンボ]]をほとんど考慮しないため、[[コンボデッキ]]とは真逆の存在と言える。 -特定の[[フィニッシャー]]やメインエンジンのない[[デッキ]]や、分類しにくい[[デッキ]]だと「(文明)グッドスタッフ」などと呼ばれることが多い。 **参考 [#m8f732e8] -[[用語集]] -[[カードパワー]] -[[スペック]] -[[メタゲーム]] -[[トップメタ]] -[[環境]] -[[【ビッグマナ】]] -[[コンボデッキ]] -[[ジャンクデッキ]] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集 (分類)]] &tag(用語集,タグ未設定);