#author("2024-07-20T22:56:07+09:00","","") #author("2024-08-07T17:11:44+09:00","","") *カラーパイ [#ad61cbad] カードデザインおよび背景ストーリーにおける、[[文明]]ごとの役割や特徴。 元は[[Magic:The Gathering]]の用語であり、「カラー」と呼ぶのはそのため。 青が知識とドローに優れるなど、[[デュエル・マスターズ]]におけるカラーパイは[[Magic:The Gathering]]と共通する部分も少なくない。 しかし、[[追加ターン]]を得意とするカラーは[[Magic:The Gathering]]では青だったが、デュエル・マスターズでは水文明ではなく主人公色のある火文明に変更させたという例もある([[参考>https://twitter.com/syaba3/status/1476750691859595264]])。 **カードデザインにおけるカラーパイ [#uf42feef] 「[[闇]][[文明]]は[[破壊]]や[[墓地利用]]、[[スーサイド]]が得意」といった、[[文明]]ごとの役割を表す。 カードテキストは基本的にこのカラーパイに沿ってデザインされており、カラーパイを逸脱したカードテキストはあまり作られない。また、カラーパイを逸脱した[[効果]]を持ったカードは、同じ[[効果]]でカラーパイが適正な[[文明]]のカードよりも低い[[スペック]]になることが多い([[《ソーラー・レイ》]]と[[《エレメンタル・トラップ》]]、[[《エナジー・ライト》]]と[[《エナジー・フレイム》]]など)。 [[コスト踏み倒し]]はカラーパイの例外が多く、火文明なのにマナゾーンから出す[[《超竜ヴァルキリアス》]]、闇文明なのにシールドゾーンから出す[[《貴星虫イザハヤテ》]]、光文明なのに墓地から出す[[《湧水の光陣》]]などが存在している。 -時代の変化でカラーパイにそぐわないものとなった能力は再録しづらいという考えがあるようだ。今まで[[《深緑の魔方陣》]]が再録されなかったのは[[カラーパイと合わなかったから>https://twitter.com/syaba3/status/1502250796540252160]]という発言がある。 --他にも、[[デュエル・マスターズ プレイス]]で登場させるに当たり、[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]の[[ブロッカー]]や[[《禁門の超人》]]の[[マナ送り]]版[[ランダムハンデス]]が別の能力に置き換えられるなどの工夫も見られる。 ***各文明の特徴的な能力 [#u0d870a6] //厳密ではないが、各文明、上から順に昔からあったものを書いてある。一番下は米印つき。 |>|CENTER:BGCOLOR(#ffc):''[[光]]''| |[[ブロッカー]]|水や闇にもあるが、[[サイクル]]では光枠の持つ[[キーワード能力]]としてよく用いられる| |相手のクリーチャーを[[タップ]]する|後に強化版の[[フリーズ]]効果(俗称)も登場した| |[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]]|俗称に「警戒」がある| |攻撃できない能力/効果は無効になる((新テキストは「[[無視]]する」))|→[[ダイヤモンド状態]]| |呪文を[[唱えられない]]|[[《聖霊王アルカディアス》]]が初出で、それ以降も光が持っていることが多い| |相手は自分のクリーチャーを選べない|→[[アンタッチャブル]](ただし、後に水文明も持つようになり、主流もそちらに移った)| |[[EXライフ]]以外の[[シールド化]]|→[[シールド追加]](ただし、黎明期は自然文明の担当だった(([[《ミステリー・ブレス》]]、[[《深緑の魔方陣》]])))&br;→[[シールド送り]]| |[[すべてのバトルに勝つ]]|| |離れる時、かわりにとどまる/[[離れない]]|[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]の系譜| |「S・トリガー」を与える(自己付与以外)|[[《星龍の記憶》]]の系譜| |[[エスケープ]]|(ただし、数は少ないが全文明に存在する)| |※[[パワーの最後の三桁が「500」]]|能力ではないが文明の特色なので記載| |※[[《ヘブンズ・ゲート》]]|光の「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーということが一種のステータスになっている| |>|CENTER:BGCOLOR(#cff):''[[水]]''| |クリーチャーを持ち主の手札に戻す|→[[バウンス]]| |無条件かつ複数枚の[[ドロー]]|[[キャントリップ]]およびマナ以外のコストが必要なドローはどの文明にも存在している| |[[ブロックされない]]|| |[[手札交換]]|基本的には引いてから捨てたり山札に戻すタイプだが、捨ててから引くものや[[《サイバー・N・ワールド》]]の例外もある| |[[攻撃もブロックもできない]]|俗称に「プリン効果」がある| |[[ターンの残りをとばす]]|| |[[ジャストダイバー]]|| |※他文明の同等クリーチャーよりパワーが1000低い|[[《シザー・アイ》]]など。現在ではほぼなくなっている| |>|CENTER:BGCOLOR(#ccc):''[[闇]]''| |[[スレイヤー]]|| |相手の手札を捨てさせる|→[[ハンデス]]| |自他問わず[[破壊]]、[[墓地利用]]全般|[[《デーモン・ハンド》]]、[[《邪魂創世》]]、[[《インフェルノ・ゲート》]]、[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]など| |クリーチャーのパワーを-XXXXする|→[[パワー低下]]| |2つ以上の[[シールド回収]]|[[《デビル・ドレーン》]]など。1つ回収は闇はもちろん火も得意とする| |相手のマナゾーンにカードはタップして置かれる|[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]の系譜| |※他文明の同等クリーチャーよりパワーが1000低い|[[《さまよう者ブレイン・イーター》]]、[[《腐卵虫ハングワーム》]]など。現在ではほぼなくなっている| |>|CENTER:BGCOLOR(#fcc):''[[火]]''| |パワーXXXX以下・コストX以下のクリーチャーを破壊|→[[火力]]&br;→[[コスト火力]]| |アンタップしているクリーチャーを攻撃できる|→[[アンタップキラー]]| |[[スピードアタッカー]]|| |相手のシールドを墓地に置く|→[[シールド焼却]]([[《冥府の覇者ガジラビュート》]]、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]など闇にも多少存在する)| |[[攻撃されない]]|[[《クック・ポロン》]]、[[《爆熱剣 バトライ刃》]]など。後に主流は水文明の[[ジャストダイバー]]に移った| |相手のマナゾーンにあるカードを墓地に置く|→[[ランデス]]([[《超竜バジュラ》]]、[[《猿神兵アッシュ》]]、[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]など)| |[[手札交換]]|①[[《サイクロン・パニック》]]や[[《ニンプウ・タイフーン》]]など、手札をすべて引き直すタイプ&br;②[[《新世界 シューマッハ》]]や[[《勇愛の天秤》]]など、先に捨ててから引くタイプ&br;③[[《ホメホメ老句》>《ほめほめ老/ホメホメ老句》]]や[[《レッツ・烈・ノルッピ》]]など、先に引いてから[[ランダムハンデス]]のように捨てるタイプ| |2体をバトルさせる|→[[効果バトル]](ただし、初出は水文明の[[《ファンタジー・ハート》]]。また、[[《レレディ・バ・グーバ》>《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》]]など自然にも多少存在する)| |攻撃先は[[変更できない]]|| |>|CENTER:BGCOLOR(#cfc):''[[自然]]''| |[[マナチャージステップ]]以外でマナゾーンにカードを置く|→[[マナブースト]]&br;コスト3以上になると全文明に[[チャージャー]]がある| |クリーチャーを持ち主のマナゾーンに置く|→[[マナ送り]]| |自分の山札からクリーチャーを探して/選んで/すべて手札に加える|[[《ディメンジョン・ゲート》]]、[[《ライフプラン・チャージャー》]]、[[《進化設計図》]]など| |相手のマナゾーンにあるカードを墓地に置く|→[[ランデス]]([[《マナ・クライシス》]]、[[《緑神龍ミルドガルムス》]]、[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]など)| |すべての文明のカードとして扱う|→[[染色]]| |[[ガードマン]]|[[《霊峰竜騎フジサンダー》]]など火にも多少存在する。この能力は[[《桜舞う師匠》]]などで参照される| //《桜舞う師匠》《完善武装 ルーパス》《桜舞う門出》 |相手のクリーチャーの[[cip]]をトリガーさせない置換効果|[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]の系譜| |[[マッハファイター]]|| |※他文明の同等クリーチャーよりパワーが1000高い|[[戦国編]]以降に獲得した性質| |>|CENTER:BGCOLOR(#f8f8f8):''[[無色]]''| |>|CENTER:(どの文明からも影響を受けている。)| |>|CENTER:(どの文明からも影響を受けている。元ネタの種族やキャラクターから連想した能力を持つことが多い。)| |カードを1枚選び、指定のゾーンに置く|[[カード指定除去]]([[《トンギヌスの槍》]]や[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]の印象が強め。ただ、他の文明にも存在する)| |※他文明の同等カードより性能が低い|[[《The ラー漢》]]、[[《The ワンタン漢・チャージャー》]]など。現在ではほぼなくなっている| **背景ストーリーにおけるカラーパイ [#mac5fbbd] 「[[闇文明]]は自身の目的のためなら味方の犠牲も厭わない」というような、その文明が持つ思想や哲学を指す。 背景ストーリーにおけるカラーパイはカードデザインにも反映されている。たとえば「自身の目的のためなら味方の犠牲も厭わない」という性質は、[[闇]]が得意とする[[スーサイド]]としてカードテキストに落とし込まれている。 **参考 [#n2cce36b] -[[用語集]] -[[文明]] &tag(用語集,色);