#author("2025-06-16T14:00:19+09:00","","") #author("2025-06-16T16:33:46+09:00","","") *オールタップ [#nf0cc2e4] 対象となる[[クリーチャー]](主に、相手の[[クリーチャー]])をすべてを[[タップ]]すること。 |ホーリー・スパーク R 光文明 (6)| |呪文| |S・トリガー| |バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべてタップする。| |閃光の守護者ホーリー R 光文明 (9)| |クリーチャー:ガーディアン 3500| |S・トリガー| |ブロッカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。| 基本的に相手クリーチャーを無条件ですべてタップするものが多い。[[全体除去]]の[[タップ]]版というべき効果で、当然[[アンタッチャブル]]にも有効。 これらは[[ブロッカー]]も機能しなくするので、[[タップキル]]や[[1ショットキル]]戦術はもちろんのこと、[[S・トリガー]]で使えば、すべての相手のクリーチャーの攻撃を止めることができるため、防御手段としても強力。 上記のように、たった一手で強烈な反撃となりうる一方、相手のクリーチャーをタップする必要がない場面、具体的に[[タップキル]]には自分の攻撃可能クリーチャーが必要で、追撃の停止やブロッカーの無力化は相手のアンタップしているクリーチャーが必要だが、そうではない場合には腐ってしまう。 定石としてオールタップ系列は腐りやすいものという常識があるためか、公式もその対策として自前で別の効果を内蔵する[[《反撃のサイレント・スパーク》]]、効果を使った後にはクリーチャーとして頭数になる[[《閃光の守護者ホーリー》]]、[[ツインパクト]]で汎用性を確保した[[《次世代龍覇 グレングラッサ/「ここはまかせて、お姉ちゃん!」》]]など、おあつらえ向きのカードも登場している。 **防御札としての役割 [#icdf305a] [[S・トリガー]]で[[オールタップ]]できる能力を持ったカードは、防御性能の高さを語るうえで、よく[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と比べられる。あちらは[[ターンの残りをとばす]]能力を持つ。 両者ともに、そのターン相手の攻撃を完全に封じるために使われるが、状況によってそれぞれ[[メリット]]、[[デメリット]]がある。 こちらは、[[防御札]]としてだけでなく、上述したように[[タップキル]]や[[ワンショット]]前で使えるという利点がある。 あちらは、相手の[[攻撃終了ステップ]]や[[攻撃の後]]、[[ターン終了ステップ]]に[[解決]]される効果を発生させない、''攻撃の後アンタップする''[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]の2回目の攻撃や、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]の[[追加ターン]]の獲得、強力な能力[[キリフダッシュ]]などを阻止できるという利点がある。 また、コストの重さゆえに[[手札]]に来ると[[腐り>腐る]]やすい[[オールタップ]]と異なりあちらは最悪の場合でも[[ウィニー]]として1[[打点]]になる。 文明の違いでも差別化は容易。 -「[[ターンの残りをとばす]]」には直接的なメタカードは存在していないが、タップには直接的なメタカードがある。[[《不屈のウレックス》]][[《獣軍隊 シュパック》]]や[[《弩闘!桃天守閣》]]。[[紫電効果]]にも初回のオールタップに反応して1回復帰されてしまう。 -広義では[[《スローリー・チェーン》]]、[[《チャケの応援》]]、[[《調和と繁栄の罠》]]、[[《終止の時計 ザ・ミュート》]]、[[《「すべて見えているぞ!」》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/「すべて見えているぞ!」》]]といったあたりの、以降の攻撃をロックするものもオールタップ系の防御札と比較される。攻撃宣言の禁止は[[ダイヤモンド状態]]の先掛けがメタとして機能するが、オールタップなら[[ダイヤモンド状態]]では対策されない。 **その他 [#qc2f7f6c] -[[DM-01]]で収録された[[《ホーリー・スパーク》]]は、オールタップ[[能力]]の代名詞と言っても過言ではない代表的なカード。 --そちらから派生した[[カード]]の多さから、オールタップ[[能力]]を持つ[[カード]]は[[カード名]]に「閃光」や「ホーリー」を持つことが多く、[[スパーク]]の[[名称カテゴリ]]に属することも多い。 -[[《プリズン・スパーク》]]や[[《時の革命 ミラダンテ》]]などオールタップに[[フリーズ]]の特性を加えた強化版が存在する。 -[[インフレ]]の進んだ近年のデュエル・マスターズの[[環境]]においては評価の低迷が続いている。 [[コスト踏み倒しメタ]]への対抗手段という性質も相まって[[除去]]の[[S・トリガー]]が激しく[[インフレ]]し当たり前に2〜3体除去したりはたまた2〜3コストで[[手打ち]]出来たりと、かつての[[《デーモン・ハンド》]]や[[《アクア・サーファー》]]などとは比べ物にならないほど[[カードパワー]]が向上しているのに対し、[[オールタップ]]の[[インフレ]]は何故かあまり進んでいない。 また、「トリガーすれば相手が何体いようと(ほぼ)確実に延命できる」という優位性も、[[《終末の時計 ザ・クロック》]][[《終止の時計 ザ・ミュート》]]に揺るがされている。 **主なオールタップ持ち[#r98e1071] -[[《ホーリー・スパーク》]] --[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]] -[[《スーパー・スパーク》]] --[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]] -[[《DNA・スパーク》]] -[[《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]] -[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]] -[[《反撃のサイレント・スパーク》]] -[[《ドレミ団の光魂Go!》]] -[[《アルカディア・スパーク》]] -[[《S・S・S》]] -[[《閃光のメテオライト・リュウセイ》]] -[[《閃光の守護者ホーリー》]] -[[《ノヴァルティ・アメイズ》]] -[[《♪仰ぎ見よ閃光の奇跡》]] -[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]] -[[《SMAPONの心絵》]] など **参考 [#med6b7ff] -[[用語集]] -[[タップ]] -[[スパーク]] &tag(用語集,タップ,オールタップ);