#author("2023-11-23T09:47:48+09:00","","")
#author("2024-01-22T16:36:00+09:00","","")
*オリジナル([[フォーマット]]) [#v9904cce]

2021年1月1日から導入された新たな[[フォーマット]]。[[殿堂レギュレーション]]が適用されるフォーマットでは[[アドバンス]]に並んでメジャー。

ルールは、以下の通り。
-40枚の[[メインデッキ]]のみで戦う([[超次元ゾーン]]、[[超GRゾーン]]などは使わない)。
-[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]](メインデッキの枚数にカウントされる[[《禁断〜封印されしX〜》]]も含まれる)は使わない。
-殿堂カード([[殿堂入り]]、[[プレミアム殿堂]]、[[プレミアム殿堂超次元コンビ]])の制約は受ける。

先駆けて導入された[[リモートデュエマカップ]]も、これと同じ構築ルールが設けられていたが最終的にはアドバンスと同じルールでも開催できるようになった為、リモートカップ=オリジナルという等式ではなくなった。

現在の[[公認グランプリ]]では、[[殿堂レギュレーション]]を改名した[[アドバンス]]とこのフォーマットの2つで行われる。

-メインデッキ40枚以外のカードを使用しないフォーマットではあるが、''[[超次元ゾーン]]や[[超GRゾーン]]などの外部ゾーン自体は存在するものとして扱う''。あくまでゲーム開始時に外部ゾーンにカードを用意できないだけで、ゲーム中にそれらのゾーンにカードを置くことはできる。
--よって、[[《怒流牙忍法 次元隠しの術》]]などの[[超次元ゾーン]]に関するカードも問題なく使うことができる。あまり意味はないが、当然[[超次元呪文]]や[[GR召喚]]できるカードを投入しても問題ない。
--そうそうないことだが、逆に「実際には使わないが、[[超次元ゾーン]]と[[超GRゾーン]]のカード、[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]」を用意してブラフを狙う」という戦法も全く意味をなさない。

-[[【連ドラグナー】]]系統や[[【オカルトアンダケイン】]]など勝ち筋を[[超次元ゾーン]]や[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]に依存するデッキタイプはこのレギュレーションでは機能しなくなるため、アドバンスとは全く異なるパワーバランスの環境を形成する。

-[[王来篇]]期には開催された公認チャンピオンシップの約7割ほどがこのフォーマットを採用しているため、アドバンス以上の主流のフォーマットと言える。
--ただし、新型コロナの影響によるリモートデュエマの普及と、そちらの撮影範囲が広くなるとゲームの進行に支障を及ぼすという事情もあるため、実際にアドバンスより人気が高いとは言い切れない。

-盤面そのものの複雑化を避けることによって、新規プレイヤー獲得や、[[革命編]]前からの復帰勢の敷居を下げることを狙って設けられたフォーマットだと思われる。
--[[超次元ゾーン]]、[[超GRゾーン]]を使わないので、[[メインデッキ]]以外に構築費がとられることがないため、ある程度は[[資産ゲー]]の防止にもつながると思われる。


-[[覚醒編]]で[[超次元ゾーン]]が出るまでは、40枚の[[メインデッキ]]以外のカードで戦うことはなかったため、文字通りオリジナル(original: 根源の、最初の、初期の、といった意味)したフォーマットと言える。
-[[覚醒編]]で[[超次元ゾーン]]が出るまでは、40枚の[[メインデッキ]]以外のカードで戦うことはなかったため、文字通りオリジナル(original: 根源の、最初の、初期の、といった意味)のフォーマットと言える。

-導入が発表されたのは、2020年10月30日の[[クリエイターズ・レター Vol.39>https://dm.takaratomy.co.jp/cls/creatorsletter39/]]にて。

-主にこのレギュレーションで機能しなくなるカードは以下の通り。
--[[超次元呪文]]など[[サイキック・クリーチャー]]を用いるカード
--[[ドラグハート]]を用いるカード
--[[GR召喚]]を行うカード
--[[オレガ・オーラ]]やそれを利用するカード((オーラは「付けた時」に効果を発揮するため、GR召喚して付ける動作を行えないオリジナルではそもそも出す事も、能力を使うこともできず、[[《マザーブレイン》]]のようなカードでも参照できるタイミングが存在しない。))
--[[禁断の鼓動]]を利用するカード。ただし、[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]と[[《禁断〜解放せしX〜》]]は使用できる
--[[禁断フィールド]]を利用するカード。ただし[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]は使用できる
--[[零龍星雲]]・[[零龍の儀]]を利用するカード

**参考 [#j3386b46]
-[[フォーマット]]
-[[アドバンス]]
-[[リモートデュエマカップ]]…導入当時は同じくメインデッキの40枚以外を使えなかった。
-[[ミッツァイル・マスターズ]]…導入の遠因。

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