#author("2025-04-15T15:21:30+09:00","","") #author("2025-04-15T15:25:15+09:00","","") *アビスロイヤル [#y3f92d3c] [[DM22-SD1]]で登場した[[種族]]。 五[[文明]]以前の時代に超獣世界を支配していた伝説の古代種族で、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]を絶対君主としている。 [[アビス]]の[[種族カテゴリ]]固有の[[能力]]に「[[アビスラッシュ]]」を持つ。 |アビスベル=ジャシン帝 OR 闇文明 (4)| |クリーチャー:アビスロイヤル 7000| |''ブロッカー''| |''W・ブレイカー''| |自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を与える。(「アビスラッシュ」を持つクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、そのクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる)| |このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の手札を2枚捨ててもよい。| |自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。| |レター=ジェンゲガー UC 闇文明 (3)| |クリーチャー:アビスロイヤル 2000| |''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)| |このクリーチャーが攻撃する時、攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。| |自分のターンの終わりに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。それがアビスなら、カードを1枚引く。| [[命名ルール]]は「◯◯=◇◇」で、基本的には◯には姿形のモチーフが、◇には◯の韻を踏むワードが入る([[《深淵の壊炉 マー''ダン=ロ''ウ(暖炉)》>《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]等、一部例外もある)。 [[ベリーレア]]以上は、アビスロイヤルの依代となった器具を示す言葉の一文字を「[[終>《終納 カボード=ロウ》]]」や「[[謀>《謀遠 テレスコ=テレス》]]」等のマイナスイメージが強い言葉で置き換えるか、マイナスイメージが強い熟語の一文字を「[[刻>《暗刻 クロック=クロニクル》]]」や「[[灯>《悪灯 トーチ=トートロット》]]」などの器具を表す一文字に変えた[[冠詞]]を持ち、[[スーパーレア]]はそれに加えて冠詞に「深淵の」が追加される。 ルールの優先度は非常に高いようで、[[《「すべてを見通す眼だ」》>《モノクル=ドクトール/「すべてを見通す眼だ」》]]や[[《ド:ノラテップ》]]など、他のカードとサイクルを成すカードや他の命名法則があるカードでも全てアビスの命名ルールが優先されている。 -[[ウィン編]]の他勢力にも言えることだが、既存のアビスロイヤルが新たな能力と姿で再登場することが多い。この際、初出時の[[命名ルール]]はそこそこに、元々を捩った形のカード名が優先される。 -[[DM24-RP1]]から登場したベリーレア以上のものは、全てこれまでのスーパーレアのものの命名ルールに沿うようになった。 -[[タマシード]]のみのカードは上のルールに当てはまらない。[[《深淵の食卓》]]や[[《深淵の手紙》]]は[[スーパーレア]]ではなく[[アンコモン]]である。 [[DM23-RP3]]から登場した[[革命チェンジ]]持ちは「□□=△=◆◆」で、多くは「□□=ザ=ダーティ」(□は元になったクリーチャーの◇)になる。 **イラストについて [#l1ae8b2e] -[[カードイラスト]]は[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の派生カードを除き、アンティーク調のインテリアがモチーフとなっている。 -背景は全面にステンドグラスが描かれ、フレームはカード上部に髑髏の紋章が描かれたステンドグラス調の特殊フレームが使用される。 --[[イラストレーター]]が自身のアカウントに投稿している原画を見る限り、ステンドグラスの縦横の長さの比や形式はまちまちである。しかし、実際のカードでは必ず全面がステンドグラスになるため、違和感のない範囲で調整されているものと思われる。例えば[[《カップ=ギャラップ》]]は背景の小物がわずかに見切れている。 --[[超化獣]]の、ハイパーモードを示す[[シークレットレア]]版のイラストでは、背景ストーリーにて[[ジャシン>《邪魂の王道 ジャシン帝》]]同様元の肉体の大部分を失ったからなのか、背景のステンドグラスにひび割れが見られる。 --[[DM22-SP1]]収録カードなど、例外も存在する。 -道具モチーフのアビスロイヤル達は「かつての姿で実体化できなかったため、己の性質と似た道具を依代として実体化している」という設定である(([[《暗刻 クロック=クロニクル》]]、[[《ナイフ=アライフ》]]の[[フレーバーテキスト]]より。))。 --[[王道篇]]以降は、パックごとに依代となる道具に傾向があるように見える。 #region2(推測されるモチーフ){{ -[[DM24-RP1]]…庭園 -[[DM24-RP2]]…玄関 -[[DM24-RP3]]、[[DM24-RP4]]…クラシックコンサートに関する器材 -[[DM25-RP1]]…バスルーム(風呂) -[[コロコロコミック]]付録…本や本棚、画材など }} -カードの[[特性]]を基準に、一定のイラストルールが見られる。 --[[革命チェンジ]]を持つものは[[《アビスベル=覇=ロード》]]の影響を受けたのか、暴走族風の衣装をまとっている。 --[[超化獣]]は[[ジャシンに共鳴し霊体化>《シックル=シーク》]]した姿で、デフォルメされた1~2等身をしている。 [[シークレットレア]]版のイラストでは[[ハイパーモード]]を解放し、リアル頭身に戻り、上述の通り背景のステンドグラスが割れる。 --[[ハイパーエナジー]]を持つものは胸の紋章と白いマントが特徴。 --[[NEOクリーチャー]]のものは、「片腕に[[赤>火]]系のオーラ、逆の腕に[[青>水]]系のオーラを纏って[[青黒赤]]を成している」という特徴が見られる。また、白い翼を生やしている。 //--[[《大崩壊炉 マーダン=ダイロウ》]][[《邪龍 ジャジーブラッド》]][[《深淵の怒貫 ファウン=テイン》]][[《トートロット=シャルロット》]][[《リッチーモア=アンゴルモア》]][[《フォック=ジャック》]][[《ザザーム=アッザーム》]][[《アライフ=ヴァレンティフ》]] ---[[《淵魂 グレート=ジャシン帝》]][[《至高の魂 アビスベル=ジャシン帝》]]は2色のオーラらしきものがなく、翼も片翼である。「魔誕」勢力の[[《堕チシ八叉ノ蛇神》]]は全く当てはまらない。 --[[超魂X]]の右下のワイプの特徴は、顔をデフォルメした霊体。[[仮初の器物を捨てた精神のみの姿であり、その精神を手にしたものに能力を受け継がせることができる。>《センメン=メンダーソン》]] **アニメ・漫画において [#h119cbfd] -[[斬札 ウィン]]が主に使用する[[種族]]。主人公が主力とする種族に[[闇]][[単色]]種族が選ばれるのは初。 -アニメ版では不死に近い存在なのか、[[邪神くん]]の制裁を食らっても少し経てば再生している。[[ジョーカーズ]]を彷彿とさせるコミカルな面を見せることが多く、不死というよりもギャグ補正なのかもしれない。 **背景ストーリーにおいて [#ida65c8f] [[ゴッド・オブ・アビス背景ストーリー]]で初登場。 太古の昔、超獣世界を完全に支配していた伝説の種族。 初代「暴竜爵」と[[光文明]]が協力して「深淵」に封印した。 [[光文明]]では[[《運搬の守護者 アル・ハコブ》]]の一族がジャシン封印の物語を伝え、[[水文明]]にはアビスロイヤルの恐ろしさを詠んだハイクが1億年前から伝わっている。[[自然文明]]で行われる回転競技「剛流振」の起源はアビスロイヤルに対抗するためのトレーニングであったと言われている。 アビスロイヤルが「深淵」に封印されてから長い年月が経ち、誰もが彼らをおとぎ話の中の存在だと思い込んでいた頃、超獣世界を7日間に渡って大異変が襲う。 大異変が収まった後、超獣世界に異空間が現れた。 [[火文明]]の放った斥候が異空間で見たものは、おとぎ話の存在と思われていたアビスロイヤルが「深淵」から現れようとしている姿だった……。 **その他 [#u09371d4] -[[アビス]]の[[種族カテゴリ]]固有の[[能力]]に「[[アビスラッシュ]]」がある。通常弾では[[アビス・レボリューション]]までで登場し、[[王道篇]]からは特殊弾でのみ獲得しうる。 -ロイヤル(英:royal)は「王室の」や「高貴な」といった意味を表す言葉。 過去にも[[《ロイヤル・ドリアン》]]や[[《&ruby(パンドラ・ロイヤルズ){超次元の王家};》>《超次元の王家》]]などに使用されている。 -これまで五文明以前の超獣世界の支配者は[[五龍神]](五大龍神)とされてきた。 [[ゴッド・オブ・アビス]]の舞台となる[[並行世界]]では[[五龍神]]のかわりにこの種族が古代の支配者だったのか、五龍神よりさらに過去の時代の支配者であったのかは登場時点では不明である。 --その五龍神が一柱で闇文明を司る[[《黒龍神モルナルク》]]とは「高貴」な点や輝く物と関連深い点などの一致が見られる。 -古代の世界を支配していたという設定や邪神という呼び名から、モデルはH.P.ラブクラフトの小説並びにクトゥルフ神話の「旧支配者」の可能性が高い。[[《不幸のコイン》]]のイラストやアニメにたびたび登場する触手のモチーフもこれを裏付けている。 --[[《アビスベル=ジャシン帝》]]が旧支配者クトゥルフに近いモチーフを持つ事を考えると、具体的な由来はラブクラフトの小説「インスマウスを覆う影」などに登場するクトゥルフの眷属、「深きものども」か。 **参考 [#z4d2bd51] -[[種族]] -[[アビス]] -[[魔導具]] -[[アビスラッシュ]] -[[【黒単アビスロイヤル】]] -[[斬札 ウィン]] -[[邪神くん]] -[[《アビスベル=ジャシン帝》]] -[[《レター=ジェンゲガー》]] -[[コロコロイヤル]] &tag(種族,闇文明,アビスロイヤル,アビス);