#author("2024-11-11T17:16:14+09:00","","") #author("2025-01-08T16:21:10+09:00","","") *【5色蒼龍】 [#h437e3b4] [[【5色フェアリー・ミラクル】]]を[[《蒼龍の大地》]]に寄せた専用デッキ。 [[DMR-22]]にて[[《蒼龍の大地》]]が登場したことにより[[【ミステリー・キューブ】]]の[[リペア]]として復活した。 //序文が冗長に感じたので一部を環境においてに移しました。頑なに差し戻すのはやめてください //文が削られるのを嫌って差し戻してると勘違いしているみたいですが、差し戻している理由は5c蒼龍がgp8thで「初登場」したアーキタイプであるかのように編集している方が居たからです。文章をまとめること自体に問題はありません。 |蒼龍の大地 R 火/自然文明 (8)| |呪文| |S・トリガー| |自分のマナゾーンにあるカードの枚数より小さいコストを持つ、進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。それが火または自然のクリーチャーなら、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。| **主要カード [#s5f9211d] |[[《蒼龍の大地》]]|自分の[[マナ]]の数未満の[[コスト]]の[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]から[[踏み倒し]]。それが[[火]]か[[自然]]なら[[効果バトル]]| |[[《フェアリー・ミラクル》]]|[[【5色コントロール】]]の定番[[マナブースト]]| |[[《獅子王の遺跡》]]|[[デッキ]]の半分以上を[[多色]]で固める構築で輝く[[マナブースト]]| **候補クリーチャー [#g1b24c0e] ***コスト8以上の大型 [#t7cf0cd4] |単色|| |[[《煌メク聖壁 灰瞳》]]|最大5枚[[シールド追加]]の防御札。[[シールド回収]]で[[手札補充]]にも| |[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]|[[《蒼龍》>《蒼龍の大地》]]から出せば防御札に。[[1ショット>1ショットキル]]時に使えば[[敗北回避]]が実質的なカウンターへの保険に| |[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]|不確定ながら[[GJ>ガチンコ・ジャッジ]]に勝利すれば最強クラスの[[フィニッシャー]]。高[[コスト]]カードが多いので[[追加ターン]]も得やすい| |[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]|5色編成時定番のカウンター札| |[[《スペリオル・シルキード》]]|敵味方問わず12000未満[[全体除去]]、[[BZ>バトルゾーン]]からの[[ゾーン変更誘発]]による[[コスト]]10以下[[非進化]][[踏み倒し]]。[[コスト踏み倒しメタ]]に強いデザイン| |[[《古代楽園モアイランド》]]|[[呪文]][[詠唱>唱える]]と[[フィールド]][[展開]]の[[ロック]]。[[バトル]]勝利時に3枚の[[シールド焼却]]| |[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]|[[バウンス]]とターンスキップで相手を妨害する| |多色|| |[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]|《最終龍覇 グレンモルト》に勝るとも劣らない、[[白黒赤]]の[[フィニッシャー]]。こちらは[[オリジナル]]でも活躍でき、蒼龍の大地のバトル効果を活かしやすい。| |[[《偽りの名 ゾルゲ》]]|主に[[ループ]]させたいときに使える| |[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]|タイムラグの無いハイパワーと大量[[GR召喚]]。[[シールド]]置き換えによる延命力も頼もしい。またこのデッキタイプは手札の枯渇に悩まされることが多いためおまけでついているドロー効果も活躍する。《偽りの名 ゾルゲ》と組み合わせれば、GR召喚をループできる(ジョルゲループ)| |[[《姫様宣言プリンプリン》]]|《偽りの名 ゾルゲ》と組み合わせれば、サイキック・クリーチャーを出し入れできる| |[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]|山札回復| |[[《ニコル・ボーラス》]]|[[cip]]で実質的なオール[[ハンデス]]。[[AT>アタックトリガー]]で1体[[確定除去]]。速度を考えると[[ビートダウン]]にはそれほど刺さらない| |[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|[[cip]]で1[[確定除去]]1[[ランデス]]。相手の[[カード]]がどこからでも[[墓地]]に置かれた時[[ブースト>マナブースト]]の[[常在型能力]]も| |[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]|[[ドラゴン]]に[[SA>スピードアタッカー]]、[[スレイヤー]]、[[マナ召喚]]を[[付与]]。ドラゴン以外は対象外なので注意| |[[《ドキンダム・アポカリプス》]]|相手[[ターン]]中に[[踏み倒し]]で出すと強い[[全体除去]]。[[マナ基盤]]としても優秀。自分への封印は主に[[コマンド]]の[[《ヴィルヘルム》>《偽りの王 ヴィルヘルム》]]で外す| |[[《リュウセイ・天下五剣カイザー》]]|《ドギラゴン》と同様。こちらの方が多色で組み込みやすいか| |[[《ロールモデルタイガー》]]|[[ビッグマナ]]仕様の[[《ドンジャングルS7》]]| |[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]|[[EXライフ]]。相手の[[バトルゾーン]]、[[手札]]、[[マナ]]を一枚ずつ[[墓地]]送り| |[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]|[[EXライフ]]。合計[[コスト]]9以下の[[多色]]をタダだし| |[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]|[[cip]]で相手のクリーチャー1体を[[バウンス]]しそのコスト以下のクリーチャーを[[リアニメイト]]。cip全般を封殺する[[常在型能力]]| |[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]|[[EXライフ]]による除去耐性。[[ライブラリアウト]]防止。&br;こちらもcipで[[手札補充]]を行い、[[ブロッカー]]とクセのある[[コスト踏み倒し]]を併せ持つ| ***コスト7以下の中型・小型 [#o51eb699] |単色|| |[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]|[[B・A・D]]で出してよし、6マナ払って出してよし、時に[[《蒼龍》>《蒼龍の大地》]]で複数回[[バトル]]してよしと運用性抜群の[[SA>スピードアタッカー]]| |多色|| |[[《最終龍覇 グレンモルト》]]|[[アドバンス]]構築における[[フィニッシャー]]。| |[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]|[[【ビッグマナ】]]御用達の[[NS>ニンジャ・ストライク]]。山札回復と一時的な[[シールド追加]]| |[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]|小型から中型はなるべく積まないデッキだが、[[スレイヤー]]と[[カード指定除去]]で2体[[除去]]できるため[[速攻]]対策に| |[[《電脳鎧冑アナリス》]]|自壊して1[[ドロー]]か1[[ブースト>マナブースト]]。[[トップ>山札の上]]で腐りにくい初動| |[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]|[[ST>S・トリガー]]でカードタイプを問わない[[墓地回収]]または[[マナ回収]]。高い[[汎用性]]を誇る| |[[《天災 デドダム》]]|[[呪文メタ]]に引っ掛からず、[[メインデッキ]]の[[多色]]比率も下げずに済む[[マナブースト]]| |[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]|~| |[[《Disコットン&Disケラサス》]]|~| |[[《Disアイ・チョイス》]]|[[S・トリガー]]を[[マナゾーン]]から[[コスト踏み倒し]]| |[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]|[[ハンデス]]と[[マナブースト]]が同時にできる[[S・トリガー]][[ブロッカー]] | |[[《漢気の2号 ボスカツ》]]|[[cip]]で1[[ランダムハンデス]]を行い落とした[[手札]]の[[文明を含む>同じ文明を持つ]]コスト8以下の[[多色]][[クリーチャー]]を[[手札]]から[[コスト踏み倒し>踏み倒す]][[SA>スピードアタッカー]][[コマンド]]| **候補呪文 [#qdbdca89] |単色|| |[[《謎帥の艦隊》]]|[[多色マナ武装]]発動時に敵[[獣>クリーチャー]]一掃、味方獣のcip再利用など器用なカード| |[[《ホーガン・ブラスター》]]※|キューブブラスターや蒼龍ブラスター時代の切り札。安定性は無いが最速で[[《覇》>《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]が出れば勝負が決まる| |[[《コクーン・シャナバガン》]]|6マナで2ブースト1[[マナ回収]]の[[ST>S・トリガー]]付き呪文。[[SST>スーパー・S・トリガー]]で[[自然]]の[[非進化]]2体までを[[踏み倒し]]| |多色|| |[[《超次元リュウセイ・ホール》]]|[[汎用性]]の高い[[超次元呪文]]| |[[《ボーイズ・トゥ・メン》]]|1[[タップ]]1[[ドロー]]1[[ブースト>マナブースト]]の呪文。[[マナ基盤]]、[[S・トリガー]]前提の疑似[[《フェアリー・シャワー》]]として| |[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]|4コストにして[[手札]]から1枚の[[シールド追加]]、1枚[[マナ回収]]、5[[コスト]]以下の[[覚醒獣>サイキック・クリーチャー]]呼び出しなど[[汎用性]]抜群| |[[《支配のオラクルジュエル》]]|マナ基盤として優秀な防御札。[[確定除去]]を放ちながらオールタップにより1ターン凌げる| |[[《神歌と繚嵐の扉》]]|トップ4枚からクリーチャー1体を相手に選ばせてタダだし その後[[効果バトル]]| |[[《ブレイン・スラッシュ》]]|3[[ドロー]]1[[ディスカード]]or[[コスト]]8以下[[リアニメイト]]&br;場に[[水]]と[[闇]]が揃えば2モード両方を選べる。| |[[《S・S・S》]]|[[破壊]]と[[バウンス]]と[[オールタップ]]を行う[[S・トリガー]]。制圧力は最強クラス| |[[《ディスタス・ゲート》]]|墓地、手札、マナゾーンからコスト7以下になるよう[[ディスタス]]を出す[[S・トリガー]]呪文| **候補ツインパクト [#le3b2d57] |[[《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]|初動兼盾確認札| **超次元ゾーン [#yf54275c] ***重量級のサイキック・クリーチャー [#f90f8992] |[[《超時空ストーム G・XX》]]/&br;[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]|[[《姫様宣言プリンプリン》]]の[[エクストラウィン]]を決めるための要| |[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]/&br;[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]] |~| |[[《灼熱のリュウセイ・ボルケーノ》]]/&br;[[《激浪のリュウセイ・スプラッシュ》]]/&br;[[《大地のリュウセイ・ガイア》]]/&br;[[《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》]]|~| |[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]/&br;[[《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》]]|[[サイキック・クリーチャー]]の展開を手助け| |[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|即席の[[アンタップキラー]]| |[[《天運の覚醒者ライトニング・ファイブスター》]]|[[《姫様宣言プリンプリン》]]を必ずバトルに勝たせてくれる| ***コスト5以下の光のサイキック・クリーチャー [#qd0fcfe1] [[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]で呼び出すとシールド追加。 |[[《勝利のプリンプリン》]]|強力な定番足止め[[サイキック]]| |[[《イオの伝道師ガガ・パックン》]]|[[メインデッキ]]の枠を食わない[[呪文メタ]]| |[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]|[[アンタッチャブル]]| ***コスト5以下の自然のサイキック・クリーチャー [#g57a8a09] [[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]で呼び出すとマナ回収。 |[[《勝利のプリンプリン》]]|同上| |[[《時空の花カイマン》]]|相手プレイヤーへの攻撃がブロックされなかったとき、[[マナブースト]]| |[[《時空の探検家ジョン》]]|他にクリーチャーを2体出していれば下記《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》に| |[[《激相撲!ツッパリキシ》]]|自分の他のクリーチャーを[[パンプアップ]]| ***その他コスト5以下のサイキック・クリーチャー [#z78cf4b1] |[[《時空の踊り子マティーニ》]]/[[《舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ》]]|[[《超時空ストーム G・XX》]]に[[覚醒]][[引き継ぎ]]| |[[《シルバー・ヴォルグ》]]|[[《アルプスの使徒メリーアン》]]より[[パワー]]が大きい[[ブロッカー]]| |[[《サンダー・ティーガー》]]|相手のパワーを-2000させる。[[エスケープ]]を持つパワー2000クリーチャーを確実に破壊可能| |[[《ブーストグレンオー》]]|[[《サンダー・ティーガー》]]と比較すると素の状態ではパワー2001以上2999以下のクリーチャーを破壊できる上、[[パンプアップ]]で更に範囲を広げられる| |[[《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》]]|[[《時空の探検家ジョン》]]の覚醒後の面。自分のクリーチャーの3度目の攻撃時に[[アンタップ]]| |[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]|火の味方を出すと一度だけスピードアタッカー付与| |[[《愛しい場所、マイカ・月ノ・ハルナ》]]|光/水の攻撃できるブロッカー| |[[《その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ》]]|水/火/自然の[[ブロックされない]][[マッハファイター]]| ***[[超GR]] [#v5cfd8eb] |[[《クリスマIII》]]|[[マナブースト]]&[[マナ回収]]| |[[《ツタンメカーネン》]]|[[強制]][[ドロー]]で相手を[[ライブラリアウト]]に追い込む| |[[《バルバルバルチュー》]]|[[シールド回収]]| |[[《シャギーII》]]|[[マナ回収]]| |[[《ロッキーロック》]]|タップ状態でGR召喚| |[[《バクシュ 丙-二式》]]|各プレイヤー[[ディスカード]]| |[[《ヨミジ 丁-二式》]]〿|マナドライブ(7)で自壊で[[リアニメイト]]| |[[《天啓 CX-20》]]|マナドライブ(6)で3ドロー| **このデッキの回し方 [#o5be97dc] 最初に[[マナブースト]]で[[《ニコル・ボーラス》]]あたりをコストを支払うことにより[[召喚]]できる8マナまでには到達しよう。 あとはひたすらマナを伸ばしながら[[《蒼龍の大地》]]でクリーチャーを呼び出し、打点を揃えてから[[《古代楽園モアイランド》]]の[[ロック]]や[[シールド焼却]]、[[《偽りの名 ゾルゲ》]]を使ったループなどが行える。 [[《偽りの名 ゾルゲ》]]と[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]または[[《姫様宣言プリンプリン》]]でループにはいれば、ほぼ勝ち確定。[[《ロールモデルタイガー》]]の[[バズレンダ]]を12コスト払って2回使って、2体を一気に踏み倒したいところ。《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》を出す場合、他にクリーチャーがいない状態からでも、《ロールモデルタイガー》と《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》をバトルさせてループに入れる。[[《姫様宣言プリンプリン》]]は、そのままでは[[《ロールモデルタイガー》]]に勝てないが、[[cip]]で[[《天運の覚醒者ライトニング・ファイブスター》]]を出せば勝てるようになる。 [[【ミステリー・キューブ】]]系列の常として、構築費用は高い。2大高額カード[[《ニコル・ボーラス》]][[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]がそれぞれ複数枚採用される上、各種[[ファッティ]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]などシングル価格の高いカードが多く、気軽に組めるとは言い難い。 **長所 [#h004ad02] マナが伸びる上に[[《異端流し オニカマス》]]を除去する手段に事欠かないので[[コスト踏み倒しメタ]]には強い。自分のターン中であれば[[《異端流し オニカマス》]]でバウンスされるのを承知でバトルに勝った時のシールド焼却を目当てに[[《蒼龍の大地》]]で[[《古代楽園モアイランド》]]を呼び出すのもアリ。最悪[[《支配のオラクルジュエル》]]で[[タップキル]]したり[[《ドキンダム・アポカリプス》]]で封印したりできるので、[[プレイ]]そのものを邪魔されないのであれば[[システムクリーチャー]]にはあまり神経質になる必要はない。 [[カードパワー]]で圧殺できるため[[地雷]]耐性は高い。意外性のあるデッキが個人戦に比べて多いチーム戦では活躍してくれることも多い。 [[S・トリガー]]が上質なので、捲り運次第では苦手な対面にも対処しやすい。 [[Q・ブレイカー]]級の[[パワー]]を持つ[[クリーチャー]]も採用するので、[[《ドンジャングルS7》]]の攻撃対象固定能力もパワーで乗り越えられる。 「[[DMGP-8th>公認グランプリ]]」開催前後にあたる2019年4月頃には[[速攻]]も減少傾向であり、このデッキが動きやすい状況となっていた。 **短所 [#t517f419] 始動が遅いのでとにかく[[《音奏 プーンギ》]]などの軽量[[呪文メタ]]には弱い。マナが伸びきる前に[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]でロックされるのもまずい展開。ただし、[[唱える]]こと自体をロックされでもしない限り[[S・トリガー]]で何とかなる面もある。 ある程度マナが増える前に頭数で押し切るデッキには非常に不利。1ターンを確実に凌げるS・トリガーが、入って2枚程度の[[《支配のオラクルジュエル》]]ぐらいしかない。だが、このデッキが話題になった「[[DMGP-8th>公認グランプリ]]」開催前後の環境では、[[《謎帥の艦隊》]]がフルスペックを発揮する前に物量で圧倒するデッキ自体が少なく、だからこそ環境で結果を残すようになったと言える。 アドバンテージの取りにくい軽量カードはなるべくカットされた構築であり、一見相性の良さそうな[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《白米男しゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]などのマナブースト、マナ回収は枠潰しとみなされあまり採用されない。その影響で、特に軽量のマナ回収手段には窮乏しがちで、デッキの中で最も軽いものが6コストの[[《コクーン・シャナバガン》]]というケースもざら。 しかし何と言っても[[《天使と悪魔の墳墓》]]に対して脆弱。15マナ以上に達することも多いこのデッキでは[[《天使と悪魔の墳墓》]]対策は[[《古代楽園モアイランド》]]の[[呪文ロック]]で雑に封じる程度しかない。 **環境において [#x8c6b85c] 当初は[[DMR-22]]で登場した[[《蒼龍の大地》]]による[[【ミステリー・キューブ】]]の[[リペア]]として考案された。 後の2019年1月21日に[[《ミステリー・キューブ》]]は[[殿堂解除]]されたが、思うように結果を残せず、大型クリーチャーの踏み倒し戦術自体も環境では軽視されていた。その後[[DMRP-08]]期にマナゾーンから好きなクリーチャーを確実に呼び出せる[[《蒼龍の大地》]]にTwitterや非公式の対戦ツール内で再び注目が集まり、「[[DMGP-8th>公認グランプリ]]」のDay2([[殿堂レギュレーション]])ベスト8入賞によって脚光を浴びた。 DMGP-8th開催前後の数ヶ月間、何件かチャンピオンシップ4位以内入賞も果たした実績のあるアーキタイプと言える。 [[DMBD-10]]で[[《天災 デドダム》]]を獲得。これにより《天災 デドダム》→[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]といった具合に3→5→8と動けるようになった。しかもこの場合、[[呪文メタ]]に引っ掛からず[[メインデッキ]]の[[多色]]比率もいたずらに下げずに済む。 しかし、当時の初動は[[《フェアリー・ミラクル》]]と[[《獅子王の遺跡》]]の双璧が根強いシェアを集めていたため、[[《天災 デドダム》]]を入れた構築はあまり多く見られなかった。 [[DMRP-11]]期以降は[[ミッツァイル・マスターズ]]と揶揄される環境含め、[[十王篇]]まで他の[[ビッグマナ]]と共に一時は環境から姿を消した。 2020年2月の[[デュエマフェス]]大会では、[[《偽りの名 ゾルゲ》]]の[[効果バトル]]と[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]を組み合わせたジョルゲループ型の優勝報告がかろうじてあがった。 2020年7月1日殿堂レギュレーション改訂を機に、数例ほど[[十王篇]]1[[ブロック構築]]での上位入賞が報告された。 [[DMEX-12]]では、[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]が登場。[[無色]]にもかかわらず、高速デッキ対策としてそれがデッキに投入されるようになる。無色が入ったことにより、[[マナ基盤]]の確保が難しくなったため、それを埋めることができる[[《天災 デドダム》]]が[[《フェアリー・ミラクル》]]の[[スロット]]を奪って投入されるようになる。 2021年始に[[《最終龍覇 グレンモルト》]]型の入賞が散見されるようになった。2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂を経て[[ループ]]系統が死滅し、[[カードパワー]]の押し付けがしやすくなったのが大きい。ただ、[[【オカルトアンダケイン】]]は[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]や[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]などで徹底的にメタらないとキツイ。 DMRP-17期に[[【5色グレンモルト】]]が流行すると、そちらにその立場を譲った。 DM24-RP1期に[[《姫様宣言プリンプリン》]]を[[《蒼龍の大地》]]で呼び出してそちらの[[効果]]で[[バトル]]してから[[マッハファイター]]を使い、一気に[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]を用意する型が120人参加規模のチャンピオンシップで4位入賞。 [[DM24-BD1]]で[[《漢気の2号 ボスカツ》]]を獲得。 ***オリジナルにおいて [#g1de0f69] 2021年1月から2月にかけての[[オリジナル環境>十王篇環境 (オリジナル)]]ではトップメタの一角に位置する。[[DMEX-14]]期の[[リモートデュエマ]][[環境]]では[[【青黒緑デッドダムド】]]と[[【ドギラゴン閃】]]の2トップを追う立場となった。 その後[[王来篇環境]]に入ると他の優秀な型の[[【5色コントロール】]]に立場を譲るようになった。 [[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期に約1年ぶりに上位入賞が報告されたが、そちらは[[【5色ディスペクター】]]との折衷型であり、純粋な【5色蒼龍】とは言い難かった。 [[【絶望神サガループ】]]の現役時代は手札以外メタの跋扈から非常に不利な立ち位置に立たされていたが、そちらの消滅後は[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]の[[殿堂解除]]や[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]の獲得の影響もあって、またポツポツと入賞するようになった。 [[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期には[[4枚積み]]の[[《若き大長老 アプル》]]で[[マナ]]利用、[[墓地利用]]対策を行い、初動に[[《Disコットン&Disケラサス》]]3枚に加え、5枚目以降の[[《天災 デドダム》]]として[[《Disメイデン》]]2枚を採用し、他にも[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]を中盤の繋ぎに3枚採用し、[[デッキカラー]]自体は[[5色]]としつつもメイン基板を青黒緑に寄せた型が108人規模のアドバンスのチャンピオンシップで3位入賞。 2024年1月中旬には、[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]、[[《Disアイ・チョイス》]]といった[[ディスタス]]、[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]や[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]といった[[ディスペクター]]のニュアンスを加えた型がオリジナルのチャンピオンシップで準優勝(ただし実測母数39人規模)。次第に[[《ディスタス・ゲート》]]で[[《Disアイ・チョイス》]]を呼び出すことで[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]でのハンデスから復帰しやすくした上に、自然に引いたカードが腐りにくくなるよう(元々[[S・トリガー]]の割合の高いデッキであるため)にした型も見られるように。また、[[《Disアイ・チョイス》]]+[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]のセットで再利用が容易になったため、キーパーツであるはずの[[《蒼龍の大地》]]を2枚に削った型が主流化。 『[[超CSⅥ in群馬>超CS]]』ベスト128進出者の中にも1人残っている。 2024年3月11日[[殿堂レギュレーション]]改訂により[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]が殿堂入りに指定された影響で[[【5色ザーディクリカ】]]が大幅弱体化すると、この改訂により無傷であったこのデッキは同じ[[【5色コントロール】]]として相対的に強化され、新殿堂施行初週では入賞が散見された。この改訂によって[[《ボルバルザーク・エクス》]]が[[殿堂解除]]されたため、[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]→[[《Disアイ・チョイス》]]→[[《蒼龍の大地》]]→[[《ボルバルザーク・エクス》]]と繫ぎ、[[アンタップ]]された大量の[[マナ]]でやりたい放題する型も組めるようになった。 同月末には[[《芸魔王将 カクメイジン》]]を1枚入れた型が、オリジナルの3人1チーム戦のチャンピオンシップで全勝し、そのチームは優勝している。 [[DM24-RP1]]で[[《哀樹の夜 シンベロム》]]、[[《百威と族絆の決断》]]を獲得。 『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day2の3人1チーム戦(オリジナル)では、本戦進出の64チーム192人中8人が使用と予選実績6位。ベスト4の4チーム12人中3人が使用し、ベスト4使用実績は[[【青赤マジック】]]と並んで2位。準優勝チームは3人全員が使用。準優勝チームの型は、3面[[《ブレイン・スラッシュ》]]を軸の1つとしていたものであった。ベスト8にも使用者が1人残っており、[[《哀樹の夜 シンベロム》]][[1枚積み]]で[[《百威と族絆の決断》]]2枚積みの型であった。[[【白緑巨大天門】]]対面は[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]で一掃した後で残党を諸々の地上戦要員で始末すれば、運は絡むが最終的には大体[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]と諸々の打点やロックで圧殺できる。 『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day2の3人1チーム戦(オリジナル)では、本戦進出の64チーム192人中8人が使用と予選実績6位。ベスト4の4チーム12人中3人が使用し、ベスト4使用実績は[[【青赤マジック】]]と並んで2位。準優勝チームは3人全員が使用。準優勝チームの型は、3面[[《ブレイン・スラッシュ》]]を軸の1つとしていたものであった。ベスト8にも使用者が1人残っており、[[《哀樹の夜 シンベロム》]][[1枚積み]]で[[《百威と族絆の決断》]]2枚積みの型であった。[[【白緑巨大天門】]]対面は[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]で一掃した後で残党を諸々の[[地上戦]]要員で始末すれば、運は絡むが最終的には大体[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]と諸々の打点やロックで圧殺できる。 2024年のゴールデンウィーク中には打開札として[[《エンペラー・キリコ》]]とその進化元である[[《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]を各1枚投入した型がが流行。7月にはメインデッキの半数前後を[[1枚積み]]とした準ハイランダー型が散見されるようになり、1枚積み枠の中には[[《ルシファー》]]や[[《閃光の精霊カンビアーレ》]]といった既存の【5色蒼龍】のイメージを覆すもの、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]や[[《龍仙ロマネスク》]]などの半ば型落ちでマナゾーンに埋まっているのを見ると相手がプレイング勘を狂わせかねないものなどがあった。8月時点でも準ハイランダー型が主流の型の1つ。 『[[超CSⅦ in横浜>超CS]]』(オリジナルでの3人1チーム戦)では予選突破のベスト128の384人中2人が使用。 **参考 [#y317cb30] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/5色デッキ]] -[[【5色コントロール】]] -[[《蒼龍の大地》]] -[[【ミステリー・キューブ】]] &tag(デッキ集,5色デッキ);