#author("2024-03-02T06:43:07+09:00","","")
#author("2024-03-16T18:13:18+09:00","","")
*【5色マッド・デッド・ウッド】 [#v7de0249]
[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]の早期[[展開]]、およびそちらを使ってのフィニッシュを[[コンセプト]]としたデッキ。赤はタッチとなる。



|Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド VR 闇/火文明 (7)|
|D2フィールド|
|S・トリガー|
|自分のクリーチャーすべてに「ウルトラ・セイバー:多色クリーチャー」を与える。&br;(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)|
|Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、各プレイヤーは自身のクリーチャーをすべて山札の一番下に置き、その後、進化ではないクリーチャーをすべて自身の墓地からバトルゾーンに出す。|

|Disアイ・チョイス VR 水/闇/自然文明 (6)|
|クリーチャー:サイバー・コマンド/ディスタス 3000|
|''ブロッカー''|
|''スレイヤー''|
|このクリーチャーが出た時、「S・トリガー」を持つカードを1枚、自分のマナゾーンからコストを支払わずに使ってもよい。|

**主要カード [#ef099897]
|BGCOLOR(white):|BGCOLOR(#ffc):白|BGCOLOR(#cff):青|BGCOLOR(#ccc):黒|BGCOLOR(#fcc):赤|BGCOLOR(#cfc):緑|BGCOLOR(white):|
||>|>|>|>|BGCOLOR(white):||c
|[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]|||BGCOLOR(#ccc):虹|BGCOLOR(#fcc):虹||核|
|[[《Disアイ・チョイス》]]||BGCOLOR(#cff):虹|BGCOLOR(#ccc):虹||BGCOLOR(#cfc):虹|《マッド・デッド・ウッド》を早期展開する手段|
|[[《ディスタス・ゲート》]]|BGCOLOR(#ffc):虹||BGCOLOR(#ccc):虹||BGCOLOR(#cfc):虹|カウンターでリソース稼ぎからフィニッシュパーツ着地までをこなす|

**候補カード [#c6e0db61]
|BGCOLOR(white):|BGCOLOR(#ffc):白|BGCOLOR(#cff):青|BGCOLOR(#ccc):黒|BGCOLOR(#fcc):赤|BGCOLOR(#cfc):緑|BGCOLOR(white):|
||>|>|>|>|BGCOLOR(white):||c
|[[《天災 デドダム》]]||BGCOLOR(#cff):虹|BGCOLOR(#ccc):虹||BGCOLOR(#cfc):虹|[[青黒緑]]を含む[[コントロール]]では採用しない理由のない初動|
|[[《Disゾロスター》]]|BGCOLOR(#ffc):虹||BGCOLOR(#ccc):虹||BGCOLOR(#cfc):虹|同上。[[シールド追加]]ができ、《ディスタス・ゲート》に対応|
|[[《神秘の石柱》]]|||||BGCOLOR(#cfc):単|2[[マナブースト]]1セルフ[[ランデス]]する[[自然]][[単色]]マナ枠。[[マナ基盤]]にした[[多色]]を中盤以降[[墓地]]の[[リソース]]に替えられる|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|||||BGCOLOR(#cfc):単|マナゾーンに任意のカードを設置&1枚[[墓地肥やし]]|
|[[《戯具 ヴァイモデル》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||[[墓地肥やし]]と[[リアニメイト]]が一体になった[[S・トリガー獣]]。[[素出し>手打ち]]でリソース確保や《クロック》を呼び出して凌ぎたい|
|[[《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》]]|BGCOLOR(#ffc):虹|BGCOLOR(#cff):虹||||ワンショット失敗時の保険や[[コントロール]]プランに使える足止め/[[《アルカディアス・モモキング》]]に[[ロック]]されない[[防御札]]|
|[[《「雷光の聖騎士」》]]|BGCOLOR(#ffc):虹|BGCOLOR(#cff):虹||||[[除去]]、[[墓地肥やし]]、耐久とユーティリティ|
|[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]|BGCOLOR(#ffc):単|||||[[暴発]]可能な[[シールド交換]]。[[光]]の[[単色]][[マナ基盤]]枠|
|[[《水上第九院 シャコガイル》]]||BGCOLOR(#cff):単||||[[フィニッシャー]]|
|[[《サイバー・I・チョイス》]]※||BGCOLOR(#cff):単||||[[手札]][[落ち>落ちる]]した[[S・トリガー]]にアクセスできる[[防御札]]|
|[[《アクアン》]]※||BGCOLOR(#cff):単||||最大5枚ドロー出来る[[手札]]補充兼[[墓地肥やし]]。シャコガイルを墓地に落とせるのも美味しい|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]||BGCOLOR(#cff):単||||[[リアニメイト]]ギミックと相性抜群の[[S・トリガー獣]]|
|[[《ヴィオラの黒像》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||[[ロック]]手段がほぼ存在しない[[タマシード]]の[[防御札]]|
**このデッキの回し方 [#v2d2ff32]
[[《天災 デドダム》]]や[[《Disゾロスター》]]などの初動でリソースを稼ぎ、5マナ貯まったら[[《戯具 ヴァイモデル》]]でさらにリソースを稼ぐ。

相手のビートダウンに対しては[[《メヂカラ・コバルト・カイザー》>《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》]]や[[《「雷光の聖騎士」》]]でコントロールすることで応戦。[[《ディスタス・ゲート》]]で[[《Disゾロスター》]]を2体出しして2枚シールド追加することで遅延するという手もある。

準備が出来次第[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]の[[Dスイッチ]]で大量リアニメイトを行う。この時、[[《水上第九院 シャコガイル》]]と[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を必ずリアニメイトすること。成り行き上リソース系のクリーチャーをリアニメイトできているはずなので、それらで山札を削ってから適宜[[《終末の時計 ザ・クロック》]]のcipを解決し、リソース系のクリーチャーの能力の使い過ぎによるライブラリアウトや[[《水上第九院 シャコガイル》]]による[[山札回復]]を阻止する。

手札が良い場合は5マナで[[《ディスタス・ゲート》]]を早撃ちしてそのまま[[《Disアイ・チョイス》]]→[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]と繋げても良い。

最後に相手のターンの初めに流れで[[《水上第九院 シャコガイル》]]の[[エクストラウィン]]を発動する。

無理に[[《水上第九院 シャコガイル》]]での勝利を狙わずに[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]で付けた[[除去]][[耐性]]を活かして[[ワンショット]]するプランもある。

**長所 [#k3133a8c]
[[【我我我ブランド】]]との対面では[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]を使って[[《水上第九院 シャコガイル》]]の[[エクストラウィン]]に繋ぐことこそは難しいが、[[S・トリガー]]で[[コスト踏み倒し]]してクリーチャーを展開したりターンを凌いだりすることで安定して5ターン目辺りに[[ワンショット]]することができる。

S・トリガーの捲れ方次第では4ターン目辺りに[[《水上第九院 シャコガイル》]]プランが成立するなど、[[カウンター]]による上振れ幅が大きい。

《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》の[[Dスイッチ]][[効果]]、[[《ヴィオラの黒像》]]など、[[クリーチャー]]を[[出す]]ことに対するロック、[[呪文ロック]]、[[cip]]メタのどれにも引っ掛からない除去手段に恵まれているため、各種[[ロック]]持ちを早期に着地させる[[【青黒緑退化】]]に詰み盤面を作られにくい。

上述のようにコスト踏み倒し系の防御札、メタに掛かりにくい防御札を搭載しているため、ビートダウン全般に強い。

[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]による除去耐性を活かしてワンショットする場合、多色クリーチャーだけをワンショットに参加させれば、結果的にやっかいな防御札である[[《ヴィオラの黒像》]]をケアすることができる。

**短所 [#n417d634]
[[墓地利用メタ]]、[[カード指定除去]]は、合わせられるタイミングを作ってしまえば厳しい。S・トリガーで[[《戯具 ヴァイモデル》]]や[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]などを一気に展開すればそれらを宛がわれずに済む。

熟練度と各対面に対する理解度が勝率に直結し、[[プレイング]]が難しい。

先攻を取られた場合、目ぼしい初動を[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]で引き抜かれるのが怖い。


[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]や[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]などの大量展開メタも厄介。前者は[[フィールド]]であるため[[カード指定除去]]が無い限り[[効果]]が永続し、後者は[[cip]]なので一度[[着地]]すると[[ターン]]経過以外では効果を消せない。
**環境において [#iff4d709]
[[DMRP-21]]期に[[オリジナル]]で多数上位入賞が報告され、環境入りを果たした。

[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]発売直前には[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]の着地を待たず[[S・トリガー]]で展開したクリーチャーと共に[[《アイアン・マンハッタン》]]でワンショットする型が主流化。

[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期には[[【5色ディスペクター】]]折衷型が台頭。同じ時期に、[[攻撃制限]]のない[[ファイナル革命]]先がメインデッキの約3割を占めることに着目し、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]や[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を採用し、攻撃に参加できるコマンドが4割近くの比率ということで[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]を[[1枚積み]]した[[ワンショット]]型まで対等。[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]終期には[[《百鬼の邪王門》]]や[[《一王二命三眼槍》]]といったシールド0枚から機能するカウンター札を取り入れた型も。

『全国大会2019』日本一決定戦には、カウンターでクリーチャーを並べてから[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]を活かして詰める[[《ヘブンズ・ゲート》]]型が確認された。

2022年9月に入ると、[[《夏だ!デュエル修業だ!!》]]や[[《若き大長老 アプル》]]を投入した[[【青黒赤緑邪王門】]]折衷型も結果を残した。


『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])では【マッド・デッド・ウッド】系統のデッキがベスト16に1人残ったと伝えられる。大量展開メタやカード指定除去がそれほど多くなかったのがここまで残った要因と見られる。

受け札を無効化する高速コンボデッキである[[【絶望神サガループ】]]の現役時代は肩身が狭かったが、そちらが消滅するとまたポツポツと結果を残すように。[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]や[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を使ってのワンショットをサブプランに取り入れた型が主流化。2023年8月の終わりごろには[[《ブレイン・スラッシュ》]]や[[《ヴィオラの黒像》]]といった他のリアニメイト札に寄せた型も確認された。9月末には[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]+[[《Disアイ・チョイス》]]+[[《ブレイン・スラッシュ》]]のパッケージを採用した[[赤]][[抜き4色]]型が128人規模のオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞。

[[《Disコットン&Disケラサス》]]の登場後は、そちらを入れて基盤を[[ディスタス]]に寄せた型も結果を出している。


[[アドバンス]]では[[カウンター]]系クリーチャーを[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]で砕いて[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]を呼び出す型も使われる。
**参考 [#yb958c69]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/5色デッキ]]
-[[5色]]
-[[【5色コントロール】]]
-[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]

&tag(デッキ集,5色デッキ);