#author("2025-04-07T12:41:56+09:00","","") #author("2025-04-07T13:35:25+09:00","","") *【青黒赤覇覇覇ジャオウガ】 [#madb150a] [[青黒赤]]にまたがる上質なウィニーなどで[[《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》]]の早出しを狙う、[[《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》]]の専用デッキ。 |鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ DMR 闇/火文明 (8)| |ドリーム・クリーチャー:デモニオ 11000| |''ハイパーエナジー''| |''W・ブレイカー''| |自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。| |このクリーチャーが出た時、相手は自身の、シールドを3つ、手札を2枚、クリーチャーを1体選び、自身の残りのシールドと手札、クリーチャーをすべて墓地に置く。| |各ターン、はじめてこのクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。その後、闇または火の、コスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。| **主要カード [#z9c7c581] |[[《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》]]|[[コンセプト]]| **候補カード(単色) [#c2dd143f] |>|BGCOLOR(silver):水文明| |[[《異端流し オニカマス》]]|[[コスト]]2[[ウィニー]]が自然と入る[[タップ]][[コスト]]戦略系の[[デッキ]]では重宝する[[耐性]]付き[[コスト踏み倒しメタ]]| |[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]|[[ジャストダイバー]]と[[G・ストライク]]の付いた[[山札]]確認[[メタ]]。[[メクレイド]]や[[ヨビニオン]]への対策に| |[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]|デコイ/[[ラスト・バースト]]や[[S・トリガー]]で発動できる癖のない[[バウンス]]| |[[《終止の時計 ザ・ミュート》]]|[[防御札]]としてもフル[[スペック]]は優秀だが、コスト3[[素出し>手打ち]][[リソース]]系としても最低限の水準に達している| |[[《飛翔龍 5000VT》]]|[[ウィニー]]メタ。最悪早期着地させてこれ+αで[[ビートダウン]]する場合も| |[[《奇天烈 シャッフ》]]|[[呪文ロック]]、[[攻撃・ブロックロック>攻撃もブロックもできない]]。詰めプランに| |[[《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]|[[速攻メタ]]/[[数字選択]]で1体に[[プリン効果]]| |>|BGCOLOR(silver):闇文明| |[[《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》]]|疑似[[ランデス]]。うまくいけば実質[[ターン]]消費無しで[[ハイパーエナジー]][[コスト]]が1体立つ。ハイパー化すれば《覇覇覇》が残した手札2枚を刈り取れる| |[[《アーテル・ゴルギーニ》]]|[[除去]]、[[墓地肥やし]]、[[リアニメイト]]、[[耐性]]付き[[ブロッカー]]がこれ1枚に詰まっている。主に[[メタ]]系の呼び出しや復帰による[[コントロール]]プランに| |[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]※|ノーコストで3[[墓地肥やし]]しつつ、ハイパーエナジー元としてコスト被りしやすいウィニーを被りにくい「5」のハイパーエナジー元に変換| |[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]|墓地利用系デッキ御用達のカウンター札。[[墓地肥やし]]と[[リアニメイト]]を同時に行うことができる[[S・トリガー獣]]で[[単色]]というのが優秀| |[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]|クリーチャー指定のピーピングハンデス。[[シビルカウント]]3で[[cip]]を横取りできる| |[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]※|サブプラン| |>|BGCOLOR(silver):火文明| |[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]|場持ちはコスト2相応だがメタ能力は[[《異端流し オニカマス》]]より遥かに優秀| |[[《鬼星の絆 フウジン天&ライジン天》]]|デッキ成立時点の環境ではほぼ[[【マーシャル・クイーン】]]ピンポイント[[メタ]]。いざという時[[スピードアタッカー]]になる上に[[G・ストライク]]も付いているので、まとまった数であっても無理なく採用できる| |[[《コッコ・武・ルピア》]]|[[除去]]の増量、打開用の[[墓地利用メタ]]| |[[《ピッピ・修・ピヨッコ》]]|汎用性は《フウジン天&ライジン天》に劣るが、こちらにはパワーライン、置こうとしたシールドが手札に残らず墓地に置かれるという優位点がある| |[[《空奏力 ナイン》]]|自軍が4マナ以上に達していればその時点でG・ゼロ達成。4[[ターン]]キルに役立つ| |[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]|[[実質コスト]]3で[[除去]]、[[手札補充]]をこなすことができ、さらにスピードアタッカー2[[打点]]まで付いている| |[[《単騎連射 マグナム》]]※|クリーチャーによるカウンターを原則全て封殺| |[[《我我我ガイアール・ブランド》]]|押し込みようの打点増強札| **候補カード(多色) [#c2dd143f] |[[《邪心臓の魔法陣》]]|メイン能力は[[3色]][[コスト3]]の割に低質だが、[[新世界王の○○]]感覚の[[多色]][[マナ基盤]]となる| |[[《冥土人形ヴァミリア・バレル》]]|[[コスト3]]で[[除去]]に[[ハンデス]]、[[ブロッカー]]まで付いており、さらに[[ハイパー化]]すれば[[手札補充]][[メタ]]になる| |[[《魔誕人形ランラン》]]|《ヴァミリア》より[[汎用性]]が低くなった代わりに[[S・トリガー]]が付いた版| |[[《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》]]|歩く[[《ブレイン・タッチ》]]/[[カウンター]]で2[[ドロー]]、2[[バウンス]]、1ドロー1バウンスのいずれかができる| |[[《ルピア炎鬼》]]|[[S・トリガー]]そのものは防げないが、それが通常の[[コスト踏み倒し]]を行うものなら[[刺さる]]。[[革命0トリガー]]にも有効。詰めプラン用| |[[《電脳の女王 アリス/不埒な再侵入》]]|トップ3枚を見て手札,墓地,山札の上に1枚ずつ送る/除去&墓地肥やし[[S・トリガー]]| |[[《魔誕翔天マルピア》]]|[[ブレイク]]か[[パワー低下]]4000から選択する[[S・トリガー]]。[[コマンド]]持ちなので[[封印]]対策にも| **このデッキの回し方 [#m4cdf0fa] [[ウィニー]]を並べて[[メタ]]で牽制しながら[[《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》]]を早期着地させ、[[ワンショット]]を狙う。 基本的に[[《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》]]は[[cip]]が優秀で出し得なので、すぐにワンショットに入れなくともハンデス、除去、シールド焼却を目当てに出すことが少なくない。 状況に応じてコスト踏み倒しメタで盤面を固める長期戦プラン、[[《飛翔龍 5000VT》]]や[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]、[[《アーテル・ゴルギーニ》]]などの除去系によるコントロールプラン、カウンター封じ持ちが墓地に落ちるまで墓地肥やしを行ってリアニメイトで一気に勝負を決める詰めプランなどが取られる。 **長所 [#y71ebf08] 違和感無くメタカードをまとまった数投入できるため、通常のコスト踏み倒しに依存したデッキや、メタカードで覿面に縛れる特殊ギミックありきのデッキに有利。 大抵は変に詰めなくとも[[《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》]]と[[《異端流し オニカマス》]]と+αで雑殴りするだけで勝負が決まる。 実質コストが低くまとまった打点を持つクリーチャーもそれなりに搭載するので、最悪それを使ったビートダウンもできる。防御札の薄いビートダウンが相手なら、2ターン目[[《異端流し オニカマス》]]→3ターン目[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]だけで4ターンキルが決まってしまうことも大いに有り得ることで、特に[[【白黒赤ファイアー・バード】]]との対面で顕著である。 メタカードが劇的に刺さる相手には誇張抜きで7ターン目前後まで凌げるため、その場合大抵は山札ギリギリまで墓地肥やししてカウンター封じ系をリアニメイトしてそのまま安全に詰めることができる。 **短所 [#v00e25d6] ウィニー主体のデッキなので、全体除去全般が厳しい。 [[《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》]]も[[スピードアタッカー]][[付与]]ありきな上にそれなりにリアニメイトに依存するため、[[速攻メタ]]や[[手札以外メタ]]も厄介。 要するにメタビート[[ミラーマッチ]]が厄介である。 **環境において [#p69099a3] 2024年12月下旬からオリジナルでの入賞が散見されるようになった。 同年末には[[《とこしえの超人》]]や[[《ベイB セガーレ》]]、[[《U・S・A・BRELLA》]]のような上質な[[メタ]][[クリーチャー]]、[[《緑狩の爪》]]のような[[コスト軽減]]持ち、[[《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》]]や[[《暴淵 ボウチ=トートロット》]]のような上質なアビス、[[《雪溶の鎖/堕牛の一撃》]]のようなスーサイド手段、[[《邪爪の魔法陣》]]のような汎用枠を兼ねるマナ基盤を採用した【黒赤緑覇覇覇ジャオウガ】が60人参加のチャンピオンシップで優勝。 【黒赤緑覇覇覇ジャオウガ】自体はその後も何回か入賞が見られた。 2025年の1月上旬には、ハイパーエナジー元に対する除去を[[4枚積み]]の[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を育てるのに逆用し、時に1枚積みの[[《アクア忍者 ライヤ》]]で一気にジャンプアップさせるように育て、他にも2枚採用の[[《百鬼の邪王門》]]で[[ワンショット]]失敗時の保険を掛ける[[【青黒赤COMPLEX】>【青黒COMPLEXコントロール】]]基盤型が41人参加のオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞。 同時期に、[[《冥土人形ヴァミリア・バレル》]]や[[《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》]]を採用したハンデス型が33人参加のオリジナルのチャンピオンシップで優勝。 [[DM24-EX3]]発売直前になると、[[《鬼火と魍魎の決断》]]などのハンデス札を採用した型も見られるように。 [[DM24-EX3]]発売前最終週末には、[[《ティンパニ=シンバリー》]]+[[《天災 デドダム》]]の[[ヨビニオン]]セットを採用しつつ[[《ドンドン火噴くナウ》]]や[[《邪爪の魔法陣》]]といった[[マナブースト]]も取り入れ、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]による[[コスト軽減]]も込みで[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]や[[《頂上電融 クライアッシュ“覇星” '22》]]、[[《龍頭星雲人》>《龍頭星雲人/零誕祭》]]で制圧し、[[《魔誕神官ドルゴ・バーロウ》]]から本体を呼び出すプランや[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]で勝つサブプランも盛り込んだ【青黒赤緑覇覇覇ジャオウガ】なる型がオリジナルの60人参加のチャンピオンシップで準優勝。 [[DM24-EX3]]期には[[《蒼狼の豊穣 ワクムテラス/オリジナル・ライフ》]]や[[《魔誕幻獣ボンメェ》]]を初動としつつ[[《ヨビニオン・フレイムバーン》]]+[[《天災 デドダム》]]の[[ヨビニオン]]セットを採用し、本体+αで総攻撃しつつ[[《奇天烈 シャッフ》]]+[[《ツネキン☆ゲームス》]]でカウンター封じする型の【青黒赤緑覇覇覇ジャオウガ】がオリジナルの46人参加のチャンピオンシップで準優勝。 押し込み用に[[《我我我ガイアール・ブランド》]]を1枚採用した型もチャンピオンシップ優勝が確認された(オリジナル、32人参加)。 同じ頃には、[[《霊淵 アガルーム=プルーフ》]]や[[《バブル・ボール》]]を採用してリソースに寄せ、サブの[[ハイパーエナジー]]持ち兼本体のハイパーエナジー元となる[[《「特攻」の鬼 ヨミノ晴明-1.0》]]を採用した【青黒赤ハイパーエナジー】なる型が見られた(オリジナル、76人参加、3位入賞)。 2月中旬には、[[【赤黒テレスコ=テレス】]]基盤の【赤黒ハンデス覇覇覇ジャオウガ】なる型が61人参加のオリジナルのチャンピオンシップでベスト4入賞。[[《死神覇王 ブラックXENARCH》]]なども駆使して継続的にハンデスを行い、[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]や[[《R.S.F.K.》>《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》]]、[[《魔天降臨》]]といった勝ち筋も用意した変わり種であった。[[《修羅の死神フミシュナ》>《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》]]から侵略するクリーチャーとしては[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]と異なり狙った相手を選べる[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]2枚を単採用という意欲的な構築となっている。他にも、ノーコストハイパーエナジー元として全く色の合わない[[《陰陽の舞》]]がタッチされていた。 [[DM24-BD5]]・[[DM24-BD6]]期には、[[《炎怒 コアゲ》]]や[[《ロック・ポロン》]]といったコスト6以上サポートに寄せた【赤黒覇覇覇ジャオウガ】が50人参加の[[オリジナル]]のチャンピオンシップで3位入賞。そちらのレシピ[[《霊淵 アガルーム=プルーフ》]]や[[《ロウゴク童子》]]で[[《オンサ=マンサー》]]などのコスト1ウィニーで墓地を肥やしながら前のめりに速攻を仕掛け、[[《死神覇王 ブラックXENARCH》]]で継続的にハンデスしてコンボデッキや侵略・革命チェンジ系を機能不全に追い込むことを狙った型であった。 [[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]殿堂入り施行直前のアドバンスでは、[[《“必駆”蛮触礼亞》]]と[[《頂上混成 BAKUONSOOO8th》]]を出張させた型まで見られた(35人参加、準優勝)。 [[DM24-EX4]]で【赤黒覇覇覇ジャオウガ】が[[《地雷冥土The World Is Mine》]]を獲得。 [[DM24-EX4]]で[[《伝達妖精セージ/コンタクト・メッセージ》]]を獲得。また、【赤黒覇覇覇ジャオウガ】が[[《地雷冥土The World Is Mine》]]を獲得。 『全国大会2024』では参加者57人中5人が使用と使用率5位を記録し、ベスト8に1人残った。 [[DM24-EX4]]発売約2週間後には、[[《月砂 フロッガ-1》]]を1枚積みした型がオリジナルの100人参加チャンピオンシップで4位入賞。 2025年3月末には「3」の[[ハイパーエナジー]]元を兼ねて[[《電脳の女王 アリス/不埒な再侵入》]]が採用された事例が報告された。 4月初頭には[[《「敬虔なる警官」》]]型が見られるようになった。 -[[2ブロック構築>ブロック構築]]ではデッキ成立から瞬く間に環境の中心の一角に立った。この[[フォーマット]]においては、[[《鬼火と魍魎の決断》]]の[[ハンデス]]で妨害してから[[《連射のカルマ ユキメ》>《連射のカルマ ユキメ/ショット・水晶チャージャー》]]でクリーチャー横展開系の[[カウンター]]を封じて[[ワンショット]]する型が使われる。対策もすぐに進んだので即座に[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]型が浸透。また、優秀なメタカードとハンデスに寄せた【赤黒覇覇覇ジャオウガ】なる型も存在する。 **参考 [#k00394d0] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]] -[[ハイパーエナジー]] -[[《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》]] &tag(デッキ集,コスト踏み倒しコンボデッキ);