#author("2024-10-01T20:04:06+09:00","","")
#author("2024-11-24T18:05:10+09:00","","")
*【青黒緑オービーメイカー】 [#re30b6f0]

[[《天災 デドダム》]]や[[《Disジルコン》]]を[[《キユリのASMラジオ》]]で呼び出し、[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]や[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を早期に[[召喚]]するデッキ。[[【青黒緑ゲンムエンペラー】>【青黒ゲンムエンペラー】#wec0d5d6]]の派生デッキとも言える。

**主要カード [#kea14b92]
|[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]|[[フィニッシャー]]。肉弾戦要員|
|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|核。ムゲンクライム4。[[攻撃できない]][[能力]]やコスト5以下のクリーチャー・呪文を[[無視]]できる[[フィニッシャー]]|
|[[《キユリのASMラジオ》]]|[[《天災 デドダム》]]や[[《Disジルコン》]]を一気に並べ、[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]に繋げる|
|[[《天災 デドダム》]]|[[青黒緑]][[カラー>色]]の[[ウィニー]]を重用する[[デッキ]]に入れない理由がない[[リソース]]の鬼|
|[[《Disジルコン》]]|[[マナ召喚]]、[[墓地召喚]]できる[[手札交換]]付き[[ブロッカー]]|

**候補カード [#naefeef0]
|[[《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]|2[[マナ回復]]により実質0マナの[[ウィニー]]/&br;[[スノーフェアリー]][[シナジー]]を活かせる[[火力]][[防御札]]|
|[[《原始 サンナップ》]]|[[マナ武装]]で実質0マナ|
|[[《とこしえの超人》]]|最軽量。手札以外からの展開メタ。[[G・ストライク]]で受け札にも|
|[[《ベイB セガーレ》]]|1回使い切りのコスト踏み倒しメタだが、マナブーストまで付いている1コスト。[[革命チェンジ]]には永続的に[[効果]]が働く|
|[[《若き大長老 アプル》]]|相手が[[マナゾーン]]から[[出す]]ことや[[唱える]]ことを[[ロック]]|
|[[《極楽鳥》]]|単純に[[マナブースト]]付き[[ムゲンクライム]]元として|
|[[《ベイB セガーレ》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《桜風妖精ステップル》]]|1[[マナブースト]]。[[クリーチャー]]が残る2[[コスト]]初動|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|2[[コスト]]にして[[山札]]全体から1枚[[墓地肥やし]]|
|[[《陰陽の舞》]]※|0[[コスト]][[ムゲンクライム]]元。&br;[[《Disジルコン》]]を自己[[ランデス]]すれば[[墓地召喚]]できて無駄がない|
|[[《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》]]|[[cip]]で[[プレイヤー]]1人を選んで[[墓地リセット]]、&br;自身の[[ターン]]中にクリーチャーを1体[[マナ召喚]]できる[[常在型能力]]、&br;[[アタックトリガー]]で相手[[クリーチャー]]1体を&br;[[マナ送り]]しつつ最大2[[マナブースト]]といった[[能力]]を持つ[[ACE]]|
|[[《S級原始 サンマッド》]]※|サブフィニッシャー|
|[[《Disメイデン》]]|1ドロー後手札を1枚[[マナ]]へ置ける初動兼ブロッカー。多色アンタップインで色事故を徹底的に防止|
|[[《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]|[[速攻メタ]]/[[数字選択]]で相手クリーチャーに[[プリン効果]]|
|[[《飛翔龍 5000VT》]]|場のクリーチャーの数だけ[[軽減>コスト軽減]]される[[ジャストダイバー]]の[[T・ブレイカー]]&br;[[cip]]で相手のパワー5000以下を全て[[バウンス]]し[[出せない]]ロックをかける|

**このデッキの回し方 [#p6940c98]
ベースとなった[[【青黒緑ゲンムエンペラー】>【青黒ゲンムエンペラー】#wec0d5d6]]と動きの原理はほぼ同じ。序盤は[[メタクリーチャー>コスト踏み倒しメタ]]や[[《極楽鳥》]]を出し、[[《キユリのASMラジオ》]]で[[リソース]]確保が可能な[[ウィニー]]を呼び出していく。そちらと違うのは、[[自然]]のクリーチャーを並べていくことで[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]に繋げる動きをメインに取る点。《ASMラジオ》からの[[《応援妖精エール》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]で[[マナ回復]]し、うまくリソースを稼げれば3〜4ターンで《オービーメイカー》が着地する。後は[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や各種メタで相手を牽制しつつ、打点を並べてフィニッシュする。

**長所 [#y6fb997a]
[[【緑単オービーメイカー】]]と比較すると、[[水]]の[[ドロー]]が加わった事で手札リソースが入手しやすくなったのが利点。[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《Disジルコン》]]のように墓地から召喚できるカードもあり、息切れしにくい。
また、《ゲンムエンペラー》の存在により、相手の小型[[S・トリガー]]を完全にシャットアウトすることができる。自分のクリーチャーの能力も使えなくはなるが、[[《ベイB セガーレ》]]や[[《桜風妖精ステップル》]]のデメリットを打ち消せるなど利点も少なくない。
回り方次第では3ターン目に《オービーメイカー》か《ゲンムエンペラー》、あるいはその両方が着地する。そうなれば多くのデッキが機能停止に追い込まれてしまう。

**短所 [#g48cc25e]
ベースの2デッキとも共通するが、[[ウィニー]]が多いので[[火力]]や[[パワー低下]]に弱い。特に、[[《九番目の旧王》]]などで焼かれるラインのクリーチャーは[[【緑単オービーメイカー】]]と比べても多くなりがち。全体的にコストも低いため、[[《烈火大聖 ソンクン》]]のような[[コスト火力]]にも弱い。
また、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]はこのデッキの核であると同時に最大の弱点にもなる。というのも、このデッキは[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]着地に特化させている都合上、ウィニーへの依存度は[[【青黒緑ゲンムエンペラー】>【青黒ゲンムエンペラー】#wec0d5d6]]よりも高い。受けに関しても、このデッキでは[[ブロッカー]]か[[《「みんな一緒に応援してね!」》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]、[[《とこしえ》>《とこしえの超人》]]や[[《アプル》>《若き大長老 アプル》]]の[[G・ストライク]]、稀に[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]程度であり、うち前者2つは《ゲンムエンペラー》がいると受けとして機能しなくなる。そのため、プレイングは慎重に行わないと[[ビートダウン]]相手には過剰打点で攻め切られてしまうことも。

**環境において [#aec9f79b]
[[DM22-BD1]]発売前最終週の[[オリジナル]]環境に登場。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』成績上位者とDMPランキング2022年下期上位者合計32人を対象とした「DM最強位決定戦」([[アドバンス]]&[[オリジナル]])ではベスト8進出者が使用。予選では使用率2位となる参加者31人中6人が使用。

2023年3月20日の殿堂改訂で[[《ダンディ・ナスオ》]]が[[プレミアム殿堂]]入り。これを召喚できるだけで[[《陰陽の舞》]]、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を然るべきゾーンに装填でき、実質1コストの[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]のコスト軽減元としても使えたが、この改訂によりマナや墓地を操作しづらくなった

『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])では予選通過者128人中9人が使用し、使用率4位タイを記録(同率に[[【青魔導具】]])。ベスト8にも1人残った。

[[DM23-RP1]]期最終平日には[[【青黒緑有象夢造】]]折衷型も結果を残している。

[[DM23-SP1]]期頃には《オービーメイカー》への依存度が高いという弱点を補強すべく[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]と[[《CRYMAX ジャオウガ》]]を投入した型が流行。

『[[超CSV in 新潟>超CS]]』(オリジナル)では予選通過128人5人が使用と、予選実績7位を記録。しかしベスト8進出は逃している。

『[[超CSV in 大阪>超CS]]』(オリジナル)では予選通過128人中2人が使用と予選実績10位タイを記録(このデッキを含めて同率に5デッキ)。

[[DM23-SD3]]発売直後には[[《飛翔龍 5000VT》]]などを踏み台に[[《ドマンモ龍樹》]]を[[フシギバース]]で呼び出し、連鎖によって一気にハンデスを行う型がオリジナルのチャンピオンシップで3位入賞。

[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]発売日のアドバンスでは、[[《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》]]と[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]、[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]群を採用した型がチャンピオンシップを準優勝。

『[[超CSⅥ in福岡>超CS]]』ではベスト128進出者中1人が使用。

2024年3月下旬には[[《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]、[[《原始 サンナップ》]]不採用型がオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞。そちらのレシピには[[《デスマッチ・ビートル》]]や[[《とこしえの超人》]]とのシナジーを考慮してか[[《アシステスト・シネラリア》]]が3枚搭載されていた。

[[DM24-EX1]]で[[《ピザスターのアンティハムト》]]を獲得。無論[[タッチ]]での運用となるが、[[《原始 サンナップ》]]を呼び出せば実質0マナで2体分《オービーメイカー》のコスト軽減のカウントを稼げる。

『[[超CSⅦ in横浜>超CS]]』(オリジナルでの3人1チーム戦)ではベスト128に1人残った。[[《とこしえの超人》]]が[[4枚積み]]であった以外は王道のレシピであった。

[[DM24-RP3]]で[[《ヨビニオン・トライブ》]]を獲得。[[《ピザスターのアンティハムト》]]が捲れてそちら[[《原始 サンナップ》]]を呼び出すか直接[[《原始 サンナップ》]]が捲れれば実質1コストで2面分ないし3面分の《オービーメイカー》のカウント稼ぎができる。

**参考 [#ja899fc8]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/クリーチャーコントロール]]
-[[【緑単オービーメイカー】]]
-[[《キユリのASMラジオ》]]


&tag(デッキ集,クリーチャーコントロールデッキ,コントロールデッキ);