#author("2023-06-08T21:33:13+09:00","","")
#author("2023-06-12T03:18:48+09:00","","")
*【青赤緑Vol-Val-8】 [#p316fd34]

[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を[[フィニッシャー]]に据えたデッキタイプ。【青赤緑ディスペクター】、【シータディスペクター】などとも呼ばれる。
成立は[[DMRP-19]]期。

|禁断竜王 Vol-Val-8 KGM 水/火/自然文明 (9)|
|クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/禁断 54321|
|EXライフ|
|スピードアタッカー|
|T・ブレイカー|
|ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない)|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚まで手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、パワー6000以下のクリーチャーをすべて破壊してもよい。|
|自分のターンの終わりに、このターン、クリーチャーが4体以上破壊されていれば、このターンの後に自分のターンを追加する。|


**主要カード [#b3b88c90]
|[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]|核。豊富な[[耐性]]と[[手札補充]]、[[全体火力>火力]]に[[追加ターン]]獲得を兼ね備えた[[フィニッシャー]]。基本的に[[ササゲール]]を絡めた手打ちでの[[召喚]]を目指す。|
|[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]|対応[[アタック・チャンス]][[呪文]]。[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]の的を強制的に引っ張り出して、[[追加ターン]]獲得のための[[破壊]]数を稼ぐ。手打ちをして自分の[[《アクアン-2》>《電磁 アクアン-2》]]や[[《アジサイ-2》>《妖精 アジサイ-2》]]の呼び出しや相手の[[メタクリーチャー>メタ/コスト踏み倒しメタ]][[除去]]にも使う。|
|[[《賢樹 エルフィ-1》]]|[[ディスタス]]の[[コスト軽減]]による[[ササゲール]]持ちの展開補助。[[《エターナルプレミアムズ》>《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]での[[バトル]]役としても強力。|

**候補[[ディスペクター]] [#eb8734e8]
|[[《竜界電融 N・EXT》]]|[[マナ]][[アンタップ]]によるさらなる展開補助、[[墓地]]リセットによる[[山札回復]]を兼ねた[[手札補充]]、相手の[[墓地利用メタ>メタ/墓地利用メタ]]など、多彩な役割をこなす。|
|[[《竜界電融 N・EXT》]]|[[マナ]][[アンタップ]]によるさらなる展開補助、[[墓地リセット]]による[[山札回復]]を兼ねた[[手札補充]]、相手の[[墓地利用メタ>メタ/墓地利用メタ]]など、多彩な役割をこなす。|
|[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]|[[デッキ]]から[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]をはじめとする[[ディスペクター]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]。|
|[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]|自軍に[[スピードアタッカー]][[付与]]。[[《ギュカウツ》>《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]で[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を呼び出せなかった時の保険。|
|[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]|自軍に[[マッハファイター]][[付与]]、[[バトル]]に勝つと1[[ドロー]]&1[[ブレイク]]。同じく保険。|
|[[《DS電融 ザ=デッドNEXT》]]|自軍に[[アンタップキラー]][[付与]]。[[ディスペクター]]の展開補助も。|
|[[《呪帝電融 カーペラー・キリテム》]]|[[マッハファイター]]で敵を[[除去]]しつつ[[クリーチャー]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]。|
|[[《飢限電融 ファタル・エレガンス》]]|[[バウンス]]による[[除去]]と[[マナブースト]]。|
|[[《爆蓮電融 キリュウイン・バト》]]|[[《カーペラー・キリテム》>《呪帝電融 カーペラー・キリテム》]]で場に出してもう一度[[バトル]]させれば、さらに展開できる。|
|[[《怒爵電融 バロンブリック》]]|最速で[[《エターナルプレミアムズ》>《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]を唱える。マナ基盤にも。|
|[[《炎機混成 ボルスレン・バスター》]]|[[単色]]マナ捻出用。一応防御札にも。|
|[[《蟲偵電融 ゼノジェント》]]|~|
|[[《氷砲混成 レオボルテルネ》]]|~|

**候補[[ササゲール]]持ち[[ディスタス]] [#nd4739f0]
[[ササゲール]]によって[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]の早期[[召喚]]をサポートする。[[《エルフィ-1》>《賢樹 エルフィ-1》]]の[[コスト軽減]]で容易に展開が可能。
|[[《妖精 アジサイ-2》]]|[[手札補充]]と[[マナブースト]]。|
|[[《電磁 アクアン-2》]]|最大3枚の[[手札補充]]。[[マナ基盤]]や防御札にも。|
|[[《無頼 ブロンズ-1》]]|[[マナブースト]]。|
|[[《龍魂珠》]]|~|
|[[《電脳 ハルカス-1》]]|[[手札補充]]。|
|[[《勇騎 ギャラガ-2》]]|~|
|[[《月砂 フロッガ-1》]]|[[速攻]]対策。|
|[[《猛菌 キューティ-2》]]|防御札。|
|[[《無頼 ミランダ-2》]]|~|
|[[《電脳 メディクリ-1》]]|[[ディスタス]]に[[ジャストダイバー]][[付与]]。[[ササゲール]]を確実なものに。|
|[[《勇猛 ギガホン-1》]]|[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を[[サーチ]]。|
|[[《勇騎 オニモエル-2》]]|小型[[クリーチャー]]を[[除去]]。|
|[[《霊峰 メテオザ-1》]]|~|
|[[《勇騎 バクアイラ-1》]]|[[手札交換]]。|
|[[《電脳 メルゲ-2》]]|~|
|[[《麗姫 アントワ-2》]]|~|

**その他の候補 [#j8a7c868]
|[[《Disノメノン》]]|[[マッハファイター]]で厄介な[[メタクリーチャー>メタ/コスト踏み倒しメタ]]をどかしつつ[[マナブースト]]。|
|[[《フェアリー・Re:ライフ》]]|[[マナブースト]]。防御札にも。|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|[[マナブースト]]。|
|[[《ドンドン火噴くナウ》]]|防御札。[[マナ基盤]]やリソース補充にも。|
|[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]|[[アタック・チャンス]]で[[効果バトル]]。[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]の[[破壊]]数を稼ぐ。|
|[[《とこしえの超人》]]|[[踏み倒しメタ>メタ/コスト踏み倒しメタ]]。[[G・ストライク]]で防御札にもなるのが嬉しい。|
|[[《ベイB セガーレ》]]|[[踏み倒しメタ>メタ/コスト踏み倒しメタ]]。メタ能力は[[《とこしえ》>《とこしえの超人》]]に劣るが[[パワー]]が高く、[[《エターナルプレミアムズ》>《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]での[[バトル]]で有利。|
|[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]|[[踏み倒し]][[メタ]]。|
|[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]|色の合う強力な防御札。[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を[[サーチ]]でき、[[火力]]の範囲内に入っているのも相性が良い。|

**このデッキの回し方 [#oe8017cb]
小型[[ディスタス]]で[[マナ]]や[[手札]]を稼ぎつつ、[[メタクリーチャー>メタ/コスト踏み倒しメタ]]で相手の出足を挫く。その隙に[[ササゲール]]を用いて[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を[[召喚]]し、[[追加ターン]]と強固な耐性で押し切るのが基本の動き。

[[マナ]]や[[ササゲール]]の頭数が足りないなどの理由でどうしても[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を[[召喚]]できない時は、[[《竜界電融 N・EXT》]]からの[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]で状況を整えたり、[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]で[[デッキ]]からの[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]を狙ったりして臨機応変に対応していく。

[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]へのアクセス方法は大きく分けて2つある。
1つは[[ディスタス]]を大量に並べ、[[ササゲール]]を用いて素直に手札から[[召喚]]する方法。
もう1つは[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]の効果で[[デッキ]]から[[踏み倒す>コスト踏み倒し]]方法である。

前者は[[踏み倒しメタ>メタ/コスト踏み倒しメタ]]に邪魔されないという利点があるが、[[ササゲール]]と[[マナカーブ]]の都合上、どうしても着地が5ターン目以降にもつれ込む。一応、[[鬼回り]]すれば4ターン目にも[[召喚]]できるが現実的ではない。
後者は順当に行けば4ターン目には[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を出すことができる上、万が一引けなかった場合にもサブプランを仕込める。しかし、[[踏み倒しメタ>メタ/コスト踏み倒しメタ]]に致命的に弱くなり、このデッキの大きな武器を1つ捨てることになる。

どちらのアクセス手段を主軸に据えるにせよ、序盤の動きは共通しており、[[《Disノメノン》]]や[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]手打ちで盤面除去とリソース確保を平行して進めていく。

[[《Vol-Val-8》>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]の[[追加ターン]]は強力ではあるが、[[S・トリガー]]などによるカウンターをケアするために隣に[[メタ]][[クリーチャー]]を並べた上でフィニッシュに入るのが望ましい。このため、着地に成功しても敢えて1ターン[[攻撃]]を見送るなどのプレイングが必要になる局面がある。

**長所 [#cc674a5c]
[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]の圧倒的なフィニッシャー性能が最大の強み。
[[ササゲール]]を主軸に据えることで各種[[踏み倒しメタ>メタ/コスト踏み倒しメタ]]に影響されずに[[フィニッシャー]]を[[召喚]]しつつ、むしろ相手の[[ウィニー]]を利用できる点が[[DMRP-19]]時点の環境にマッチしている。

また、デッキの大半を[[DMSD-19]]から流用でき、更に構築によっては高レアカードをほぼ使わないので構築費用が比較的安く済むのも利点。
[[王来篇]]のカードのみで構築できるため、デュエマを始めたばかりの初心者でも構築しやすい。

**短所 [#p20a468f]
強力なカードが[[青赤緑]]の3色カードと[[自然]][[単色]]に集中しており、[[デッキ]]内の[[文明]]バランスが偏りやすい。特に[[火]][[単色]]カードの不足は深刻。ある程度はプレイングでカバーできる範疇だが、[[マナブースト]]の際に落ちる文明が偏るとどうしようもなくなる。

また、デッキスロットの大半をリソース確保に割いているため、優秀な防御札を積む枠がほぼ無いのも弱点。このため[[速攻]]などの速度的に間に合わないデッキには基本的に不利がついてしまう。

**環境において [#r35f86fe]
[[DMRP-19]]発売直後の[[チャンピオンシップ]]にて、上位入賞が報告された。

[[DMEX-17]]期には[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]、[[《解体人形ジェニー》]]、[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]、[[《天災 デドダム》]]の[[闇]]を足し、[[ハンデス]]力を手にした派生形が結果を残した。

//**サンプルレシピ 
//とりあえず最初は載せなくても可
//|■カード名|文明|枚数|コメント|
//|■クリーチャー|| ||
//|[[《》]]|文明|枚数||
//|■呪文||||
//|[[《》]]|文明|枚数||
//|■クロスギア||||
//|[[《》]]|文明|枚数||

**参考 [#q8e2757a]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[ディスペクター]]
-[[ササゲール]]
-[[青赤緑]]
-[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]

&tag(デッキ集,ビートダウンデッキ);