#author("2025-01-12T21:19:25+09:00","","")
#author("2025-01-16T04:43:44+09:00","","")
*【青緑ジャイアント】 [#tb03aada]

[[DM23-RP3]]から登場が盛んになった青単色の[[ジャイアント]]([[種族カテゴリ]])を多く採用したデッキ。
全く同じ要素を持つ[[【ドルゲーザ】]]のことではない。

コスト1〜2から[[革命チェンジ]]する「成長系」や、2→4→8とマナを伸ばしてマナを使って制圧する「[[《雲の超人》]]系」などが存在する。
[[DM23-RP4]]でも候補カードが充実し、[[ビッグマナ]]と成長系の中間のような構築も人気。

|超重竜 ゴルファンタジスタ SR 水/自然文明 (7)|
|クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン 12000|
|''革命チェンジ'':コスト5以上のジャイアント|
|''T・ブレイカー''|
|自分のジャイアントはブロックされない。|
|このクリーチャーが出た時、コスト6以下のジャイアント・クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。|
|''終極宣言'':自分のターンのはじめに、自分の手札と同じ枚数のカードを引いてもよい。その後、自分のマナゾーンにあるカードと同じ枚数のカードを、自分の山札の上からマナゾーンに置いてもよい。(「終極宣言」は、ゲーム中に一度だけ使える)|

|チアスカーレット アカネ SR 自然文明 (5)|
|クリーチャー:ジャイアント・スノーフェアリー 7000|
|''W・ブレイカー''|
|''マッハファイター''|
|自分のターン中、ジャイアントを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のジャイアントを1つ、マナゾーンに置いてもよい。そうしたら、ジャイアント・メクレイド8する。(ジャイアント・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト8以下のジャイアントを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)|

**候補ジャイアント [#vdcd3444]
|>|BGCOLOR(#fcf):|c
|[[《超重竜 ゴルファンタジスタ》]]|タイプ問わず入れておきたいリソース爆発獣 [[cip]]だけでも強い|
|[[《銀河竜 ゴルファンタジスタ》]]|成長系なら[[4枚積み]]推奨の攻撃ロック&[[バトル]]身代わり獣|
|[[《チアスペース アカネ》]]|[[革命チェンジ]]で[[《フェアリー・シャワー》]]。成長系なら[[4枚積み]]推奨のリソース獣|
|[[《宙番龍 オービーメイカー Par001/奇跡の一打》]]|主に成長系のコスト5。[[《スナイプ・モスキート》]]の[[強制]][[マナ回収]]のデメリットを相殺できる|
|[[《竹刀の超人/サイバー免許皆伝》]]|[[マッハファイター]]で[[《チアスペース アカネ》]]などにチェンジ|
|[[《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》]]|手札に得られるのはクリーチャー限定だが、手札の減らないコスト2ジャイアント|
|[[《スペースインワン・ヘラクレス》]]|[[DM23-RP3]]時点では5枚目以降の[[T・ブレイカー]][[革命チェンジ]]として使用価値があった|
|[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]|[[G・ゼロ]]:[[ジャイアント]]4体以上、強力なマナ回収&マナブースト|
|[[《哀樹神官 グリッファ》]]|[[cip]]で相手[[クリーチャー]]2体に[[プリン効果]]を付与する[[ジャストダイバー]]&br;[[ハイパー化]]で攻撃時マナから踏み倒し|
|[[《剛撃聖霊シェバ・エリクシア》]]|[[cip]]で[[マナゾーン]]から最大2体[[踏み倒し]]+[[バラバラエティ]]5で[[除去耐性]]&br;自分の[[革命チェンジ]]を阻害する、[[光]]が[[濁り]]になるなど問題点もある|
|>|BGCOLOR(#cfc):|c
|[[《スナイプ・モスキート》]]|[[《チアスペース アカネ》]]などにチェンジ|
|[[《とこしえの超人》]]|色さえ合えば余った1マナを消費して出せる[[メタ]]ジャイアント|
|[[《キャディ・ビートル》]]|仮想敵には《とこしえ》以上に刺さる[[メタ]]ジャイアント|
|[[《デスマッチ・ビートル》]]|~|
|[[《運明!ベリアvs.キャディ》]]|緩い[[コスト踏み倒しメタ]]、[[ガードマン]]|
|[[《配球の超人/記録的剛球》]]|主に2→4用(呪文側)|
|[[《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]]|呪文面は[[ジャイアント]]を[[マナ]]から出して[[効果バトル]]させる[[S・トリガー]]|
|[[《「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》]]|[[バトル]]に勝った時[[マナ]]の枚数以下の[[コスト]]の[[ハンター]]を[[召喚]]扱いで[[踏み倒せ>踏み倒し]]る[[マッハファイター]]・[[T・ブレイカー]]・[[G・ストライク]]/[[見た>見る]][[カード]]を[[山札の下]]に送れるようになった[[《フルール・ライフ》]]|
|[[《アシスター・サイネリア》]]|主に2→4用|
|[[《チアスカーレット アカネ》]]|[[グッドスタッフ]]|
|[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]|余裕があれば入れたい|
|[[《氷打の妖精/巨打設計図》]]|[[呪文]]側の[[手札補充]]が強力|
|[[《剛撃無双カンクロウ》]]|相手の[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]に便乗できる[[リベンジ・チャンス]]|
|[[《範丸の超人》]]|相手[[クリーチャー]]一層&[[バトル]]勝利時[[ブレイク]]&[[除去耐性]]|
|[[《九番龍 ジゴクバンカー Par459》]]|[[シンパシー]]:自分の[[マナゾーン]]にある[[カード]]&br;[[cip]]で[[《白米男しゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]&[[マッハファイター]]|
|[[《爆翠月 アカネ》]]|[[ハイパーエナジー]]で3ターン目に出せる5コスト[[マッハファイター]]。さらに[[マナ]]交換|
|[[《完璧妖精マリニャンX》]]|《ゴルファンタジスタ》で釣り上げられるカウンター封じ |
|>|BGCOLOR(#cff):|c
|[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]|味方の保護と[[S・トリガー]]&[[メガ・ラスト・バースト]]の[[防御札]]|
|[[《蒼神龍トライクラブ・トライショット》]]|《超重竜》とセットで入れたい[[防御札]][[ジャイアント]]|
|[[《巨魔天 アオフェシー》]]|[[速攻メタ]]|
|[[《五番龍 レイクポーチャー ParZero》]]|マナを伸ばすタイプの青緑ジャイアントには入れ得な汎用カード|
|[[《海底の超人》]]|初代の[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]を入れる場合は検討したい|
|[[《アシステスト・シネラリア》]]|[[ドロー]]、[[コスト軽減]]、[[ウルトラ・セイバー]]|
|[[《ナイター・ファイアフライ》]]|[[S・トリガー]]、[[cip]]で[[バウンス]]と[[プリン効果]]|

**非ジャイアントの候補 [#ja2fc6c4]
|>|BGCOLOR(#fcf):|c
|[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]&br;[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]※|水の[[ジャイアント・ドラゴン]]からチェンジ可能|
|>|BGCOLOR(#cfc):|c
|[[《トレジャー・マップ》]]|成長系が[[メインステップ]]の間、手札にキーカードを集めるために|
|[[《フェアリー・ギフト》]]※|スーパーサブ 《チアスカーレット》等の5コストジャイアントを3ターン目に着地させられる|
|[[《豊潤フォージュン》]]|手札を減らさずマッハファイターの的にならない非クリーチャーで5コストのジャイアントに繋げるため|
|>|BGCOLOR(#cff):|c
|[[《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]|[[速攻メタ]]|
|[[《飛翔龍 5000VT》]]|小型を使った[[リーサル]]などのメタ|
|[[《異端流し オニカマス》]]|成長系の[[アンタッチャブル]]要員および、踏み倒しでの頭数増加抑制|
|[[《水上第九院 シャコガイル》]]|[[ライブラリアウト]]を勝利に代える[[フィニッシャー]] 《ゴルファンタジスタ》の[[終極宣言]]の山札掘削能力と相性が良い|

**このデッキの回し方 [#ge11f2c1]
基本的にはメタカードやマッハファイター、革命チェンジで相手盤面を制圧し、頃合いを見て[[《とこしえの超人》]]や[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]などでカウンターをケアして雑殴りする。

[[カウンター]]デッキや[[コンボデッキ]]、[[ブロッカー]]大量展開系デッキに対しては山札掘削から一刻も早く[[《水上第九院 シャコガイル》]]でのフィニッシュを狙う。

**長所 [#e5aa74a7]
堅実なリソース基盤と[[《超重竜 ゴルファンタジスタ》]]によるマナのジャンプアップなどのおかげで、5ターン目の[[《水上第九院 シャコガイル》]]着地が非常に安定する。
[[【白黒赤ファイアー・バード】]]のように[[マナ]]が伸びた状況での[[手札]]からの[[コスト踏み倒し]]にノータッチな上、ファッティを除去する手段がロクにないデッキであれば、手頃なコストの[[マッハファイター]]が充実しており[[ウィニー]]を狩り続けられることや[[《銀河竜 ゴルファンタジスタ》]]での足止めもあって、ポン置きした[[《水上第九院 シャコガイル》]]を始めとして多くのクリーチャーが悠々と生存でき、そのままフィニッシュに迎える。相手の手札次第では[[《飛翔龍 5000VT》]]を連打して完封することもできる。

コスト踏み倒しメタ、手札以外メタにも恵まれるため、[[【ヘブンズ・ゲート】]]のような物量系のコスト踏み倒しデッキや[[【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】>【超神星DOOM・ドラゲリオン】#gf022089]]のような[[リアニメイト]][[デッキ]]には有利が取れる場合も少なくない。

[[【シールドプリズン】]]のような受けしか能の無いデッキには[[《水上第九院 シャコガイル》]]のおかげで滅法強い。特にサブのビートダウンプランの無い型なら尚更である。
**短所 [#jfeb529f]
現実的には[[《水上第九院 シャコガイル》]]を出せばフィニッシュできる山札ギリギリの状況まで出し惜しみしている余裕はなく、[[《水上第九院 シャコガイル》]]の手札交換能力を複数回発動しないとメインフィニッシュルートは厳しい。

[[コスト]]2以下の[[コスト踏み倒しメタ]]と[[速攻]]を両立するデッキには分が悪い。例えば[[《異端流し オニカマス》]]型の[[【青赤マジック】]]対面では革命チェンジが阻害される上に、3ターン目以内に出せる[[マッハファイター]]の素殴りでは、[[《異端流し オニカマス》]]を処理した返しのターンには手遅れということもざら。
そもそもどんなにパーツが都合良く揃ってもフィニッシュには最短でも4ターンかかるため、3ターンキルを狙うデッキ全般が苦手。
**環境において [#w251d6f6]
[[DM23-RP3]]頃から成立し、以降一定期間は一定数環境に見られた。

『[[超CSⅦ in横浜>超CS]]』(オリジナルでの3人1チーム戦)では予選突破のベスト128の384人中6人が使用。

『[[超CSⅦ in広島>超CS]]』(オリジナル個人戦)ではベスト8の実績を残した。[[《キャディ・ビートル》]]や[[《とこしえの超人》]]、[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]などのメタカード系で相手を牽制しつつ[[リソース]]を稼ぎ、[[《水上第九院 シャコガイル》]]でフィニッシュする型であった。

2ブロック構築環境では[[デザイナーズコンボ]]の[[デッキ]]として[[カードプール]]にパーツが充実しているため、主流の1つとなっている。
通常環境より低速なため、地道な山札掘削から[[《♪必殺で つわものどもが 夢の跡》>《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]で[[追加ターン]]を狙いやすい。[[自然]]の[[メクレイド]]持ちの[[ジャイアント]]はメクレイドに[[マナ送り]][[コスト]]を要求するため、それらを駆使すれば《♪必殺で つわものどもが 夢の跡》を唱えられる8マナ域まではすぐである。

『[[DMGP2024-2nd>公認グランプリ]]』Day1の[[アドバンス]]部門では予選突破のベスト128進出者が2人。

-[[王道篇]]期の[[2ブロック構築>ブロック構築]]環境には、[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]、[[《「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス》]]、[[《プリンセス・パーティ ~シラハの絆~》]]を取り入れた、[[水晶マナ]]型のデッキである【白青緑ジャイアント】、《死神覇王 ブラックXENARCH》をタッチした【青黒緑ジャイアント】という派生形が一定数存在する。【白青緑ジャイアント】に関しては、水晶マナ不採用で単純に[[白]]の優秀なカードを足しただけの型もある。
**[[DM23-RP3]]ごろから成立した[[敵対色]]2色の文明シャッフル種族デッキ [#x67e3c2a]
-[[【白黒メカ】]]
-[[【白赤アーマード】]]
-[[【青赤マジック】]]
-''【青緑ジャイアント】''
-[[【黒緑アビス】]]

**参考 [#q6696405]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集 (分類)]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[【チアスカーレット アカネ】]]

&tag(デッキ集,種族デッキ);