#author("2024-11-24T12:37:33+09:00","","")
#author("2025-01-16T16:27:13+09:00","","")
*【超神星DOOM・ドラゲリオン】 [#t6a4a611]

[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]の専用デッキ。
[[墓地肥やし]]や[[コスト踏み倒し]]を駆使して《DOOM》を早出しし、その[[リアニメイト]]から[[1ショットキル]]を目指す。

|超神星DOOM・ドラゲリオン SR 闇文明 (12)|
|進化クリーチャー:フェニックス/デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 12000|
|このクリーチャーの進化元クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。|
|''超無限墓地進化'':クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。|
|''T・ブレイカー''|
|''メテオバーン'':このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、その選んだクリーチャーのパワーを-9000する。その後、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。|

|水上第九院 シャコガイル SR 水文明 (9)|
|クリーチャー:ムートピア 13000|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加え、シャッフルする。|
|相手のターンのはじめに、カードを5枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。|
|自分の山札の最後の1枚を引く時、ゲームに負けるかわりに勝つ。|

**主要カード [#a51603ba]
|[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]|核|
|[[《水上第九院 シャコガイル》]]|主流[[フィニッシャー]]|

**フィニッシャー [#y45bd0c7]
|[[《完全不明》]]|相手[[プレイ]]時または[[マナ]]に[[カード]]を置いた時、もしくは[[攻撃]]時、[[ターンの残りをとばす]]|
|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|コスト5以下の[[クリーチャー]][[能力]][[ロック]]と[[呪文ロック]]|
|[[《CRYMAX ジャオウガ》]]|《DOOM》から直接は出せないが優秀なサブフィニッシャー|

**その他共通候補カード [#b67e2865]
|[[《アーテル・ゴルギーニ》]]|敵1体[[パワー低下]]-4000、4枚[[墓地肥やし]]、コスト4以下の[[リアニメイト]]の三択|
|[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]|大量[[墓地肥やし]]、山札削り|
|[[《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]|[[超無限墓地進化]]元になる/初動[[手札交換]]|
|[[《龍装者“JET”レミング/ローレンツ・タイフーン》]]|~|
|[[《一なる部隊 イワシン》]]※|[[墓地肥やし]]から[[エクストラウィン]]補助まで|
|[[《電磁封魔ルチアーノ》]]|[[エクストラウィン]]補助。[[殿堂入り]]した《イワシン》の代わりに。|
|[[《爆撃男》]]|墓地に置かれさえすれば-2000[[パワー低下]]を相手に放つ|
|[[《疾封怒闘 キューブリック》]]※|[[墓地]]に置かれさえすれば1[[バウンス]]を放つ|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|[[S・トリガー]]で強引にターンをもらう|
|[[《光牙忍ハヤブサマル》]]※|[[汎用>汎用性]][[防御>防御札]][[ニンジャ・ストライク]]。豊富な[[墓地肥やし]]と[[墓地回収]]のおかげで手札に抱えやすい|
|[[《九番目の旧王》]]|[[【我我我ブランド】]]など[[ウィニー]]対策|
|[[《飛翔龍 5000VT》]]|場のクリーチャーの数だけ[[軽減>コスト軽減]]される[[ジャストダイバー]]の[[T・ブレイカー]]&br;[[cip]]で相手のパワー5000以下を全て[[バウンス]]し[[出せない]]ロックをかける|
|[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]|クリーチャー側は重過ぎて使えない/[[バウンス]]とはいえパワーやコストに関係なく3面除去する優れ物S・トリガー|
|[[《逆転の影ガレック》]]|コスト10の[[S・トリガー]]獣&br;敵1体[[パワー低下]]-3000、3枚[[墓地肥やし]]、コスト3以下の[[リアニメイト]]の三択|

*【青黒DOOM・ドラゲリオン】 [#t28ce348]

[[青黒]]の墓地肥やし基盤と[[《滅亡の起源 零無》]]を利用した型。[[《滅亡の起源 零無》]]がないことに目を瞑れば[[オリジナル]]でも組める。
[[【青黒闇王ゼーロ】]]を《DOOM》に寄せたような構築で組まれる事が多い。

|[[《戦略のD・H アツト》]]|初動手札交換|
|[[《【問2】ノロン⤴》]]|~|
|[[《戯具 ドゥゲンダ》]]|~|
|[[《スプーン=ンプス》]]|初動[[シールド回収]]。[[《ブラック・ビッグバン》>《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]でソリティアしている最中に連打すればシールド落ちケアにも|
|[[《暗黒鎧 ザロスト》]]|0マナで1墓地肥やしして3000[[ブロッカー]]が自己[[リアニメイト]]される|
|[[《異端流し オニカマス》]]|[[アンタッチャブル]]付きの[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《ビックリーノ》]]|[[デメリット]]は若干厳しいが自己[[リアニメイト]]付き[[ムゲンクライム]]元としては優秀|
|[[《邪侵入》]]|[[シビルカウント]]2で[[S・トリガー]]化する[[墓地肥やし]][[呪文]]|
|[[《ハンマ=ダンマ》]]|[[除去]]・墓地肥やしをこれ1体でこなす[[S・トリガー獣]]|
|[[《深淵の三咆哮 バウワウジャ》]]|[[墓地肥やし]]付き[[タマシード]]。サブの[[ワンショット]]プランでは除去を撒ける|
|[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]|[[墓地]]枚数に応じた性能の除去を放てる。時には[[打点]]としても/墓地肥やし、[[墓地回収]]が1つの呪文に|
|[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]|ムゲンクライム2で早出しできる上に1[[バウンス]]か2[[墓地肥やし]]後その内どちらか[[墓地回収]]ができ、[[S・トリガー]]まで付いている|
|[[《困惑の影トラブル・アルケミスト》]]|cipで[[強制]]オール[[マナ回収]]。《DOOM・ドラゲリオン》を召喚するためのマナも吹っ飛ぶので、これを出した後コストを支払う動きを取らないサブプランに|
|[[《龍頭星雲人/零誕祭》]]|[[ハンデス]]からサブフィニッシャーまでこなす/少し癖はあるが除去S・トリガーとしても使える|
|[[《闇王ゼーロ》]]|[[《エザワ》>《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]早出し手段|

**このデッキの回し方 [#h644ed23]
手札交換や墓地肥やしで準備を進めつつ、[[零龍星雲]]のリンク条件を満たしていく。

準備が出来次第[[《闇王ゼーロ》]]を[[代替コスト]]で[[唱え>唱える]]、[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を呼び出す。この時、[[《一なる部隊 イワシン》]]の墓地送り時能力と[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]の山札削りを合わせて山札残り1枚まで減らすこと。その後、余ったマナで[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]を[[召喚]]し、進化元として[[《一なる部隊 イワシン》]]を重ねる。

最後に[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]の[[メテオバーン]]で[[《一なる部隊 イワシン》]]を墓地に置き、[[《水上第九院 シャコガイル》]]をリアニメイト。[[《一なる部隊 イワシン》]]の手札交換効果で山札を0枚にして[[エクストラウィン]]。

もし[[《水上第九院 シャコガイル》]]が盾落ちした場合や[[《一なる部隊 イワシン》]]の効果を十分な回数使えず[[《水上第九院 シャコガイル》]]のエクストラウィンを達成できない場合は、[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]で並べてワンショットするプランを実行しよう。[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]で極限まで[[山札]]は削れているはずなので、2コスト[[手札交換]][[クリーチャー]]を連打して[[置換効果]]で一気にリアニメイトすることでワンショットプランが取れる。並べている間に[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]などの汎用除去で相手盤面を処理することができ、[[召喚酔い]]が解除されるまでの間に出されると厄介な[[スピードアタッカー]]も[[《暗黒鎧 ザロスト》]]のような[[ブロッカー]]や[[《墓地の儀》]]だけ残して[[零龍卍誕]]を構えることで対処可能。

**長所 [#tbe56673]
アドバンスの場合、最速3ターンで《シャコガイル》を発射する事も可能であり、この手のコンボデッキとしてはかなりの速度を誇る。
//先攻で約3割、後攻で約5割の確率で3ターンキルを決められる。
//具体的な確率のソースは?《お清めシャラップ》や《埋め立てロボコンクリオン》による妨害まで考慮した確率ですか?

様々な角度から[[《闇王ゼーロ》]]を早期に詠唱できるため、手札が多少悪くとも勝ちに行ける。仮に《ゼーロ》を引けなくとも、墓地さえあれば《DOOM》で強引に詰めに行くプランも取れるため他の【闇王ゼーロ】に比べると[[手札事故]]時でもできる事が多い。

[[《とこしえの超人》]]は一見厄介だが、そちらの能力を逆用してマナを増やせば、[[《「敬虔なる警官」》]]での除去やロック、ムゲンクライムによる展開からの[[《ジョルジュ・バタイユ》]]でのリソース大量確保で一気に打開できるので、そこまで問題はない。

**短所 [#yd4e8fd7]
[[《闇王ゼーロ》]]との兼ね合いで手札、盤面がギリギリになりがちなので、[[【青黒緑有象夢造】]]のように序盤から[[除去]]、[[ハンデス]]を放つ[[デッキ]]には弱い。多少なら[[《墓地の儀》]]によるメタ除去と《DOOM》によるごり押しが効くが、[[《若き大長老 アプル》]]を複数体並べられるような状況は返しにくい。

[[マナ]]がタイトなので、[[多色]][[事故]]も若干厄介。

[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を使った[[青黒]][[ワンショット]]型の場合、[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]本体の肉体面が案外信用しづらい。例えば、[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]を装備した[[《最終龍覇 グレンモルト》]]であっさり相討ちを取られるため、[[【5色グレンモルト】]]対面では[[コスト踏み倒し]][[呪文]]からの[[カウンター]]が怖い。[[除去]][[耐性]]もないので猶更である。相手のS・トリガーの捲り運次第では[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]で追加ターンを獲得しても油断ならない。

*【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】 [#gf022089]

[[リソース]]確保に長けた[[青黒緑]]基盤で組まれる[[オリジナル]]仕様の型。

|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|[[自壊]]して1[[マナブースト]]。[[超無限墓地進化]]元にも|
|[[《フェアリー・Re:ライフ》]]|[[G・ストライク]]付き初動マナブースト|
|[[《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》]]|[[アビスラッシュ]]/[[山札]]の上3枚を[[表向き]]にしクリーチャーを1体手札に加え、残りを[[墓地]]に|
|[[《キャディ・ビートル》]]|相手の重量級[[クリーチャー]]の早出しを抑制|
|[[《雪溶の鎖/堕牛の一撃》]]|[[pig]]で[[マナブースト]]/自軍1体[[破壊]]で2[[ドロー]]|
|[[《配球の超人/記録的剛球》]]|[[cip]]で1体[[強制]]で[[マナ送り]]/シンプルな[[コスト]]2[[マナブースト]]|
|[[《地龍神の魔陣》]]|[[山札の上]]3枚から[[手札]]または[[マナゾーン]]に1枚[[サーチ]]する[[効果]]で、[[G・ストライク]]まで付いている|
|[[《天災 デドダム》]]|[[青黒緑]]構築御用達の[[リソース]]の鬼|
|[[《妖精 アジサイ-2》]]|5枚目以降の《デドダム》|
|[[《ライフプラン・Re:チャージャー》]]|[[山札の上]]5枚からクリーチャーを1枚サーチするG・ストライク付き[[チャージャー]]|
|[[《獅子王の遺跡》]]|[[マナ武装>多色マナ武装]]4達成で4[[コスト]]3[[マナブースト]]に|
|[[《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》]]|マナブースト、[[マナ回収]]を1枚でこなし、[[バズレンダ]]まで付いている|
|[[《樹食の超人》]]※|[[召喚]]する時に[[マナゾーン]]と[[手札]]のカードを[[墓地]]に送った分だけコスト軽減|
|[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]|《シャコガイル》が[[シールド]][[落ち>落ちる]]した際のサブプラン。[[手札交換]][[クリーチャー]]を連鎖してワンショットするプランを取れる|
|[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]|[[cip]]で相手のクリーチャー1体を[[バウンス]]しそのコスト以下のクリーチャーを[[リアニメイト]]。cip全般を封殺する[[常在型能力]]|
|[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]|[[リソース]]確保と[[コスト踏み倒しメタ]]除去を1度にこなす優れ物|
|[[《大樹王 ギガンディダノス》]]|相手の[[手札]]全てを[[マナゾーン]]に送り、自分はパワー50000未満のクリーチャーに攻撃されない。[[フシギバース]][闇/自然(14)]|
|[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]※|[[超無限墓地進化]]元に。呪文面で呼び出してオールタップを撒くこともないことはない。/[[《エザワ》>《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]早出し手段|
|[[《新世界王の破壊》]]|[[マナ基盤]]に。[[《獅子王の遺跡》]]との組み合わせが強い|
|[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]|手札を補充しつつ《DOOM》を大幅に[[コスト軽減]]。[[墓地リセット]]に強く出られる。|

**このデッキの回し方 [#g653d154]
マナブーストとサーチで準備を重ね、手札とマナが整ったら[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]で[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を呼び出し、青黒型同様にフィニッシュを目指す。

**長所 [#qfdfdc10]
豊富なサーチとマナブーストのおかげで、安定して4ターンキルが狙いやすい。

よしんば早期決着を狙えなくとも、マナが伸びるので[[《CRYMAX ジャオウガ》]]などを素出しするプランも取りやすい。

**短所 [#k8fa9d9c]
この色の強力な初動には[[呪文]]が多く、[[クリーチャー]]の枠がカツカツになりがちで、青黒型以上に[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を出せるかに《DOOM》を早期着地できるかがかかっている。
//クリーチャー比率が[[メインデッキ]]の6割程度と低めである。そのため、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]などのフィニッシャー格を考慮しなければ[[ワンショット]]プランは若干不自由。

早くても4ターン、順当なところで5ターンはフィニッシュまでにかかるため、[[【我我我ブランド】]]のような速攻デッキには[[S・トリガー]]や[[G・ストライク]]への御祈りゲーとなる。4ターンキルが安定する安全な詰めを伴う[[コンボデッキ]]は基本的に最速で動かれないことを祈るしかない。

*【絶望神サガループ】 [#r0fafe6b]

[[《絶望神サガ》]]2枚で無限に墓地肥やしが可能になるコンボを利用し、《超神星DOOM・ドラゲリオン》を早期着地させる型。
詳細は[[【絶望神サガループ】]]にて。

**環境において [#n12626d5]
[[DM22-EX1]]から[[DM22-BD1]]にかけては、[[アドバンス]]では青黒型を、オリジナルでは青黒緑型を中心に、それぞれ一定数[[チャンピオンシップ]]で上位入賞している。

[[DM22-EX2]]から[[DM23-EX1]]にかけては[[《絶望神サガ》]]の無限墓地肥やしで起動する型が主流であったため、【DOOM・ドラゲリオン】といえば各種[[【絶望神サガループ】]](青黒サガ、青黒緑サガ)と同義であった。墓地肥やしで山札を削った後、《DOOM・ドラゲリオン》で[[《水上第九院 シャコガイル》]]等を踏み倒しそのまま[[ワンショットキル]]を決めるのが主な戦術。[[メテオバーン]]で捨てた[[《一なる部隊 イワシン》]]の能力でそのまま最後の1枚をドローするコンボも存在したが、そちらの[[殿堂入り]]により非実用的なコンボになった。また同じタイミングで[[《ダンディ・ナスオ》]]が[[プレミアム殿堂]]入りしているが、そちらへの依存度は低いのでデッキの存続に影響はなかった。
《イワシン》の殿堂入り直後、2枚目以降として[[《電磁封魔ルチアーノ》]]のサイクルが採用されたこともあったが、フィニッシュ以外では役割が薄く汎用性が低いためか、その後の採用はまばら。
また、【ダンタルサガ】の登場以降は[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]を一切使わない【絶望神サガ】も登場している。やがて[[《絶望神サガ》]]自身も[[殿堂入り]]したことで、《絶望神サガ》を採用しない従来の【DOOM・ドラゲリオン】が復活した。

『[[超CSⅥ in群馬>超CS]]』ベスト16に青黒緑型が残っていた。[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]と[[《奇天烈 シャッフ》]]でフィニッシュする型であったが、時に[[《ボン・キゴマイム》>《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]と[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]で雑に[[カウンター]]をケアするプランもあった。そのようなこともあって[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]最終週末には青黒緑型の入賞が散見された。[[DM23-EX3]]期に入っても一定数の入賞が見られる。[[アドバンス]]では[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]で[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]を完成させることでオリジナルよりキルターンを高めて詰め性能を上げる型もある。

2024年3月末には[[《不敵怪人アンダケイン》]]や[[《樹占の風》]]を便利屋枠に入れ、[[《大樹王 ギガンディダノス》]]を[[フィニッシャー]]の1体に据えた[[フシギバース]]型も結果を出した。[[《飛翔龍 5000VT》]]や[[《樹食の超人》]]のような自己[[コスト軽減]]持ち、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]のような[[《大樹王 ギガンディダノス》]]に有効なコスト軽減を持った[[手札誘発]]など、様々な角度からフシギバース元を用意することができ、見た目以上に取り回しが良い。

『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day1個人戦(アドバンス)で青黒緑型が3位入賞の実績を残した。[[《13番目の計画》]]2枚採用型で、隙あらば[[《機怪人形ガチャック2》]]や[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]で[[カウンター]]を狙う構築で、[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]と[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]、[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]を[[ループ]]させて[[《ツタンメカーネン》]]でフィニッシュするのが主な勝ち筋の1つであった。Day2の3人1チーム戦(オリジナル)では、本戦進出の64チーム192人中6人が使用と[[【白青赤ゴスペル】]]と[[【青魔導具】]]に並んで予選実績8位タイ。

その後も[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]+[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]型がアドバンスで一定数使われる。ループしなくとも雑に[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]で[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]を呼び出しつつ打点を並べてワンショットするだけでも強い。

また、グランプリで[[《雪溶の鎖/堕牛の一撃》]]が使用されたのを機に、適当なリソース系を[[《雪溶の鎖/堕牛の一撃》]]の呪文側で砕くことで[[手札補充]]しつつ厄介な[[【黒緑アビス】]]の[[マッハファイター]]群の起点になるのを防ぐ青黒緑型が見られるようになった。[[《樹占の風》]]によって盤面を[[マナ送り]]したり[[マナ回収]]をしたりすることでcipを使い回す型、[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]でマッハファイターの的を消しつつ墓地を効率よく稼ぐ型も同様の経緯で流行。[[《樹占の風》]]の[[フシギバース]]と[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]の[[代替コスト]]を、[[手札]]と[[自然]][[マナ]]が許す限り延々と使い回す再利用ループ(([[《樹占の風》]]の[[フシギバース]]対象に[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]を選び1マナで召喚、すぐにその《ダースシスK》をマナから回収。《ダースシスK》の代替コストで《樹占の風》を墓地に送ればループ成立。手札1枚を捨て1マナを払うことで、1枚の墓地肥やしができる。))も存在する。グランプリ終了後にはまた、[[《埋葬の守護者ドルル・フィン》]]を[[《雪溶の鎖/堕牛の一撃》]]の呪文側で砕く候補にした型、溜めるプラン兼回収手段で[[《巨進の超人》]]を使って打開する型も確認された。

グランプリ前後で単色マナの確保のために[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]1枚を[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]に入れ替えた青黒緑型が散見されるように。隠し味として[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/「すべて見えているぞ!」》]]を1枚積みした型が見られるが、クリーチャー側をワンショット失敗時の保険に使うのは当然のこと、呪文側もギリギリ手打ちできるため同様に利用価値がある。中には打開札として両側重視で[[《邪騎 スベルニル/「我が愛馬よ!!」》]]を採用した型も。
アドバンスではグランプリを機にドラゴン基盤や[[【ムザルミ天門】]]のようなコマンド基盤に劇的に刺さり、その他グッドスタッフ系にも粗方刺さる[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]1枚積み型も見られた。

総じて、グランプリが切っ掛けで無数の型が開拓されたと言える。

『[[超CSⅦ in横浜>超CS]]』(オリジナルでの3人1チーム戦)では予選突破のベスト128の384人中5人が使用。

[[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]発売日には、テンプレパーツの[[《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》]]4枚に加えて通常採用されない[[《ブラッディ・タイフーン》]]を4枚投入し、同じく[[4枚積み]]の[[《俺神豚 ブリタニア/「カツキング、俺とお前の勝負だ!」》]]の呪文側でカウンターを狙う変則の青黒緑型を1人使用したチームが、52チーム参加のオリジナルの3人1チーム戦チャンピオンシップで準優勝。同大会3位チームには、[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]での呼び出し先として地道なマナブーストからの素出しも考慮して[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]と[[《マキシマムザ亮君(暴天覚醒MAXIMUM神羅曼象)》]]を各1枚積みとした型が確認された。この時期には[[【速攻】]]対策として[[《異端流し オニカマス》]]や[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]が3枚以上まとまった数積まれるケースが目立つようになった。[[【白黒赤ファイアー・バード】]]対策として[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を1枚挿すか、あるいは[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統対策として[[《古代楽園モアイランド》]]を1枚挿しておく型も散見される。

[[DM24-RP3]]で[[《逆転の影ガレック》]]を獲得。極論[[フィニッシャー]]が[[墓地]]に無くとも[[《逆転の影ガレック》]]を呼び出して[[ウィニー]]を並べて雑殴りするというサブプランもある。

『[[DMGP2024-2nd>公認グランプリ]]』Day1の[[アドバンス]]部門では【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】括りで予選突破のベスト128進出者3人を記録したが、本戦ではベスト8入りを逃している。

[[DM24-RP4]]期時点でも【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】自体[[フィニッシャー]]をほぼ[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]と[[《奇天烈 シャッフ》]]だけにした型が主流で、実際の対戦上も[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]の体面ではほぼ[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]だけでカウンター封じが事足りる場合が少なくない。
**参考 [#zb5fbc07]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]]
-[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]
-[[【絶望神サガループ】]]

&tag(デッキ集,コスト踏み倒しコンボデッキ);