#author("2023-02-17T01:59:32+09:00","","") #author("2023-03-17T01:45:43+09:00","","") *【赤単ボルシャック】[#top] [[ボルシャック]]カテゴリのシナジーを重視したデッキのうち、特に[[《ボルシャック・バラフィオル》]]を核としたもの。[[《ボルシャック・バラフィオル》]]の[[踏み倒し]]が確実に成功するように[[火]]のコスト6以下の[[クリーチャー]]と[[タマシード]]でデッキを固め、連続[[踏み倒し]]で過剰打点を形成する。 [[【赤緑ボルシャック】]]とはコンセプトや投入するカードがほぼ異なり、実質別物と言える。 |ボルシャック・バラフィオル SR 火文明 (4)| |タマシード/クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ACE 9000| |''スピードアタッカー''| |''W・ブレイカー''| |自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。| |自分の、名前に《ボルシャック》とあるクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがコスト6以下の火のクリーチャーまたはコスト6以下の火のタマシードなら出す。それ以外なら墓地に置く。| |轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー OR 火文明 (5)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン 5000+| |''シビルカウント3'':自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得、バトル中パワーが+50000される。| |''シビルカウント5'':自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計5つ以上あれば、このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをアンタップする。| |このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引く。その後、名前に《ボルシャック》とある進化ではないドラゴンを1体、自分の手札から出してもよい。| **主要カード [#main] |[[《ボルシャック・バラフィオル》]]|コンセプト。[[ボルシャック]]が攻撃する時、デッキトップが火のコスト6以下なら[[踏み倒し]]。| |[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]|[[シビルカウント]]5で[[無限アタッカー]]になる。《バラフィオル》での[[踏み倒し]]を促進。| **候補カード [#candidate] |>|BGCOLOR(silver):《ボルシャック》と名前にあるカード| |[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]|除去札兼全体の打点底上げ手段。| |[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]|[[ルピア]]をリクルート。[[《アニー・ルピア》]]を呼び出して全体を[[スピードアタッカー]]に。呪文面は強力な防御札。| |[[《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》]]|クリーチャー面は[[踏み倒し]]前提。呪文面は防御札からメタクリーチャーの除去まで幅広く。| |[[《ボルシャック・テイル・ドラゴン》]]|防御札兼除去札。| |[[《ボルシャック・ローレン・ドラゴン》]]|~| |[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]|[[手札補充]]。[[シビルカウント]]に貢献できないので抜けることもある。| |[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]|クリーチャー面は自分の[[ルピア]]も破壊してしまうので採用枚数に注意。呪文面は[[カード指定除去]]。| |[[《ボルシャック・クリスド》]]|手札から[[踏み倒し]]。打点の底上げに。| |[[《ボルシャック・ヴァルケリー》]]|手札補充兼フィニッシュ打点。| |[[《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》]]|[[ブロッカー除去]]で露払いしつつ、手札以外から出すことに反応する[[コスト踏み倒しメタ]]をすり抜ける| |>|BGCOLOR(silver):それ以外| |[[《コッコ・ルピア GS》]]|[[ドラゴン]]のコストを2軽減。連続展開して《バラフィオル》や《フォース・ドラゴン》をクリーチャー化する。| |[[《アニー・ルピア》]]|[[シビルカウント]]で全体[[スピードアタッカー]]化。[[ドラゴン]][[アンタップ]]も強力| |[[《コッコ・武・ルピア》]]|[[墓地]]メタ。墓地利用デッキが[[環境]]に多いときに。| |[[《NEXの手甲》]]|各ターンはじめて[[タマシード]]が出た時に3つの[[モード]]から1つを使える。序盤から終盤まで腐らない優秀なカード| |[[《マルルの炎杖》]]|[[キャントリップ]]と[[セイバー]]:[[ドラゴン]]。《バラフィオル》などを守る。| |[[《チッタ・ペロルの冠》]]|[[踏み倒し]]に反応して[[踏み倒し]]。除去札で着地狩りや、《バラフィオル》の早出しなど。| **このデッキの回し方 [#usage] 序盤は[[タマシード]]や低コスト[[ボルシャック]]を並べ、[[除去]]でボードコントロールをしつつ[[シビルカウント]]達成の準備をする。 [[《ボルシャック・バラフィオル》]]が着地したら攻撃開始。ほぼ確実に[[踏み倒し]]が成功するようにデッキが組まれるため、生半可な防御手段では止まらない過剰打点を形成できる。 素で[[スピードアタッカー]]を持つカードがあまり無いため、[[《ボルシャック・NEX》>《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]から[[《アニー・ルピア》]]を呼び出すか、[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]で全体[[スピードアタッカー]]が付与できると良い。 **長所 [#strong] [[《百鬼の邪王門》]]や[[革命0トリガー]]程度では止まらない爆発力が魅力。 [[S・トリガー]]を踏んでしまっても、[[破壊]]や[[ブロッカー]][[踏み倒し]]程度なら[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]でケアできる。 また、デッキの半数前後が[[S・トリガー]]や[[G・ストライク]]持ちで組まれることが多いため、[[赤単]]ながら見た目以上に受けが厚い。 走り出しはあまり早くないデッキだが、相手のリーサルを止めた上で返しのターンに持ち前の爆発力を押し付けられる。 ほぼ[[単色]]で組まれるので、[[色事故]]の危険が無いのも嬉しい。 **短所 [#week] 大きく分けて3点。 まず[[S・トリガー]]の[[オールタップ]]に対するケア手段が全くと言っていいほど無い。[[呪文]]メタを持たないためそのまま通す他無く、無限攻撃できる[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]は[[アンタップ]]タイミングがアタック時であるため[[タップ]]されてしまう。 次に[[《ボルシャック・バラフィオル》]]への依存度が高い。打点形成手段の大半を《バラフィオル》に依存しており、引けなかった場合の出力低下が大きい。 また、[[シビルカウント]]のタネになる[[手札補充]]手段が[[《NEXの手甲》]]と[[《マルルの炎杖》]]くらいしかなく、無理やり引きに行く選択肢も取りづらい。 [[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]ならば大量ドローが狙えるが、[[シビルカウント]]の達成に貢献出来ないので、唱えた次のターンではリーサルを組みづらくなる。 最後に[[除去]]手段が単体に偏っている点。 [[ジャストダイバー]]や[[アンタッチャブル]]に触れる手段がほぼ無く、特に[[踏み倒しメタ]]でもある[[《異端流し オニカマス》]]が重い。 《オニカマス》相手には[[《スーパー・スパーク》>《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]で無理やり[[タップ]]して殴り返すか、[[《ボルシャック・バラフィオル》]]による展開は諦めて、[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]や[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]によるシンプルなビートに移行する他無い。 **環境において [#i086b632] 主戦場は[[オリジナル]]。 [[DM22-RP2]]発売時にはパーツが揃っていたが、新規カードは[[【赤緑ボルシャック】]]との組み合わせが主に研究されていたこと、[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]の事前評価が高く無かったことなどから、実際に構築され出すのは発売から少し間が空いた。 登場後は[[チャンピオンシップ]]入賞が散見されるようになった。 **参考 [#wa968411] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/ビートダウン]] -[[ボルシャック]] &tag(デッキ,ボルシャック);