#author("2023-08-17T17:33:34+09:00","","")
#author("2024-01-29T15:13:27+09:00","","")
*【&ruby(みどりたん){緑単};サソリス】 [#re0edcb3]

[[《龍覇 サソリス》]]と[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]の[[コンボ]]を利用する[[緑単]]の[[デッキ]]。[[ドラゴン・サーガ]]期ではビートダウン型が、[[革命編]]期ではコントロール型が結果を残した。構築の自由度が高くいずれも強力な[[デッキタイプ]]である。

|龍覇 サソリス R 自然文明 (6)|
|クリーチャー:ビーストフォーク號/ドラグナー 4000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト2以下のドラグハート1枚、または、コスト4以下の自然のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)|
|このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。|

|邪帝斧(イビルトマホーク) ボアロアックス P 自然文明 (4)|
|ドラグハート・ウエポン|
|このウエポンをバトルゾーンに出した時またはこれを装備したクリーチャーが攻撃する時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。|
|龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。|
|BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

*[[中速ビートダウン]]型 [#d961ac5e]

完全に[[ビートダウン]]に特化させたタイプ。いわゆる「殴リス」と呼ばれるデッキ。

[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]は、[[装備]]した時と[[装備]]している[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時に[[マナゾーン]]から5[[マナ]]以下の[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]できる。

ここで[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を出すのに使った[[《龍覇 サソリス》]]を適当な[[進化クリーチャー]]に重ねれば、すぐさま[[攻撃]]に移れる。

この[[コンボ]]を利用して[[W・ブレイカー]]の[[進化クリーチャー]]を一気に2体展開するのがこの[[デッキ]]の[[コンセプト]]である。

[[赤緑]]構築の[[【グレンモルト】]]折衷型も[[ドラゴン・サーガ環境]]当時存在しており、[[《龍覇 サソリス》]]を出して[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を装備させてから溜めるプレイングも取られた。

**主要カード [#e16c8e01]
|[[《龍覇 サソリス》]]|《ボアロアックス》を呼び出す|
|[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]※|[[マナゾーン]]から[[コスト踏み倒し]]|

**ウィニーの候補 [#eaebfb06]
|[[《青銅の面 ナム=ダエッド》]]|[[マナ武装]]で[[cip]]で1マナブーストする[[ガードマン]]|
|[[《青銅の鎧》]]|5枚目以降の↑|
|[[《幻緑の双月》]]|[[cip]]で[[手札]]から[[ブースト]]|
|[[《成長の面 ナム=アウェイキ》]]|[[マナ武装]]。ATまたは[[pig]]でブースト|
|[[《怒髪の豪腕》]]|[[クリーチャー]]が出ると[[パンプアップ]]|
|[[《大群の桜》]]|[[ビーストフォーク]]の数に応じて[[パンプアップ]]|
|[[《次元流の豪力》]]※|コスト6以下の[[サイキック]]を呼ぶ|
|[[《獣王の手甲》]]|[[デメリット]]持ち軽量[[W・ブレイカー]]|
|[[《駿足の政》]]|[[手札補充]]できる[[S・トリガー]]|
|[[《特攻の菊》]]|[[攻撃]]を防ぐ[[S・トリガー]]|

**進化クリーチャーの候補 [#ha6b92d5]
|[[《諸肌の桜吹雪》]]|味方の[[殴り返し]]を防ぐ|
|[[《大神秘イダ》]]|[[マナ進化]][[W・ブレイカー]]|
|[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]|[[マナ進化]]。[[チャンプブロック]]を阻止|
|[[《ベル・ザ・エレメンタル》]]|緩い[[進化元]]からの[[マナブースト]]|
|[[《獣軍隊 キャットンファー》]]|[[侵略]]持ちの[[マナブースト]]|
|[[《機神勇者スタートダッシュ・バスター》]]|[[火]][[文明]]を[[タッチ]]して[[【グレンモルト】]]とのハイブリッドを構築する場合|

**呪文の候補 [#h07ce7ed]
|[[《トレジャー・マップ》]]|[[自然]]クリーチャーを呼び込む|
|[[《野生設計図》]]|[[クリーチャー]]を最大3枚補充|
|[[《古龍遺跡エウル=ブッカ》]]|[[S・トリガー]]。[[マナ武装]]5で2体[[マナ送り]]|
|[[《超次元フェアリー・ホール》]]|[[マナブースト]]+サイキック|

**サイキックの候補 [#p1e6aac7]
|[[《勝利のプリンプリン》]]|[[cip]]で[[クリーチャー]]1体の動きを封じる|
|[[《魂の大番長「四つ牙」》]]|[[ターン]]のはじめに[[マナブースト]]|
|[[《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》]]|[[ターン]]の終わりに[[マナ回収]]|
|[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]|軽量[[アンタッチャブル]]|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[アンタップキラー]]の[[スピードアタッカー]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|敵[[マナ]]を[[タップイン]]|

**このデッキの使い方 [#a311901c]
[[《幻緑の双月》]][[《青銅の面 ナム=ダエッド》]][[《成長の面 ナム=アウェイキ》]]などの[[マナブースト]]を駆使して[[《龍覇 サソリス》]]を速やかに[[召喚]]。[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を[[装備]]する。

すると[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]の[[能力]]が[[トリガー]]するので、《サソリス》を適当な[[進化クリーチャー]]に[[進化]]させる。そのまま[[攻撃]]に参加できるので、再び[[マナゾーン]]から[[進化クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]。合計2体の[[W・ブレイカー]]で攻め込んでいく。

出す候補としては、失った[[マナ]]を回復できる[[《ベル・ザ・エレメンタル》]]、相手からの[[殴り返し]]を牽制できる[[《諸肌の桜吹雪》]]、[[コストパフォーマンス]]のいい[[マナ進化]]の[[《大神秘イダ》]]や[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]などがある。
いずれも優秀なので、選択肢には困らないだろう。

**このデッキの弱点 [#h7bcd9fe]
[[キーカード]]である[[《龍覇 サソリス》]]を[[ハンデス]]を狙われると弱い。[[《解体人形ジェニー》]]を使われると真っ先に落とされるのは間違いないだろう。[[《天真妖精オチャッピィ》]]で[[マナゾーン]]に置いて[[マナ回収]]で再利用するといい。

また、[[マナゾーン]]の[[カード]]がどんどん無くなっていくため、[[クリーチャー]]を[[除去]]されてしまうと後続が続かなくなることもある。[[マナブースト]]によって回復させることも考えたい。

*[[コントロール]]型 [#zf8f9072]

こちらは完全に[[コントロール]]に寄せたタイプである。

主に[[《革命目 ギョギョウ》]]と[[《掘師の銀》]]による半[[ロック]]状態で相手を足止めし、[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]で[[クリーチャー]]を展開した後[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]を呼び出すことで[[スピードアタッカー]]を付与し一斉攻撃、もしくは[[《曲芸メイド・リン・ララバイ》]]を用いた[[無限ループ]]で[[ライブラリアウト]]を狙う。

[[革命ファイナル環境]]当時、[[【ジョバンニスコール】]]に明確に有利を取ることができたのが強みであった。

**主要カード [#v201d8e3]
|[[《龍覇 サソリス》]]|[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]を用意する|
|[[《革命目 ギョギョウ》]]|非常に強力な防御札|
|[[《掘師の銀》]]|上記の組み合わせで擬似的なロックを形成|
|[[《霊騎ラグマール》]]|~|
|[[《龍覇 マリニャン》]]|コスト3[[ドラグハート]]を呼び出す万能札|

**候補カード [#b596c4c4]
|[[《トレジャー・マップ》]]|初動|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|初動|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|必要なパーツをマナに置く|
|[[《天真妖精オチャッピィ》]]|[[S・バック]]による防御兼展開札|
|[[《雪精 ジャーベル》]]|生きる《トレジャー・マップ》|
|[[《青銅の面 ナム=ダエッド》]]|[[cip]]でブースト|
|[[《S級原始 サンマッド》]]※|打点と除去、[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]下での防御の要|
|[[《獣軍隊 シュパック》]]|マナ召喚、ホーリーメタ|
|[[《呪紋のカルマ インカ》]]|クリーチャーのSトリガーを封殺|
|[[《侵革目 パラスラプト》]]※|マナ召喚能力を備えた強力なリカバリー札|
|[[《陰陽の舞》]]※|龍解補助|
|[[《雪精 チャケ》]]|[[シールド・セイバー]]持ちの防御札|
|[[《次元流の豪力》]]※|龍解補助|
|[[《バロン・ゴーヤマ》]]※|[[ワイルド・ベジーズ]]を[[リクルート]]。龍解補助|
|[[《原始 サンナップ》]]|[[マナ武装]]3で[[マナ]]3枚を[[アンタップ]]|
|[[《獣軍隊 ヤドック》]]|[[コスト踏み倒し]]対策|
|[[《成長目 ギョウ》]]|擬似[[シールド回収]]|
|[[《曲芸メイド・リン・ララバイ》]]|[[無限ループ]]のパーツ|
|[[《アラゴト・ムスビ》]]※|~|
|[[《獣王の手甲》]]|~|
|[[《罠の超人》]]|[[《ナチュラル・トラップ》]]内蔵の[[S・トリガー獣]]|
|[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]|展開したクリーチャーを[[スピードアタッカー]]に|
|[[《古龍遺跡エウル=ブッカ》]]|[[S・トリガー]]|
|[[《光牙忍ハヤブサマル》]]※|防御札|
|[[《光牙忍ライデン》]]|~|

**候補ドラグハート [#f8d6c4f6]
|[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]|[[自然]][[クリーチャー]]の[[召喚コスト]]を軽減|
|[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]|[[スピードアタッカー]][[付与]]|
|[[《龍魂教会 ホワイティ》]]|相手[[クリーチャー]]1体を[[フリーズ]]|
|[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]]|[[除去]][[耐性]][[付与]]|

**このデッキの使い方 [#db4c8d15]
序盤は[[マナブースト]]をしつつ、必要なパーツを[[マナゾーン]]に揃えていく。主に[[《S級原始 サンマッド》]]、[[《掘師の銀》]]、[[《侵革目 パラスラプト》]]、[[《雪精 チャケ》]]などから相手のデッキタイプに合わせて仕込んでいく。

[[《革命目 ギョギョウ》]]を場に出すことで相手に圧力をかけ、場をコントロールしつつ[[《龍覇 サソリス》]]や[[《雪精 ジャーベル》]]を用いてクリーチャーを展開していき、打点を形成して総攻撃する。

[[《革命目 ギョギョウ》]]と[[《掘師の銀》]]の[[コンボ]]はもちろん、[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]下での[[《天真妖精オチャッピィ》]]など防御手段も豊富であり、もし[[全体除去]]や立て続けの[[ハンデス]]などを受けても[[《侵革目 パラスラプト》]]で墓地を逆にリソースに変えるなど非常に粘り強いデッキタイプである。

**このデッキの弱点 [#i7fa4253]
自然単色なうえ[[《ダイヤモンド・ソード》]]などの対抗手段がないため、[[《調和と繁栄の罠》]]を[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]で回されると非常に苦しい。
また小型が多いため、[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]や[[《暴走龍 5000GT》]]なども脅威である。

また必要な準備が整う前に[[シールド]]を空にし、[[《獣軍隊 ベアッサー》]]や[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]が《ギョギョウ》によるロックをすり抜けてくる[[【緑単ベアフガン】]]や、先攻[[《一撃奪取 トップギア》]]が決まった時の[[【レッドゾーン】]]など、速すぎるデッキに対しては気を抜くとすぐ轢き殺されてしまう。

**参考 [#i33c55a8]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[デッキ集/ループ]]
-[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]]
-[[緑単]]
-[[ビートダウン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[《龍覇 サソリス》]]
-[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]
-[[【ボアロアックス】]]
-[[【ラグマループ】]]
-[[【サソリスビート】 (デュエプレ)]]

&tag(デッキ集,ビートダウンデッキ,ループデッキ,コスト踏み倒しコンボデッキ);