#author("2024-04-18T19:06:04+09:00","","")
#author("2024-04-18T19:20:49+09:00","","")
*【神羅ケンジ・キングダム】 [#x9ac37fa]
[[《神羅ケンジ・キングダム》]]の[[専用デッキ]]。《ケンジ》のカラーである[[黒緑]]を中心に、[[水]]や[[火]]をタッチして2〜3色で組まれることが多い。《ケンジ》の進化元としてよく利用される[[《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》]]の名をとって【成長モモキング】とも呼ばれる。

|神羅ケンジ・キングダム P 闇/自然文明 (4)|
|進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ドリームメイト/ルナティック・エンペラー 6000|
|このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。|
|''究極進化'':進化クリーチャー1体の上に置く。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、その3枚の中からクリーチャーを1体出す。|

**主要カード [#y45d8167]
|[[《神羅ケンジ・キングダム》]]|[[コンセプト]]|
|[[《超神羅ギュンター・ペガサス》]]|[[究極進化MAX]]。クリーチャー版[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]|
|[[《超神羅ギャラクシー・デスティニー》]]|[[究極進化MAX]]。上記と異なりタイムラグなしに展開できる|

**候補タマシード [#r0146c03]
|[[《ヘルコプ太の心絵》]]|[[コスト]]1。初動[[サーチ]]にして[[進化元]]|
|[[《ミルメルの地版》]]|[[コスト]]1。[[ターンプレイヤー]]が初めてドローした時マナブースト|
|[[《ジャスミンの地版》]]|[[進化元]]付き初動[[マナブースト]]|
|[[《ジルヴェ鬼硫の巻》]]|[[コスト]]1。[[シンカパワー]]で[[スレイヤー]]を付与|
|[[《ジェニーの黒像》]]|[[進化元]]付き[[ランダムハンデス]]|
|[[《フェルナンドの黒像》]]|[[シンカパワー]]で-4000の[[パワー低下]]を放つ|
|[[《デュザメの黒像》]]|[[墓地肥やし]]、[[墓地回収]]。《デスシラズ.Star》への繋ぎに|
|[[《ゼータ滅鬼の巻》]]|[[パワー低下]]を放つ[[S・トリガー]]|
|[[《シラズ死鬼の封》]]|[[リアニメイト]]による[[カウンター]]ができる[[S・トリガー]]|
|[[《ヴィオラの黒像》]]|[[タマシード]][[シナジー]]の有無に関係なく採用される[[防御札]]|

**《ケンジ》の進化元 [#qcd8b3fb]
|[[《ツクっちょ <メイ様.Star>》]]|コスト1の[[スター進化>スター進化クリーチャー]]。パワー5000の[[マッハファイター]]|
|[[《ジャリ <デスマ.Star>》]]|コスト1の[[スター進化>スター進化クリーチャー]]。[[バトル]]相手に-4000[[パワー低下]]|
|[[《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》]]|[[マナブースト]]付き[[究極進化]]元。[[離れた時]]に[[マナ回収]]|
|[[《ウシミツ童子 <マルバス.鬼>》]]|[[cip]]で[[墓地肥やし]]。[[タマシード]]に反応して[[進化>進化クリーチャー]]を[[リアニメイト]]|
|[[《阿修羅ムカデ <デスシラズ.Star>》]]|通常[[進化元]]と[[墓地]]の[[リソース]]があれば《ケンジ》まで繋げられる|
|[[《グラスパー <チェインレック.Star>》]]|通常[[進化元]]と[[マナ>マナゾーン]]の[[リソース]]があれば《ケンジ》まで繋げられる|
|[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]|[[禁断スター進化]]で進化元を必要としない。[[火]]を入れるなら|

**進化フィニッシャー[#y0b00325]
|[[《CRYMAX ジャオウガ》]]|[[鬼S-MAX>鬼S-MAX進化]]。[[焼却>シールド焼却]]、[[T・ブレイカー]]、《ケンジ》で[[リーサル]]まで持ち込める|
|[[《EVENOMIKOTO》]]|[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[全体除去]]、選ばれた時に[[進化>進化クリーチャー]]を呼び出す疑似[[アンタッチャブル]]も|
|[[《超不死 デスマトメル》]]|[[超無限墓地進化]]。[[攻撃時>アタックトリガー]]にそれぞれ対象と条件が異なる[[パワー低下]]を放つ。&br;《ケンジ》や《デスシラズ.Star》と同じく《クエイク》の[[マナ進化]]元にできる|
|[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]|~|
|[[《悪魔神バロム・クエイク》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]、[[デーモン・コマンド]]以外の[[クリーチャー]]を[[破壊]]。&br;[[タマシード]]も巻き込まないが、[[シンカライズ]]は[[バトルゾーン]]のみなので注意|
|[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]|[[究極進化MAX]]。[[cip]]で2体[[破壊]]と2枚[[ランデス]]する[[ワールド・ブレイカー]]。&br;[[離れた時]]に[[アーマード・ドラゴン]]か[[ロマノフ]]を[[リクルート]]できる|
|[[《グーゴル <XENOM.Star>》]]|相手のマナと場を[[タップイン]]、[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[ランダムハンデス]]|
**非進化フィニッシャー [#ebb26c20]
|[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]|[[cip]]横取り。《ジ・ウォッチ》を利用して事実上の無限ターンも|
|[[《完全不明》]]|相手のターン中[[マナブースト]]、[[カード]]を[[使う]]、[[攻撃の後]]に[[ターンの残りをとばす]]|
|[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]|相手が[[呪文]]を[[唱える]]か[[クリーチャー]]を出すと[[ターンの残りをとばす]]ことが出来る|
|[[《古代楽園モアイランド》]]|相手の[[呪文]]と[[フィールド]]を封じる。[[バトル]]に勝てば3枚[[マナ送り]]による[[シールド焼却]]|
|[[《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]|味方が[[離れる]]時[[かわりに>置換効果]][[マナ送り]]、[[バトル]]勝利時に[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]/擬似[[《神秘の宝箱》]]|
|[[《超神龍バイラス・カースド》]]|[[攻撃誘導]]持ちの[[マッハファイター]]。[[タップ]]していれば[[S・トリガー]]を封殺|
|[[《地封龍 ギャイア》]]|[[特定のテキストを含む>「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]][[cip]]持ちを[[着地させない>着地置換効果]]。自分のターン中1体[[マナ召喚]]可能|
|[[《ブラキオ龍樹》]]|[[フシギバース]]13。相手の[[クリーチャー]]が[[出ることによって起こる効果]]を封じる|
|[[《大樹王 ギガンディダノス》]]|[[フシギバース]]14。[[マナ送り]]による[[オールハンデス]]に加え[[攻撃ロック]]|
|[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]|[[マナブースト]]、[[墓地肥やし]]、[[マッハファイター]]、[[コスト踏み倒し]]、[[攻撃ロック]]|
|[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]|[[cip]]と[[EXライフ]]が[[離れた時]]、[[多色]]以外のクリーチャーを破壊。[[多色]]以外の[[呪文メタ]]|
|[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|[[確定除去]]、[[ランデス]]、置き[[マナブースト]]。継続的なブーストで[[手打ち]]プランに繋ぐ|
|[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]|[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に敵味方問わず[[オールハンデス]]、[[離れた時]]に[[破壊]]による[[全体除去]]|
|[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]|[[cip]]で相手のクリーチャー1体を[[バウンス]]しそのコスト以下のクリーチャーを[[リアニメイト]]。cip全般を封殺する[[常在型能力]]|
**その他候補クリーチャー [#c7e96dee]
|[[《ベイB セガーレ》]]|[[マナブースト]]から[[コスト踏み倒しメタ]]まで|
|[[《とこしえの超人》]]|[[GS>G・ストライク]]。相手の[[手札]]以外からの展開を[[ロック]]|
|[[《若き大長老 アプル》]]|[[GS>G・ストライク]]持ちの[[ガードマン]]。[[マナゾーン]]、[[墓地利用メタ]]|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|[[山札]]から[[マナゾーン]]と[[墓地]]に[[キーカード]]を仕込む|
|[[《星空に浮かぶニンギョ》]]|[[GS>G・ストライク]]。手札以外からの[[マナ送り]]を[[墓地送り]]に[[置換>置換効果]]|
|[[《悪臭怪人ゴキーン》]]|[[墓地]]から[[クリーチャー]]を[[山札の上]]に仕込む|
|[[《鬼人形ブソウ》]]|~|
|[[《テ・ラ・スザーク》]]|[[GS>G・ストライク]]。[[シンカパワー]]の[[リアニメイト]]で[[山札の上]]を仕込む|
|[[《Disゾロスター》]]|[[《曲通風》>《飛ベル津バサ「曲通風」》]]対象外の[[リソース]]確保要員。[[光]]の確保が難点か|

**候補呪文 [#l8944118]
|[[《進化設計図》]]|[[進化クリーチャー]]を大量に[[手札補充]]できる|
|[[《エボリューション・エッグ》]]|[[山札]]全体から[[進化>進化クリーチャー]]1体をピンポイントで[[サーチ]]|
|[[《生命と大地と轟破の決断》]]☒|展開系スーパーサブ|
|[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]|~|

**タッチ青型 [#g071994b]
|[[《天災 デドダム》]]|[[マナ基盤]]としても優秀な[[リソース]]確保要員の[[コマンド]]|
|[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]|[[GS>G・ストライク]]。[[山札]]確認[[メタ]]&[[ジャストダイバー]]、[[レクスターズ]]として[[進化元]]にも|
|[[《異端流し オニカマス》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]。[[ダイレクトアタック]]要員にも|

**このデッキの回し方 [#q7578d79]
サーチやマナブースト、墓地肥やしで準備を整え、[[進化元]]→[[スター進化クリーチャー]]→[[《神羅ケンジ・キングダム》]]と成長させ、そこから[[《超神羅ギュンター・ペガサス》]]や[[《超神羅ギャラクシー・デスティニー》]]といった[[フィニッシャー]]の究極進化クリーチャーを出してさらに展開するのが理想。
そうでない場合は状況に応じた各種ロック持ちのクリーチャーで相手を縛り、準備が出来たら[[ワンショット]]する。

[[コスト踏み倒しメタ]]などは[[《ツクっちょ <メイ様.Star>》]]や[[パワー低下]]持ちの[[タマシード]]で処理する。

**長所 [#m45b7dfb]
条件さえ満たせばどんなクリーチャーでも[[踏み倒し]]できるため、フィニッシャーは実質自由。ただし《ギュンター・ペガサス》を経由させると[[cip]]が発動しないことには注意。

そこまで厳密に[[カウンター]]封じしなくとも、3ターン目に[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の[[cip]]と[[《とこしえの超人》]]の[[メタ]][[能力]]を使ったワンショットをすれば大体勝てる。何なら3ターン目の[[リーサル]]と[[《とこしえの超人》]]だけで何とかなる場合もそれなりにある。

[[《とこしえの超人》]]や[[《星空に浮かぶニンギョ》]]といった[[メタ]][[カード]]は[[刺さる]]対面では自分の動きの多少の[[下振れ>振れ幅]]を補ってくれる。

[[《進化設計図》]]や各種[[サーチ]]で[[《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》]]を複数枚[[回収]]できれば、コスト踏み倒しメタが除去できない状況でも無視して[[マナ]]を伸ばして[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の[[素出し>手打ち]]を十分狙える。基盤をマナブーストに寄せれば運と対面次第で[[《地封龍 ギャイア》]]ぐらいまでならギリギリ素出しできることも。
**弱点 [#y36a0e6d]
やはり[[《神羅ケンジ・キングダム》]]の性質上何を呼び出せるか[[運ゲー]]になってしまいがち。余裕があれば[[《鬼人形ブソウ》]]で[[山札操作]]するのも手。
//[[《デュザメの黒像》]]のような[[墓地肥やし]]を途中で挟むのが無難。
//「捲った3枚の中から出す」なので事前の墓地肥やしは無意味。ケンジを拾いたいだけならデュザメを特筆する必要がない

順当なところで3〜4ターン目にコンボを始動するので、それより先に決着をつけることが簡単なデッキは苦手。[[【我我我ブランド】]]のような[[速攻]]対面ではS・トリガーの中身次第になるだろう。

メインデッキの約4分の1前後がコンボ中の呼び出し以外では役に立たないフィニッシャーなので、[[手札事故]]も怖い。

黒緑構築だと基本的に手札補充は[[《進化設計図》]]や[[《デュザメの黒像》]]のような条件付きのサーチありきであり、[[ドロー]]のような純粋に手札を増やす手段はほぼ存在しない。そのため、ハンデスも苦手。基本的に[[《密かで華麗なるカイタイ》]]のような[[墓地回収]]の通用しない軽量[[ピーピングハンデス]]にはなす術がないと言っても良い。

**環境において [#fc23f8b0]
[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期にオリジナルでチャンピオンシップ上位入賞が複数確認され、2ブロックでも結果を残した。

[[DMRP-22]]期には[[タマシード]]基盤型が結果を残している。

『[[超CSIV 福岡>超CS]]』では4位入賞。[[《天災 デドダム》]]を採用した[[青黒緑]]基盤で、[[《異端流し オニカマス》]]、[[《若き大長老 アプル》]]、[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]による序盤の動き、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]や[[《CRYMAX ジャオウガ》]]によるサブフィニッシュプランを盛り込み、[[《神羅ケンジ・キングダム》]]に依存しない構築となっていた。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])ではベスト128に3人残った。

『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])ではベスト128に2人残った。

[[DM23-BD1]]で[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]を獲得。

[[DM23-SD3]]発売直前には[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]のコスト軽減を使ったサブプランが取れる青黒緑基盤型がオリジナルのチャンピオンシップで準優勝。

[[DM23-EX2]]期には[[《龍覇少女隊ハラグロX》]]でデッキの[[汎用性]]を上げた型が見られた。[[《邪帝斧 デッドアックス》]]で[[マッハファイター]]を付与することで[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を呼び出し、こうして死活問題となる[[コスト踏み倒しメタ]]を処理しつつ状況に応じた[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]から呼び出せる。

[[DM23-EX3]]から約1ヶ月後のオリジナルでは、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]をスーパーサブに据えた型がチャンピオンシップ優勝を果たした(ただし参加者26人規模)。同様の型は[[DM24-RP1]]発売直後に参加者71人規模のオリジナルの[[リモートデュエマ]]チャンピオンシップでも優勝している。
**参考 [#m0361c0a]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]]
-[[《神羅ケンジ・キングダム》]]
-[[進化]]
-[[究極進化]]

&tag(デッキ集,コスト踏み倒しコンボデッキ);