#author("2025-01-08T17:42:32+09:00","","")
#author("2025-01-08T19:07:21+09:00","","")
*【白青天門】 [#r480f633]

※[[《知識の精霊ロードリエス》]]を使ったりする[[DMC-50]]的な2009年頃の[[白青]]構築は[[【ヘブンズ・ゲート】]][[【ロードリエスコントロール】]]を参照

[[DM24-RP2]]で登場した[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]や[[《理想と平和の決断》]]を軸にしたもの。黒をタッチする場合もある。アドバンスでは[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]がタッチされる。

|聖霊超王 H・アルカディアス DMR 光/水文明 (6)|
|ドリーム・クリーチャー:エンジェル・コマンド/超化獣 6500|
|''ブロッカー''|
|''ジャストダイバー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、カードを3枚まで引く。|
|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''ハイパーモード'' 12500|
|''T・ブレイカー''|
|自分のタップしているクリーチャーがあれば、相手は呪文を唱えられない。|

|理想と平和の決断 SR 光/水文明 (4)|
|呪文|
|''革命2'':自分のシールドが2つ以下なら、自分のシールドゾーンから手札に加えるこの呪文に「S・トリガー」を与える。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|▶自分の山札の上から2枚を表向きにする。その中の光と水のカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。|
|▶自分の山札の上から1枚目をシールド化する。|
|▶コスト3以下のエレメントを1つ選び、シールド化する。|

**主要カード [#ea351777]
|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|核【天門】には絶対に必要|
|[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]|[[リソース]]確保から呪文ロックまでがこれ1枚に|
|[[《理想と平和の決断》]]|[[手札補充]]、[[シールド追加]]、[[コスト]]3[[エレメント]]以下の[[シールド送り]]から合計2回選べる[[モード]]|

**初動 [#w6f3f38d]
|[[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]|召喚と詠唱回数の制限[[ロック]]&[[パワー低下]]以外では[[離れない]]/[[山札の上]]3枚から[[エンジェル・コマンド]]をすべて回収|
|[[《「合体」の頂 アクア・TITAAANS/「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」》]]|[[G・ストライク]]&[[攻撃制限]]持ちの大型[[ブロッカー]]/ゲームに参加する[[プレイヤー]]あたり1枚[[ドロー]]|
|[[《ケンザン・チャージャー》]]|[[山札の上]]が呪文か[[ブロッカー]]なら[[手札補充]]|
|[[《トライガード・チャージャー》]]|[[シールド交換]]を行える|
|[[《集結!夜の四天王!!》]]|[[山札]]の上から4枚[[見て>見る]]、[[超化獣]][[クリーチャー]]か[[ブロッカー]]を[[サーチ]]|
|[[《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》]]|[[墓地リセット]]付き[[ドローソース]]|
|[[《K・アトラン&キング海賊団/アイアイサー・チャージャー》]]|[[クリーチャー]]面は大型[[ブロッカー]]/&br;呪文面は3コスト水単色の[[チャージャー]]|

**踏み倒し枠 [#pafa2b11]
|[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]|[[cip]]で1ドローと手札から[[ブロッカー]]を出せる。&br;味方のバトル勝利時も発動でき[[進化クリーチャー]]にも対応|
|[[《光開の精霊サイフォゲート》]]|cipで[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]を使える[[S・トリガー]]付き[[ブロッカー]]|
|[[《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]|[[ツインパクト]]。両面とも[[ブロッカー]]の[[踏み倒し]]が可能|
|[[《閃光の精霊カンビアーレ》]]|[[革命]]0で盾からタダだし&br;[[cip]]での相手全[[フリーズ]]&[[アタックトリガー]]での[[シールド送り]]方式の[[エレメント]][[除去]]|
|[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]|任意のクリーチャーの能力を[[無視]]する|
|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|[[コスト]]5以下の[[クリーチャー]]の[[能力]]と[[呪文]]の[[効果]]を敵味方問わず[[無視]]する|
|[[《蒼神龍アナザー・ワールド》]]|素でブロッカーを持ち、[[マッドネス]]と変則的な[[ドローソース]]&[[墓地リセット]]の[[cip]]|
|[[《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》]]|事前に横展開さえすれば大量[[ランデス]]で勝ち確定に持っていける。[[バウンス]][[能力]]もまあまあ役立つ|
|[[《電磁魔天イエス・ザナドゥ》]]|[[cip]]及び[[アタックトリガー]]で[[S・トリガー]]付き[[呪文]]を1枚[[墓地]]から唱えてから[[シールド化]]&br();[[呪文]]唱えた時に、その[[呪文]]より[[コスト]]が小さい相手[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]|
|[[《冥界を統べる新月のハーデス》]]|自軍に[[エスケープ]][[付与]]。[[オシオキムーン]]で[[確定除去]]|
|[[《超光喜 エルボロム》]]|通常時はシールド仕込み。[[ハイパーモード]]解放で[[S・トリガー]]付き呪文をターン終了時に唱えられる|
|[[《頂災混成 セーゼン・ザ・フメイト》]]|各ターンはじめて[[クリーチャー]]が出た時1[[ドロー]]&br;すべての[[プレイヤー]]の[[追加ターン]]と[[エクストラウィン]]を禁じる|
|[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]|[[墓地回収]]、呪文踏み倒しが武器の[[汎用>汎用性]]ブロッカー|
|[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]|[[アドバンス]]用|
|[[《剛撃聖霊シェバ・エリクシア》]]|[[cip]]で[[マナゾーン]]から合計7コスト以下になるよう2体まで[[踏み倒し]]+[[バラバラエティ]]5で全体に[[除去耐性]][[付与]]|

**その他 [#r97579a3]
|[[《B.F.F. モーメント》]]|[[キャントリップ]]の後に自分の[[手札]]枚数以下の[[コスト]]の相手に対して[[全>全体除去]]バウンス|
|[[《護天!銀河MAX》]]|[[バウンス]]と[[表向き]][[シールド追加]]の二つを選べる|
|[[《ルシファー》]]|[[《超光喜 エルボロム》]]経由で超大型にアクセス。防御札としては1ターンを確実に凌げる性能|
|[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]|横並びデッキへの対抗札/[[バウンス]]とはいえパワーやコストに関係なく3面除去する優れ物S・トリガー|
|[[《飛翔龍 5000VT》]]|場のクリーチャーの数だけ[[軽減>コスト軽減]]される[[ジャストダイバー]]&br;[[cip]]で相手のパワー5000以下を全て[[バウンス]]し[[出せない]]ロックをかける|
|[[《禁呪と聖句の決断》]]|1体[[破壊]]、[[ブロッカー]]の[[コスト踏み倒し]]、[[シールド追加]]と[[墓地肥やし]]の3つの[[モード]]から2回選ぶ。この[[ターン]]自分の[[クリーチャー]]が出ていれば[[S・トリガー]]化|
|[[《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]|汎用[[エレメント]]指定[[除去]]の[[クリーチャー]]/[[山札切れ>ライブラリアウト]]防止&br();基本はクリーチャー面主体、デッキが無くなるとジリ貧なので呪文側は最終手段|
|[[《陽炎の精霊メルキウス》]]|[[山札の上]]から[[呪文]]を3枚まで回収。[[ターン1]]で[[呪文]]に[[ハイパーエナジー]][[付与]]|
|[[《ミラクル・ホーリー・スパーク》]]|[[エンジェル・コマンド]]・[[クリーチャー]]が居れば[[G・ゼロ]]で[[呪文ロック]]。[[G・ストライク]]|
**このデッキの特徴 [#x4c83352]

[[白緑]]型と比べると[[《巨大設計図》]]による2ターン目のドローが消え、マナブーストも[[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]4枚のみしか入ってないケースが多いため、4ターン目の[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]から展開できる確率は大きく下がっている。代わりに[[《ヘブンズ・ゲート》]]と[[《光開の精霊サイフォゲート》]]8枚程度だった[[S・トリガー]]の枚数が、[[水]]のパワーカードである[[《理想と平和の決断》]]と[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]を採用する事で合わせて7、8枚ほど増えており、受けが格段に固くなっている。

[[《理想と平和の決断》]]は4コストと3→5の動きとはやや噛み合わないが、その分[[パーフェクト呪文]]共通の便利な効果を状況次第で柔軟に使用可能。ドローモードは回収条件が[[光]]か[[水]]のカードと緩く、4ドロー出来る確率がやや低かった[[《巨大設計図》]]と比べ基本ハズレは入っていないため2回選べば確実に4ドロー出来る。また[[白緑]]型では対処が厄介なメタクリーチャーを、使い回すのが難しい[[シールド化]]による軽量除去で簡単に対処することが出来る。シールド追加効果も[[革命]]2の[[S・トリガー]]付与と合わせてより[[S・トリガー]]を踏ませる確率を上げられる。

呪文の枚数が増えたためタッチ[[火]]の[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]の採用も強力。[[【白黒赤ファイアー・バード】]]の[[《ハッター・ルピア》]]による[[破壊]]を[[EXライフ]]で耐え、そのまま呪文で反撃可能。また[[《「真実を見極めよ、ジョニー!」》>《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]により自分から[[EXライフ]]を剥がし、効果を起動する事も出来る。更にフィニッシャー呪文として[[《♪必殺で つわものどもが 夢の跡》>《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]を唱え[[ライブラリアウト]]をケアしながら[[追加ターン]]を取れるため、最終的にはそれを目指す事になる。
**環境において [#e6003340]
[[DM24-RP2]]に成立して以降、続々チャンピオンシップ上位入賞が報告されるようになった。

アドバンスで使われる[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]はドラグハートやサイキックの呼び出しは当然の事、大量シールド追加で[[《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]での追加ターン獲得のお膳立てができる。運は絡むがこれを複数枚と+αを使えば[[S・トリガー]]1枚から追加ターン獲得の[[山札]]条件を満たせる可能性まである。

『[[ジュニア グランプリ2024>公認グランプリ]]』ではD4賞にこのデッキの使用者が1人選出された。[[《K・アトラン&キング海賊団/アイアイサー・チャージャー》]]を[[4枚積み]]した若干ユニークな型であった。ベスト32進出者中4人使用と[[【白黒赤ファイアー・バード】]]、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]、[[【黒単アビスロイヤル】]]と並んで予選実績2位タイ。

『[[超CSⅦ in横浜>超CS]]』(オリジナルでの3人1チーム戦)では優勝チームが1面使用。ベスト4進出チーム12人中1人が使用と、[[【青赤マジック】]]と並んでベスト4実績5位タイ。優勝チームのレシピには[[《集結!夜の四天王!!》]]が2枚投入されていた。予選突破のベスト128の384人中19人が使用と予選実績7位。

2024年8月に入ると[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]を展開補助札として2枚程度挿した型が[[オリジナル]]で流行。次第に[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]での[[コスト踏み倒し]]範囲に入る[[《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]を[[フィニッシャー]][[呪文]]として採用した型も開拓された。

同じく2024年8月、[[《ヘブンズ・ゲート》]]が「[[S・トリガー]]」を持つ[[呪文]]であるシナジーから【白青天門】と[[【超光喜 エルボロム】]]との折衷型も37人参加規模のチャンピオンシップで優勝している。[[《文藍月 Drache der'Zen》]]を隠し味に1枚積みしたところは珍しい。

[[DM24-EX1]]末期には[[【白黒赤ファイアー・バード】]]対策としての隠し味に[[《頂災混成 セーゼン・ザ・フメイト》]]を[[1枚積み]]した型が64人参加のオリジナルのチャンピオンシップを優勝。

[[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]発売前後、山札掘削の機構を[[《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]での[[追加ターン]]獲得に活用した型が流行。この場合、[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]でそちらの呪文にアクセスする。

[[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期にはコスト踏み倒しメタ対策にシナジーを無視して[[《飛翔龍 5000VT》]]を1枚から2枚程度入れた型が浸透。チャージャーの枠を4枚に削り、[[《理想と平和の決断》]]のような汎用札、[[《飛翔龍 5000VT》]]のような除去、[[《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》]]のようなメタ系呪文に寄せた型が主流化している。

この頃、カードショップ経営者筋の動画で[[《予言者マリエル》]]を[[【白赤緑ドリームメイト】]]対策として取り入れた型が喧伝された。この頃の[[【白赤緑ドリームメイト】]]にはそちらに有効な除去札は原則一切存在せず、邪魔になる[[パンプアップ]]を自軍から退かしつつ[[《お目覚めメイ様》]]でエクストラウィンを狙うしか突破口が存在しないが、その場合は大型ブロッカーに圧殺されて手遅れになる。
実際の所は環境で一強でもないデッキにのみ刺さる[[メタカード]]を採用する枠は無いようで、これといった活躍はしていない。

[[DM24-RP3]]でブロッカーサポートを受けられる[[山札圧縮]]として[[《アクア・ギャクテンポインター》]]を獲得。しかしそちらは登場10日でナーフされ、候補パーツから脱落している。

[[DM24-SP2]]が発売される化されないかの頃に、1枚積みの[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]で[[【シールドプリズン】]]系統の対策をした型が散見されるように。

[[DM24-EX2]]で[[《ミラクル・ホーリー・スパーク》]]を獲得。

『[[DMGP2024-2nd>公認グランプリ]]』Day1の[[アドバンス]]部門では【白青天門】括りで予選通過のベスト128入りが27人と予選実績1位。3位とベスト4に1人ずつ残った。ベスト4の型は[[《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]による無限ターン型で、3位の型は[[ミラーマッチ]]対策として[[《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》]]が採用されていた。ベスト32には、[[《「合体」の頂 アクア・TITAAANS/「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」》]]を4枚積みした型が残った。[[【白青赤BAKUONSOOO】]]が環境に進出したことで、[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]で[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]を呼び出して[[《頂上混成 BAKUONSOOO8th》]]本体を釘付けにできるとして注目された。

Day2の[[オリジナル]]部門では予選突破のベスト128進出者5人を記録し、[[【白赤緑ドリームボルシャック】>【赤緑ボルシャック】#rfndream]]と並んで予選実績7位タイを記録。しかし本戦ではベスト8進出を逃している。

12月上旬のオリジナルでは、[[《生死の天秤》]]を2枚積んだ型が58人参加のチャンピオンシップで優勝。採用枚数的に[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]でのアクセスが前提となるが、一見[[パワー低下]]が刺さる[[《単騎連射 マグナム》]]に対してはそちらでそもそもの[[カウンター]]が封じられるため、採用意図は不明。

[[DM24-RP4]]で[[《陽炎の精霊メルキウス》]]、[[《剛撃聖霊シェバ・エリクシア》]]を獲得。
[[《陽炎の精霊メルキウス》]]については、[[《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]や[[《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]、[[《ヘブンズ・ゲート》]]など[[ツインパクト]]を含めた主要カードを回収しつつ、[[呪文]]への[[ハイパーエナジー]][[付与]]で[[《ヘブンズ・ゲート》]]を次のターンに[[唱える]]事が可能になった。
他にも、[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]で[[《陽炎の精霊メルキウス》]]を[[手札]]に加えつつ[[チャージャー]]で4[[マナ]]になり、次のターンに[[マナチャージ]]+[[《陽炎の精霊メルキウス》]]を出して2枚目の[[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]を[[手札]]に加えられれば、[[ハイパーエナジー]][[付与]]により出した[[《陽炎の精霊メルキウス》]]をそのまま[[タップ]]して[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]を余った1[[マナ]]で[[唱える]]強力な[[コンボ]]があり、[[ハンドアドバンテージ]]や横展開の準備においてより優位に立ちやすくなった。
特に[[【青黒COMPLEXコントロール】]]のような少しずつ盤面を広げて[[ハンデス]]などで妨害する低速系[[デッキ]]に対しては、多少の妨害に動じない[[リソース]]勝負に持ち込めるようになった。また、[[除去]]が原則[[《アリスの突撃インタビュー》]]しか存在しない[[【白黒赤ファイアー・バード】]]に対しても、場に出せば高確率で返しのターンまで生存し、[[《ヘブンズ・ゲート》]]などで複数体並べられればその後は大抵[[呪文]][[ソリティア]]で圧殺できる。
ただし、[[《陽炎の精霊メルキウス》]]本体が[[コスト]]4のため、[[フィニッシャー]]候補の[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]と相性が悪い点には注意が必要。

登場2日目の33人参加のオリジナルのチャンピオンシップでは、[[《陽炎の精霊メルキウス》]]と[[《ミラクル・ホーリー・スパーク》]]を4枚ずつ採用した型が優勝。
[[出た時能力>cip]]で[[《ミラクル・ホーリー・スパーク》]]を加えてから即座に[[G・ゼロ]]で[[唱えて>唱える]]相手の[[呪文]]を封殺し、[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]の[[墓地]][[回収]]により再利用する動きを取り入れており、[[DM24-RP4]]期の[[環境デッキ>ガチデッキ]]の1つに[[【青白マーシャル】]]が存在したため、[[《ミラクル・ホーリー・スパーク》]]の[[呪文]]封じによる[[ループ]]阻止と[[《♪必殺で つわものどもが 夢の跡》>《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]による[[ライブラリアウト]]対策を意識した構築と考えられる。
この優勝レシピでは、[[《陽炎の精霊メルキウス》]]による[[ハンドアドバンテージ]]確保と[[《ミラクル・ホーリー・スパーク》]]の[[コンボ]]を重視しているためか、前述の通り相性の悪い[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]は不採用となっている。
また、[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]、[[《陽炎の精霊メルキウス》]]、[[《理想と平和の決断》]]により[[ハンドアドバンテージ]]、[[《ミラクル・ホーリー・スパーク》]]と[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]の再利用[[コンボ]]により[[呪文ロック]]の確保は十分であるため、[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]や[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]といった従来なら確定枠とされていたカードも軒並み不採用となっており、[[DM24-RP4]]期[[トップメタ]]の[[【青白マーシャル】]]対策が必須になったことで構築に大きな変化が生まれていることがわかる。
また、[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]、[[《陽炎の精霊メルキウス》]]、[[《理想と平和の決断》]]により[[ハンドアドバンテージ]]、[[《ミラクル・ホーリー・スパーク》]]と[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]の再利用[[コンボ]]により[[呪文ロック]]の確保は十分であるため、[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]や[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]といった従来なら確定枠とされていたカードも軒並み不採用となっており、[[DM24-RP4]]期[[トップメタ]]の[[【青白マーシャル】]]対策が必須になったことで悪く言えば構築を歪まされてしまい、採用カードにも大きな変化が生まれていることがわかる。

同じく登場2日目には、[[《剛撃聖霊シェバ・エリクシア》]]を1枚積みした型が59人参加のオリジナルのチャンピオンシップでベスト4入賞。
雑に[[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]や[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]、[[《光開の精霊サイフォゲート》]]を呼び出すだけでも強く、特に[[《光開の精霊サイフォゲート》]]を呼び出し、一気に連鎖させて[[バラバラエティ]]による[[除去耐性]]を得て膠着状態を打開するのが強力。

**参考 [#i6beb42c]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ヘブンズゲート]]
-[[【ヘブンズ・ゲート】]]

&tag(デッキ集,【ヘブンズ・ゲート】);