#author("2024-04-07T20:58:48+09:00","","")
#author("2024-04-07T20:58:58+09:00","","")
*【ロージアミラダンテ】 [#ra2c7a66]

[[《ドラゴンズ・サイン》]]を用いて[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]を早出しし、早期に[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]への[[革命チェンジ]]狙うデッキタイプ。
[[【NEXミラダンテ】]]を見てもわかる通り、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]を5マナ目以前に出すという行為は、ロック性能を最大限に機能し、後続の展開や補助を容易に通せるようにできるメリットがある。このメリットに基づき、[[白青]](もしくはそこに[[闇]]を加えた[[白青黒]])のみでの運用を目的としたのがこのアーキタイプである。
[[革命ファイナル環境]]の中期、終期に開発が進み、環境のインフレや相性の良いカードの登場に伴って、青白で十分運用可能なパワーを手に入れた。

|時の法皇 ミラダンテXII(トゥエルブ) LC 光/水文明 (8)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12000|
|革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。|
|ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

|真・龍覇 ヘブンズロージア R 光文明 (7)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/ジャスティス・ウイング/ドラグナー 5500|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト3以下のドラグハート1枚、または、光のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)|
|マナ武装 5:自分のマナゾーンに光のカードが5枚以上あれば、バトルゾーンにある自分の光のクリーチャーはすべて「シールド・セイバー」を得る。|

|ドラゴンズ・サイン R 光文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー|
|コスト7以下の、進化ではない光のドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。|

**主要カード [#o1bd8ba5]
|[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]※|核|
|[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]|[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]で、疑似[[スピードアタッカー]]としての運用、&br;普通に[[ドラグハート]]を展開など、非常に柔軟な光ドラゴン|
|[[《ドラゴンズ・サイン》]]|《ヘブンズロージア》を【速攻】化するための[[キーカード]]。&br;[[S・トリガー]]である点と、出したドラゴンをブロッカーにする点もおいしい。|

**サポートカード(クリーチャー) [#ndf5da50]
|[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]|[[革命チェンジ]]に加え《サイン》や[[ヘブンズ・ヘブン>《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]で出せる。&br;[[cip]]または特殊[[マッドネス]]で[[呪文]]を大量に[[サルベージ]]|
|[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]|[[ブロッカー]]と[[プリン効果]]付与を持つ[[S・トリガー獣]]|
|[[《音精 ラフルル》]]☒|呪文が怖い環境なら|
|[[《タイム3 シド》]]|最軽量の光水ドラゴンで、[[呪文メタ]]を持つ|
|[[《瞬防の精霊龍 サドニアラス》]]|[[S・バック]]-光を持つコスト6光ドラゴン|
|[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]|コスト5光ドラゴン。[[シールド交換]]を持つ[[ブロッカー]]|
|[[《百族の長 プチョヘンザ》]]|[[ファイナル革命]]で[[パワー]]12500未満を全て[[マナ送り]]|
|[[《武闘世代 カツキングJr.》]]|最後のダメ押し、拮抗した戦況で輝く|
|[[《煌龍 サッヴァーク》]]|[[cip]]で[[カード指定除去]]、味方全体への除去耐性付与|
|[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]|2枚目以降の《ミラダンテXII》|
|[[《龍聖霊ウィズダムフェウス》]]|[[スパーク]]とのコンボで相手を無力化。呪文サーチも便利|
|[[《最終龍覇 ロージア》]]|[[カウンター]][[ドラグナー]]。ウエポンしか出せないので注意|
|[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]|任意のクリーチャーの能力を[[無視]]する|

**サポートカード(ツインパクト) [#zaba5a52]
|[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]|[[キャントリップ]]付きの[[オールタップ]]の[[ブロッカー]]/&br;[[手札]]から[[コスト7以下]][[非進化]][[獣>クリーチャー]]を出してすぐ[[バウンス]]|
|[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]]|[[cip]]で全[[フリーズ]]。[[呪文]]面は[[《ホーリー・スパーク》]]|
|[[《審絆の鎮り 新蓮/ジャスティス・シェイパー》]]|[[クリーチャー]]面は[[準バニラ]]。[[呪文]]面は最大3[[手札補充]]|
|[[《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》]]|自分の[[光]][[クリーチャー]]・[[呪文]]を[[コスト軽減]]&br;相手の[[光]]以外の[[クリーチャー]]・[[呪文]]の[[コスト加重]]。&br;[[呪文]]面は[[シールド送り]]|
|[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]|序盤はコスト踏み倒しを牽制、終盤は[[呪文ロック]]|
|[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]|[[革命チェンジ]]&[[呪文ロック]]/3[[ドロー]]&5以下[[呪文]]詠唱|
|[[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]|召喚と詠唱回数の制限[[ロック]]&[[パワー低下]]以外では[[離れない]]/[[山札の上]]3枚から[[エンジェル・コマンド]]をすべて回収|
**サポートカード(非クリーチャー) [#jc0f500d]
|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|[[S・トリガー]]。ブロッカーを2体踏み倒す|
|[[《ファイナル・ストップ》]]|[[呪文]]封殺+1枚[[ドロー]]|
|[[《ミラクルストップ》]]|[[G・ゼロ]]持ち呪文封殺|
|[[《ケンザン・チャージャー》]]|[[手札補充]]兼[[マナブースト]]|
|[[《コアクアンのおつかい》]]|ドローソース|
|[[《サイバー・ブレイン》]]|3枚まで引ける[[S・トリガー]]|
|[[《レインボー・スパーク》]]|[[ワンショット]]に強く、条件付き2ドローも兼ねる|
|[[《魂と記憶の盾》]]|お手軽除去呪文|
|[[《アルカディア・スパーク》]]|敵獣[[オールタップ]]か[[山札送り]]|
|[[《ルシファー》]]|相手のターンはターンスキップ。&br;自分のターンは光のコスト9以下踏み倒し|
|[[《Dの天牢 ジェイルハウスロック》]]|除去寄りの光D2フィールド|
|[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]※|守備寄りの光D2フィールド|
|[[《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》]]|[[エスケープ]]を与える光D2フィールド|

**《ヘブンズロージア》で出せるドラグハート候補 [#qb41186e]
|[[《真聖教会 エンドレス・ヘブン》]]|ロージアと[[デザイナーズコンボ]]を組むフォートレス|
|[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]|このデッキと最も相性の良いフォートレス|
|[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]|ロージアを[[スピードアタッカー]]化する数少ない手段|
|[[《龍魂教会 ホワイティ》]]|相手獣をフリーズする|
|[[《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》]]|盤面の防御力を高める|
|[[《浮遊する賛美歌 ゾディアック》]]|光獣のパンプアップ。《プチョヘンザ》の除去範囲増強|
|[[《百獣槍 ジャベレオン》]]|シールドに余裕があれば、展開の余地あり|
|[[《爆熱剣 バトライ刃》]]☒|展開力の補強に|

**サンプルレシピ [#qd9ef5ca]

「デュエル・マスターズ グランプリ-5th 」優勝
レシピは大会事務局が公表

***メインデッキ [#bd10c336]
|■[[カード名]]|[[文明]]|枚数|
|■[[クリーチャー]]|| |
|[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]|[[光]]|3|
|[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]|[[光]]|4|
|[[《龍聖霊ウィズダムフェウス》]]|[[光]]|3|
|[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]|[[光]]/[[水]]|4|
|[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]|[[光]]/[[水]]|3|
|■[[呪文]]|[[文明]]|枚数|
|[[《コアクアンのおつかい》]]|[[水]]|4|
|[[《ミラクルストップ》]]|[[光]]|3|
|[[《ドラゴンズ・サイン》]]|[[光]]|4|
|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|[[光]]|3|
|[[《レインボー・スパーク》]]|[[光]]/[[水]]|3|
|[[《アルカディア・スパーク》]]|[[光]]/[[水]]|4|
|■[[D2フィールド]]|[[文明]]|枚数|
|[[《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》]]|[[光]]|2|

***超次元ゾーン [#m7c013a7]
|■[[カード名]]|[[文明]]|枚数|
|■[[ドラグハート]]|| |
|[[《真聖教会 エンドレス・ヘブン》]]|[[光]]|1|
|[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]|[[光]]|1|
|[[《龍魂教会 ホワイティ》]]|[[光]]|1|
|[[《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》]]|[[光]]|1|
|[[《百獣槍 ジャベレオン》]]|[[光]]|1|
|[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]|[[火]]|2|
|[[《爆熱剣 バトライ刃》]]|[[火]]|1|

**デッキ構築について [#s5fe44d9]

基本的に極限まで光の比率を上げるのがこのデッキの構築における鉄則であり、[[《コアクアンのおつかい》]]以外は全部光が含まれているというケースが大会デッキではざらである。
[[《異端流し オニカマス》]]は一見色が合って相性が良いようであるが、《コアクアンのおつかい》のヒット率を下げるので採用されないことが殆どである。ロージアミラダンテの強いところは《コアクアンのおつかい》でほぼ確実に3枚の手札補充ができるところであり、不純物を入れるとその旨味が失われてしまう。
強いて光が含まれないカードが入るとすれば、[[《パクリオ》]]や[[《クリスタル・メモリー》]]程度である。

カードパワー優先の構築が基本であり、色の合うブロッカー付きのコスト踏み倒しメタである[[《制御の翼 オリオティス》]]ですら、[[【ドギラゴン剣】]]が[[《“龍装”チュリス》]]を獲得するまで敬遠されているきらいがあった。

**デッキの動き [#bd64dc28]

メインの動き
[[《コアクアンのおつかい》]]、[[《レインボー・スパーク》]]等でドローを行い、パーツを集める。
[[《ドラゴンズ・サイン》]]で[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]を出し、[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]でSAに。
[[革命チェンジ]]で、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]を出す。

更にここから、
手札に二枚目のサインがあれば、ミラダンテXIIで唱え、手札に戻ったロージアを出す。
ロージアで、ドラグハートを出す

という鬼のような展開も可能。

**既存のミラダンテXIIアーキタイプとの差異 [#x56eee9e]
***[[【シリンダミラダンテ】]]との差異 [#u9f114e3]
:利点|盤面の展開力、防御力の上がりやすさが、シリンダ型とは比べものにならない。[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の全体[[封印]]に対する対策は、ミラダンテXIIのロックで事足りる事が多い。
また、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]の[[Dスイッチ]]とミラダンテXIIの相性が凄まじく良く、シリンダ型では対処し辛い盤面の処理とロックを同時に行える。
ミラダンテXIIのファイナル革命発動したターンの終わりに、[[ヘブンズヘブン>《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]で、[[カーネル>《青寂の精霊龍 カーネル》]]を出す動きも盤面の処理という点で強く、中盤から終盤に、フォートレスの展開を許されれば、粘り強い動きで相手を制圧できる。

:不利点|4ターン目([[《王機聖者ミル・アーマ》]]を挟んで4ターン目に[[《ドラゴンズ・サイン》]]を出す動き)からミラダンテXIIを展開できるが、必要パーツの多さから、3,4ターン目にドローを挟まなければ事故率が高い。故に、5ターン目からの展開が定石であり、故に(ファイナル革命環境では)展開が遅い。4ターン目までは手札を溜め込むデッキなので、5ターン目に動き出す前に[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]や[[《ニコル・ボーラス》]]などの大量[[ハンデス]]を食らってピタリと止まる危険性も無視できない。
[[《禁断機関 VV-8》]]の[[エクストラターン]]といった至高の隠し玉も、シリンダ型特有の機能で、ロージア型では、こういった動きは成しえないだろう。

***[[【NEXミラダンテ】]]との差異 [#m1041082]
:利点|先述したロージア型の防御性能、シリンダ型のリーサルウェポンである[[《禁断機関 VV-8》]]の[[エクストラターン]]といった戦術が乏しく、ミラダンテの最速召喚や、[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]のサーチ能力の高さによる状況対応に重きを置いているデッキのため、些細な手札事故や、相手の妨害によって動きが止まりやすいため、ドラグハートといったサブウェポンでもバトルゾーンで牽制できるロージア型の強さは光っている。
バルキリールピアが、「山札から必要パーツを確定サーチ」だが、
ロージアは、「超次元ゾーンから必要パーツを確定サーチ」とでも解釈してしまえばよいだろう。
また、NEX型の速度を補っていた[[《スクランブル・チェンジ》]]が[[殿堂入り]]したため、安定度はこちらに軍配があがるか。

:不利点|[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]の確定サーチという安定感は、NEX型特有のアドバンテージであり、さらに、バルキリールピアは火・光のコスト5ドラゴンであるため、革命チェンジ先が、ミラダンテXIIに留まらず、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]、[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]といった除去カードにもつながる。ロージアの展開と防御か、バルキリールピアの柔軟性か、二択といったところ。尚、バルキリールピアの進化条件の厳しさから、合体は難しいだろう。

*タッチ闇型(通称:白青黒ミラダンテ) [#gcf86266]
[[闇]][[文明]]の[[ハンデス]]、汎用[[除去]]などを[[タッチ]]した[[デッキカラー]]。
コスト踏み倒しメタに対する除去や[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の速度に合わせたハンデスなどで妨害性能を増したタイプである。
通常のロージアミラダンテに闇をタッチしたもののほかに、[[【白青黒超次元】]]にロージアミラダンテのパーツを出張させたデッキもある。
やはりというか、[[《コアクアンのおつかい》]]以外は極力[[光]]か[[闇]]が含まれるように構築するのが鉄則である。

**候補カード [#md081286]
|[[《解体人形ジェニー》]]|言わずと知れた[[ピーピングハンデス]]|
|[[《魔天降臨》]]※|強力なランデス呪文|
|[[《ZERO ハンド》]]|[[コスト踏み倒し]]に反応する確定除去|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|強力な[[全体除去]]。[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]メタ|
|[[《デモンズ・ライト》]]|[[ドローソース]]兼小型除去|
|[[《ブレイン・タッチ》]]|[[ハンデス]]できる[[キャントリップ]]|
|[[《青守銀 シルト/解体事変》]]|互いに[[シールド追加]]/[[ピーピングハンデス]]|
|[[《学校男》]]|[[選ばせ除去]]。《エンドレス・ヘブン》の龍解補助にも|
|[[《堕魔 ドゥポイズ》]]|~|
|[[《裏切りの魔狼月下城》]]☒|[[多色]]の呪文群や各種[[革命チェンジ]]のおかげでマナの多色は揃えやすい|
|[[《天使と悪魔の墳墓》]]|選ばないランデス兼除去|
|[[《キラードン》]]|大規模の除去、ハンデス|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[墓地回収]]付きの超次元呪文|

***サイキック・クリーチャー [#d2ebac47]
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|定番[[山札破壊]]。&br;[[墓地肥やし]]で《ミラクルスター》の墓地回収範囲を広げる|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手のマナをタップイン。革命チェンジ元|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|単純に[[スピードアタッカー]]の[[アンタップキラー]]として使用|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|定番の[[除去]]持ち[[サイキック・クリーチャー]]|

*タッチ自然型(通称:トリーヴァミラダンテ) [#c59f262f]
[[自然]][[文明]]の[[マナ加速]]、汎用[[除去]]などを[[タッチ]]した[[デッキカラー]]。
[[《百族の長 プチョヘンザ》]]などの対象を取らない大型除去やコスト踏み倒しにあまり頼らないマナ加速による速度を追求したタイプである。
[[《コアクアンのおつかい》]]で拾えるように光の比率をなるべく高めたタイプ、《コアクアンのおつかい》とのシナジーを犠牲にした代わりに[[【シノビドルゲーザ】]]の機構を加えたタイプ、水のドラグナーを折衷したタイプなどがある。
通常のロージアミラダンテと比べるとやや[[超次元ゾーン]]を圧迫するのが難点。

革命編環境で偶に見られた[[《時の革命 ミラダンテ》]]を主軸とした[[白青緑]]デッキもこの名前だが、普通はまずこちらを指す。

詳しくは[[【白青緑ミラダンテ】]]を参照されたい。

***候補カード [#v4ec2d54]
|[[《フェアリー・ライフ》]]|言わずと知れたマナ加速[[呪文]]|
|[[《怒流牙 佐助の超人》]]|[[手札交換]]、[[マナブースト]]、[[マッドネス]]起動|
|[[《ガールズ・ジャーニー》]]|色基盤、[[S・トリガー]]で[[シノビ]]を補充できる|
|[[《龍覇 M・A・S》]]|中継ぎ|
|[[《ν・龍覇 メタルアベンジャー R》]]|サブフィニッシャー|
|[[《父なる大地》]]|相手の[[フィニッシャー]]を[[ウィニー]]に変換|
|[[《調和と繁栄の罠》]]|強力な足止め|
|[[《獅子王の遺跡》]]|条件付きだが強力な[[マナブースト]]。&br;各種革命チェンジ獣のおかげでマナ武装は達成しやすい|
|[[《罠の超人》]]|[[マナ送り]]する[[S・トリガー獣]]。マナが伸びるデッキなので[[手打ち]]も|
|[[《真理銃 エビデンス》]]|《M・A・S》でのリクルート候補|
|[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]|~|

*タッチ火型(通称:ラッカミラダンテ) [#k52b152d]
***候補カード [#v4ec2d54]
|[[《T・T・T》]]|実質3[[ドロー]]の効果一択となる3[[コスト]]呪文|
|[[《S・S・S》]]|[[破壊]]と[[バウンス]]と[[オールタップ]]を行う[[S・トリガー]]|
|[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]|[[白青赤]]、[[呪文]][[踏み倒し]]、[[火力]]、[[ドロー]]。&br;[[ソリティア]]の要。[[EXライフ]]での延命、[[着地]]補助も|
|[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]|cipで呪文を2枚サルベージ、[[攻撃時>アタックトリガー]]にコスト8以下の呪文を踏み倒す|
|[[《聖霊龍騎サンブレード・NEX》]]|実質4コストで出せる[[エンジェル・コマンド]]/[[アーマード・ドラゴン]]|
|[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]|[[cip]]で[[全体>全体除去]]3000[[火力]]+[[サイキック・クリーチャー]][[除去]]&br;自軍の被害に注意/[[コスト]]3以下の[[カード指定除去]]|
|[[《雷龍 ヴァリヴァリウス》]]|横展開を補助できる[[革命チェンジ]]元|
|[[《その子供、可憐につき》]]|相手の[[スピードアタッカー]]を牽制し[[スピードアタッカー]]を[[付与]]|
|[[《革命の絆》]]|[[革命0トリガー]]で出せる[[NEOクリーチャー]]の[[ブロッカー]]|
|[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]]|召喚[[コスト軽減]]&[[cip]]で自分よりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊し次の相手のターン展開制限|
|[[《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》]]|自軍全員[[SA>スピードアタッカー]]化 ターン中1回自分のハンターを破壊による条件付き[[敗北回避能力]]/&br;相手1体につき1[[コスト軽減]]できる4000全体火力|
|[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]|[[ニンジャ・ストライク]]7を持つ[[ブロッカー]][[スピードアタッカー]][[コマンド]]・''[[ドラゴン]]''|
|[[《アカシック・ファイナル》]]|多色クリーチャーから[[NEO進化]]。cipで多色カードを対象とする[[手札補充]]|
|[[《セルリアン・アックス・ドラゴン/ダブルアックス・チャージャー》]]|3コストのチャージャー 手札を整えつつマナを伸ばす|
|[[《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》]]|~|
**このデッキの歴史 [#qb9cbe44]
[[革命ファイナル環境]]終期のメタゲームに進出し、「デュエル・マスターズ全国大会2016革命ファイナルカップ 日本一決定戦」のベスト8の内1人が使用していた。

[[新章デュエル・マスターズ]]環境でも[[DMRP-01]]期には[[《異端流し オニカマス》]]の存在が重かったが、《蒼き団長 ドギラゴン剣》系統のデッキを相手にする場合は《ドギラゴン剣》を抜き取れば相手の勝ち筋が狭まるため、踏み倒しを封じられても1ターンずつゆったりとクリーチャーを並べることで何とかなった。採用率はそれほど高くなかったものの、《学校男》でも《オニカマス》は対処可能であった。

[[DMRP-02]]期には[[《“罰怒”ブランド》]]が登場し、《オニカマス》に加えて[[《音精 ラフルル》]]や[[《単騎連射 マグナム》]]などの長所をいいとこ取りにした[[【赤青ブランド】]]がメタゲームの一角を支配したことで、[[S・トリガー]]による守りを前提とする中低速[[ビートダウン]]であるこのデッキタイプは環境から一歩下がったが、あちらの流行はすぐに収束した。

[[DMRP-03]]期になると[[デュエル・マスターズグランプリ-5th>公認グランプリ]]優勝に輝くなど再び結果を残している。[[【レッドゾーン】]]がベスト8進出者8人中3人に使用されるなど、この大会は「超CS in 熊本」と比べると【速攻】に寄せた環境になっていたため、【速攻】に強いこのデッキタイプは活躍の機会を得たのだと思われる。この大会では[[《ヘブンズ・ゲート》]]などを採用して受けに完全特化した型が流行していた。

2018年3月1日より妨害手段の1つである[[《裏切りの魔狼月下城》]]、[[光]]の[[ドラグナー]]を呼び出す戦術の要である[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]が共に殿堂入り。前者に関しては枠の都合それまで中々入れられなかった呪文でリペアすれば良いが、後者のドラグナー戦術に関しては壊滅的な被害を受けたため諦めて[[【白単天門】]]に寄せた[[トリガーデッキ]]構築にするか[[《煌龍 サッヴァーク》]]の枚数を増やすなどの対応が望ましいと見られるようになった。幸い[[《単騎連射 マグナム》]]と[[《音精 ラフルル》]]も同日の[[殿堂レギュレーション]]改定によって規制されたため、[[S・トリガー]]などによる受けを重視する構築には追い風となった。

[[デュエル・マスターズ全国大会2017>公式大会]]ではリペアとして[[《煌龍 サッヴァーク》]]を3枚、[[《唸る鉄腕 ギリガザミ》]]を2枚投入したタッチ闇型が3位に入賞しており、環境に居座ることが難しいと見られていた中でリペアに成功したことを示した。以降は[[《煌龍 サッヴァーク》]]を通すためにフィニッシュ枠を最小化し、デッキの[[ドラゴン]]枠を10枚強程度(従来より5,6枚程度減)に抑えた分だけ手札補充や除去、[[システムクリーチャー]]に寄せた構築もまま見られるように。

2019年3月1日に本体である[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]が[[殿堂入り]]し、今度こそ[[デッキ]]として成立しなくなったかと思われたが、[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]による[[サーチ]]、5コスト主流[[ブロッカー]]による[[コントロール]]戦術によって回せることが判明し、新殿堂施行直後の[[チャンピオンシップ]]にて準優勝した。また、根本的な勝利ルートが[[《煌龍 サッヴァーク》]]による[[革命チェンジ]]を用いない[[ビートダウン]]に寄せられるようになった。

[[DMEX-06]]で[[《ケンザン・チャージャー》]]を獲得。手札を減らさずに最速で4ターン目には[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]を使用できるようになった。

2019年8月ごろからは環境で多く見られた[[【青黒緑デッドダムド】]]に刺さる[[《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]]を無理なく組み込めること、同様に増えた[[速攻]]系の[[デッキ]]に対して持ち前の防御力の高さが生きることなどからそれまで途切れていた[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞報告がポツポツとされるようになった。
それでもやはり[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]に加え[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]を[[殿堂入り]]で失ったことは大きく、[[トップメタ]]に進出するには至っていない。

[[DMRP-12]]で[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]を獲得。

2020年7月1日に[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]が[[殿堂解除]]し、救済された。

[[DMEX-12]]期に[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]を獲得。これにより、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]本体が引けなくとも[[クリーチャー]]によるカウンターを封じることがある程度できるようになった。というより、[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]自体が事実上のメインフィニッシャーとなったと言っても過言ではない。

[[DMEX-16]]で[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]が参入。

[[DMRP-20]]で[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]と並ぶ事実上のメインフィニッシャーの1体となる[[《覚醒連結 XXDDZ》]]を獲得。[[DMEX-18]]で打点補強手段として[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]を獲得。

[[DM23-EX2]]で[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]]を獲得。【白青赤ロージア】の基盤を継承しつつこちらを軸とした【白青赤ゾージアミラダンテ】が成立し、続々チャンピオンシップ上位入賞を果たすことに。『[[超CSⅥ in福岡>超CS]]』ではベスト128進出者中2人が使用し、『[[超CSⅥ in群馬>超CS]]』ベスト128進出者の中にも1人残っている。次第に[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]と[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]を組み合わせる型も見られるようになった。
[[DM23-EX2]]で[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]]を獲得。【白青赤ロージア】の基盤を継承しつつこちらを軸とした【白青赤ゾージアミラダンテ】が成立し、続々チャンピオンシップ上位入賞を果たすことに。『[[超CSⅥ in福岡>超CS]]』ではベスト128進出者中2人が使用し、『[[超CSⅥ in群馬>超CS]]』ベスト128進出者の中にも1人残っている。

次第に[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]と[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]を組み合わせる型も見られるようになった。
**その他 [#i506729e]
光の[[ドラグハート]]と[[革命チェンジ]]を全て詰め込んだ[[ルシファー]]の集大成と言える[[デッキ]]。
実際、アニメVSRF第48話では[[ルシファー]]が[[切札 ジョー]]戦にて使用し勝利を収めている。
**参考 [#p3e75c8d]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[デッキ集/ロック]]
-[[《革命龍程式 シリンダ》]]
-[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]
-[[【NEXミラダンテ】]]
-[[【シリンダミラダンテ】]]
-[[【白青緑ミラダンテ】]]

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