#author("2023-08-24T01:46:42+09:00","","") #author("2024-11-24T16:04:08+09:00","","") *【ロマノフサイン】 [#a5b02c9f] [[《邪眼皇ロマノフI世》]]と[[《煉獄と魔弾の印》]]の[[シナジー]]を利用する[[リアニメイト]][[デッキ]]。 [[《煉獄と魔弾の印》]]で[[リアニメイト]]した[[クリーチャー]]の[[能力]]で[[呪文]]を唱え、連鎖的に[[クリーチャー]]を踏み倒していく。 2009年12月19日に主要カードの[[《インフェルノ・サイン》]]が[[殿堂入り]]し、一時消滅したのだが、[[DMD-25]]に収録された[[《煉獄と魔弾の印》]]の登場により復活した。 |邪眼皇ロマノフI世 SR 闇文明 (7)| |クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 8000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中から闇のカードを1枚選び、自分の墓地に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。| |このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地にある闇のコストが6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を自分の山札の一番下に置く。| |W・ブレイカー| |煉獄と魔弾の印(エターナル・サイン) P 闇/火文明 (6)| |呪文:ナイト| |コスト7以下の進化ではない闇か火のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。そのターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。| |邪眼教皇ロマノフII世 P 闇文明 (7)| |クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 8000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を墓地に置く。その中から、コスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。| [[戦国編環境]]から[[神化編環境]]では[[《インフェルノ・サイン》]]が使われていたが、[[革命編]]以降は[[《煉獄と魔弾の印》]]を利用して組まれる。 [[墓地肥やし]]した後に[[《煉獄と魔弾の印》]]で[[《邪眼皇ロマノフI世》]]や[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]を[[リアニメイト]]し、それらの[[能力]]で再び[[《煉獄と魔弾の印》]]を唱えることで連鎖的に[[クリーチャー]]を展開していく。 メインカラーの[[闇]]を中心に構成され、[[墓地肥やし]]として[[水]]か[[自然]]、爆発力を加えるための[[火]]を加えて組まれる。 **主要カード [#j3968649] |[[《邪眼皇ロマノフI世》]]|[[cip]]でピンポイント[[墓地肥やし]]。[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[闇]]の[[呪文]]を唱える| |[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]|~| |[[《邪眼皇ロマノフI世 GS》]]|[[攻撃時>アタックトリガー]]に5枚[[墓地肥やし]]して[[闇]]の呪文を唱える。[[G・ストライク]]| |[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]|[[cip]]で5枚[[墓地肥やし]]してその中から[[呪文]]を唱える| |[[《煉獄と魔弾の印》]]|コスト7以下で[[非進化]]の闇か火を1体[[リアニメイト]]+[[スピードアタッカー]]| |[[《インフェルノ・サイン》]]※|コスト7以下の[[非進化]]クリーチャー1体を[[リアニメイト]]| |[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]|コスト7以下のクリーチャーを1体[[リアニメイト]]| |[[《襲来、鬼札王国!》]]|[[防御札]]兼コスト8以下のクリーチャーを1体[[リアニメイト]]| |[[《狂気と凶器の墓場》]]|2枚[[墓地肥やし]]してコスト6以下の[[非進化]]1体を[[リアニメイト]]| |[[《戒王の封》]]|[[闇]]のコスト8以下の[[非進化]]クリーチャー1体を[[リアニメイト]]| |[[《龍装医 ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》]]|[[cip]]と[[攻撃時>アタックトリガー]]にコスト7以下を[[リアニメイト]]/[[確定除去]]| |[[《蝕王の晩餐》]]|[[《シャコガイル》>《水上第九院 シャコガイル》]]に繋げるなら| |[[《蝕王の晩餐》]]※|[[《シャコガイル》>《水上第九院 シャコガイル》]]に繋げるなら| |[[《伊達人形ナスロスチャ》]]|[[cip]]でピンポイント[[墓地肥やし]]| **リアニメイトする候補 [#p051859d] |[[《殲滅の英雄ハンニバルZ》]]|[[地獄返霊]]で[[確定除去]]| |[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]|他の[[ナイト]]がいれば[[呪文]]を連射| |[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]※|[[cip]]と[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[マナ]]を[[フリーズ]]| |[[《無双恐皇ガラムタ》]]※|[[S・トリガー]]を封じる| |[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]|[[W・ブレイカー]]で[[2回攻撃]]| |[[《闘魂!紫電・ドラゴン》]]|~| |[[《百万超邪 クロスファイア》]]|[[G・ゼロ]]持ちの[[スピードアタッカー]]| |[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]|元祖[[シールド焼却]]| |[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS》]]|~| |[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン/ボルメテウス・レジェンド・フレア》]]|~| |[[《熱血龍 GENJI・XXX》]]|[[cip]]で[[ブロッカー]]を全破壊| |[[《龍神ヘヴィ》]]|[[破壊]]&[[ドロー]]。[[G・リンク]]| |[[《極限龍神ヘヴィ》]]|~| |[[《龍神メタル》]]|[[ランデス]]or[[クロスギア]]破壊。[[G・リンク]]| |[[《極限龍神メタル》]]|~| |[[《悪革の怨草士 デモンカヅラ》]]|[[マナ]]色の相性が良く、[[リアニメイト]]のついでに[[除去]]を狙える| |[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]|[[cip]]で最大3枚の[[ピーピングハンデス]]| |[[《轟改速X ワイルド・マックス》]]|味方に[[スピードアタッカー]]付与。[[攻撃時>アタックトリガー]]2枚[[ハンデス]]| |[[《水上第九院 シャコガイル》]]|安全に勝ちたい時の定番[[フィニッシャー]]| |[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]|フィニッシュに関与する呪文踏み倒し手段| |[[《覚醒連結 XXDDZ》]]|全体[[スピードアタッカー]]&[[スレイヤー]]付与。&br;[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[EXライフ]]を[[墓地]]に置くことで[[呪文メタ]]| **候補カード [#a293a347] ***闇 [#k964d4c2] |[[《プライマル・スクリーム》]]|[[墓地肥やし]]と[[墓地回収]]| |[[《フェルナンド・ソシュール/プライマル・スクリーム》]]|~| |[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]|呪文面は上の下位種。クリーチャー面は墓地依存の[[パワー低下]]| |[[《白骨の守護者ホネンビー》]]|[[cip]]で[[墓地肥やし]]を行う[[ブロッカー]]。薄い守りを補える| |[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[S・トリガー]]。[[除去]]+条件付き[[リアニメイト]]| |[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]|[[S・トリガー]]。《デスゲート》とは使い分け| |[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]|[[S・トリガー獣]]。[[ロマノフ]]とは合わないが強力。煉獄でも出せる| |[[《ヤバスギル・ラップ》]]|4マナ[[確定除去]]。あわよくば大型を出せる| |[[《終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー》]]|呪文面は[[墓地肥やし]]を行う[[チャージャー]]、クリーチャー面は[[S・トリガー]]と[[ブロッカー]]を持つ[[コマンド]]。| |[[《スクリーム・チャージャー》]]|[[墓地肥やし]]と[[墓地回収]]を行う[[チャージャー]]| |[[《スラッシュ・チャージャー》]]|[[山札の上]]4枚から1枚[[墓地肥やし]]を行う[[チャージャー]]| |[[《黒神龍グールジェネレイド》]]|[[ロマノフ]]が[[破壊]]されると復活| |[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]|[[ドラゴン・ゾンビ]]を多用するなら| |[[《魔弾ロマノフ・ストライク》]]|《ロマノフⅠ世》と組み合わせて[[全体除去]]| |[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|大量の[[墓地肥やし]]と相性の良い[[超次元呪文]]| |[[《魔天降臨》]]※|疑似[[ランデス]][[呪文]]| ***自然 [#wb45c5a4] |[[《フェアリー・ライフ》]]|軽量[[マナブースト]]| |[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~| |[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|[[cip]]で[[墓地肥やし]]| |[[《カラフル・ダンス》]]※|[[マナゾーン]]から大量[[墓地肥やし]]| |[[《超次元フェアリー・ホール》]]|5→7[[コスト]]に繋ぐ[[超次元呪文]]| ***水 [#k3036748] |[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|2枚引いて1枚捨てる| |[[《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]|~| |[[《シンカイタイフーン》]]|1枚引いて1枚捨てる[[ブロッカー]]| |[[《ブレイン・タイフーン》]]|3枚引いて1枚捨てる| |[[《怒りの赤髭 ゴセントラス/目覚めし鋼牙のブレイン》]]|[[墓地肥やし]]。5枚引いて3枚捨てる| |[[《アクア呪文師 スペルビー》]]|[[墓地肥やし]]、[[呪文]][[サルベージ]]| |[[《龍素知新》]]※|コスト7以下の[[呪文]]を墓地から唱えて[[山札の下]]へ| |[[《目的不明の作戦》]]※|2コスト重くなり[[S・トリガー]]の付いた《龍素知新》| |[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]|[[cip]]で墓地のコスト7以下の呪文を唱えて[[サルベージ]]| |[[《プロジェクト・ゴッド》]]|4コストで5枚[[墓地肥やし]]| |[[《アクア工作員 シャミセン》]]|お互い3枚ドローし3枚捨てる| ***火 [#s56ccdb8] |[[《単騎連射 マグナム》]] ※|[[カウンター]]対策| |[[《モエル 鬼スナイパー》]]|[[S・トリガー獣]]。[[ロマノフ]]を出す度に[[火力]]、《マグナム》対策などに| |[[《破壊者 シュトルム》]]|[[S・トリガー獣]]。[[色]]合わせ兼[[【速攻】]]対策、地味だが煉獄でも出せる| |[[《メガゴーワン・チュリス/ゴゴゴ・Go1・ナックル》]]|[[S・トリガー]]。[[除去]][[墓地肥やし]]| |[[《勇愛の天秤》]]|[[S・トリガー]]。1枚捨て2枚引くor[[除去]]| |[[《温泉 湯あたり地獄》]]|3コスト以下の[[ウィニー]]をすべて破壊| ***多色 [#u4247ad7] |[[《戦略のD・H アツト》]]|[[墓地肥やし]]。[[cip]]で2枚引いて2枚捨てる| |[[《【問2】ノロン⤴》]]|~| |[[《戯具 ドゥゲンダ》]]|~| |[[《ダーク・ライフ》]]|[[墓地肥やし]]+[[マナブースト]]| |[[《不死妖精ベラドアネ》]]|~| |[[《ライマー・ドルイド》]]|~| |[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]|[[自壊]]して[[マナブースト]]か2000火力| |[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]※|[[マナゾーン]]の[[カード]]を落としつつ[[除去]]+[[ランデス]]| |[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]|5→7[[コスト]]に繋ぎつつ[[ハンデス]]| |[[《超次元ごっつぁん・ホール》]]|[[黒赤緑]]のマナ基盤、[[汎用性]]の高い[[超次元呪文]]| |[[《リロード・チャージャー》]]|1枚捨てて1枚引く[[チャージャー]]| **このデッキの戦い方 [#l23a5ead] 序盤は[[墓地肥やし]]で下準備を行う。 [[自然]]が入るならば[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《霞み妖精ジャスミン》]]から[[《カラフル・ダンス》]]や[[《白骨の守護者ホネンビー》]]を使うのが常道。[[《ダンディ・ナスオ》]]があればピンポイントに必要な[[カード]]を落とすことができる。 [[水]]入りならば[[《戦略のD・H アツト》]]や[[《スクランブル・タイフーン》]]などの[[手札交換]]が使用可能。 [[《邪眼皇ロマノフI世》]]が[[墓地]]に落ちたならば[[《煉獄と魔弾の印》]]で[[リアニメイト]]する。この方法で出すと[[リアニメイト]]した[[クリーチャー]]を[[スピードアタッカー]]にできるので、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[アタックトリガー]]を即座に使用可能。[[cip]]で別の《ロマノフI世》を[[墓地]]に落としてから先ほど唱えた[[《煉獄と魔弾の印》]]を再び唱えることで、連鎖的に[[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]することが可能。 [[《邪眼教皇ロマノフII世》]]を出し、[[cip]]で墓地に落とした[[《煉獄と魔弾の印》]]を唱えてもよい。ここで《ロマノフⅠ世》を[[リアニメイト]]できれば上で述べた方法で[[クリーチャー]]の大量展開が可能となる。 [[墓地肥やし]]を多用することから[[G・ゼロ]]の[[《百万超邪 クロスファイア》]]との相性も良好であり、[[デッキビルディング]]次第では[[1ショットキル]]に十分な打点を生み出すことも珍しくないだろう。 《ロマノフI世》の攻撃に合わせ、「[[《煉獄と魔弾の印》]]の詠唱」と「[[《悪革の怨草士 デモンカヅラ》]]の[[革命チェンジ]]」を同時に[[トリガー]]すれば、[[除去]]と[[リアニメイト]]を同時に行える。 詳しくは、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の項を参照。 **このデッキの弱点 [#d1b1a3a3] [[墓地肥やし]]を多用することから、当然その[[メタ]]には弱い。[[《煉獄と魔弾の印》]]を[[唱える]]前に[[《埋没のカルマ オリーブオイル》]]や[[《サイバー・N・ワールド》]]を使われるとこちらの目論見が一瞬にして水の泡となってしまう。 [[コスト踏み倒し]]を多用することからそちらの[[メタ]]にも注意。[[《早撃人形マグナム》]]や[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]が立っていたのでは[[リアニメイト]]が無駄になってしまうので、見かけ次第[[除去]]できるようにしたい。 [[呪文メタ]]もかなり厳しい。特に[[《サイレンス トパーズ》]][[《超電磁マクスウェル Z》]][[《聖霊王アルカディアス》]]はほぼすべての[[呪文]]を封殺してしまう上に対処も難しく、さらにこちらが[[コンボ]]を始動する前に出してくる場合も多い。[[デッキ]]構築によっては詰むことさえ有り得る、非常に危険な相手である。 [[《封魔ゴーゴンシャック》]][[《剛厳の使徒シュライバー》]]など[[呪文]]の[[コスト]]を上げるタイプならば、やや手厳しいものの[[ロマノフ]]による[[呪文]][[コスト踏み倒し]]があるためまだなんとかなる。 [[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《禁術のカルマ カレイコ》]]にも弱め。[[山札]]からの[[マナブースト]]や[[墓地肥やし]]が完全に無効化され、[[黒赤緑]]タイプに突き刺さる。[[水]]入りならば[[手札]]経由からの[[墓地肥やし]]があるため[[黒赤緑]]よりはマシ。 組まれる[[文明]]の都合上、[[ビートダウン]]に対する耐性は低い。[[【速攻】]]が相手では[[《煉獄と魔弾の印》]]を[[唱える]]前に殴り切られることもしばしばある。また、[[S・トリガー]]で大型の[[ブロッカー]]を並べてくる[[《ヘブンズ・ゲート》]]も苦手な相手である。 また、どうしても[[1ショットキル]]を狙うことが多いので、[[《アポカリプス・デイ》]]のような[[全体除去]]や全体[[タップ]]の[[スパーク]]系[[呪文]]にも弱い。 弱点も多いが、爆発力は数ある[[コンボ]][[デッキ]]の中でも高く、6〜7[[マナ]]圏内からの[[1ショットキル]]も不可能ではない。 **その他 [#g093263c] -[[《煉獄と魔弾の印》]]が登場するまでも[[【グールジェネレイド】]]や[[ドラゴン・ゾンビ]]の[[種族デッキ]]において[[《邪眼皇ロマノフI世》]]は使われ続けていた。 -[[ナイト]]の[[シナジー]]を活かすのでなければ、[[ハンター]]の[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]でも問題ない。[[墳墓避け]]したければ[[《邪眼皇ロマノフI世》]]と併用してもいいだろう。 -似たデッキとして[[《ミラクル・リ・ボーン》]]と[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]によって[[【ロマノフリボーン】]]というデッキがある。[[リアニメイト]]対象は[[ハンター]]に限定されるが、[[闇]]と[[火]]以外の[[クリーチャー]]も[[リアニメイト]]することが可能である。 -かつては[[【ロマネスクリアニメイト】]]とハイブリッドさせたデッキも存在し、ロマロマサインもしくはロマネスクサインと呼ばれていた。だが肝心の[[《龍仙ロマネスク》]]は一時[[殿堂入り]]してしまったため、再建は難しかった時期もあったが[[《龍仙ロマネスク》]]が[[殿堂解除]]されたため再建も可能になった。 **ロマノフサインの変遷 [#z2016ba8] [[DMC-44]]で[[《インフェルノ・サイン》]]が登場すると[[《邪眼皇ロマノフI世》]]との[[シナジー]]が注目され、この2つを組み合わせた[[リアニメイト]][[デッキ]]が考案される。 この当時[[《インフェルノ・サイン》]]は4枚積み可能であり、1枚制限だった[[《インフェルノ・ゲート》]]とともに広く使われていた。 [[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[cip]]で別の[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を落とし、[[アタックトリガー]]で唱えた[[呪文]]で[[リアニメイト]]するという戦術は当時から存在し、この[[デッキタイプ]]の必勝パターンであった。 [[スピードアタッカー]]の[[付与]]には[[《マイキーのペンチ》]]や[[《爆獣イナバ・ギーゼ》]]がよく使われた。 [[リアニメイト]]の候補としては当時無制限の[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]が存在。[[G・リンク]]すれば[[戦国編環境]]で流行していた[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を[[メタ]]れる点から、しばしば組み合わせて使われていた。 また[[《黒神龍グールジェネレイド》]]とも相性がよいため、[[cip]]の[[墓地肥やし]]で落として疑似的に[[除去]]耐性を付けるという[[プレイング]]もよく行われていた。 [[戦国編環境]]当時としては速度を重視した[[【赤緑速攻】]]、リソース力を追求した[[【マルコビート】]]、[[カウンター]]性能に寄せたこのデッキ、この3つが代表的なビートダウンとして存在した。 派生デッキとしては[[【ロマネスクリアニメイト】]]が存在。[[《インフェルノ・サイン》]]で出した[[《龍仙ロマネスク》]]で大量の[[マナ]]を確保しつつ[[墓地]]を肥やし、状況に合わせて[[《インフェルノ・サイン》]]で[[クリーチャー]]を出していくという[[デッキ]]であった。 当時は[[墓地利用メタ]]が[[《埋め立てロボ・コンクリオン》]]くらいしかなく、[[墓地肥やし]]の戦略自体が[[メタ]]られることは少なかった。だが、[[単色]][[カード]]が多くなる点から[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]はどうしても苦手であり、[[《デーモン・ハンド》]]などの[[除去]][[カード]]が多めに投入されていた。また、速度とコントロール力が中途半端で、墓地肥やしにもムラができやすいことから、カウンター力を除けばどっちつかずな面も否めなかった。 [[神化編]]に入ってもロマノフサインや[[【ロマネスクリアニメイト】]]は使われ続け、[[【エンペラー・キリコ】]]や[[【ギャラクシーコントロール】]]と張りあった。しかし、2009年12月19日に主要カードの[[《インフェルノ・サイン》]]が[[殿堂入り]]、[[《インフェルノ・ゲート》]]は[[プレミアム殿堂]]に。 [[キーカード]]が1枚制限となったことから[[デッキ]]としての体裁を保つことが著しく困難となり、ロマノフサイン系列の[[デッキ]]は消滅を余儀なくされた。 ここから目立った動きは長らくなかったが、[[エピソード1]]では[[ハンター]]専用の[[リアニメイト]][[呪文]]である[[《ミラクル・リ・ボーン》]]と、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[ハンター]]版である[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]が登場。かつてのロマノフサインのノウハウを受け継いだ[[【ロマノフリボーン】]]が成立した。 [[エピソード2]]では[[ドラゴン・ゾンビ]]がプッシュされて[[《偽りの名 ヤバスギル・スキル》]]や[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]を獲得。[[墓地]]に[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を落とすために[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を組み込む構築も見られた。 [[エピソード3]]では[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[無色]]版である[[《邪眼右神ニューオーダー》]]が登場した。しかし、[[無色]]の[[呪文]]しか唱えられないのでロマノフサインの強化とはならなかった。 [[革命編]]に入ると、[[DMD-25]]に収録された[[《煉獄と魔弾の印》]]の登場によって待望の復活を遂げた。 新規[[リアニメイト]][[カード]]である[[《煉獄と魔弾の印》]]は[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の弱点であった[[召喚酔い]]を補う[[効果]]を持ち、ロマノフサインを強力な[[デッキタイプ]]として蘇らせることに成功した。 新たな[[ナイト]]である[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]も[[cip]]で[[呪文]]を唱えるという[[能力]]から非常に相性がよく、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]とともに[[デッキ]]の主役を務めている。 [[新章デュエル・マスターズ]]から[[双極篇]]にかけては、強力なリアニメイトカードである[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]と[[《狂気と凶器の墓場》]]が登場。 共にコスト5の闇の呪文であり、特に《法と契約の秤》では進化クリーチャーもリアニメイト可能なのでデッキ構築の幅がより一層広がると思われる。 [[超天篇]]で[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]を獲得し、派生形として[[【ロマノフシャコガイル】]]が成立。 [[十王篇]]では、防御札にもなるリアニメイトカード[[《襲来、鬼札王国!》]]を獲得した。 **参考 [#g9f26bc6] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/リアニメイトコンボ]] -[[リアニメイト]] -[[【ロマネスクリアニメイト】]] -[[【ロマノフリボーン】]] -[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」>DMD-25]] &tag(デッキ集,コスト踏み倒しコンボデッキ);