#author("2021-05-05T09:26:23+09:00","","")
#author("2021-06-23T19:42:18+09:00","","")
*【メタコントロール】 [#d790b870]
//実質的なデッキタイプに分類はされませんが、言葉としては結構よく使われる用語であり、特定の目的をもって作られるものなのでデッキタイプとしてページを作らせていただきました。
//過去の「ボルバルしかいない環境」や「3人に1人はキリコの環境」など、ひとつのデッキが特出しすぎている環境においては、対抗策として常に研究されているデッキだと思われます。
//特定のアーキタイプは永遠に完成せず、絶対のカード等もない上に環境によってはまったく無駄になるページですが、このようなものも大会である、と環境説明をするためにははずせないものだと思います。

通常の[[デッキ]]はコンセプトカード等を決めてから作っていくのに対し、特定のデッキに対する[[メタ]][[カード]]を大量に搭載して主導権を握る[[コントロール]]。基本的に対象とするデッキタイプより早く動くため、事故率を減らす意味で多くても4色以下で作られることが多い。[[環境]]によって様々なデッキに対するメタコントロールが作られ、環境の変化とともに消えていった。

-特性上1種類、あるいは2種類程度のデッキに対して高い勝率を誇るが、逆にそれ以外のデッキには[[ジャンクデッキ]]同然の実力しか発揮しないことも多々ある。

**候補カード [#v235e04b]
|[[《巡霊者メスタポ》]]|[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]の動きを封じる|
|[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]|夫妻の種になりつつブースト&[[ハンデス]]|
|[[《解体人形ジェニー》]]|ハンデス連打で動きを遅延させる|
|[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]|相手の呪文を封鎖する|

**変遷 [#n6d18059]
//これ以下の部分には現在の環境でどのようなデッキが環境を荒らしているかの詳細を書き、それをふまえてデッキが形作れる程度での候補カードをあげて下さい。

***闘魂編環境 [#u7f7a2f1]

//編集お願いします
当時から[[速攻]]、あるいは[[進化クリーチャー]]を軸にした[[デッキ]]はあったため、[[《灼熱波》]]と[[パワー]]によらない[[除去]]を[[《屑男》]]の[[コンボ]]に組み入れ、それをメインとした[[コントロール]]が存在した。[[除去]][[呪文]]と[[《屑男》]]の[[コンボ]]は、《屑男》が[[除去]]されない限り連鎖的に続けられるため強力であった。しかし、[[《ロスト・ソウル》]]などを入れている[[コントロール]]には滅法弱く、[[《屑男》]]もパワーが低いため安定性はあまり無かった。
//とは言え面白いデッキな為こんなデッキが存在がギリギリでできた闘魂編環境までの限定戦などを仲間内でやるなら活躍する場合もあるだろう。

***聖拳編環境 [#n169a98b]
猛威を振るう[[《無双竜機ボルバルザーク》]]は非常に対処が難しく、徹底的にメタったとしても勝率が5割切ると言う事がザラであった。そのため、他の[[デッキ]]にも対応させるべくボルバルへのメタは断念され、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]がさらに使用されていくという悪循環が生じていた。当時の代表的なメタカードには[[《スケルトン・バイス》]]や[[《予言者マリエル》]]などがあったものの、それでも[[【ボルバルブルー】]]や[[【除去ボルバル】]]を押しとどめるには至らなかった。

***転生編環境 [#g966877d]
[[転生編]]になると[[《無双竜機ボルバルザーク》]]は[[殿堂入り]]し、[[ビートダウン]]型の[[【ボルバルブルー】]]に代わって[[【ボルバルブラック】]]・[[【除去ボルバル】]]などの[[【除去コントロール】]][[デッキ]]が流行する。相手が[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を[[サーチ]]してきたところを[[《汽車男》]]、[[《ゴースト・タッチ》]]などで妨害が出来るようになり、他の[[デッキ]]にもついていける余地が生まれた。
同時期に、[[光]]以外の4色で、それぞれの[[【単色速攻】]]が台頭する。これらに対応するには、[[【単色速攻】]]の弱点である[[カードプール]]の狭さを利用するのが有効であるのだが、4種類の[[【単色速攻】]]はそれぞれ全く性質が違うため、すべての弱点を網羅することは不可能であった。
同時期に、[[光]]以外の4色で、それぞれの[[単色速攻]]が台頭する。これらに対応するには、[[単色速攻]]の弱点である[[カードプール]]の狭さを利用するのが有効であるのだが、4種類の[[単色速攻]]はそれぞれ全く性質が違うため、すべての弱点を網羅することは不可能であった。
代表的な[[メタデッキ]]としては、[[《地獄スクラッパー》]]を始めとする優秀な[[除去]][[S・トリガー]]を大量に入れ、素早く[[手打ち]]するための[[《ラブ・エルフィン》]]、[[シールド]]へ加えるために[[《無頼聖者スカイソード》]]や[[《電脳聖者エストール》]]を使う、など。[[除去]]が少なからずあるので、[[《ネオ・ブレイン》]]や[[《トリプル・ブレイン》]]などの[[ドローソース]]で絶え間なく[[除去]]を撃てる様にしてから、[[《光器ペトローバ》]]で自軍を強化して攻め込めば、安全にフィニッシュに持ち込めるだろう。性質上[[S・トリガー]][[デッキ]]となるのだが、[[闇]]以外の4色デッキで[[多色]]を使う上、重い[[カード]]を[[コスト軽減]][[カード]]で撃ち回す事というデッキコンセプトである為、非常にプレイングは難しい。

***不死鳥編環境 [#z7a35935]
[[トップメタ]]の中心[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]への対策として、[[メタ]]にもよるが[[《死劇人形ピエール》]]や[[《クエイク・スタッフ》]]などの[[スレイヤー]]での[[相打ち]]が効果的である。[[《パクリオ》]]などを入れサファイアを出させない事も大切。対策[[カード]]を出す前にやられない為にも、軽量[[ブロッカー]]で時間を稼ぎ、[[《ハイドロ・ハリケーン》]]や[[《ロスト・ソウル》]]などで手詰まりにするのがベターか。

***極神編環境 [#cf0af806]
当時[[トップメタ]]の中心となった[[《龍仙ロマネスク》]]は、[[マナブースト]]は出来るものの、[[手札]]を増やしたり相手の[[マナ]]•[[手札]]に干渉出来るタイプの[[カード]]では無いため、自分の使っている[[デッキタイプ]]がどうであれ、[[《魔天降臨》]]を積むことでそれなりの対策になった。[[青黒]]や[[【白黒緑コントロール】]]ならば、デッキの質をそれほど下げる事なくメタを張ることが可能であり、かつての[[《アストラル・リーフ》]]や[[《無双竜機ボルバルザーク》]]ほどプレイヤーが頭を悩まされる事はなかった。

//編集の際はよく推敲し、読みやすい文章になるよう心掛けてください。カード名も冠詞や「・」などを省略せず、また《》で囲んだ上ほかの語句共々リンクを貼ってください。記述のガイドラインも参考に。
***DM-34発売時点 [#a3c7675b]
//「エンペラー・キリコメタ」のままでも良いのですが、こちらの方がカードプールと殿堂入りの情報を参照しやすいと思いましたので修正しました。

[[環境]]において特出しているデッキは[[【エンペラー・キリコ】]]系列のデッキであり、全国大会の店舗予選においても3人に1人がこの系列のデッキを使用しているという統計が出ている。
そのため、そのデッキの核となるカードを封鎖するカードが大量投入し、また[[白黒緑]]にそれらのカードが多いため、ここを基盤に作られることが多かった。[[【ギャラクシーコントロール】]]と[[【キング・アルカディアス】]]を合わせ、そこにキリコメタカードを搭載した形が一般である。



**いつの時代も使われているデッキのメタコントロール [#ff406f89]
//いりますかね、これ。「ひとつのデッキが特出しすぎている環境においての対抗策」とある趣旨と違うような気もするのですが。

[[【アクアンホワイトブラック】]]
-[[ドロー]][[カード]]を受軸にして動く典型的な[[デッキ]]ではあるが、[[マナブースト]]に欠ける事が弱点である。そのため、大型[[ハンデス]]を[[マナブースト]]から打ち込めれば、相手の行動を大幅に制限出来る為、悩まされているのなら有効だろう。[[光]]や[[闇]]といった文明への対策カードを投入する露骨な作戦も考えられるが、[[確定除去]]や[[スパーク]][[呪文]]を有しているためややリスクがあるか。

**参考 [#af2ab462]
-[[メタ]][[カード]]
-[[メタゲーム]]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/クリーチャーコントロール]]