#author("2024-11-11T12:28:07+09:00","","") #author("2024-11-25T02:39:09+09:00","","") *【ムザルミ天門】 [#pa0880f0] [[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]を軸とした[[【ヘブンズ・ゲート】]]。ここでは主に主流である[[【白緑巨大天門】]]型を紹介するが、この記事で紹介するデッキレシピはあくまで一例に過ぎない。 |頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st VR 光/自然文明 (9)| |クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ビーストフォーク號/ドラグナー 11000| |''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)| |''ブロッカー''| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、コスト6以下のエレメントを1つ、自分の超次元ゾーンから出してもよい。そうしたら、自分の山札を上から5枚を裏向きのままこのクリーチャーの「EXライフ」シールドの下に置いてもよい。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)| |自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。| **主要カード [#t0b210bb] |[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]| 核| |[[《ヘブンズ・ゲート》]]|核| |[[《邪帝斧 デッドアックス》]]|[[ドラグハート]]展開の要| **候補カード [#m4ca8f96] |[[《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》]]|疑似9000[[火力]][[S・トリガー]][[防御札]]/1コスト初動[[サーチ]]| |[[《巨大設計図》]]|初動[[手札補充]]| |[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]※|1枚目の[[《巨大設計図》]]| |[[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]|大量展開、呪文大量詠唱にメタを張る不死ブロッカー/[[山札の上]]3枚から[[エンジェル・コマンド]]をすべて[[回収]]する3[[コスト]][[チャージャー]]| |[[《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]|溜めるプラン用のブロッカー/横展開始動役| |[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]|連鎖の要| |[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]|[[クリーチャー]]による[[カウンター]]を封じる| |[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|[[コスト]]5以下の[[クリーチャー]]の[[能力]]と[[呪文]]の[[効果]]を敵味方問わず[[無視]]する| |[[《光開の精霊サイフォゲート》]]|cipで[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]を使える[[S・トリガー]]付き[[ブロッカー]]| |[[《水雲の聖沌 5u170n》]]|[[プラス効果>S・トリガー・プラス]]で5枚目以降の[[《ヘブンズ・ゲート》]]のスペックに| **超次元ゾーン [#rd25e104] |[[《真聖教会 エンドレス・ヘブン》]]/[[《真・天命王 ネバーエンド》]]|[[フォートレス]]面は[[破壊]]を[[シールド]]に変換/[[クリーチャー]]面は足止めができる[[耐性]]付き[[打点]]| |[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]/[[《天命讃華 ネバーラスト》]]|溜めるプランに使える上に、ささやかながら[[呪文メタ]]もついている/自軍のバトル補助、[[コンボデッキ]]対策になる[[呪文ロック]]| |[[《恐龍界樹 ジュダイオウ》]]/[[《恐・古代王 サウザールピオ》]]|[[ウィニー]]対策/雑に[[攻撃制限]]で蓋をする| |[[《爆炎大剣 ガイサーガ》]]/[[《爆炎覇龍 ガイフレア》]]|[[スピードアタッカー]][[付与]]手段。ささやかながら[[手札補充]]も/&br;[[コスト踏み倒しメタ]]。厄介な[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]のケアに。&br;[[バトル]]で除去するため、[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]の自軍[[バトル]]勝利時[[能力]]のサポートにも| |[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]/[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]|[[効果バトル]]/[[ワンショット]]に失敗時の保険| |[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]/[[《魔壊王 デスシラズ》]]|[[龍解]]後の[[自壊]]により[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]の[[EXライフ]]の離れた時効果を起動させる| |[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]|見切り発車時に使える[[打点]]補強。状況次第で[[ブロッカー]]対策にも| |[[《次元のスカイ・ジェット》]]/[[《次元のモビル・フォレスト》]]|自軍[[スピードアタッカー]][[付与]]/[[召喚]][[コスト軽減]]| **このデッキの回し方 [#l7e69eb9] [[マナブースト]]や[[手札補充]]などで準備を進めてから[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]を唱え、[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]→[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]と繫ぎ、さらに[[《邪帝斧 デッドアックス》]]を[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]に装備させることで[[《邪帝斧 デッドアックス》]]自体と[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]の[[バトル]]勝利時[[効果]]を一気に[[誘発]]することができ、後は[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]なり[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]なりを出して制圧すればよい。いずれの場合もドラグハートを利用して大型を多面展開すれば後は雑殴りするだけで大体勝てる。デッキによってはそれなりの[[打点]]と[[《天命讃華 ネバーラスト》]]だけで十分勝つことができ、特に[[コンボデッキ]]は大体これで事足りる。 [[禁断解放]]や[[禁断爆発]]による一掃など[[ゲーム]]を長引かせることによる裏目がある場合は[[《次元のスカイ・ジェット》]]を呼び出して一刻も早く[[ワンショット]]する。 なお、[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]の疑似[[ウルトラシールド・プラス]][[能力]]は、ただでさえ[[山札]]を酷使する[[デッキ]]でそこまですると[[ライブラリアウト]]の危険性が極めて高いため、ほぼ使わない。 **環境において [#d303da40] [[DM23-EX2]]発売2日目の[[CS>チャンピオンシップ]]([[アドバンス]])でこのカード3枚と[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]4枚を採用した[[白青黒]]型が優勝に輝いた。《エメラルーダ》と相性が良い[[《冥界を統べる新月のハーデス》]]も2枚採用されており、このカードによる[[シールド追加]]は[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]に次ぐ第二の軸と呼べるものになっている。 同日、[[白緑]][[タッチ]][[青黒]]型でも4枚採用され、[[アドバンス]]のCSで4位入賞を果たした。 最初[[《マーシャル・クロウラー》]]を[[《転生スイッチ》]]で呼び出して[[《光霊姫アレフティナ》]]で勝つデッキであったがこの型は一瞬で廃れ、すぐに[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]と[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]のセットをかき集めて[[ワンショット]]する型が主流化。 登場2週目には[[《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》]]での大量[[GR召喚]]や[[《アルカディア・スパーク》]]を[[ループ]]させての[[ライブラリアウト]]、ループにおける[[《電磁魔天イエス・ザナドゥ》]]での呪文再利用を取り入れた型がアドバンスのCSで4位入賞。同週、[[《パンドラの記憶》]]で[[超次元送り]]した[[カード]]をこれで[[リクルート]]するための[[リソース]]に変える型がアドバンスのCSで4位入賞。 登場から2週間近くが経過すると、[[【白緑巨大天門】]]型が確認された。[[《巨大設計図》]]で[[回収]]できる[[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]の呪文側で[[《巨大設計図》]]の[[濁り>濁る]]となる[[1枚積み]]の《エメラルーダ》を引っ張り込んで厚いEXライフシールドを[[暴発]]するという寸法である。以来[[【白緑巨大天門】]]型は主流となった。 [[DM23-EX2]]発売から約2週間後のあるアドバンスのチャンピオンシップの1位から3位までを独占した。 登場約3週間後には、[[【5色ディスペクター】]]と[[【白青赤天門】]]を折衷したような【5色ムザルミ天門】なる変則の型がアドバンスで優勝。 [[《超九極 チュートピア》]]による[[打点]]補強と[[手札]]以外[[メタ]]、豊富な手札を盾にした耐性付与を図る型もある。もっとも大抵は[[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]のような不死ブロッカー、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]といったロック持ちで除去は十分ケアできる。 [[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期に[[《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》]]を獲得。[[光]]の[[ブロッカー]]でこれだけ[[汎用性]]の高い[[マナ回収]]というのは画期的で、序盤のマナ埋めをケアできるなどデッキの動きの安定性・柔軟性が増したと言える。当たり前だが[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]で高出力を出そうにも[[コスト踏み倒し]]先となるキーカードが無ければ実現できず、そこでマナ回収を持つ[[《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》]]の出番である。 『[[全国大会2023>公式大会]]』では予選ラウンドに使用されたアドバンスのデッキとして【巨大天門】括りで48人中13人使用と使用率1位を記録。決勝ラウンド4位入賞者も予選で使用。 [[DM24-RP1]]で[[《光開の精霊サイフォゲート》]]を獲得。[[《ヘブンズ・ゲート》]]と最大8枚体制となったことで、[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]の[[cip]]で作った[[シールド]]の束を[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]で[[シールド回収]]した際、[[暴発]]の当たりを引きやすくなった。 [[DM24-RP1]]期のアドバンスでは、[[《暴発秘宝ベンゾ/星龍の暴発》]]とオリジナル版の[[《暴発秘宝ベンゾ》]]が各4枚入った[[暴発]]ギミック寄りの[[白青黒]]構築がチャンピオンシップ(ただし32人参加規模)で3位入賞。[[《ヴァリアブル・ポーカー》]]と[[《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》]]のパッケージも投入されていた。 『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day1個人戦(アドバンス)では[[【ヘブンズ・ゲート】]]括り(同時点の[[アドバンス]]では[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]を【ヘブンズ・ゲート】に採用しない理由はほぼない)でベスト128進出者中20人使用と予選実績2位。 グランプリ終了後、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の[[呪文ロック]]に引っ掛からないようにした相手の調整を破るために、[[《聖霊王アルファリオン》]]を[[1枚積み]]した型が散見されるように。元々[[《聖霊王アルファリオン》]]型自体の入賞事例はそれなりにあったが、[[《光開の精霊サイフォゲート》]]の登場によってG・ゼロ元を稼ぎやすくなったのが大きい。 [[DMGP2024-2nd>公認グランプリ]]時点ではメタ耐性や[[ハンデス]]耐性の低さから[[【白緑巨大天門】]]型はすっかり衰退。代わりに[[【白青天門】]]に《ムザルミ=ブーゴ》をタッチした折衷型が流行。 [[DM24-BD3]]・[[DM24-BD4]]発売2日目には、横展開用に[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]]4枚を採用しつつそれを活かすフィニッシャーとして[[《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》]]を1枚採用しつつ、3枚採用の[[《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》]]に2枚採用の[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]、各1枚採用の[[《百発人形マグナム》]]、[[《阿修羅ムカデ》]]、2枚採用の[[《審絆の彩り 喜望/キーボード・アクセス》]]でループを行って、[[《ツタンメカーネン》]]を無限に出し入れする型がアドバンスの62人参加のチャンピオンシップで3位入賞。 **参考 [#f26a6470] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/ヘブンズゲート]] -[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]] -[[《邪帝斧 デッドアックス》]] -[[【ヘブンズ・ゲート】]] &tag(デッキ集,【ヘブンズ・ゲート】);