#author("2023-08-23T04:31:56+09:00","","")
#author("2023-08-23T10:43:56+09:00","","")
*【バルガライゾウ】 (デュエプレ) [#rde5f5ff]
**概要 [#nd5a65c7]
[[DMPP-11]]で成立。
デュエプレでの強化により[[山札操作]]をせずとも狙ったクリーチャーを[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]やすくなった[[《超天星バルガライゾウ》]]を[[フィニッシャー]]に起用したデッキ。[[メテオバーン]]により、[[ワンショット]]の盤面を形成する。

《バルガライゾウ》自身と[[マナブースト]]の[[自然]]に、強力なドラゴンの多い[[火]]、さらに防御力の高い[[光]]を加えた[[白赤緑]]をベースに構成されるのが一般的。しかし、その性質上ドラゴンならばどんなクリーチャーでも投入を検討できる。

TCG版と比べ山札の上からめくる枚数が増えているため、必ずしもドラゴンばかりでデッキを組む必要はないが、[[《龍の呼び声》]]・[[《エコ・アイニー》]]・[[《メンデルスゾーン》]]と非常に噛み合いが良いため、成立以来ドラゴン統一で組むのが一般的である。

|超天星バルガライゾウ SR 自然文明 (9)|
|進化クリーチャー:アース・ドラゴン/フェニックス/サムライ 15000|
|マナ進化GV-自分のマナゾーンのドラゴン3枚|
|T・ブレイカー|
|メテオバーン3:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚、墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札の上から5枚を表向きにする。その中から進化でないドラゴンを3枚までバトルゾーンに出してもよい。残りを墓地に置く。|

**主要カード [#b7e6dcf0]
|BGCOLOR(#CCFFCC):|CENTER:BGCOLOR(#CCFFCC):|BGCOLOR(#CCFFCC):|c
|[[《超天星バルガライゾウ》]]|自然|フィニッシャー|
|BGCOLOR(#FFCCFF):|CENTER:BGCOLOR(#FFCCFF):|BGCOLOR(#FFCCFF):|c
|[[《メンデルスゾーン》]]|火/自然|最優先で入れたい、ドラゴン主体デッキで使えるマナブースト|
|BGCOLOR(#CCFFCC):|CENTER:BGCOLOR(#CCFFCC):|BGCOLOR(#CCFFCC):|c
|[[《龍の呼び声》]]|自然|[[《メンデルスゾーン》]]の役割な5〜8枚目の呪文|
|[[《ミステリー・キューブ》]]|自然|かつて非ドラゴンである[[《エコ・アイニー》]]や[[《フェアリー・ギフト》]]などを入れていた枠に0〜4枚採用|

**候補カード [#mc1f0e84]
***単色 [#ce845ff3]
|BGCOLOR(#F8F8F8):|BGCOLOR(#F8F8F8):|c
|[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]|[[cip]]で相手1体破壊に加え、[[メテオバーン]]や[[《龍仙ロマネスク》]]で墓地に落とした非進化ドラゴンを踏み倒せる|
|[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]|VANナイン大王で完封したいなら。あるいは【バルガライゾウ】ミラー対策に投入する|
|BGCOLOR(#FFFFCC):|BGCOLOR(#FFFFCC):|c
|[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]|呪文が多い環境なら素出しもあり。《ロマネスク》の[[マナ基盤]]|
|[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]|~|
|[[《獅子頂龍 ライオネル》]]|《ロマネスク》の[[マナ基盤]]かつ、《ミステリー・キューブ》などで早出しできればシールドの《ヴィオラ・ソナタ》などが受け札になる|
//|BGCOLOR(#CCFFFF):|BGCOLOR(#CCFFFF):|c
|BGCOLOR(#CCCCCC):|BGCOLOR(#CCCCCC):|c
|[[《魔龍バベルギヌス》]]|攻撃中の《バルガライゾウ》を破壊してアタックキャンセルできる。メテオバーンなどで墓地にあるドラゴンを利用可能。場合によっては厄介な相手の[[ゴッド]]や[[サイキック]]の除去にも使える|
|[[《黒神龍オドル・ニードル》]]|攻撃先を誘導するS・トリガー獣。[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]で無限耐久|
|BGCOLOR(#FFCCCC):|BGCOLOR(#FFCCCC):|c
|[[《龍世界 ドラゴ大王》]]|[[cip]]で、盤面の高パワーを利用した[[効果バトル]]で1体除去をしつつ、ドラゴン以外の登場をロックする|
|[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]|味方全員[[スピードアタッカー]]付与、相手獣全員タップインさせる[[マッドネス]]|
|[[《翔竜提督ザークピッチ》]]|手札補充ができる[[マッドネス]]|
|[[《竜星バルガライザー》]]|後続ドラゴンを呼び出せるスピードアタッカー|
|BGCOLOR(#CCFFCC):|BGCOLOR(#CCFFCC):|c
|[[《緑神龍ミルドガルムス》]]|7→9と《バルガライゾウ》に繋げる [[ランデス]]が[[ミラーマッチ]]で輝く|
|[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]|[[S・トリガー獣]]が使う効果や、ターンを返したときにクリーチャーでの逆転に蓋をする|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|2→4と繋げる|
|[[《フェアリー・ギフト》]]|最速で《バルガライゾウ》を出したい場合に。両立はほぼないが[[《ホーガン・ブラスター》]]のヒットでは強制で空撃ちになり、[[《ミステリー・キューブ》]]のヒットでは1マナ加速になる|
|[[《エコ・アイニー》]]|《メンデル》《龍の呼び声》をフル投入だと9枚目以降のマナブーストとなり、抜ける場合もある|

#region2(カードプールの変遷により現在では使われないカード){{
|BGCOLOR(#FFFFCC):|BGCOLOR(#FFFFCC):|c
|[[《天雷の龍聖ロレンツォIV世》]]|ドラゴンを[[ブロッカー]]&[[アンタッチャブル]]に|
|[[《光神龍ベティス》]]|ドラゴンの[[S・トリガー]]防御札 単色防御札として《イージスブースト》と差別化できる|
|[[《光神龍ザ・イエス》]]|4ターンキルではない速攻には[[タイタントリガー]]の[[シールド追加]]が間に合う|
|[[《DNA・スパーク》]]|ほぼ確実に1ターン稼げる[[S・トリガー]]|
|BGCOLOR(#CCFFFF):|BGCOLOR(#CCFFFF):|c
|[[《海王提督ラネーバ・早雲》]]|[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]を召喚するための[[マナ基盤]]。[[cip]]でサムライの《バルガライゾウ》などを手札に加えるチャンスもある|
|[[《電脳海王ネオングライド》]]|[[cip]]でアンタップ獣2体までバウンス|
|[[《蒼神龍バイケン》]]|中型[[マッドネス]]。[[ハンデス]]を逆利用できた場合は相手獣をバウンス可|
|[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]|展開ターンからのワンショットやスピードアタッカーを止める|
|[[《ホーガン・ブラスター》]]|明らかに間に合わない速攻などの相手に一か八かを仕掛けるカード|
|BGCOLOR(#CCCCCC):|BGCOLOR(#CCCCCC):|c
|[[《黒神龍グールジェネレイド》]]|《バルガライゾウ》のマナ進化の進化に使って能動的に[[墓地送り]]できる|
|[[《黒龍王ダーク・ジオス》]]|ドラゴンにアタックトリガーの[[選ばせ除去]]を付与&br;能力を使い切った[[《アカギガルムス》>《武装竜鬼アカギガルムス》]]などを除去札として使えるようになる|
|BGCOLOR(#FFCCCC):|BGCOLOR(#FFCCCC):|c
|[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]|3枚[[シールド焼却]]できるスピードアタッカー|
|[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]|スピードアタッカー、[[ガチンコ・ジャッジ]]で[[追加ターン]]|
|[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]|相手のコスト4以下の[[召喚ロック]]|
|[[《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》]]|[[マーシャル・タッチ]]で5000以下全体除去。《ライゾウ》のアタックキャンセルにも|
|[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]|[[cip]]で3000以下、サイキックなら6000以下の全体除去|
|[[《偽りの王 ルードヴィヒ》]]|自己コスト軽減・攻撃時7000火力を持つスピードアタッカー|
|[[《幻獣竜機ボルパンサー》]]|[[スピードアタッカー]]兼条件付き除去札|
|[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]|条件付きスピードアタッカーの何でも屋&br;[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》>《破壊龍神》#glink2]]への回答|
|[[《時空の神風ストーム・カイザー XX》]]/&br;[[《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》]]|ドラゴン比率が高いので[[覚醒]]&[[追加ターン]]を狙える|
|[[《超次元ストーム・ホール》]]|《時空の神風ストーム・カイザー XX》を出す。コストの重さも豊富なマナブーストで補える|
|[[《コッコ・ルピア》]]|ドラゴンのコスト軽減|
|[[《ボルシャック・NEX》]]|《コッコ・ルピア》を[[リクルート]]|
|[[《爆竜 GENJI・XX》]]|厄介な[[ブロッカー]]を[[破壊]]できるスピードアタッカー 《バルガライゾウ》が間に合わないときの中継ぎにも|
|[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]|山札から《バルガライゾウ》等をサーチできる このカードを使う1ターンの遅れに注意|
|[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]|進化クリーチャー 環境の変化で対速攻にも間に合うか怪しい [[ロマネキャンセル]]を意識するなら|
|BGCOLOR(#CCFFCC):|BGCOLOR(#CCFFCC):|c
|[[《緑神龍ディルガベジーダ》]]|相手の3000以下全体マナ送り、9000以下1体マナ送り|
|[[《剛撃無双カンクロウ》]]|マナ送り、相手にコスト11以上かパワー18000以上がいればタダで出せる|
|[[《ホッピ・ルッピ》]]| 初動のマナブースト兼2マナの[[キンアル>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]ロック解除要員。マナにドラゴンが増えるわけではないので、《アカギ》のcipの発動に寄与できない点には留意したい|
}}

***多色 [#n3a07b40]
|BGCOLOR(#FFCCFF):|CENTER:BGCOLOR(#FFCCFF):|BGCOLOR(#FFCCFF):|c
|[[《武装竜鬼アカギガルムス》]]|火/自然|[[S・トリガー]]。マナゾーンにドラゴンが3枚以上あれば3000火力+マナブースト|
|[[《無双龍聖イージスブースト》]]|光/自然|[[マナブースト]]付き[[S・トリガー]][[ブロッカー]] スムーズに《メンデル》を唱えるため多色枚数は要調整|
|[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]|火/自然|セルフマナ送りすることで6000火力除去|
|[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|闇/火/自然|[[ランデス]]と単体除去、[[マナブースト]]を行う [[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]対策にも|
|[[《龍仙ロマネスク》]]|光/火/自然|4マナブーストと自ターン終了時にセルフランデス。貴重なドラゴンの単体ブロッカー。《バベルギヌス》や《ヴィオラ・ソナタ》用の墓地肥やしも担える。相手のターン中の[[《父なる大地》]]や[[《ミステリー・キューブ》]]で登場してしまうのに弱いのが数少ない欠点|
|[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]|火/自然|スピードアタッカーの[[コスト踏み倒しメタ]]。[[メテオバーン]]で落とし、踏み倒したクリーチャーにリアニメイト持ちがいる場合、能力はリアニメイト→山札回復の順で発動するため、リアニメイトは可能。次ターンからは墓地が空になってしまう点は注意が必要|
//[[メテオバーン]]で落とせば[[デッキアウト]]の心配がなくなるが、《バベルギヌス》などの蘇生が使えなくなるので要注意|

#region2(カードプールの変遷により現在では使われないカード){{
|BGCOLOR(#FFCCFF):|CENTER:BGCOLOR(#FFCCFF):|BGCOLOR(#FFCCFF):|c
|[[《偽りの王 モーツァルト》]]|闇/火/自然|ドラゴン以外を全体除去。相手のドラゴンへの攻撃制限によりミラーでも優秀|
|[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]|水/火|二面除去可能なドラゴン [[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]への回答だが水マナの捻出がネック|
|[[《神滅竜騎ガルザーク》]]|闇/火|《グールジェネレイド》を投入する場合のお供|
|[[《無双竜機ボルグレス・バーズ》]]|火/自然|マナブーストで落ちてしまった《バルガライゾウ》を回収|
|[[《剛撃竜騎ヴィレム海舟》]]|火/自然|《バルガライゾウ》で捲れれば一緒に捲れたドラゴンをスピードアタッカーに|
}}

**このデッキの回し方 [#z0ba80a5]
序盤は[[《メンデルスゾーン》]]・[[《龍の呼び声》]]・[[《エコ・アイニー》]]などでマナを溜める。その後は相手の出方に応じて[[《武装竜鬼アカギガルムス》]]や[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]等で盤面除去をしつつ、さらにマナを溜める。
9マナ、もしくは7マナ+[[《フェアリー・ギフト》]]が集まったところで[[《超天星バルガライゾウ》]]を召喚し、[[メテオバーン]]で出てきたドラゴンと一緒に一気に詰める。

マナブーストを多用するため、手札消費が激しい。ハンデスを撃たれうると判断したなら[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]などの[[マッドネス]]を抱えておく選択を取る場合もある。
//[[《無双竜機ボルグレス・バーズ》]]を使わない場合、《バルガライゾウ》召喚直前の手札は1~2枚になっていることがほとんど。そこを狙って[[ハンデス]]されやすいため、[[《翔竜提督ザークピッチ》]]やデコイとなる[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]はなるべく最後まで握っておきたい。

[[《龍仙ロマネスク》]]のランデスや《バルガライゾウ》の召喚で[[進化元]]とする3体は、[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]での[[リアニメイト]]を見据えて、強力な常在型能力持ちや[[ワンショット]]を後押しするための[[スピードアタッカー]]付与持ちを選ぶのがよい。
//《バルガライゾウ》の召喚で[[進化元]]とする3体には、[[《魔龍バベルギヌス》]]での[[リアニメイト]]を見据えて、[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]などの優先的に場に出したいクリーチャー、あるいは《バルガライゾウ》や《バベルギヌス》そのものなどの《バベルギヌス》の探索を邪魔しないドラゴンを選ぶのがよい。

平均パターン
-(2ターン目)《メンデルスゾーン》→(3ターン目)《メンデルスゾーン》または《龍の呼び声》または《無双龍聖イージスブースト》→(4ターン目)《龍仙ロマネスク》→(5ターン目)《超天星バルガライゾウ》
-(3ターン目)《コッコ・ルピア》または《龍の呼び声》→(4ターン目)《龍仙ロマネスク》または《ボルシャック・NEX》で《コッコ・ルピア》リクルート→(5ターン目)《超天星バルガライゾウ》

最速パターン
-(2ターン目)《メンデルスゾーン》→(3ターン目)《メンデルスゾーン》×2→(4ターン目)《超天星バルガライゾウ》
-(2ターン目)《フェアリー・ライフ》→(3ターン目)《コッコ・ルピア》または《エコ・アイニー》または《龍の呼び声》→(4ターン目)《フェアリー・ギフト》と《超天星バルガライゾウ》

**長所 [#l8bca734]
最速4~6ターンでドラゴンが最大4体並ぶのは単純に強い。[[《超天星バルガライゾウ》]]のメテオバーンで[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《龍世界 ドラゴ大王》]]が捲れれば[[S・トリガー]]による反撃もケアできる。
[[マナ進化GV]][[クリーチャー]]の《バルガライゾウ》や、[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]といった[[スピードアタッカー]]、それらを[[リアニメイト]]できる[[《魔龍バベルギヌス》]]などを採用できるため、マナさえあれば[[今引き]]は強め。

**短所 [#b5a166ab]
ドラゴンの[[S・トリガー]]受け札の性能が低く、種類も少ない。しかし、非ドラゴンの[[S・トリガー]]を投入すればするほど、[[《メンデルスゾーン》]]などの追加ブーストや[[《バルガライゾウ》>《超天星バルガライゾウ》]]の[[メテオバーン]]が失敗しやすくなる。

序盤に[[《龍の呼び声》]]・[[《エコ・アイニー》]]が手札に来ないと、5ターンの間マナチャージしかできないということも起こりうる。

デッキに投入される1/3程度が非ドラゴンである。例えば、[[《フェアリー・ライフ》]][[《龍の呼び声》]][[《エコ・アイニー》]]の合計12枚以外をすべてドラゴンで統一すれば、ちょうどデッキの30%が非ドラゴンになる。流石に山札の上から5枚見る[[メテオバーン]]では不発のリスクは少ないものの、[[《龍の呼び声》]]や[[《エコ・アイニー》]]は結構な確率で外してしまう。
[[DMPP-21]]時点では確定枠の[[《メンデルスゾーン》]][[《龍の呼び声》]]の最低8枠まで圧縮できているため、ドラゴン参照マナブーストが外れる確率は過去より下がっている。

//運が悪ければ、[[メテオバーン]]を使っても[[《光神龍ベティス》]]や[[《武装竜鬼アカギガルムス》]]のような勝利に直結しないドラゴンしかめくれないということもありうる。

[[レアリティ]]の高いものが多い高コスト[[ドラゴン]]を多く搭載するため、デッキ構築コストは高くなりがち。

自分より先に[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]を出されると何もできなくなる。汎用性皆無のヤケクソなら、最速4ターン目開始時に[[《ドラゴンの執事ニャンパッタ》]]からの踏み倒しで《VAN・ベートーベン》が登場できて、[[S・トリガー]]で《ニャンパッタ》を対処できなければ敗北が確定する。

**環境において [#q20e000c]
デッキが構築できるようになった[[DMPP-11]]時点ではフィニッシャーは[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]、サブフィニッシャーは[[《竜星バルガライザー》]]などが起用されていた。[[S・トリガー]]受け札の質は低く、一般的な構築の[[白赤緑]]では[[《光神龍ベティス》]]と[[《武装竜鬼アカギガルムス》]]ぐらいしかなかった。《ベティス》は[[《龍仙ロマネスク》]]用の白マナとしての側面も大きかった。

[[DMPP-13]]で[[《魔龍バベルギヌス》]]を獲得した。《バルガライゾウ》のメテオバーンから登場し、その《バルガライゾウ》を[[アタックキャンセル]]しつつ、メテオバーンで墓地に落とした《サファイア・ドラゴン》を踏み倒し、安全にシールド焼却できるようになった。
それまでの【バルガライゾウ】は、せっかく[[シールド焼却]]できる《サファイア・ドラゴン》を踏み倒すのに、その前にシールドブレイクしなければならない、《サファイア・ドラゴン》を踏み倒しても2枚しかシールドが残っていない欠点を解消した形となる。

[[DMPP-14]]で[[《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》]]を獲得し、《バルガライゾウ》のアタックキャンセル手段が増えた。
一方で、《龍仙ロマネスク》や[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]がND落ちしたことで、[[New Division]]では白抜きの構築が増えた。

[[DMPP-15]]で起死回生の1枚になるS・トリガーの[[《ホーガン・ブラスター》]]を獲得した。前弾の[[DMPP-14]]で登場した[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]と組み合わせた黒抜き4色の構築も見られるようになった。

[[DMPP-17]]で《バルガライゾウ》本体がND落ちしたことで、【バルガライゾウ】はAll Division専用デッキとなった。

[[DMPP-19]]で[[《メンデルスゾーン》]]と強力なドラゴンを複数獲得した。このころになると、《バルガライゾウ》の攻撃はキャンセルするのではなく、S・トリガーが捲れても[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]で使わせない、あるいは返しのターンに反撃させない構築へとシフトしていった。ブロックされるとただのファッティでしかなく、そもそも《ライゾウ》でシールドブレイクしているため、シールド焼却のうまみが薄い《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》は抜けていった。
同時に、[[《魔龍バベルギヌス》]]や[[《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》]]といったアタックキャンセルを目的に採用していたドラゴンも、キャンセルせずそのまま突っ切るのが主流化したのでデッキから不要になった。

かつては[[《龍仙ロマネスク》]]の持つ[[墓地肥やし]]効果がアクセス不安定で、セルフ[[ランデス]]が自分の首を絞めることが多かったが、[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]の登場により6→9と《バルガライゾウ》を引けていなくてもスムーズにアクセスできるようになり《ロマネスク》は必須級まで評価を改めた。
《ヴィオラ・ソナタ》は[[《魔龍バベルギヌス》]]と違い文明の解放が必要なく召喚できるのと、[[墓地肥やし]]していなくても敵のクリーチャーの除去ができて、《バベルギヌス》の担っていた除去札の仕事も完遂できるのが大きい。

//良質な光文明ドラゴンとして[[《無双龍聖イージスブースト》]]を獲得したことで、《龍仙ロマネスク》入りの[[白赤緑]]構築が復活した。
//使ってみるとわかるけどデュエプレのイージスブーストは強くない。ロマネ4枚デルフィン&ナンバーナイン5枚とかで光マナはだいたい足りてる

[[DMPP-21]]では、《バルガライゾウ》の攻撃中に登場して即座に[[常在型能力]]でドラゴン以外に[[着地置換効果]]を発揮する[[《龍世界 ドラゴ大王》]]を獲得した。[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]や[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]は、2番手の攻撃要員になると途端にメリットが少なくなる悩みがあったがそれを解消できた。同じく強力な[[常在型能力]]の[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]も獲得。

[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]or[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]、[[《龍世界 ドラゴ大王》]](or、[[ブロッカー]]は許すが[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]])のセットの時点で[[オールタップ]]呪文と[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などが無効になってしまう上、[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]の[[墓地利用]]で揃う確率も低くないのが凶悪である。[[オーバーキル]]だが[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]も投入し出すことに成功すればドラゴンS・トリガーの[[《黒神龍オドル・ニードル》]]などすら防いでしまい、バトルゾーンに存在する打点で相手から[[リーサル]]を受けないのなら、100%勝利になる。

2023年8月24日付で[[《龍仙ロマネスク》]]が[[AD殿堂>DP殿堂]]に指定された。[[《メンデルスゾーン》]]と[[《龍の呼び声》]]の8枚体制からの4ターン目に6マナ到達《ロマネスク》召喚→5ターン目大型ドラゴンという黄金ムーブにメスが入り、総合的にデッキ速度が落ちた。[[《フェアリー・ギフト》]]や[[《ダンシング・フィーバー》]]など[[リペア]]となりそうなものは非ドラゴンということで[[濁り]]の元にもなる。
2023年8月24日付で[[《龍仙ロマネスク》]]が[[AD殿堂]]に指定された。[[《メンデルスゾーン》]]と[[《龍の呼び声》]]の8枚体制からの4ターン目に6マナ到達《ロマネスク》召喚→5ターン目大型ドラゴンという黄金ムーブにメスが入り、総合的にデッキ速度が落ちた。[[《フェアリー・ギフト》]]や[[《ダンシング・フィーバー》]]など[[リペア]]となりそうなものは非ドラゴンということで[[濁り]]の元にもなる。

**その他 [#e553fea2]
-[[《幻想妖精カチュア》]]や([[《バルガレイズ・ドラゴン》]]を併用した)[[《紅神龍バルガゲイザー》]]でも[[《超天星バルガライゾウ》]]をコスト踏み倒しできるが、[[探索]]の仕様上、どちらもデッキ内のドラゴンの種類を抑えた運用が一般的であり、ドラゴンの比率を高めたい《バルガライゾウ》との相性はあまりよくない。

**サンプルレシピ [#x8dcfb03]
[[DMPP-11]]のレンタルデッキ。

|カード名|文明|枚数|補足|h
|BGCOLOR(#FFFFCC):|CENTER:BGCOLOR(#FFFFCC):|BGCOLOR(#FFFFCC):|BGCOLOR(#FFFFCC):|c
|[[《光神龍セブンス》]]|光|3||
|[[《光神龍ベティス》]]|光|4|S・トリガー|
|[[《光神龍ザ・イエス》]]|光|1||
|[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]|光|1||
|BGCOLOR(#FFCCCC):|CENTER:BGCOLOR(#FFCCCC):|BGCOLOR(#FFCCCC):|BGCOLOR(#FFCCCC):|c
|[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]|火|2||
|[[《フレミングジェット・ドラゴン》]]|火|3||
|[[《翔竜提督ザークピッチ》]]|火|2||
|[[《竜星バルガライザー》]]|火|1||
|BGCOLOR(#CCFFCC):|CENTER:BGCOLOR(#CCFFCC):|BGCOLOR(#CCFFCC):|BGCOLOR(#CCFFCC):|c
|[[《フェアリー・ライフ》]]|自然|4|S・トリガー|
|[[《龍の呼び声》]]|自然|4||
|[[《エコ・アイニー》]]|自然|4||
|[[《超天星バルガライゾウ》]]|自然|3|進化|
|BGCOLOR(#FFCCFF):|CENTER:BGCOLOR(#FFCCFF):|BGCOLOR(#FFCCFF):|BGCOLOR(#FFCCFF):|c
|[[《聖霊龍騎アサイラム》]]|光/火|2||
|[[《武装竜鬼アカギガルムス》]]|火/自然|4|S・トリガー|
|[[《剛撃竜騎ヴィレム海舟》]]|火/自然|2||

**参考 [#e1f550c7]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[《超天星バルガライゾウ》]]
-[[【バルガライゾウ連ドラ】]]

&tag(デッキ集 (デュエプレ));