#author("2025-03-24T19:40:21+09:00","","")
#author("2025-03-24T23:59:20+09:00","","")
*【ドギラゴン剣】 (デュエプレ) [#wd06e685]

[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を[[切り札]]に据えた[[ワンショット]][[デッキ]]。[[DMPP-28]]期に成立。

TCGに存在した[[アーキタイプ]]と同じくその構築は様々で、[[メインデッキ]]のほとんどが[[自由枠>スペース]]と言っても過言ではない。ここでは代表的な型を取り上げる。

|蒼き団長 ドギラゴン剣 LEG 火/自然文明 (8)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000|
|革命チェンジ:火または自然のコスト5以上のドラゴン|
|T・ブレイカー|
|自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|ファイナル革命:「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分のマナゾーンまたは手札からコストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数バトルゾーンに出す。|

|絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート VR 闇/火文明 (5)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 4000|
|スピードアタッカー|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の墓地からクリーチャー1枚を手札に戻す。|

**主要カード [#yf02c2b2]
|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]がない前提ではあるが、あらゆる角度からワンショットを狙えるスーパーカード|
|[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]|[[汎用性]]の高い[[革命チェンジ]]元。構築段階で[[ハンデス]]耐性がある|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|~|
|[[《禁断〜封印されしX〜》]]|[[P'S封印]]による[[墓地肥やし]]のブースター&br;【赤黒ドギラゴン剣】の[[カウンター]]要員&br;【成長ドギラゴン剣】で[[キーカード]]を引く確率を上げるための[[山札圧縮]]|
|[[《禁断 ~封印されしX~》]]|[[P'S封印]]による[[墓地肥やし]]のブースター&br;【赤黒ドギラゴン剣】の[[カウンター]]要員&br;【成長ドギラゴン剣】で[[キーカード]]を引く確率を上げるための[[山札圧縮]]|

**[[S・トリガー]]など [#v375a14b]
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|【ドギラゴン剣】と[[【キリコ・アンプラウド】>【キリコ・アンプラウド】 (デュエプレ)]]の[[メタカード]]|
|[[《閃光の守護者ホーリー》]]|[[オールタップ]]+[[打点]]として返しのワンショットに参加できる|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|《ホーリー》と互換性能の[[防御札]]&br;[[軽く>軽い]]て[[《地獄門デス・ゲート》]]で[[リアニメイト]]しやすい&br;[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]から出すことで相手の[[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]の[[能力]]をカット|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|各種[[墓地肥やし]]により[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《奇天烈 シャッフ》]]のリアニメイトが捗る|
|[[《死神スクリーム・ハンド》]]|《イーヴィル》か[[《第三種 ベロリンガー》]]を[[回収]]して[[カウンター]]|
|[[《Rev.タイマン》]]|[[色]]になる[[スパーク]]感覚|
|[[《チャケの応援》]]|~|
|[[《葉嵐類 ブルトラプス》]]|[[S・トリガー]]の[[ドラゴン]]。[[防御札]]としての信頼性は低め|
|[[《アルカディア・スパーク》]]|優秀な[[マナ基盤]]。[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を[[除去]]できる|
|[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]|ほぼ【赤黒ドギラゴン剣】専用。[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[濁り]]にならない|
|[[《禁断V キザム》]]|~|

**環境において [#y13a9312]
[[BATTLE ARENA]] 2025 SPRINGの2次予選では、【赤黒ドギラゴン剣】が15.80%、【黒赤緑ドギラゴン剣】が15.09%、【ハムカツ団】が12.50%、【成長ドギラゴン剣】が6.84%、上記4種の合計が50.23%と【ドギラゴン剣】が半数以上を占める圧倒的な環境になった((https://x.com/dmps_info/status/1903402526461841470))。
その後の決勝ラウンドでは出場者8名中5名が【ドギラゴン剣】、ベスト4は全て【ドギラゴン剣】という結果となった。
*【黒赤緑ドギラゴン剣】 [#w9231eaa]
リリース初日にND瞬間1位報告があった型。

[[《ボルシャック・ドギラゴン》]][[《終末の時計 ザ・クロック》]]など多くの仮想敵に[[刺さる]][[《単騎連射 マグナム》]]と[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]のパッケージに加えて、それらを[[サーチ]]するための[[《未来設計図》]]が採用されている。

**主要カード [#u52432f1]
|[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]|[[cip]]と[[pig]]で[[文明]]問わず3以下を[[マナ]]から出す|
|[[《単騎連射 マグナム》]]|[[New Division]]で使える数少ない[[カウンター]]封じ|
|[[《風の1号 ハムカツマン》]]|《レヴィヤ》が[[破壊]]された時に[[pig]]で出してダメ押し|
|[[《未来設計図》]]|[[探索]]組が使いものにならないのでTCGと違いライバルがいない|

また、[[《天真妖精オチャッピィ》]]の採用も特徴的だった。構築者ではないので憶測になるが、
+【成長ドギラゴン剣】対策として、[[マナブースト]]で《イーヴィル》着地を間に合わせる
+[[P'S封印]]から[[墓地]]に[[落ちた>落ちる]]カードをマナに送って実質[[サーチ]]として運用する
+《レヴィヤ》が破壊された時に[[pig]]で出して《レヴィヤ》をマナに置き、[[ファイナル革命]]の弾丸を再装填する

といった役割があったと思われる。

[[DMPP-29]]期NDでは【赤黒ドギラゴン剣】[[【白単連鎖】 (デュエプレ)]]等の軽減持ちクリーチャーとメタクリーチャーの対策になりサーチもできる[[《超DXブリキン将軍》]]、デッキの多色を絞ることで確定サーチが可能な[[《次元の霊峰》]]などを取り入れた型が開拓された。
**主要カード(《超DXブリキン将軍》型) [#u52432f1]
|[[《フェアリー・ライフ》]]|単色の初動。[[S・トリガー]]の有無、《イーヴィル》《リバイヴホール》で回収できるか等が差別化点|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~|
|[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]|多色の初動。[[《封魔ウアラク》]]等を焼ける。《ドギラゴン剣》のファイナル革命で《エンターテイナー》と同時に出せる。|
|[[《次元の霊峰》]]|足りないパーツのサーチ。多色を《ドギラゴン剣》《イーヴィル》《エンターテイナー》《ブリキン将軍》《ジョニーウォーカー》等の5種に絞ることで確定サーチ。|
|[[《フェアリー・トラップ》]]|トリガー兼初動。|
|[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]|コスト踏み倒しメタ。ファイナル革命の踏み倒し先。《ボルドギ》《ミラミラ》の革命0トリガー獣にも刺さる。|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|主に[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出して《ドギラゴン剣》に革命チェンジ。|
|[[《超次元ボルシャック・ホール》]]|~|
|[[《超DXブリキン将軍》]]|火力とサーチを選べる革命チェンジ先。マナ加速からの[[手打ち]]も。|
|[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]|色の合う単色除去トリガー獣。|
|[[《罠の超人》]]|~|

*【赤黒ドギラゴン剣】 [#g79cc396]
リリース後数日経ってから瞬間1位報告、レート1600以上到達報告が相次いだ型。

大量の[[除去]]と[[S・トリガー]]で【成長ドギラゴン剣】を見ながら、それ以外のデッキに対しても[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[禁断解放]][[カウンター]]という強力な択をチラつかせることができる。

**主要カード [#l11dacf7]
|[[《一撃奪取 トップギア》]]|[[赤単]]のお供、[[軽減]]クリーチャー|
|[[《龍友伝承 コッコ・ゲット》]]|~|
|[[《虹彩奪取 ブラッドギア》]]|[[黒赤]]版の《トップギア》|
|[[《革命の鉄拳》]]|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を2枚以上使用宣言した時に合間で唱えてすべて不発になるリスクを減らす|
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|強力な[[革命0トリガー]]|
|[[《第三種 ベロリンガー》]]|2枚で[[革命チェンジ]]を繰り返して相手の[[手札]]を枯らす|
|[[《悪革の怨草士 デモンカヅラ》]]|[[ディスカード]]で除去|
|[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]|ハンデスメタ。[[【キリコ・アンプラウド】>【キリコ・アンプラウド】 (デュエプレ)]]はこれ1枚では止まってくれないのが悩み|
|[[《ゴーゴー・ジゴッチ》]]|ドラゴンサーチ|
|[[《メガ・ショック・ドラゴン》]]|手札補充、《トップギア》から3ターン目に出したい、《デモンカヅラ》《ベロリンガー》の革命チェンジ元|
|[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]|サブフィニッシャー、[[革命0トリガー]]や[[シールド回収]]で着地タイミング調整|

[[DMPP-28]]では[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]][[《スクランブル・チェンジ》]][[《勝利のアパッチ・ウララー》]]が未実装、[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]][[《熱血提督 ザーク・タイザー》]][[《熱血龍 バトリベンジ》]][[《爆炎シューター マッカラン》]]が[[New Division]]落ちしており、[[革命ファイナル]]当時このデッキを使う意味だったカードがほぼすべて使えない状態ではあるが、そんな「歯抜け」の構築でも[[ランクマッチ]]では相当数のプレイヤーが使用している。

[[DMPP-28]]環境序盤の時点では、[[【キリコ・アンプラウド】>【キリコ・アンプラウド】 (デュエプレ)]]に勝つために[[《第三種 ベロリンガー》]]を3枚以上積んだ[[ハンデス]][[ビート>ビートダウン]]型が主流。【キリコ・アンプラウド】側もそれに対抗して[[《剛撃霊樹 タイタニス》]]採用などの動きが見られる。
環境中盤辺りから[[《メガ・ショック・ドラゴン》]]、[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]の採用も見られるようになった。

*【成長ドギラゴン剣】 [#s6106590]
[[環境]]で最も速い[[【速攻】]]。1〜2[[マナ]]のクリーチャーから[[革命チェンジ]]を繰り返して3ターン目[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]着地を目指す。

**主要カード [#h52ad72d]
|[[《トレジャー・マップ》]]|[[サーチ]]|
|[[《冒険妖精ポレゴン》]]|1マナのチェンジ元|
|[[《スナイプ・モスキート》]]|~|
|[[《無頼勇騎タイガ》]]|2マナのチェンジ元。[[ファイナル革命]]の踏み倒し先|
|[[《風の1号 ハムカツマン剣》]]|~|
|[[《二族 ンババ》]]|中継革命チェンジ|
|[[《漢の2号 ボスカツ》]]|~|
|[[《刀の3号 カツえもん剣》]]|~|
|[[《超DXブリキン将軍》]]|《ドギラゴン剣》をサーチ。[[破壊]]の[[モード]]も強力|
|[[《リュウセイ・ジ・アース》]]|主に[[ミラーマッチ]]用|
|[[《百族の長 プチョヘンザ》]]|~|

存在するだけで遅いデッキに対する抑止力となり、環境への影響が大きい。

欠点は[[【ベアフガン】>【ベアフガン】 (デュエプレ)]]以上に[[リソース]]が細いので[[《オリオティス・ジャッジ》]]を1枚でも踏むと復帰が難しいことと、[[ミラーマッチ]]の不毛さだろう。[[スピードアタッカー]]を入れていないと延々と[[相打ち]]が続くゲームになりやすい。

[[DMPP-29]]で中継革命チェンジと[[スピードアタッカー]]を兼ねる[[《刀の3号 カツえもん剣》]]を獲得。中継革命チェンジの除去にやや強くなった。ただし《ボスカツ》を《カツえもん剣》に総入れ替えすると[[ミラーマッチ]]の《ボスカツ》が重くなる。

**[[《S級原始 サンマッド》]]採用型 [#h52ad72d]
[[DMPP-28]]期に開拓された[[《S級原始 サンマッド》]]とその進化元を投入した型。単に《サンマッド》が5枚目の[[T・ブレイカー]]になり、[[名目コスト]]の低さから[[《制御の翼 オリオティス》]]形式の[[コスト踏み倒しメタ]]にある程度耐性があるほか、[[《学校男》]]と[[ハンデス]]で成長を妨害してくる【青黒ハンデス】のようなデッキには小型クリーチャー横並べからの《サンマッド》侵略のサブプランへの切り替えができるといったようにある程度の対応力がある点が強み。

《サンマッド》侵略から5コスト革命チェンジへとつなぐことで《サンマッド》の[[マナ送り]]効果を使いまわすことができるため、複数体の[[ブロッカー]]で守りを固められた際の突破力もある。

《サンマッド》とその進化元に[[デッキスペース]]を割くため、[[防御札]]の枠がとりにくいのが難点。
[[DMPP-29]]実装時点では実質[[スパーク]]無効の[[《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》]]を有する[[【ハムカツ団】 (デュエプレ)]]、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]による[[山札破壊]]狙いの【青黒ハンデス】、[[シールド焼却]]を行う[[《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》]]などの存在から、防御札を入れない構築が多数派か。

**主要カード [#h52ad72d]
|[[《S級原始 サンマッド》]]|核。打点・除去要員|
|[[《風の1号 ハムカツマン》]]|《サンマッド》の進化元SA、ファイナル革命の踏み倒し先|
|[[《雪精 ジャーベル》]]|サーチ兼《サンマッド》の進化元|

*【モルトNEXT剣】 [#gc2c1ba3]
[[【モルトNEXT】 (デュエプレ)]]を参照。

自分で使わない場合でも[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]が入っていないことは覚えておいた方が良いだろう。これにより[[《ヘブンズ・ゲート》]]などの[[コスト踏み倒し]]に裏目がないし、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]の[[山札破壊]]が9割方通る。

*【ハムカツ団】 [#o8406fdd]
[[【ハムカツ団】 (デュエプレ)]]を参照

[[DMPP-29]]期に成立した、[[ハムカツ団]]の[[種族デッキ]]。性質上、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]も主要カード枠。

**参考 [#te17c954]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[【ドギラゴン剣】]] (TCG版)

&tag(デッキ集 (デュエプレ));