#author("2025-09-09T22:31:01+09:00","","") #author("2025-09-09T22:32:40+09:00","","") *【ターボメビウス】 [#fe6ffb8d] [[《アストラル・リーフ》]]に[[《メビウス・チャージャー》]]を撃ち、そのときに得た圧倒的な[[マナ]]、[[ハンドアドバンテージ]]を活用するデッキ。 基本的にこの動きの後は[[《地獄万力》]]、[[《ロスト・ソウル》]]などの大きく戦況を覆せる重い呪文を撃ち、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]や[[《インビンシブル・フォートレス》]]で安全に勝負を決める。 [[殿堂]]制施行以前では最後に登場した、[[《アストラル・リーフ》]]系の[[デッキタイプ]]でもある。 |アストラル・リーフ VR 水文明 (2)| |進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 4000| |進化ー自分のサイバー・ウイルス1体の上に置く| |このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、カードを3枚引いてもよい。| |メビウス・チャージャー UC 自然文明 (3)| |呪文| |バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選び、自分のマナゾーンに置く。| |チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)| 黄金パターンは +1ターン目に[[《マリン・フラワー》]]を召喚。 +2ターン目に[[《アストラル・リーフ》]]を召喚。 +3ターン目に[[《メビウス・チャージャー》]]でリーフと進化元と自身をマナに送る。 この時点で先攻であっても''手札4枚+6マナ''と、当時としては異様なほどの速さ+[[手札]]消費の無さで大量の[[マナ]]を得る事ができた。 さらに[[マナゾーン]]には[[アンタップ]]状態の[[水]][[マナ]]2・[[自然]][[マナ]]1が残っているため、同[[ターン]]で[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《エナジー・ライト》]]、酷い時には再び[[《マリン・フラワー》]]+[[《アストラル・リーフ》]]でのさらなる補給も行えた。 これにより[[速攻]]にも耐えられる速さで重呪文を撃つ体勢に入る。 上記以外のパターンでも、[[《サイバー・ブレイン》]]なども絡めることにより、高い確率で4、5ターン目には7マナが出せ、直後に[[《地獄万力》]]か[[《ロスト・ソウル》]]という動きが可能。 一度[[呪文]]で場を流したら、後は[[《地獄万力》]]や[[《バザガジール・ドラゴン》]]で盤面を取りながら[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]で勝負を決める。実際は[[サイバー・ウイルス]]軍団で攻めても十二分な場合も多く、状況によってトドメをさす手段を変える。 全体的な趣は《アストラル・リーフ》+《メビウス・チャージャー》のエンジンを搭載した[[【ボルメテウスコントロール】]]と言えるだろう。 上記の方法での冗談のような大量の[[アドバンテージ]]を無駄なく勝利に転換することができ、デッキとしての強さ、完成度はかなりハイレベル。 -一部プレイヤーは[[ミラーマッチ]]意識で、大量ドローによって薄くなった山札を狙うために[[《ヘル・スラッシュ》]]を採用することがあった。 -[[《メビウス・チャージャー》]]が足りないと思うなら、[[《ガイアズ・ソング》]]や[[《霊騎ラグマール》]]等を1,2枚追加するのも手である。 -実際のところは有名になった直後に[[殿堂]]が施行されたため、大きな[[公式大会]]での活躍戦績は乏しい。 しかし、このデッキの登場からかなり時間が経過した2019年1月21日より[[《アストラル・リーフ》]]が[[殿堂解除]]となった為、《リーフ》以外特に被害を受けていないこのデッキを再度組むことができるようになった。 --[[《アストラル・リーフ》]][[殿堂解除]]後のカードプールで組もうとすると、自然と[[【青黒緑シャコガイル】]]のような構築になる。貧弱な進化元を積む分汎用性やデッキパワーは下がるが、フィニッシャーの[[《水上第九院 シャコガイル》]]を着地させるまでは比較的安定して早期に行うことができる。 ---[[《CRYMAX ジャオウガ》]]登場後はそちらをフィニッシャーとした型も組めるようになった。速度の面では[[《水上第九院 シャコガイル》]]型とは比べ物にならないほど速く、フィニッシュが安定しやすい。 ---[[《アストラル・ハート》]]登場後は、[[《アストラル・リーフ》]]を8枚体制に出来るようになり、序盤の安定性が向上した。 -[[《アストラル・リーフ》]]の他にも[[《離撃の面 ジョンマジロ》]]など、マナ送りにしたいクリーチャーは十数年の間に大分増えた。[[《アストラル・リーフ》]]が初手で来なかった時のリカバリーがし易くなるので、それらを5枚目以降のマナ送り要員としてデッキを組むのも良いだろう。 *【現代版ターボメビウス】 [#o76e03e7] **概要 [#z3ceaed3] [[《アストラル・リーフ》]]と[[《メビウス・チャージャー》]]のコンボをそのままに、それらを十全に生かせるコンボパーツやフィニッシャーを現代スペックのものに入れ替えたデッキ。&br;主に水と自然で構築され、構築によっては闇が入る。&br;既存のデッキのドローとマナブーストの枠を[[《アストラル・リーフ》]]および、[[《アストラル・ハート》]]とその進化元、[[《メビウス・チャージャー》]]に差し替えたデッキが多い。 |アストラル・ハート VR 水文明 (2)| |NEOクリーチャー:サイバー・ウイルス 3000| |''NEO進化'':水のクリーチャー1体の上に置いてもよい。| |このクリーチャーが出た時、カードを3枚引く。その後、このクリーチャーがサイバー・カードから進化していなければ、自分の手札を3枚、好きな順序で山札の上に置く。| **主要カード [#o801912d] 【ターボメビウス】を【ターボメビウス】足らしめる部分。 可能な限り最大枚数採用したい。 |[[《アストラル・リーフ》]]|[[cip]]で3枚ドロー。《アストラル・ハート》と違いドローが任意。| |[[《メビウス・チャージャー》]]|このデッキの名を冠するカード。&br;自分のクリーチャーを1体マナゾーンに置く[[チャージャー]]。《アストラル・リーフ》に使うと実質3コスト3ブースト| |[[《アストラル・ハート》]]|[[cip]]でサイバーから進化していれば3ドロー、そうでない場合はその後手札を3枚山札の上に戻す。&br;普通に使う分にはパワー以外[[《アストラル・リーフ》]]の上位互換と言っても差し支えない。&br;またこのカードが[[《アストラル・リーフ》]]および、[[《アストラル・ハート》]]の進化元にもなれる| **採用候補カード [#d9da09b9] 進化元やフィニッシャーなどの コンセプトによって変わる部分。 ***フィニッシャー [#e9abb53e] デッキの到達点。構築によって、採用候補が変わる。 |[[《水上第九院 シャコガイル》]]|水文明、[[エクストラウィン]]型のフィニッシャー&br;山札の最後の1枚を引くとき、勝利する。| |[[《S級宇宙 アダムスキー》]]|水文明、[[ライブラリアウト]]型のフィニッシャー&br;コマンドに[[侵略]]して、相手の山札を削る。| |[[《魔誕の斬将オルゲイト》]]|水文明、ロック型のフィニッシャーその1&br;相手の[[cip]]を奪ったり、攻撃メタ能力で蓋をして安全に攻略する。&br;上との組み合わせもあり。| |[[《爆藍月 スケルハンター》]]|~| |[[《カンゼン邪器 <不明.鬼>》]]|自然文明、ロック型のフィニッシャーその2&br;相手がクリーチャーを出すのに反応して[[《クロック》>《終末の時計 ザ・クロック》]]を出して封殺する。| |[[《自然の四君子 ガイアハザード》]]|自然文明、ロック型のフィニッシャーその3&br;こちらのマナが多ければ、相手のクリーチャーを置換でマナに送る。| |[[《CRYMAX ジャオウガ》]]|闇文明、攻撃型のフィニッシャー&br;これ+もう1体いればダイレクトアタックまで持っていける。| ***進化元候補のカード [#x71eb321] [[《アストラル・リーフ》]]および、[[《アストラル・ハート》]]の進化元 最速進化を狙う為、コスト1のサイバー・ウイルスが主な候補になる |[[《フラワー・ハート》]]|コスト1のサイバー・ウイルス。ブロッカー&br;破壊されたら1ドロー。下と違い、[[超魂X]]を持ち、進化元にしても役に立つ。| |[[《ビリビリ・ジェリー》]]|コスト1のサイバー・ウイルス。ブロッカー&br;破壊されたら1ドロー。上の5枚目以降のカード。| |[[《バブル・ボール》]]|コスト1のサイバー・ウイルス。&br;タップしたら1ドロー。こちらは[[ハイパーモード]]や[[ハイパーエナジー]]と相性がいい。| |[[《アロマの海幻》]]|コスト1のサイバー・ウイルスの[[タマシード]]。&br;このカードから進化すると[[アンブロッカブル]]を付与する、[[タマシード]]なので狙われにくい。| |[[《タイニー・クリル》]]|コスト1のサイバー・ウイルス。&br;破壊されたら手札に戻る。| |[[《「流星の雫」》]]|コスト''2''のサイバー・ウイルス。&br;[[ギャラクシールド]]経由ならコスト1で召喚可能。| |[[《アストラルの海幻》]]|コスト''2''のサイバー・ウイルスの[[タマシード]]。&br;[[cip]]で[[《エマージェンシー・タイフーン》]]を放つ、こちらも[[タマシード]]なので狙われにくい。| |[[《パラダイス・アロマ/「挑戦、それは終わりなきスパイラル!」》]]|元殿堂入り同士の[[ツインパクト]]。&br;[[G・ゼロ]]持ちサイバー・ウイルス/[[《スパイラル・ゲート》]]のやや上位互換&br;このカードを構築に入れるなら、別途[[サイバーロード]]を入れる必要がある。| ***主なコンボカード [#l2a165ef] 主要カードとの噛み合いが良いカードたちや、過去に採用されたカードの上位互換など。 更なるマナブーストができたり、上振れでループ染みた動きをすることも。 |[[《完璧妖精サエポヨX》]]|コスト2の[[ハイパーモード]]持ちスノーフェアリー。&br;[[ハイパーモード]]起動でマナから1度だけ召喚可能になる。| |[[《誠実妖精スミレ》]]|コスト9のスノーフェアリー、マナのコスト2以下のカード枚数分コストが下がる。&br;[[cip]]で2マナブースト、タップした時コスト2以下のクリーチャーを3体踏み倒す。| |[[《薔薇の使者/ガイアズ・ソング》]]|[[ツインパクト]]化した[[《ガイアズ・ソング》]]&br;クリーチャー面がついたため、[[《トレジャー・マップ》]]等でサーチが可能になった。| |[[《シェル・アルカザール》]]|コスト2のコロニー・ビートル。&br;序盤のマナブースト、メタクリの除去、コンボパーツのマナ送りなど| |[[《竹馬の超人/テイクバック・チャージャー》]]|コスト7のジャイアントとコスト3の[[チャージャー]]のツインパクト。&br;序盤のマナブースト、メタクリの除去、コンボパーツのマナ送りなど| |[[《わかりミーア♥》]]|コスト2のドリームメイト。&br;序盤のマナブースト、コンボパーツのマナ送りなど&br;上2つと違いメタクリ除去は出来ないが、[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]に妨害されない。| |[[《USHI和歌轟-8》]]|コスト3のヒューマノイド/テクノ・サムライ。&br;上3つと似た能力を持つが、こちらはマナゾーンに置いたカードがタップしない。| |[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|コスト3のアウトレイジMAX、[[《カンゼン邪器 <不明.鬼>》]]と共に使われる。&br;場に出たら、ターンの残りを飛ばす。| |[[《完璧妖精ゴメスX》]]|コスト3のスノーフェアリー、軽量版[[《霊騎ラグマール》]]。&br;[[《カンゼン邪器 <不明.鬼>》]]との組み合わせで、相手のクリーチャーが出るたびマナ送りにする。| |[[《天災 デドダム》]]|コスト3のトリニティ・コマンド、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]と共に使われる。&br;汎用的なリソース確保カード、色確保も兼ねて採用される。&br;コマンドなので[[封印]]も剥がせる。| **このデッキの回し方 [#tb4aa0e9] [[エクストラウィン]]型の理想的な動きは [[エクストラウィン]]型の理想的な動きは下記の通り +[[《フラワー・ハート》]]を召喚。 +[[《アストラル・ハート》]]を召喚。 +[[《メビウス・チャージャー》]]でリーフと進化元と自身をマナに送る。 +[[《誠実妖精スミレ》]]と[[《完璧妖精サエポヨX》]]のコンボで展開、マナブースト、山札圧縮を進める。 +[[《水上第九院 シャコガイル》]]を召喚し[[エクストラウィン]]。 ***長所 [#g1888817] 手札とマナが大きく伸びるのが大きな特徴。 またコストが軽いクリーチャーが多いので、序盤から動きやすい。 ***短所 [#jdbf0136] デッキの構造上、序盤にメタクリーチャーを立てることが困難で、相手の妨害が難しい。 採用候補になりえる[[S・トリガー]]持ちが[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を除けば控えめな性能ばかりで受けが弱くなりがち。 **参考 [#s7f65b35] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/除去コントロール]] -[[デッキ集/ターボ・ビッグマナ]] -[[【リーフメビウス】(デュエプレ)>【アストラル・リーフ】 (デュエプレ)#mobius]] &tag(デッキ集,除去コントロールデッキ,ターボ・ビッグマナデッキ);