#author("2024-11-18T10:44:03+09:00","","")
#author("2024-11-21T13:55:10+09:00","","")
*【ジョーカーズ】[#e160882d]

[[デュエル・マスターズ]]新世代の、主人公のカード群として登場した[[種族]]「[[ジョーカーズ]]」で構成した[[ビートダウン]][[デッキ]]。

[[無色]]の[[ジョーカーズ]][[カード]]は、五[[文明]]が得意とする戦術([[水]]の[[ドロー]]、[[自然]]の[[マナ加速]]等)を駆使して戦う。[[コスト]]の[[軽い]]カードが多いため、このカード群が出る前の[[環境]]では味わえなかった[[無色]]の[[ビートダウン]]戦術を体験できる。

また、「[[山札の下]]に送る[[除去]]」、「[[バトルゾーン]]や[[マナゾーン]]の[[ジョーカーズ]]の数で強化される[[能力]]」といった彼ら特有の性質も併せ持っている。
具体例としては、[[《超特Q ダンガンオー》]]や[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]のような[[マナゾーン]]や[[バトルゾーン]]の「ジョーカーズの数」を参照するカード(いわゆる[[ジョーカーズレベル]])や、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]のように他のジョーカーズの[[能力]]を使うカードがある。また[[《キング・ザ・スロットン7》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]のようにジョーカーズ以外のカードを[[事故]]要因にしてしまうカードも存在する。
そのため、[[能力]]を最大限に活かすべく[[デッキ]]の[[カード]]は[[ジョーカーズ]]で固める事が多い。これまで[[種族デッキ]]は数多く存在したが、【ジョーカーズ】ほど同種族に依存している[[デッキ]]は他にないだろう。

後に、[[文明]]を持つ[[ジョーカーズ]]も登場している。[[火]]の場合は[[ビートジョッキー]]の[[B・A・D]]を模した[[J・O・E]]など新章以降の各文明や種族の代表的な能力や要素を受け継いでいる。

カードプールの拡大と共に様々なデッキタイプが構築されており、大まかに分けて、
・[[《メラビート・ザ・ジョニー》]]をフィニッシャーとした[[【メラビートジョーカーズ】]]
・[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]をフィニッシャーとした[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]
・[[自然]]のジョーカーズを中心とした[[【緑ジョーカーズ】]]
・[[GR召喚]]で大量展開をねらう[[【GRジョーカーズ】]]
・[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]]など[[水]]ジョーカーズと[[GRクリーチャー]]を主軸とした[[【青ジョーカーズ】]]
などがある。詳しくは各ページを参照。

ここでは[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]以外の[[無色]]の【ジョーカーズ】について説明する。

*無色の【ジョーカーズ】 [#d7f945e7]

[[新章>新章デュエル・マスターズ]]が始まって早々に誕生した[[無色]]カードを中心とした元祖【ジョーカーズ】。[[フィニッシャー]]は、主に[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]、[[《超特Q ダンガンオー》]]、[[《ガンバトラーG7》]]がよく使われた。
後に、[[DM24-BD2 「ドリーム英雄譚デッキ ジョニーの書」>DM24-BD2]]の発売と[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]の殿堂解除によって環境へと帰還した。

**ジョーカーズ・カード [#o09a80f7]
***[[フィニッシャー]] [#z9c8cffe]
|[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]|[[攻撃]]後に相手の[[シールド]]も[[クリーチャー]]もなければ[[エクストラウィン]]|
|[[《ハイパー・ザ・ジョニー》]]|[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の[[ハイパーエナジー]]付きバージョン&br;最速3ターン目に着地|
|[[《超特Q ダンガンオー》]]|[[ブレイク]]能力に特化したカード|
|[[《ガンバトラーG7》]]|場の[[ジョーカーズ]]に応じて大幅な[[コスト軽減]]。全軍を疑似[[スピードアタッカー]]化|
|[[《王道の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》]]|場とマナの[[ジョーカーズ]]の数だけ[[コスト]]を[[軽減>コスト軽減]]&br;[[G・ストライク]]&擬似SA能力&[[ジョーカーズ]]のパンプアップ&[[cip]]で限定的な[[呪文ロック]]|
|[[《夢の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》]]|[[バラエティ・ブレイカー]]&コストが異なる自分のクリーチャーが5体以上あれば[[G・ゼロ]]&br;[[攻撃]]中の[[召喚ロック]]|

***アタッカー・除去 [#rc4812e3]
|[[《燃えるデット・ソード》]]|高コストだが、相手との[[アド>アドバンテージ]]差を簡単にひらける|
|[[《バレット・ザ・シルバー》]]|相手が3体[[召喚]]をしていればタダ出し。[[cip]]と攻撃時に[[ジョーカーズ]]を踏み倒せる|
|[[《三冠王者 ドツキング》]]|パワーの低い同族の肩代わり|
|[[《チョートッQ》]]|[[疑似スピードアタッカー]]。[[ジョーカーズレベル]]2で[[W・ブレイカー]]に|
|[[《ドツキ万次郎》]]|数少ない低コスト[[除去]]|
|[[《ワッショイ万太郎》]]|[[進化]]して出せば3マナ[[W・ブレイカー]]の[[NEOクリーチャー]]|
|[[《TOYザマス》]]|[[裁きの紋章]]メタ|
|[[《デック・ザ・デッキー》]]|攻撃時に軽量クリーチャーを除去可能な[[NEOクリーチャー]]|
|[[《アリゾナ・ヘッドショット》]]|[[カード指定除去]]呪文|
***サポート [#qa3e923f]
|[[《ヤッタレマン》]]|[[一撃奪取]]を超える[[コスト軽減]]獣|
|[[《チョコっとハウス》]]|攻撃時に[[手札]]を[[マナ]]に置ける2コストの[[ジョーカーズ]]|
|[[《シャダンQ》]]|[[G・ゼロ]]で出る実質ブロッカー。打点にもなる|
|[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]|[[《トレジャー・マップ》]]のような[[サーチ]][[呪文]]|
|[[《パーリ騎士》]]|[[墓地]]からの[[マナブースト]]カード|
|[[《ベイビーポンの助》]]|マナ数を超過する敵獣を[[着地置換効果]]で[[山札送り]]にする[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《洗脳センノー》]]|召喚以外の方法で出すことそのものを禁止する[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《万能バンノー》]]|[[速攻メタ]]&1[[ドロー]]|
|[[《バッテン親父》]]|「攻撃を[[中止]]させる」疑似[[ブロッカー]]|
|[[《ツタンカーネン》]]|[[cip]]で1[[ドロー]]|
|[[《東大センセー》]]|心理戦をかけられる特殊な手札補充要員|
|[[《ヘルトッQ》]]|味方の[[ジョーカーズ]]の数だけ[[ドロー]]&即攻撃|
|[[《ヘルコプ太》]]|味方の[[ジョーカーズ]]の数だけ[[ドロー]]|
|[[《The ラー漢》]]|軽量の[[無色]]獣。[[バニラ]]だが《ヤッタレマン》と違い[[《戦慄のプレリュード》]]を邪魔しない|
|[[《消王ケシカス》]]|「ノーン!!」と叫べば[[cip]]を打ち消す事ができるコントロール軸の要|
|[[《ポクチンちん》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]兼[[墓地利用メタ]]。自分に使えば[[山札回復]]にも|
|[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]|[[ジョーカーズレベル]]7による[[G・ゼロ]]。[[カード指定除去]]、[[疑似スピードアタッカー]][[付与]]、能力[[無視]]から選べる|
|[[《ネフェルカーネン/タイム・ストップン》]]|[[cip]]で[[デッキトップ>山札の上]]を確認し、[[ジョーカーズ]]なら手札に/受け札|
***S・トリガー [#x0412940]
|[[《ゲラッチョ男爵》]]|器用なカード位相変更能力を持つ|
|[[《ハクション・マスク》]]|相手の小型を1体破壊。[[アンタッチャブル]]も倒せる|
|[[《激怒! 富士山ン》]]|コスト3以下を1体破壊|
|[[《バイナラドア》]]|非常に優秀な[[除去]]獣|
|[[《ウラNICE》]]|普通に使うと1ドローだが、[[スーパー・S・トリガー]]で[[全体除去]]に|
|[[《タイム・ストップン》]]|[[ジョーカーズ]]の[[スーパー・S・トリガー]]|
|[[《RinRin Kids》]]|[[コスト]]3以下の[[エレメント]]を[[山札送り]]&br;[[S・トリガー・プラス]]により、[[ターンの終わり]]まで[[敗北回避]]|

**ジョーカーズ以外のカード [#lcb00faa]
***呪文 [#k5d0f67e]
|[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]|[[無色]]獣がいればノーコストで最大3枚[[ドロー]]|
|[[《戦慄のプレリュード》]]|《ジョリー・ザ・ジョニー》などを[[コスト軽減]]|
|[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]|[[アタック・チャンス]]で最大で3枚[[シールド]]を[[追加ブレイク]]|
|[[《ファイナル・ストップ》]]|コントロール軸のエンドカードの1つ|
|[[《DNA・スパーク》]]|コントロール軸のエンドカードの1つ。[[光]]の[[S・トリガー]]。&br;[[S・トリガー獣]]メタをケアできるのが強い。[[手打ち]]して[[オールタッパー>オールタップ]]にも|
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|コントロール軸の強力な除去札。[[コスト踏み倒し]]系統に対しては相手に対して一方的に刺さる。&br;[[S・トリガー]]もついているので一発逆転もザラ|
|[[《DNA・スパーク》]]|コントロール軸のエンドカードの1つ。[[光]]の[[S・トリガー]]&br;[[S・トリガー獣]]メタをケアできるのが強い。[[手打ち]]して[[オールタッパー>オールタップ]]にも|
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|コントロール軸の強力な除去札。[[コスト踏み倒し]]系統に対しては相手に対して一方的に刺さる&br;[[S・トリガー]]もついているので一発逆転もザラ|

***クリーチャー [#ta580a2f]
|[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|[[《テック団の波壊Go!》]]対策&br;4枚積みの[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]を初手に確保できる確率が約0.9%向上する|

***D2フィールド [#l22c8cd0]
|[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]※|大量展開するデッキで有効に働く[[コントロール]]手段|

**サンプルレシピ [#u1cb6458]
「デュエル・マスターズ全国大会2017」ベスト8

|■[[カード名]]|[[文明]]|枚数|
|■[[クリーチャー]]|| |
|[[《ヤッタレマン》]]|[[無色]]|4|
|[[《チョコっとハウス》]]|[[無色]]|4|
|[[《洗脳センノー》]]|[[無色]]|4|
|[[《パーリ騎士》]]|[[無色]]|4|
|[[《ヘルコプ太》]]|[[無色]]|4|
|[[《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》]]|[[無色]]|3|
|[[《消王ケシカス》]]|[[無色]]|3|
|[[《超特Q ダンガンオー》]]|[[無色]]|3|
|■[[呪文]]|[[文明]]|枚数|
|[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]|[[無色]]|4|
|[[《夢のジョー星》]]|[[無色]]|3|
|[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]|[[無色]]|3|
|[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]|[[水]]|1|

**特徴 [#td49497f]
基本的に2ターン目[[《ヤッタレマン》]]か[[《チョコっとハウス》]]を立て、[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]の[[G・ゼロ]]を使って一気に手札を稼ぐ。
コスト軽減やマナ加速でフィニッシャーへ繋げる一方で、状況に応じて[[《洗脳センノー》]]で相手の[[コスト踏み倒し]]を規制したり、[[《ヘルコプ太》]]でさらに手札を集めたりすると良い。
早くて4ターンから5ターンで[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]や[[《超特Q ダンガンオー》]]などが召喚でき、そうしたフィニッシャーと共に過剰打点を活かして1ショットキルすることができる。終盤になればクリーチャーと手札の両方が2桁に達することも珍しくないので、上手く回れば単体除去では手に負えなくなる。

[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]のおかげで無色ならどのクリーチャーからでも簡単に大量ブレイクできるので、最悪の場合はそれを活かしてごり押ししても勝てないことはない。[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]でウィニーを強化することに特化した【速攻】構築もある。

ジョーカーズのカードパワーでは終盤が不安というプレイヤーの中には、ドローソースで[[《戦慄のプレリュード》]]をかき集めて[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]を召喚するプランも考案する者もおり、このようなタイプが大会で結果を残している。

後に[[《消王ケシカス》]]、[[《アリゾナ・ヘッドショット》]]などの相性の良いカードが登場するとコントロールに寄せたデッキタイプが一般的になり、[[《ファイナル・ストップ》]]も導入されるようになった。同時に、[[《ファイナル・ストップ》]]を手打ちするための色合わせと防御拡充のために[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]もタッチされるに至った。

[[DMRP-04裁]]期には[[《ベイB ジャック》]]の能力を活かして展開力と【速攻】性能を激化させつつ、メインプランとしては[[《ヘルコプ太》]]や[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]での大量ドローによる[[【フォーミュラエクストラウィン】]]を狙う[[青緑]][[ジョーカーズ]]が流行し始めた。

全体的に[[コスト軽減]]による[[召喚]]がメインの動きであり、特に[[《ガンバトラーG7》]]型の場合は主力カードが1コストから2コストで召喚できるため、[[《異端流し オニカマス》]]などの召喚以外に反応するコスト踏み倒しメタに強い。

このように優秀なカードが出るたびに[[デッキ]]構築の幅が広がるアーキタイプだが、[[プレイング]]に乱れが生じないようにするためには、4×10枚という[[デッキビルディング]]をあまり崩さないようにして、フィニッシャーを欲張らない方が良い。同じ種類のカードを連打するプレイングも前提視されるので、ドローソースが豊富といってもピン挿し、2枚積みを増やすとデッキの安定度が下がってしまう。

**弱点 [#ve2c606d]
[[ウィニー]]中心なので[[全体除去]]には弱く、大量展開でカバーできるものの1体1体は軽量除去で軽く吹っ飛ぶパワーラインである。とはいえ大量の手札でしつこく後続を出せば良い上に[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の[[エクストラウィン]]でしばしば強引に勝てるので、ウィニー中心のデッキだからといって一概に終盤が弱いとは言い切れない。

マナ加速、除去、[[S・トリガー]]などの能力が一通り揃ってはいるが、ジョーカーズ・クリーチャーの能力は本来の[[色]]の役割を持つ各文明の劣化であるというケースが目立つ。[[ドロー]]と[[コスト]]軽減を除けば、ジョーカーズが強いのはあくまで強いのはジョーカーズであり無色であることに対する利点によるのであって、カードパワーによるごり押しは比較的難しい。

また、[[《バッテン親父》]]のように[[攻撃]]を防ぐ[[クリーチャー]]も存在するが、基本的に防御は得意ではないので、[[シールド]]が0の状態で[[ダイレクトアタック]]を受けるとたいていは負けてしまう。

[[コマンド]]を入れる余地がなく、自身を対象とした[[カード指定除去]]カードも[[ジョーカーズ]]にはないため、[[封印]]に対処できない。手札や墓地から突然現れる[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]は警戒するに越したことはない。

頭数がそれほど並んでいない状況で[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]などの[[打点]]増強系を利用して1体の打点に懸ける場合、相手の1体のブロッカーに難儀することも。幸い除去も最低限デッキに存在しており打点も並びやすいため、判断を誤らなければこのような状況にはなりづらい。

* 【Finalジョーカーズ】[#jfinal]

**概要 [#heb81916]
[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]の登場を機に組まれるようになった、新たな【無色ジョーカーズ】。[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]を用いる[[【ジョラゴンループ】>【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]の機構までもが組み込まれており、まさしく「[[ジョー編]]における無色ジョーカーズの集大成」とも呼べるデッキ。

|ジョリー・ザ・ジョニー Final SR 無色[ジョーカーズ] (10)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 15000|
|相手のマナゾーンにある文明1つにつき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。|
|このクリーチャーは、出たターン、相手プレイヤーに攻撃できる。|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のカードを各文明1つずつ選ぶ。相手はそれらのカードを好きな順序で山札の下に置く。|

|勝熱と弾丸と自由の決断 VR 無色[ジョーカーズ] (4)|
|呪文:ジョーカーズ|
|''G・ゼロ'':バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計7枚以上あれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|▶︎バトルゾーンにある、コスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の山札の下に置く。|
|▶︎このターン、自分のクリーチャー1体は相手プレイヤーを攻撃できる。|
|▶︎相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの能力をすべて無視する。|

***主要カード [#cb97912f]
|[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]|相手の[[マナゾーン]]の[[文明]]に応じて[[コスト軽減]]。[[フィニッシャー]]から[[革命チェンジ]]元までこなす万能カード。&br;一部苦手な相手も居るので、[[4枚積み]]ではなく[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]で[[サーチ]]したい|
|[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]|[[ジョーカーズレベル]]7による[[G・ゼロ]]。[[カード指定除去]]、[[疑似スピードアタッカー]][[付与]]、能力[[無視]]から選べる|
|[[《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》]]|大型ジョーカーズのcipを使うフィニッシャー|
|[[《ガヨウ神》]]|ドローソース、《旅路》の革命チェンジ元を同時にこなす 【ジョラゴンループ】のパーツにも|

***候補大型ジョーカーズ [#ea72dd53]
|[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]※|ジョーカーズ最強のフィニッシャー|
|[[《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]|更なるジョーカーズを踏み倒し、[[即座に攻撃させる>バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]|
|[[《アイアン・マンハッタン》]]|相手のシールドを2枚に減らし、さらに展開を[[ロック]]。踏み倒し前提で[[タッチ]]として入れる|
|[[《燃えるデット・ソード》]]|相手の[[手札]]、[[マナゾーン]]、[[バトルゾーン]]から[[山札送り]]させた上で3枚も[[ドロー]]できる|
|[[《ザンジェットW7》]]|相手クリーチャーの除去。《ジョラゴン》存在下ではさらに連鎖|

**特徴 [#b9ed1dab]
序盤は[[《ヤッタレマン》]]や[[《パーリ騎士》]]で盤面とマナを伸ばしていく。
ある程度マナが溜まり[[ジョーカーズレベル]]を満足に使えるようになったら、[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]で相手の[[メタ]]クリーチャーなどの厄介なクリーチャーを処理しつつ、[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]を召喚。[[アタックトリガー]]で盤面を荒らしつつ[[《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》]]に[[革命チェンジ]]し、強力なジョーカーズのcipで一気に相手を制圧する。
[[単色]]デッキなどで《ジョニーFinal》の刺さりが悪い場合は、[[《ガヨウ神》]]が革命チェンジ元になる。この際も《ガヨウ神》をすぐ攻撃させてくれる《勝熱と弾丸と自由の決断》が役に立つ。
[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]を運良く引けた場合は、《旅路》と合わせ【ジョラゴンループ】を決めてしまおう。この時、相手次第では《ジョニーFinal》はコスト0で召喚して《ジョラゴン》を1軽減する強力な相棒になるのみならず、[[《アイアン・マンハッタン》]]や[[《キング・ザ・スロットン7》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]による[[1ショットキル]]を狙う際には低コストで再び現れて打点を補強してくれる。《マンハッタン》の弱点である「このカード単体では勝負を完全には決めきれない」という問題も、このデッキなら横に並ぶ《ジョニーFinal》が解決してくれる。

その展開力のおかげで、[[防御札]]満載の[[【赤黒ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】]]も苦にしない。

**環境において [#ob031f0f]
グランプリ4thでは、[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]][[《戦慄のプレリュード》]][[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の3枚を除き、[[カードプール]]は[[DMRP-01]]と[[DMSD-01]]、及び一部[[プロモ>プロモーション・カード]]しかないにもかかわらず準優勝の快挙を成し遂げた。
-余談だが、決勝卓の対戦相手は[[【モルト NEXT】]]であり、「アニメ『VSRF』最終回はGP4thの予言だったのではないか」とも言われている(《モルトNEXT》は最終回の対戦相手である、[[ジョー>切札 ジョー]]の父親、[[勝太>切札 勝太]]の使用札であり、【モルトNEXT】の構成パーツの多くも実際に勝太が使用したカードである)。

「超CS in 熊本」では[[【ロージアミラダンテ】]]や[[【ドルマゲドンX】]]などの[[S・トリガー]]による受けが強いデッキが多く、そうしてメタられていたためか[[【赤単ブランド】]]と共にベスト16入りを逃している。

「デュエル・マスターズ全国大会2017」では防御札をほとんど積まない環境を突いた高速ビートダウンを行いつつ各種メタを張れる点が活き、ベスト8入賞が2人。

「デュエル・マスターズグランプリ-6th」では3人1組のチーム戦という性質上まんべんなく勝てるデッキが好まれ、全体除去やコスト軽減メタなどで簡単にメタを張られてしまう性質、デッキパワーの低さからベスト4進出4組12人中1人もこのデッキを使用しなかった。特に[[【デ・スザーク】]]が決勝進出者4組12人中3組4人が使用していたことが大きかった。
-それでも、ベスト64進出者の内[[【ジョーカーズ】]]の使用者は49人を記録し、その内を[[《ガンバトラーG7》]]型を41人が、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]型を8人が使用しており、使用率で言えばトップというべき活躍を果たした。平均出力が高く、多少の[[プレイング]]ミスが挽回できたのが躍進の要因と言える。

このようにして登場以来トップメタを走ってきたこのデッキだったが2018年7月14日に、[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]が[[殿堂入り]]。無色のみでデッキを構築する意義は減少し、文明を持ったジョーカーズも増加した事で環境を退く。だがデッキ自体が崩壊したわけではなく、また無色のジョーカーズにも度々新規カードが登場し続けていた。

そして[[DMEX-19]]で[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]と[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]が登場すると、それらに加えて[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]の機構を折衷した新たな【Finalジョーカーズ】が成立。環境でも再び見られるようになった。[[《燃えるデット・ソード》]]での[[ランデス]]のおかげで[[マナゾーン]]にキーカードを装填する動きを取る[[【キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]]に強気に出られるのも利点の1つ。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])では【Finalジョーカーズ】がベスト16に1人残った。公式発表上【無色ジョーカーズ】は、ベスト128に予選突破デッキ中8位タイの5人(同率に[[【キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]]、[[【我我我ブランド】]]、[[【星雲人シヴァンリンネ】]]がランクイン)を送り出している((公式発表上は7位に【青黒緑ハンデス有象夢造】(6人)がランクインしているが、2位(10人)を記録した【青黒緑CRYMAXジャオウガ】構成が類似するため合算して考えることもできるとの見解が示されている。そのため、公式発表上それ以降の順位のデッキはそれに従い、順位を1つ繰り上げるものとする。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp2022b_bd/]]))。

そして[[王道篇]]に入り無色型に転機が訪れる。2024年8月10日に[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]の[[殿堂解除]]、ジョーカーズのスーパーデッキ[[DM24-BD2]]収録の[[《王道の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》]]、[[《ネフェルカーネン/タイム・ストップン》]]、[[《ヘルトッQ》]]、[[DM24-RP3]]収録の[[《ハイパー・ザ・ジョニー》]]、[[《ベイビーポンの助》]]など大量の新規により大幅強化を受け環境中位に浮上した。

[[DM24-EX2]]にて強力な[[クリーチャー]]封じ札の[[《夢の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》]]を獲得。

『[[DMGP2024-2nd>公認グランプリ]]』Day2の[[オリジナル]]部門では【ジョーカーズ】括りで予選突破のベスト128進出者6人を記録し、予選実績6位を記録。しかし本戦ではベスト8進出を逃している。
**参考 [#d5b3225a]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/速攻]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[ジョーカーズ]]
-[[【メラビートジョーカーズ】]]
-[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]
-[[【緑ジョーカーズ】]]
-[[【GRジョーカーズ】]]
-[[【青ジョーカーズ】]]
-[[【青緑ジョーカーズ】]]
-[[【フェニクジャーラ】]]
-[[【赤青ジョーカーズ】]]
-[[【赤緑キリフダッシュ】]]
-[[DMSD-01 「NEWヒーローデッキ ジョーのジョーカーズ」>DMSD-01]]
-[[DMSD-04 「ジョーカーズ・弾銃炸裂・スタートデッキ」>DMSD-04]]
-[[DM24-BD2 「ドリーム英雄譚デッキ ジョニーの書」>DM24-BD2]]

&tag(デッキ集,速攻デッキ,ビートダウンデッキ,種族デッキ,【ジョーカーズ】);