#author("2023-03-26T11:36:41+09:00","","")
#author("2023-07-16T12:34:23+09:00","","")
*【シャングリラ】 [#i618b7ce]

強力な[[進化]][[ガーディアン]]の[[《「無情」の極 シャングリラ》]]を主軸にした[[デッキ]]。

|「無情」の極 シャングリラ VIC 無色 (11)|
|進化クリーチャー:ガーディアン/ゼニス 17000|
|超無限進化・Ω−ガーディアンを1体以上自分の墓地、マナゾーン、またはバトルゾーンから選び、このクリーチャーをそのカードの上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそのクリーチャーを自身の山札に加えてシャッフルする。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがタップされている時、相手のクリーチャーは攻撃できない。|
|エターナル・Ω|

|無情秘伝 LOVE×HATE(ラブアンドヘイト) R 無色 (9)|
|無情秘伝 LOVE×HATE R 無色 (9)|
|呪文|
|アタック・チャンス−《「無情」の極 シャングリラ》(自分の《「無情」の極 シャングリラ》が攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。)|
|クリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|
|バトルゾーンに自分のゼニスがあれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそのクリーチャーを自身の山札に加えてシャッフルする。|

[[《「無情」の極 シャングリラ》]]は一度[[バトルゾーン]]に出せれば、[[メテオバーン]]で相手の場を荒らしながら強引に攻め込んでいける。さらに[[タップ]]状態ならば相手の[[攻撃]]を一切封じ、[[除去]]されても[[エターナル・Ω]]で[[進化元]]ごと[[手札]]に戻るので非常に心強い。

反面、素の[[マナコスト]]は11と非常に重いので、[[デッキビルディング]]の際はその点を考慮に入れる必要がある。

専用の[[アタック・チャンス]][[呪文]]に[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]があり、[[《「無情」の極 シャングリラ》]]を9マナで[[リアニメイト]]することが可能。しかし、それでも[[重い]]ことには変わりないので[[マナブースト]]は必須だろう。

[[進化元]]である[[ガーディアン]]を擁する[[光]]、[[マナブースト]]と[[サーチ]]を行う[[自然]]、[[墓地肥やし]]の[[闇]]を使った[[【白黒緑コントロール】]]として組まれることが多い。

[[ガーディアン]]は[[光]]と[[闇]]の双方に存在するため、どちらかしか使わない構築も可能。

**主要カード [#gce44a09]
|[[《「無情」の極 シャングリラ》]]|[[コンセプト]]|
|[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]|《シャングリラ》の専用サポート[[呪文]]|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|基本[[マナブースト]]|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~|
|[[《フェアリー・Re:ライフ》]]|~|
|[[《白骨の守護者ホネンビー》]]|[[cip]]で[[墓地肥やし]]と[[墓地回収]]|
|[[《白骨の守護者ホネンビー GS》]]|上記の[[転生]]版。[[G・ストライク]]|
|[[《光牙忍ハヤブサマル》]]※|[[シノビ]]、[[殿堂入り]]|
|[[《龍装者 ジスタジオ》]]|《シャングリラ》に強力な[[耐性]]を付与|

**ガーディアンの候補カード [#wd92a091]
***光 [#h9186dc9]
|[[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]|[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[進化元]]を[[コスト踏み倒し]]|
|[[《守護聖天アーク・バイン》]]|[[進化クリーチャー]]。[[タップ能力]]で相手をタップ|
|[[《運搬の守護者 アル・ハコブ》]]|[[cip]]で味方を[[タップ]]すると1[[ドロー]]|
|[[《束縛の守護者ユッパール》]]|[[フリーズ]]で相手を拘束|
|[[《愛々の守護者チョップルン》]]|軽量[[無限ブロッカー]]|
|[[《空域の守護者ブインビー》]]|相手のサイキックに反応して巨大化するブロッカー|
|[[《侵攻の守護者ガチャピンチ》]]|[[ウルトラ・セイバー]]で[[ガーディアン]]を守る|
|[[《蒼月の守護者グーゼ・ノース》]]|相手ターン中のみ[[バウンス]]が効かないブロッカー|
|[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]|[[置きドロー]]。場持ちは良くないので採用率は控えめ|
|[[《神託の守護者ミント・シュバール》]]|[[スリリング・スリー]]で[[呪文]]を[[サルベージ]]|
|[[《黙示聖者ファル・レーゼ》]]|呪文を回収。《ミント・シュバール》を使わない場合|
|[[《時空の守護者ジル・ワーカ》]]|[[pig]]で敵獣を2体[[タップ]]する軽量[[ブロッカー]]|
|[[《光波の守護者テルス・ルース》]]|[[ランデス]]対策|
|[[《神魂の守護者シュノーク・ラー》]]|~|

***闇 [#p049c907]
|[[《埋葬の守護者ドルル・フィン》]]|[[pig]]で[[墓地肥やし]]する[[逆スレイヤー]]|
|[[《連隊の守護者ドクロンビー》]]|[[墓地]]の[[ガーディアン]]の数だけ軽くなる[[T・ブレイカー]]|
|[[《墓地の守護者メガギョロン》]]|[[cip]]で[[クリーチャー]]か[[呪文]]を[[サルベージ]]|

***無色 [#n14fc0b9]
|[[《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》]]|12マナの[[ゼニス]]。[[召喚]]時に[[攻撃強制]]させる|
|[[《「理想」の極 シャングリラ・エデン》]]|《シャングリラ》と似て非なる[[フィニッシャー]]|

***多色 [#ub6312a0]
|[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]|[[cip]]で[[マナゾーン]]から[[D2フィールド]]を出せる。&br;[[ガーディアン・コマンド・ドラゴン]]|
|[[《凶忍連結 ヒドラサマル》]]|味方全体に[[ブロッカー]]を付与する[[ブロッカー]]。&br;[[cip]]で2体まで[[墓地回収]]する[[ディスペクター]]|
|[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]|[[cip]]で[[墓地]]と[[マナ>マナゾーン]]を増やす[[マッハファイター]]。&br;[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[マナ>マナゾーン]]と[[墓地]]から最大1体ずつ踏み倒し。&br;[[タップ]]中、味方[[プレイヤー]]は[[攻撃されない]]|

***S・トリガー [#f74f4ffc]
|[[《迎撃の守護者エビンビー》]]|自身かコスト7以上の味方が出た時相手を[[タップ]]|
|[[《閃光の守護者ホーリー》]]|[[cip]]で[[オールタップ]]する[[ブロッカー]]|
|[[《「青寂の鐘笛」》]]|[[cip]]で[[プリン効果]]を付与する[[ブロッカー]]|

**自然の候補カード [#p1d7ccb6]
|[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]|[[軽量級]]の[[MF>マッハファイター]]。[[フィオナ・ガーディアン]]|
|[[《時空の庭園》]]|《ケルケルヨ》を使う場合の[[マナブースト]]|
|[[《ピクシー・ライフ》]]|[[無色]]を[[マナ回収]]できる[[マナブースト]]|
|[[《クレスト・EVOチャージャー》]]|[[進化]]を[[サーチ]]する[[Evoチャージャー]]|
|[[《ライフプラン・Re:チャージャー》]]|[[サーチ]]+[[マナブースト]] [[G・ストライク]]|
|[[《ハッスル・キャッスル》]]|[[クリーチャー]]を出すと1[[ドロー]]|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|《シャングリラ》を[[墓地]]に落とす。[[プレミアム殿堂]]|
|[[《幻緑の双月/母なる星域》]]|軽量[[マナブースト]]/[[進化]]を[[マナゾーン]]から出す|
|[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]|3マナブーストか[[マナ送り]]の[[爆進ダブル]]|
|[[《セブンス・タワー》]]|[[メタモーフ]]で3ブースト。|

**その他の候補 [#j1ce0a67]
|[[《解体人形ジェニー》]]|[[cip]]で[[ピーピングハンデス]]|
|[[《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]|[[無色]]を[[コスト軽減]]。[[文明追加]]/[[無色]]を[[コスト軽減]]|
|[[《戦慄のプレリュード》]]|[[無色]]を[[コスト軽減]]|

**このデッキの使い方 [#o1288bbb]
[[《フェアリー・ライフ》]][[《霞み妖精ジャスミン》]]の[[マナブースト]]からスタートし、[[《クレスト・EVOチャージャー》]]や[[《解体人形ジェニー》]]に繋ぐ。もしくは[[《白骨の守護者ホネンビー》]]で[[墓地肥やし]]し、あらかじめ[[墓地]]に[[《「無情」の極 シャングリラ》]]を落としておく。

その後は[[《セブンス・タワー》]]や[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]で[[マナブースト]]を行い、9マナ貯まったら[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]を詠唱。[[墓地]]の[[《「無情」の極 シャングリラ》]]を[[リアニメイト]]し、[[メテオバーン]]で[[除去]]しながら[[ビートダウン]]を開始する。

[[手札]]に[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]がもう1枚あれば、[[アタック・チャンス]]で唱えて更に別の《シャングリラ》を出すことも可能。[[墓地]]に落ちた[[呪文]]は[[《神託の守護者ミント・シュバール》]][[《黙示聖者ファル・レーゼ》]][[《墓地の守護者メガギョロン》]]で[[回収]]できるので、使い回すことは容易。

[[《「無情」の極 シャングリラ》]]は[[タップ]]状態の時に相手の[[攻撃]]を一切封じるので、攻守の両立が可能。[[除去]]されても[[エターナル・Ω]]で[[手札]]に戻るため、うかつに[[除去]]するともう一度[[メテオバーン]]を使われて余計に状況を悪化させることもある。

**弱点と対策 [#g0ddf1bb]
[[《「無情」の極 シャングリラ》]]は[[マナコスト]]が[[重い]]のがネック。悠長に[[マナ]]が貯まるのを待っていては、その間に[[制圧]]されてしまうだろう。ある程度《シャングリラ》なしでも戦っていけるような構築にしたい。

[[【白黒緑コントロール】]]の基盤が使用できるので、強力な[[光]]と[[闇]]の[[クリーチャー]]を運用しやすい。

また、《シャングリラ》は[[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]の[[アタックトリガー]]で[[コスト踏み倒し]]が可能。[[【タース・ケルケルヨ】]]にこの[[デッキ]]のギミックを組み込んだものもある。[[《クレスト・EVOチャージャー》]]のような共通のサポートカードもあるので組み合わせやすい。

**その他 [#va8293eb]
-[[《「無情」の極 シャングリラ》]]は[[除去]]されると[[エターナル・Ω]]によって、[[進化元]]ごと[[手札]]に戻る。そのため、大量の[[ガーディアン]]を重ねておけば、大幅な[[手札補充]]が可能。ただし、[[マナゾーン]]のカードを減らしてしまうと、再び[[召喚]]することに手間取る場合もあるので、程々にしたい。

-[[《「無情」の極 シャングリラ》]]は[[超無限進化・Ω]]なので、[[墓地]]、[[マナゾーン]]、[[バトルゾーン]]に少なくとも1体[[ガーディアン]]がいれば[[進化]]できる。ため、必ずしも[[デッキ]]を[[ガーディアン]]で固める必要はなく、[[《白骨の守護者ホネンビー》]]などのよく使われるものを挿しておけば十分な場合もある。

-大量の[[墓地肥やし]]を行うならば、[[《連隊の守護者ドクロンビー》]]の大幅な[[コスト軽減]]が可能。[[準バニラ]]とは言え、状況次第で3マナ前後で[[T・ブレイカー]]が出てくると考えればなかなか厄介だろう。

-[[《神託の守護者ミント・シュバール》]]で[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《時空の庭園》]]などの[[マナブースト]][[呪文]]を使い回し、[[《セブンス・タワー》]]から[[《母なる星域》]]に繋ぐやり方も存在する。上手く回れば5、6ターンで[[《「無情」の極 シャングリラ》]]を降臨させることが可能。

-[[革命編]]以降の[[高速化]]で一度は廃れたデッキタイプだが、[[DMRP-06]]で[[《龍装者 ジスタジオ》]]が登場すると、一度必要パーツを用意するとほぼ相手を詰みに持って行くことができる[[ロック]]デッキとなった。[[双極篇環境]]中盤以降は何度か[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞が報告されており、[[地雷]]としてのポテンシャルを取り戻した。

**参考 [#b10a8090]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[【白黒緑コントロール】]]
-[[【白緑コントロール】]]
-[[【白緑ビートダウン】]]
-[[ガーディアン]]
-[[種族デッキ]]
-[[《「無情」の極 シャングリラ》]]
-[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]
-[[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]

&tag(デッキ集,種族デッキ,【ガーディアン】);